JPH0448363A - ダウンロード制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 本発明はダウンロード制御方式に関し、接続された下位
装置に対応するダウンロードファイルが上位装置に存在
しないとき、上位装置を再立ち上げすることなくダウン
ロードすることを目的とし、 電源投入時または初期設定指示により下位装置より出力
されるダウンロード要求に基づき、対応するダウンロー
ドファイルよりダウンロードデータを読出して該下位装
置に転送するデータ処理装置において、指示されたダウ
ンロードファイルを作成するファイル作成部と、ダウン
ロード要求に対応したダウンロードファイルが存在しな
いとき、該ファイル作成部に指示して該ダウンロードフ
ァイルを作成せしめ、該下位装置に初期設定指示を出力
するエラー処理部とを設け、転送すべきダウンロードフ
ァイルが存在しないとき、該ダウン、口−ドファイルを
作成し、該下位装置に再要求せしめてダウンロードす−
るように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、上位装置からダウンロードすることにより動
作可能となる下位装置のダウンロード制御方式の改良に
関する。

近年の入出力装置（下位装置）は大幅に機能強化されて
おり、そのプログラム量も非常に増大している。

これをＲＯＭ化したり、外部記憶装置を内部に持たせる
と価格が高くなり、また保守／機能変更等に迅速に対応
できない。

このため、計算機本体（上位装置）からプログラムをダ
ウンロードしてＲＡＭに格納する入出力装置が増大して
いる。

しかし、予定していなかった入出力装置を稼働中のシス
テムに接続する場合はダウンロードデータが上位装置に
ファイルとして用意されていない場合があり、このとき
はファイルを作成してシステムを再立ち上げしなければ
ならない。

近年の計算機システムは、大規模化／回線接続等により
、システムの再立ち上げは運用上簡単にできない状況に
あり、再立ち上げすることなくダウンロードさせる必要
がある。

〔従来の技術〕

従来例を第４図従来例の構成図、第５図従来例の処理フ
ローチャート図を用いて説明する。

第４図において、入出力装置３は入出力制御袋ｆ２を介
して上位装置１に接続され、上位装置１の備えるダウン
ロードファイル４からプログラム等のダウンロードデー
タがダウンロードされて動作する。

ダウンロードファイル４は、上位装置ｌでのオペレータ
の設定により、図示省略したマスクファイルよりロード
モジュールが抽出され、デバイス別（表示装置、プリン
タ等）、データ別（プログラム、パターンデータ等でデ
ータ１０で表される）に作成されて上位装置１が制御す
るディスク装置内に格納される。

このダウンロードファイル４の作成時に、ダウンロード
情報として、デバイスタイプ／データＩＤ／ファイル容
量／ダウンロードファイルのシークアドレスが用意され
、電源投入時等に行われるシステムの初期設定時に、入
出力制御装置２にＤＪＳＫ機番とともに通知されてダウ
ンロード情報テーブル９に設定される。

このような状態で入出力装置３の電源が投入されると、
入出力装置３からダウンロード要求が出力され、デバイ
スタイプ／データ■Ｄ／ブロック位置／転送容量等のダ
ウンロード要求情報が通知される。

これにより、入出力制御装置２のダウンロード部６はダ
ウンロード情報テーブル９を検索し、指定されたデバイ
スタイプ、データＩＤが一致するダウンロードファイル
４が存在すれば、要求されたブロック位置のシークアド
レスを計算して、ダウンロードデータ格納領域１０に読
み込み、入出力装置３に転送する。

また、存在しない場合は、ダウンロードエラーを入出力
装置に通知する。

ダウンロードエラーが発生すると、オペレータは、上位
装置ｌ側でダウンロードエラーの発生した入出力装置Ｆ
３のデバイスタイプ（またはデータＪＤ）を指定してダ
ウンロードファイル４を作成し、再立ち上げ操作を行う
。

これにより、新たに作成されたダウンロードファイル４
のダウンロード情報が入出力制御装置２に通知され、ダ
ウンロード情報テーブル９に格納されるとともに、入出
力袋Ｗ３に初期設定指示が出力される。

これにより、入出力袋Ｗ３よりダウンロード要求が出力
され、ダウンロード情報テーブル９が検索されてダウン
ロードされる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のダウンロード制御方式では、上位装置１にダウン
ロードファイル４が存在しない場合、対応するファイル
を作成した後にシステムの再立ち上げを行わなければな
らず、システムダウンとなる。

システム構築時に予定していなかった入出力装置３、ま
たは新規開発された入出力装置３を新たに接続するよう
な場合、その入出力装置のダウンロードファイル４が用
意されていないことが多く、システムダウンが発生して
運用上支障をきたす。

本発明は、上記課題に鑑み、システムの再立ち上げなし
にダウンロードするダウンロード制御方式を提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図本発明の原理図において、 １１はファイル作成部で、指定されたダウンロードファ
イル４を作成する。

１２はエラー処理部で、要求されたダウンロードデータ
が存在しなければファイル作成部１１に通知して対応す
るダウンロードファイル４を作成せしめ、下位装置３０
に初期設定指示を出力する。

〔作　用〕

ダウンロード要求に対応するダウンロードツマイル４が
存在しないとき、エラー処理部１２はファイル作成部１
１にダウンロード要求情報、例えば要求元下位袋ｆ３０
のデバイスタイプを通知する。

これにより、ファイル作成部１１は対応するダウンロー
ドファイル４を作成し、エラー処理部１２は下位装置３
０に初期設定指示を出力する。

これにより、下位装置３０より再びダウンロード要求が
出力されることになり、作成されたダウンロードファイ
ル４の内容が転送される。

以上のごとく、ダウンロード要求に対応するダウンロー
ドファイル４が存在しないときは、対応するダウンロー
ドファイル４を作成してダウンロードするため、システ
ムを再立ち上げする必要がない。

〔実施例〕

本発明の実施例を図を参照しつつ説明する。

第２図は一実施例の構成図、第３図は実施例の処理フロ
ーチャート図である。第２図において、６は入出力制御
装置２に設けられているダウンロード部で、後述するエ
ラー処理を行うエラー処理部１２を備える。

１１は上位装置１に設けられたファイル作成部で、予め
定められたフォーマットに従い、指定されたデバイスタ
イプ、データＩＤに応じたダウンロードファイル４を作
成し、ダウンロード情報をダウンロード部６に通知する
。

１３はマスクファイルで、各種プログラム、パターンデ
ータ、テーブル等のロードモジュールカ登録されており
、また新規ロードモジュールが随時登録される。

その他、全図を通じて同一符号は同一対象物を表す。

ここで、ダウンロードファイル４は、デバイスタイプ別
、且つデータＩＤ別に作成されるもので、例えばデバイ
スタイプとしてデイスプレィ装置、データＩＤとしてプ
ログラムを指定すると、デイスプレィ装置およびそのデ
イスプレィ装置に接続可能なプリンタのプログラム等よ
り構成されるダウンロードファイル４が作成され、また
、他のデータ１０、例えばパターンデータを指定すると
、各規格の文字パターンデータで構成されるダウンロー
ドファイル４が作成される。

そして、作成されたダウンロードファイル４は、ダウン
ロード情報（デバイスタイプ、データＩＤ。

ファイル容量、ファイルのシークアドレス）により管理
され、ブロック位置を指定することにより、ダウンロー
ドファイル４を格納したディスク装置から任意のダウン
ロードデータを読み込むことができる。

以上構成のデータ処理装置において、以下の例に示すよ
うなダウンロード制御が行われる。第３図参照 （１）稼働中のデータ処理装置に入出力装置３を接続し
電源を投入すると、入出力装置３は、デバイスタイプ（
例えば０１．以下同様）、データＩＤ　（０１）。

ブロック位１！　（０００１）　、転送容量（ＩＫＢ）
を入出力制御装置２に通知してダウンロード要求を行う
。

（２）入出力制御装置２のダウンロード部６は、通知さ
れたダウンロード情報情報のうち、デバイスタイプ０１
．データ１００１に基づいてダウンロード情報テーブル
９を検索し、該当ファイルが存在すれば、ファイルのシ
ークアドレス、ブロック位置よりディスク装置内のアド
レスを認識し、要求されたダウンロードデータをダウン
ロードデータ格納領域１０に読み込んだ後、入出力装置
３に転送する。

検索の結果存在しなければ、（第３図では、ダウンロー
ド情報テーブル９はデバイスタイプ０２゜データＩＤ　
０２で不一致）以下のエラー処理を行う。

（３）エラー処理部１２は、ダウンロードエラーを入出
力装置３に通知するとともにダウンロード要求情報、即
ちデバイスタイプ０１．データＩＤ　０１とともにダウ
ンロードエラーを上位装置１に通知する。

（４）上位装置１のファイル作成部１１は、通知された
ダウンロード要求情報から、デバイスタイプ０１゜デー
タＩＤ　０１に応じたロードモジュールをマスタファイ
ル１３より抽出し、ダウンロードファイル４を作成して
ディスク装置内に格納し、ダウンロード情報を入出力制
御装置２に通知する。

（５）入出力制御装置２では、通知されたダウンロード
情報をダウンロード情報テーブル９に格納するとともに
、初期設定指示を入出力装置３に送出する。

（６）　　これにより、入出力装置３では初期設定を行
い、ダウンロード要求を出力する。

（７）以後、前述した手順により、作成されたダウンロ
ードファイル４よりダウンロードデータが読み込まれて
入出力装置３に転送される。

以上のごとく、ダウンロードファイル４が上位装置１に
存在しないとき、対応するダウンロードファイル４を作
成し、初期設定指示を行うことにより、システムダウン
させることなく、ダウンロードすることが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、ダウンロード要求され
たダウンロードファイルが上位装置に存在しないとき、
対応するダウンロードファイルを作成して転送するダウ
ンロード制御方式を提供するものであるから、新たな入
出力装置を接続する場合でもシステムダウンさせること
がなくダウンロードすることができ、運用上多大な効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は一実施例の構成図、
第３図は実施例の処理フローチャート図、第４図は従来
例の構成図、第５図は従来例の処理フローチャート図で
ある。 図中、１は上位装置、２は入出力制御装置、３は入出力
装置、４はダウンロードファイル、５はファイルテーブ
ル、６はダウンロード部、７はインタフェース部、８は
ＤＩＳＫ機番、９はダウンロード情報テーブル、１０は
ダウンロードデータ格納領域、１１はファイル作成部、
１２はエラー処理部、１３はマスクファイルである。 ダウンロードデータ 第１図 第２図 実施例の処理フローチャート図 第 図 従来例の処理フローチャート図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電源投入時または初期設定指示により下位装置（３０）
   より出力されるダウンロード要求に基づき、対応するダ
   ウンロードファイル（４）よりダウンロードデータを読
   出して該下位装置に転送するデータ処理装置において、 指示されたダウンロードファイル（４）を作成するファ
   イル作成部（１１）と、 ダウンロード要求に対応したダウンロードファイル（４
   ）が存在しないとき、該ファイル作成部（１１）に指示
   して該ダウンロードファイル（４）を作成せしめ、該下
   位装置（３０）に初期設定指示を出力するエラー処理部
   （１２）と を設け、転送すべきダウンロードファイルが存在しない
   とき、該ダウンロードファイルを作成し、該下位装置に
   再要求せしめてダウンロードすることを特徴とするダウ
   ンロード制御方式。