JPH0447941A - パッド印刷用原板の作成方法 - Google Patents

パッド印刷用原板の作成方法

Info

Publication number
JPH0447941A
JPH0447941A JP15816790A JP15816790A JPH0447941A JP H0447941 A JPH0447941 A JP H0447941A JP 15816790 A JP15816790 A JP 15816790A JP 15816790 A JP15816790 A JP 15816790A JP H0447941 A JPH0447941 A JP H0447941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
original plate
pad printing
pattern groove
printing original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15816790A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Mukoyama
修二 向山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP15816790A priority Critical patent/JPH0447941A/ja
Publication of JPH0447941A publication Critical patent/JPH0447941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパッド印刷用原板の作成方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、被印刷面に所要のパターンからなる印刷面を印刷
する方法として、第3図aおよびbに示す如く、予め被
印刷1+11の印刷面2に印刷すべきパターンから成る
パターン溝3を設けた印刷原板4を形成するとともにこ
の印刷用原板4のパターン溝3中に塗料5を充填した後
、弾性変形自在な材料から成るパッド6を前記印刷用原
板4のパターン面7に押圧せしめてパッド6の転写面6
aにパターン溝3中に充填されている塗料5を付着し、
かつ当該パッド6の転写面6aを被印刷物1の印刷面2
に押圧することにより、転写面6aに付着する塗料5を
印刷面2に転写して印刷するパンド印刷方法が実施され
ている0例えば、立体的表面部分の塗装方法が特開昭5
7−58101号公報において開示されている。
しかして、かかるパッド印刷方法における被印刷物1の
印刷面2に対する印刷精度は、印刷用原板4のパターン
溝3およびパッド6の特性によって決定されることとな
るが、特に印刷用原板4のパターン溝3が最大の決定要
因となる。
また、前記印刷用原板4の作成に当たっては、第4図示
のエツチング加工による作成方法が採用されている。
すなわち、第4図aに示す如く、原板4上側にレジスト
7(ネガレジスト)を塗布した後、このレジスト7上側
に第4図fに示すパターン8を有するフィルム9を載置
して、レジスト7を露光する(第4図b)。
その後、露光後のレジスト7を現像してフィルム9のパ
ターン8に対応するパターンを形成する(第41Elc
)とともにエツチング液内に浸漬してエツチングするこ
とにより前記パターンに対応するパターン溝3を形成す
ることができ(第4図d)、さらに原板4上例のレジス
ト7を除去することにより所要のパターン溝3を有する
印刷用原板4を作成することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように印刷用原板へのパターン作成方法として
は、第4図で示したエツチングによる方法が行われてお
り、パッド印刷に用いられる原板のパターンの深さは通
常塗料の保持量および印刷条件の関係より、20〜30
μとされている。しかし、Crコートのエツチングは1
〜2μの深さであるのに比しこの様に深く金属エツチン
グを行う場合においては、長時間のエツチング時間を要
すため、エツチング液内に長時間浸漬しても特性の劣化
等により剥離しないレジストが必要であり、この対策と
して、レジストを厚く塗布することにより、剥離の防止
を行うという方法が採られている。
しかるに、この結果■レジスト塗布厚の不拘−化■パタ
ーンの露光においてレジストの厚さの影響によって発生
するレジスト面に作成されたパターン寸法のバラツキ■
長時間に渡るエツチング液内浸漬によるレジスト面と原
板母材間へのエツチング液の廻り込み■エツチング液の
濃度■エツチング条件等の条件および該要因により、原
板上に作成されたパターン寸法に、20〜30μの範囲
で大きなバラツキが発生するといった欠点がある。
一方工ンチングにより作成されたパターン形状は(原板
母材は焼き入れの必要上、5KD−11等の高炭素含有
材が用いられている)■エツチングの際パターンのエツ
ジ部に存在していた炭素分が欠落してしまう場合があり
、又一方では■サイドエッチと呼ばれるレジストとパタ
ーンとの境界に発生する腐食のためエツジの形状を悪化
させてしまうという欠点がある。
このことは、エツチングの深さが深くなる程条件は悪く
なり、50μもの欠けが生ずる場合もある。
すなわち、第5図によって、エツチング液より作成され
たパターンの形状を図示すると、まず、第5図aはフィ
ルム上に作成したパターン8であり、第5図すはエツチ
ングによって得ようとする理想的なパターンを示したも
のである。
しかるに、第5図Cの場合には全てのパターンエツジの
角3aがダレ(角が斜めに落ちている)と呼ばれる現象
を起こしている。この結果求めるパターン寸法が得られ
ず、また、ダレ量も一定しないため、寸法のバラツキと
なる第5図dに示した形がサイド・エッチと呼ばれるも
のである。
また、第5図C同様は共に平面図を示しているが、第5
図fは第5図eの理想的なパターン溝3に対して第5図
C同様に、パターン溝3のエツジ3aが不均一であり、
部分的な欠けが全面に見られ、その寸法も一定しない、
この欠は部分に塗料が保持され、転写において、被印刷
形状も同様な形に印刷されることとなる。
因って、本発明は前記従来のエツチングによる印刷用原
板の欠点■〜■に鑑みて開発されたもので、原板上に高
寸法精度のパターン溝を安定して作成し得るとともに高
寸法精度のパッド印刷に寄与し得るパッド印刷用原板の
作成方法の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明は押し
付けることにより弾性的に変形する柔軟転写体に被印刷
面に要求される所要のパターン形状の塗料を付与するパ
ッド印刷用原板の作成方法において、パッド印刷用原板
上に金属被膜層を形成するとともにこの金属被膜層を介
して前記パターン形状に対応するパターン溝の基礎とな
るパターン溝を切削加工することを特徴とするパッド印
刷用原板の作成方法並びに、押し付けることにより弾性
的に変形する柔軟転写体に被印刷面に要求される所要の
パターン形状の塗料を付与するパッド印刷用原板の作成
方法において、パッド印刷用原板上に金属被膜層を形成
する工程と、この金属被膜層に前記パターン形状に対応
するパターン溝の輪郭部を切削加工する工程と前記パタ
ーン溝の輪郭部以外のパターン溝をエツチング加工する
工程とから成るパッド印刷用原板の作成方法である。
〔実施例] 以下本発明の実施例を図面とともに詳細に説明する。
(第1実施例) 第1図a −eは本発明パッド印刷用原板の作成方法の
第1実施例を示す説明図である。
第1図において、まず原板母材10の焼き入れを行い金
属被膜の焼き入れにおいて発生するであろう歪みを事前
に取り除くとともに、原板母材10そのものもHRC6
0以上の高硬化の処理を行う。しかる後前記母材10上
にメツキ処理を行い金属被膜11を50〜100μの厚
さで生成する。
また、第1図Cに示す如くダイヤモンド・エンドミルB
等を用いて求める被印刷面形状のパターン形状から成る
パターン溝14をフライス盤を用いた切削加工により作
成した後前述の金属被膜11の焼き入れを行う(第1図
d)、この際原板母材10が焼き鈍しとならない温度の
使用が必要であり、おおむね摂氏200〜300°Cの
範囲を用いるのが好適である。
以上の工程により第1図eに示す内径aおよび外径すか
ら成る円形状のパターン溝14を有するパッド印刷用原
板20を作成することができる。
しかして、通常パッド印刷は、ブレードと呼ばれる掻き
取り治具を用いて、原板上塗料の掻き取りを行っている
が高精度印刷においては、原板上パターンの塗料をシャ
ープに掻き取る必要があり(パターンがそのまま印刷さ
れるため)、ブレードも先のとがったものを使用しなけ
ればならない。
しかし、先端のとがったブレードでは、原板も傷つき易
いことから、高硬度(HRC60以上)の母材が使用さ
れる。しかし、この欅な高硬度材に直接切削工具を用い
て加工することは、工具の耐久性上無理があり、また切
削面はスムーズに出来ないのであるが、本実施例によれ
ば前記工程により、求める被印刷面形状に対して安定し
た高寸法精度、エツジのシャープさを得ることができる
尚、前記ダイヤモンド・エンドミルによる切削加工にお
いては、5μ以内の制御が可能である。
(第2実施例) 第2図a −jは本発明の第2実施例を示す説明図であ
る。
本実施例の場合には、切削(凹部)範囲の面積が大きな
パターン溝を有するパッド印刷用原板の作成方法につい
ての実施例である。
第2図aおよびbは第1実施例と同様である。
しかして、その後、パターン溝はダイヤモンド・エンド
ミル13を用いてまず、第2図Cに示す如くパターン溝
の輪郭15のみをフライス盤を用いた切削加工により作
成する、しかる後は第4図示のレジスト1塗布(第2図
d)露光(第2図e)を行うが、この時用いるフィルム
16のパターン17は被印刷面で求めるパターン形状に
対してダイヤモンド・エンドミル13によって切削され
た寸法15分だけ内径部aは大きく、外径部すは小さく
作成しておく0次にレジスト7の現象(第2図r)エツ
チング(第2図g)によってパターン溝18が形成され
、さらにレジスト剥i1M(第2図f)金属被膜11の
焼き入れを行うことによりパターン溝19を存するパッ
ド印刷用原板21の作成が完了する。
以上の説明から明らかな通り、本実施例の場合には、特
に塗料保持部(切削する部分)の面積が大きなパターン
作成において、ダイヤモンド・エンドミル13による切
削加工のみでは、加工に要する時間が長く、またダイヤ
モンド・エンドミル13の耐久性に欠けることから第1
実施例の切削加工工程とエツチング加工工程を組み合わ
せることにより、パターン作成の簡易化を行うものであ
る。また本実施例の場合にも金属被膜の焼き入れを行い
(この場合原板母材に事前焼き入れを行うことにより、
金属被膜の焼き入れにおいて発生する原板母材の熱歪を
事前に取り除くことが出来、原板の面精度変化を防止出
来る)HRC60以上とすることにより、パッド印刷用
原板として必要な硬度を得る。
本実施例の場合、原板の硬度を必要としない場合(試作
・実験等)には、原板、母材そのものの焼き入れを必要
としないのは言うまでもない。
尚、メツキの理由は耐蝕性の為だけではなくメツキ層が
非常に薄いので硬度処理をしても歪みの影響を受けにく
い効果を狙ったものである。
さらに、第1実施例の作成方法の採用により極細パター
ン外径bφ0.8内径aφ0.2等のパターン14を寸
法精度±5μエツジのスムーズさ±5以内の作成が可能
となり、第2実施例の加工法を用いる事により、大きな
パターン外径bφ5〜内径aφ2〜等のパターンを寸法
精度±5μエツジのスムーズさ±5μ以内の作成が可能
となった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来加工法(エツチング加工)では、
不可能であったパッド印刷用原板のパターン寸法精度の
バラツキ±5μ以内およびパターンのエツジのシャープ
さ±5μ以内の精度のハp −ン作成が可能となり、こ
の結果、従来パッド印刷を用いては、加工が不可能であ
った寸法精度±10μ100被印刷形状が可能となった
。またパターン毎のバラツキの減少により、原板交換の
際発生する被印刷寸法のバラツキを押さえることが出来
、このことから±10μ100交差を持った被印刷形状
のパッド印刷での生産が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図a −eは本発明パッド印刷用原板の作成寸法の
第1実施例を示す説明図、第2図a −jは本発明の第
2実施例を示す説明図、第3図a、bはパッド印刷方法
の説明図、第4図a −fは従来のパッド印刷用原板の
作成方法を示す説明図、第5図a −fはエツチング加
工方法における欠点を示す説明図である。 l・・・金属被膜 3・・・ダイヤモンド・エンドミル 4・・・パターン溝 5・・・輪郭 6・・・フィルム 7・・・パターン 8・・−パターン溝 9・・・パターン溝 0.21・・・パッド印刷用原板 1・・・被印刷物 2・・・印刷面 3・・・パターン溝 4・・・印刷用原板 5・・・塗料 6・・・パッド 7・・・レジスト 8・・・パターン 9・・・フィルム 10・・・原板母材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)押し付けることにより弾性的に変形する柔軟転写
    体に被印刷面に要求される所要のパターン形状の塗料を
    付与するパッド印刷用原板の作成方法において、 パッド印刷用原板上に金属被膜層を形成するとともにこ
    の金属被膜層を介して前記パターン形状に対応するパタ
    ーン溝の基礎となるパターン溝を切削加工することを特
    徴とするパッド印刷用原板の作成方法。
  2. (2)押し付けることにより弾性的に変形する柔軟転写
    体に被印刷面に要求される所要のパターン形状の塗料を
    付与するパッド印刷用原板の作成方法において、 パッド印刷用原板上に金属被膜層を形成する工程と、こ
    の金属被膜層に前記パターン形状に対応するパターン溝
    の輪郭部を切削加工する工程と前記パターン溝の輪郭部
    以外のパターン溝をエッチング加工する工程とから成る
    パッド印刷用原板の作成方法。
JP15816790A 1990-06-15 1990-06-15 パッド印刷用原板の作成方法 Pending JPH0447941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15816790A JPH0447941A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 パッド印刷用原板の作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15816790A JPH0447941A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 パッド印刷用原板の作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0447941A true JPH0447941A (ja) 1992-02-18

Family

ID=15665739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15816790A Pending JPH0447941A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 パッド印刷用原板の作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0447941A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940005642B1 (ko) 액체전달물품 및 그 제조방법
KR950006542B1 (ko) 액체 전달 물품 제조 방법
US4437924A (en) Method of making fine-line die
US20010050235A1 (en) Electrode design for electrochemical machining of grooves
JPS6214228B2 (ja)
JPH01222961A (ja) オフセットインキング装置用ピットローラー及び該ピットローラーの製造方法
SU598551A3 (ru) Печатна форма и способ ее изготовлени
US20040168595A1 (en) Method to produce a printing form for rotogravure, printing form for rotogravure and their use
JPS591683A (ja) ダイス型とその製法
JPH0447941A (ja) パッド印刷用原板の作成方法
JP3826455B2 (ja) グラビア塗布装置及びその製造方法
JPH11309951A (ja) グラビア印刷版、及び、グラビア印刷版の製造方法
JPH01172241A (ja) 石英ガラスのエッチング方法
JPH10129140A (ja) メタルマスク
JPH06275924A (ja) セラミック基板
JP2004091909A (ja) レーザ加工機用マスク等に用いる精密な貫通部パターンを含む銅製プレートの電鋳方法
JPS61228991A (ja) 電子部品の捺印方法
US2631092A (en) Method of etching plates
US20060087057A1 (en) Method of making a mold for a light guide plate
JPH07276599A (ja) 平板状凹版を用いた印刷方法及び該印刷方法に用いる装置
JPS61116600A (ja) 装飾板の製造方法
JP4465887B2 (ja) 成形金型の製造方法
JPS6058792B2 (ja) 腐蝕液を利用した彫刻法
JPH05279872A (ja) 金属表面の凹凸加工方法
US5306525A (en) Method of processing rod