JPH0448209Y2 - - Google Patents

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JPH0448209Y2
JPH0448209Y2 JP14023687U JP14023687U JPH0448209Y2 JP H0448209 Y2 JPH0448209 Y2 JP H0448209Y2 JP 14023687 U JP14023687 U JP 14023687U JP 14023687 U JP14023687 U JP 14023687U JP H0448209 Y2 JPH0448209 Y2 JP H0448209Y2
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JP
Japan
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ball
movable shaft
rotating
mounting table
balls
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、バレーボールの練習用等に用いら
れる投球機に対し、球を自動的に供給する球供給
装置に関する。
(従来の技術) バレーボールの練習において、セツターやスパ
イカー等に球を投球する投球機を用いる場合であ
つて、この投球機により球を所定間隔で連続的に
投球しようとする場合には、この投球機に対して
所定間隔で連続的に球を供給する球供給機が付設
される。
上記球供給機には、従来、次のようなものがあ
る。即ち、投球機に向つてそれ自体の軸方向に往
復動可能な可動軸が設けられる。一方、上下に積
み上げられた複数の球の最下位の球を載せる球載
台が設けられ、これが上記可動軸の往動方向前端
に取り付けられる。そして、可動軸が往動する
と、球載台上の球が投球機に供給されて投球が行
われる。次に、可動軸が元の位置へ復動すれば、
上記投球された球の真上に位置していた球が球載
台上に落下する。再び、可動軸の往動がなされて
この球載台上の球が投球され、以下これが繰り返
される。
また、上記の場合、可動軸の往動時に、球載台
上の球に押されて、この球の真上の球が投球機に
向つて移動することのないように、この真上の球
の移動を阻止する阻止部材が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、球載台上の球を
投球機に向つて移動させる場合、この球にこの球
の真上の球が圧接しているため、その摩擦力で可
動軸の往動時の負荷が大きくなるという不都合が
ある。
また、球は比較的軟らかいものであるため、可
動軸の往動時に上記両者の球が大きく圧接する
と、これら両者の球が大きく弾性変形して球載台
と上記阻止部材との間に噛み込んでしまうおそれ
もある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、球を上下に積み上げてその最下位の
球を順次投球機に供給しようとする場合におい
て、この球の供給が軽快にできるようにし、か
つ、供給途中の球が球供給装置の構成部品間に噛
み込むことのないようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、投球機に向つてそれ自体の軸方向に
往復動する可動軸を設け、上下に積み上げた球の
最下位の球を載せる球載台を上記可動軸の往動方
向前端に設け、この可動軸の往動で上記球載台上
の球を両回転体の外周面間に供給するようにし、
一方、上記球載台の上方でこの球載台の左右にそ
れぞれ回動アームを枢支し、上記可動軸の往動で
この両回動アームが互いに接近する方向へ回動す
るよう可動軸に回動アームを連結し、互いに接近
する両回動アームが球載台上の球の真上に位置す
る球の下部を挟む点にある。
(作用) 球載台23上の球2を投球機1に供給しようと
して可動軸22が往動するとき、左右の回動アー
ム44,44が互いに接近して球載台23上の球
2aの真上に位置する球2cの下部を挟む。この
球2cはその下部を挟まれたことにより回動アー
ム44,44との接合部で上方に摺動して球載台
23上の球2aに圧接していた位置から持ち上げ
られる。即ち、これによつて、球載台23上の球
2aはその真上の球2cからの圧接を解除され
る。このため、可動軸22は軽快に往動して球載
台23上の球2aを投球機1に供給する。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、1は投球機であり、これはバレー
ボールである球2を投球するものである。また、
図中矢印Frはその投球方向前方を示している。
上記投球機1は台車3を有し、この台車3はそ
の前部に左右一対の車輪4,4を備え、後部には
1つのキヤスター5を備えている。また、投球機
1は断面矩形の筒体6を有し、この筒体6の後部
両側にはそれぞれ枢支軸7,7が突出している。
これら枢支軸7,7は上記台車3上に突設された
左右一対のブラケツト8,8に軸受9により支承
され、これにより筒体6は枢支軸7,7の軸心回
りに上下回動自在となつている(第1図,第3図
および第4図中矢印A図示)。
上記筒体6の前部両側にはそれぞれ回転輪1
1,11が支承されている。この回転輪11,1
1は筒体6の軸心に直交する方向に延びる軸心を
有して互いに平行であり、その各外周面12はウ
レタン樹脂にて成形されている。上記各回転輪1
1の外周面12の一部は筒体6の両側に形成した
開口13を通して筒体6内で互いに対面してい
る。また、上記回転輪11,11の駆動用電動機
15が設けられ、回転輪11,11はベルト巻掛
手段16を介して電動機15により駆動される。
そして、この駆動により回転輪11,11は互い
に逆方向に回転し(第2図、第5図および第7図
中矢印B図示)、球2はこれら両回転輪11,1
1の外周面12,12間に挟まれてその摩擦力で
前方に投球される(第1図、第2図、第4図、第
5図、および第7図中矢印C図示)。
特に、第3図で示すように、上記枢支軸7,7
のうち、右側の枢支軸7には歯車17が取り付け
られており、この歯車17はウオーム歯車組18
を介してハンドル19に連結されている。そし
て、このハンドル19を手回しすれば、ウオーム
歯車組18と歯車17を介して枢支軸7,7が回
転し、矢印Aで示したように筒体6が上下回動す
る。つまり、この上下回動により球2を投球する
方向の仰角が調整可能となつている。
上記投球機1に対し球供給装置21が設けられ
る。以下、この球供給装置21について説明す
る。
上記筒体6の後面板には上記回転輪11,11
の外周面12,12間に向つて延びる可動軸22
が設けられ、この可動軸22はそれ自体の軸方向
で前後に往復動可能となつている。そして、この
可動軸22の往動方向前端には球2を載せる球載
台23が取り付けられる。この球載台23は可動
軸22の前端に取り付けられる円弧状の押し板2
3aと、この押し板23aの下端から前方に突出
する載せ板23bとを有している。
一方、上記筒体6の上面板には球供給孔25が
形成されており、この球供給孔25に向つて前下
り状に球収容レール26が延び、その前端は筒体
6の後端上面にボルト27によりねじ止めされて
いる。そして、この球収容レール26上には多数
の球2が一列に載せられ、球供給孔25に向つて
自由に転動するようになつており、その自重で互
いに圧接している。このようにして、球収容レー
ル26上に傾斜方向で上下に積み上げられた球2
のうち最下位の球2aが球供給孔25を通して球
載台23上に落下し、ここに載せられている。
上記の場合、球載台23上の球2aがそれより
も上方に位置する球2に押されて回転輪11,1
1の両外周面12,12間に転動すれば、不意に
球2の投球がなされることとなる。そこで、これ
を防止するために筒体6の左右側面板の内面には
左右一対の規制片28,28が突設されている。
この各規制片28は弾性を有しており、これら規
制片28,28は上記両外周面12,12間に移
動しようとする球2bを弾性力で挟み付けてその
移動を規制する。
また、上記球供給孔25の前縁で筒体6の上面
には円弧状の規制棒29が突設されており、この
規制棒29は球収容レール26上の球2が球供給
孔25の前方に転動するのを規制し、球収容レー
ル26上の球2が球供給孔25を通して球載台2
3上に向うように案内する。
上記筒体6の後面には後方に向つてブラケツト
31が突設され、このブラケツト31に減速機付
の電動機32が支持されている。この電動機32
は前記可動軸22の軸心に直交する方向に延びる
軸心を有している。この電動機32の出力軸は所
定回転数で一定回転し、これには円板33が取り
付けられている。また、この円板33の外縁部に
連動軸34が突設され、即ち、この連動軸34は
電動機32の軸心回りに公転する。
一方、上記筒体6の後部には後下りのブラケツ
ト36が突設され、このブラケツト36の突出端
に枢軸37により回転杆38が前後回動自在に枢
支されている。この回動杆38の長手方向中途部
には長孔状のカム孔39が形成され、このカム孔
39に前記連動軸34が摺動自在に嵌入してい
る。また、上記回動杆38の回動端に形成した長
孔41と前記可動軸22の後端に突設した連結軸
42とが摺動自在に嵌合している。
上記電動機32が回転すれば(第1図、第3図
および第4図中矢印D図示)、カム孔39に嵌入
している枢軸37の回転で回動杆38が枢軸37
を中心に前後回動し、これに伴つて可動軸22が
往復動し、つまり、球載台23が回転輪11,1
1の両外周面12,12間に向つて往動(第1
図、第3図から第5図、および第7図中矢印E図
示)と、復動(同上図中矢印F図示)とを交互に
繰り返す。その他、43は前記各電動機15,3
2を電気制御する電気制御盤である。この電気制
御は、例えば、各電動機15,32の回転速度を
可変として、それぞれ所望の回転速度に調整でき
るようにする制御であつてもよい。
そして、各図中実線で示した状態から特に第4
図中一点鎖線で示すように可動軸22が往動した
ときには、これに伴い往動する球載台23上の球
2aがこの球載台23に押され規制片28,28
の弾性力に抗して両外周面12,12間に向つて
移動する。そして、この球2aは両外周面12,
12間に挟まれたとき前方に投球される。
次に、各図中実線で示した元の状態に上記可動
軸22が復動すれば、既に投球された球2aの真
上に位置していた球2cがこの可動軸22に伴つ
て復動した球載台23内に落下しこの球載台23
上に載せられる。次に、再び可動軸22が往動
し、以下、上記と同様の動作が繰り返される。
また、上記構成において、可動軸22が往動す
るとき、球載台23上の球2aに、この真上の球
2cが圧接しないようにする装置が設けられる。
この装置について説明する。
特に、第4図と第7図において、球供給孔25
を挟む位置で筒体6の後端に左右一対の回動アー
ム44,44がそれぞれ枢軸45により枢支され
る。この各回動アーム44の後端は後方に向つて
延びそれぞれ延出アーム46が形成されている。
また、この延出アーム46の後端46aは互いに
離れるように折り曲げられている。これら両延出
アーム46,46の後端46a,46a同士を互
いに接近させるように付勢するばね47が設けら
れ、かつ、これら両延出アーム46,46が互い
に接近するのを規制する左右一対のローラ48,
48が上記延出アーム46,46間に設けられ
る。
上記両ローラ48,48はブラケツト49によ
り支持されており、ローラ48,48が可動軸2
2と共に往復動するようにブラケツト49は可動
軸22の後端にねじ止めされている。第4図と第
7図中実線で示すように可動軸22が復動した状
態では、ローラ48,48は延出アーム46,4
6の後端46a,46aに対応している。このた
め、回動アーム44,44は大きく離れており、
つまり、この両回動アーム44,44は球2が球
供給孔25を通過して球載台23上に落下するこ
とを許容している。
上記状態から、第4図と第7図中一点鎖線で示
すように可動軸22が往動すると、これに伴つて
往動するローラ48,48が延出アーム46,4
6を押し広げ、これにより回動アーム44,44
同士が互いに接近する。この場合、上記のように
互いに接近する回動アーム44,44が球載台2
3上の球2aの真上に位置する球2cの下部を挟
み付けるようになつている。そして、これによ
り、回動アーム44、44で挟み付けられた球2
cはこの回動アーム44,44との接合部で上方
に摺動して球載台23上の球2aに圧接していた
位置から持ち上げられる。即ち、球載台23上の
球2aから引き離されてこの球2aに対する圧接
が解除される。
また、特に第4図で示すように、上記球載台2
3の押し板23a上端には支持板23cが後方に
向つて突出しており、可動軸22と共に球載台2
3が往動したとき、上記したように回動アーム4
4,44が球載台23上の球2aの真上に位置す
る球2cを持ち上げると共に、更に、上記支持板
23cがこの球2cを持ち上げるようになつてい
る。そして、この支持板23cにより持ち上げら
れた球2c′は球載台23上の球2aからは上方へ
十分に引き離される。
上記したように、可動軸22が往動するとき、
球載台23上の球2aにその真上の球2cは圧接
しないため、可動軸22は円滑に往動し、かつ、
球載台23上の球2aは弾性変形しないことから
球供給装置21の構成部品間に噛み込むことな
く、回転輪11,11の外周面12,12間に供
給される。
(考案の効果) この考案によれば、投球機に向つてそれ自体の
軸方向に往復動する可動軸を設け、上下に積み上
げた球の最下位の球を載せる球載台を上記可動軸
の往動方向前端に設け、この可動軸の往動で上記
球載台上の球を両回転体の外周面間に供給するよ
うにし、一方、上記球載台の上方でこの球載台の
左右にそれぞれ回動アームを枢支し、上記可動軸
の往動でこの両回動アームが互いに接近する方向
へ回動するよう可動軸に回動アームを連結し、互
いに接近する両回動アームが球載台上の球の真上
に位置する球の下部を挟むようにしたため、球載
台上の球を投球機に供給しようとして可動軸が往
動するときには、この球の真上に位置する球が持
ち上げられ、球載台上の球はその真上の球からの
圧接を解除される。
よつて、第1に、球載台上の球を投球機に供給
する際、可動軸は軽快に往動する。また、第2
に、球載台上の球はその真上の球からの圧接がな
いため、変形せずに所定形状を保つため、この供
給途中で球供給装置の構成部品間に噛み込むこと
は防止される。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は左側面
図、第2図は正面図、第3図は右側面図、第4図
は第1図の断面図、第5図は第1図の−線矢
視断面図、第6図は同上第1図の−線矢視
図、第7図は同上第1図の−線矢視図であ
る。 1……投球機、2……球、2a……球、2c…
…球、11……回転輪、12……外周面、21…
…球供給装置、22……可動軸、23……球載
台、34……連動軸、44……回動アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに逆回転する一対の回転輪を有してこの両
    回転輪の外周面間に供給されてきた球をこれら外
    周面間に挟んで投球する投球機を設け、上記両外
    周面間に向つてそれ自体の軸方向に往復動する可
    動軸を設け、上下に積み上げた球の最下位の球を
    載せる球載台を上記可動軸の往動方向前端に設
    け、この可動軸の往動で上記球載台上の球を両回
    転体の外周面間に供給するようにし、一方、上記
    球載台の上方でこの球載台の左右にそれぞれ回動
    アームを枢支し、上記可動軸の往動でこの両回動
    アームが互いに接近する方向へ回動するよう可動
    軸に回動アームを連結し、互いに接近する両回動
    アームが球載台上の球の真上に位置する球の下部
    を挟むことを特徴とする投球機への球供給装置。
JP14023687U 1987-09-14 1987-09-14 Expired JPH0448209Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14023687U JPH0448209Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14023687U JPH0448209Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6443968U JPS6443968U (ja) 1989-03-16
JPH0448209Y2 true JPH0448209Y2 (ja) 1992-11-13

Family

ID=31404224

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JP14023687U Expired JPH0448209Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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