JPH0448407Y2 - - Google Patents

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JPH0448407Y2
JPH0448407Y2 JP12863287U JP12863287U JPH0448407Y2 JP H0448407 Y2 JPH0448407 Y2 JP H0448407Y2 JP 12863287 U JP12863287 U JP 12863287U JP 12863287 U JP12863287 U JP 12863287U JP H0448407 Y2 JPH0448407 Y2 JP H0448407Y2
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JP
Japan
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container
lid
yolk
microwave
egg
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JP12863287U
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JPS6435305U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、家庭用の誘電加熱調理器、即ち電子
レンジで目玉焼を調理するための専用容器に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、例えば生卵を皿に載せて電子レンジに入
れ、これにマイクロ波を照射すると、卵の黄身が
破裂してしまい、目玉焼を調理することができな
かつた。
(考案が解決しようとする問題点) 卵の黄身は被膜で被われている。従つて、電子
レンジにより生卵をそのまま誘電加熱すると、先
に黄身の内部温度が高まつて膨張するため、上記
のように、黄身の被膜が破裂してしまうものと考
えられる。
従つて、本考案は、黄身を破裂させることな
く、電子レンジで目玉焼を調理することができる
専用の調理器を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の目玉焼調理器においては、上記問題点
を解決するため、卵の黄身の部分に当たるマイク
ロ波を遮断して白身の部分だけを加熱するように
したもので、容器1と蓋2とから成り、容器1
は、誘電体で略皿状に形成し、かつ容器1にはそ
の中心に卵の黄身を位置させるように中心に向か
つて徐々に低くなる収容凹所3を設け、また蓋2
は、容器1の収容凹所3を被うように透明な誘電
体で形成し、かつこの蓋2には、容器1内の卵の
黄身を被うように蓋2の中央部に位置してマイク
ロ波遮蔽板6を設けた。
(作用) 本考案の目玉焼調理器においては、卵を容器1
内に割入れると、自重により自然に黄身の部分が
容器1の中央に配置される。容器1に卵を割入れ
た後、これに蓋2を被せて電子レンジに入れ、マ
イクロ波を照射する。マイクロ波は蓋1を透過し
て卵を誘電加熱するが、黄身の上部にはマイクロ
波遮蔽板6があるので、マイクロ波はこれに遮断
されて黄身には照射されない。従つて、黄身の部
分は直接誘電加熱されないので、限定時間内には
破裂することがなく、黄身の周辺の白身の部分だ
けが昇温して焼けることになる。マイクロ波の照
射時間を適当に調整することによつて、焼けた白
身の熱を黄身に伝えるようにし、黄身の部分も半
熟状に調理することができる。
(実施例) 第1図、第2図に本考案の実施例を示す。図示
の実施例における目玉焼調理器1は、卵を収容す
る略皿状の容器1と、この容器1に被せられる蓋
2とから成る。
容器1は、合成樹脂、ガラス、陶器等の誘電体
で形成され、かつ卵を割入れたときに自然にその
中心に卵の黄身が位置するように、中心に向かつ
て徐々に低くなる断面略円弧状の収容凹所3を備
えている。また、容器1は外側対向部に一対の把
手4を備えている。
蓋2は、合成樹脂、ガラス等の透明な誘電体で
形成された本体5と、その内部に設けられたマイ
クロ波遮蔽板6とから成る。蓋本体4は、容器1
の収容凹所3を被うように形成され、上部中央に
は摘み7を備えている。
マイクロ波遮蔽板6は、アルミニウム等の導電
製の円形薄板から成り、容器1に被せたときに容
器1内の卵の黄身を被うことができるように適当
な大きさを備え、蓋本体5の中央部に配置されて
いる。
なお図示の実施例において、蓋本体5は合成樹
脂製であり、マイクロ波遮蔽板6は蓋本体5の内
部に設けられているが、これに限定されるもので
はなく、例えば蓋本体5の表面に銀ペーストプリ
ントによる薄膜状のマイクロ波遮蔽板を形成して
もよい。
この実施例の目玉焼調理器は、電子レンジでの
調理専用として用いる。調理に当たつて、卵を容
器1内に割入れると、卵は断面円弧状の収容凹所
3の傾斜に沿つて、自重により自然に中央部に移
動し、黄身の部分が容器1の中央に配置される。
容器1に卵を割入れた後、これに蓋2を被せて電
子レンジに入れ、マイクロ波を照射する。マイク
ロ波は蓋本体5を透過して卵を誘電加熱するが、
黄身の上部にはマイクロ波遮蔽板6があるので、
マイクロ波はこれに遮断されて黄身には照射され
ない。従つて、黄身の部分は直接誘電加熱されな
いので、所定の限定時間内においては内部が膨張
して破裂することがなく、黄身の周辺の白身の部
分だけが昇温して焼けることになる。マイクロ波
の照射時間を適当に調整することによつて、焼け
た白身の熱を黄身に伝えるようにし、黄身の部分
も半熟状に調理することができる。調理完了後
は、容器1の把手4を持つて電子レンジから取り
出し、蓋2を被せたまま食卓にのせることがで
き、この場合蓋2は保温作用を行う。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、目玉焼調理
器を容器1と蓋2とから構成し、容器1は、誘電
体で略皿状に形成し、かつ容器1にはその中心に
卵の黄身を位置させるように中心に向かつて徐々
に低くなる収容凹所3を設け、また蓋2は、容器
1の収容凹所3を被うように誘電体で形成し、か
つこの蓋2には、容器1内の卵の黄身を被うよう
に蓋2の中央部に位置してマイクロ波遮蔽板6を
設けたため、卵を容器1内に割入れて蓋2を被せ
るだけで自然に黄身をマイクロ波遮蔽板6の下に
位置させることができ、従つて、黄身の部分に当
たるマイクロ波を遮蔽板6で遮断して白身の部分
だけを加熱し、黄身を破裂させることなく電子レ
ンジで目玉焼を簡単に調理することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は目玉焼調理器の斜視図、第2図は断面図であ
る。 1……容器、2……蓋、3……収容凹所、5…
…蓋本体、6……マイクロ波遮蔽板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 卵を収容する略皿状の容器と、この容器に被
    せられる蓋とから成り、 前記容器は、誘電体で形成され、かつ中心に
    卵の黄身を位置させるように中心に向かつて
    徐々に低くなる収容凹所を備え、 前記蓋は、前記容器の収容凹所を被うように
    誘電体で形成された蓋本体と、容器内の卵の黄
    身を被うように蓋本体の中央部に配置された導
    電体から成るマイクロ波遮蔽板とを備えている
    ことを特徴とする電子レンジ用目玉焼調理器。 (2) 前記蓋本体は透明な合成樹脂製で、前記マイ
    クロ波遮蔽板が蓋本体の内部に設けられている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項に記載の電子レンジ用目玉焼調理器。
JP12863287U 1987-08-26 1987-08-26 Expired JPH0448407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12863287U JPH0448407Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12863287U JPH0448407Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6435305U JPS6435305U (ja) 1989-03-03
JPH0448407Y2 true JPH0448407Y2 (ja) 1992-11-16

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ID=31382154

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JP12863287U Expired JPH0448407Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6053338B2 (ja) * 2012-06-06 2016-12-27 株式会社中島製作所 マイクロ波加熱装置用の容器

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Publication number Publication date
JPS6435305U (ja) 1989-03-03

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