JPH0447891Y2 - - Google Patents

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JPH0447891Y2
JPH0447891Y2 JP5261385U JP5261385U JPH0447891Y2 JP H0447891 Y2 JPH0447891 Y2 JP H0447891Y2 JP 5261385 U JP5261385 U JP 5261385U JP 5261385 U JP5261385 U JP 5261385U JP H0447891 Y2 JPH0447891 Y2 JP H0447891Y2
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JP
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carrier
wafers
vacuum chamber
preliminary vacuum
stored
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JP5261385U
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JPS61167363U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、キヤリアの交換サイクルを延ばす
ことができるように改良したイオン注入装置用エ
ンドステーションに関する。
〔従来の技術〕
第3図は、従来のエンドステーションを示す概
略図である。イオンビーム20が導入される高真
空の処理室1の両側に、ゲートバルブ24,25
を介して第1及び第2の予備真空室2,3がそれ
ぞれ設けられており、当該予備真空室2,3と大
気中とはゲートバルブ23,26でそれぞれ仕切
られている。予備真空室2の入口側には、複数枚
例えば25枚のウエハ15を収納可能なロード側
のキヤリア4,5が着脱自在に取り付けられてお
り、予備真空室3の出口側には複数枚例えば25
枚のウエハを収納可能なアンロード側のキヤリア
6,7が着脱自在に取り付けられている。そして
キヤリア4,5から予備真空室2、処理室1、予
備真空室3を経由してキヤリア6,7に至るライ
ンには、ウエハ15を搬送する搬送ベルト8〜1
3が設けられている。この搬送ベルト8〜13の
内の所定のものは、昇降機構(図示省略)によつ
て、ウエハ15の搬送に都合が良いように昇降さ
せられる。尚、符号14は架台である。
キヤリア4内に収納されていた未注入のウエハ
15は、そこから1枚ずつ取り出されて予備真空
室2を経由して処理室1内に搬送され、そこで処
理、即ちイオン注入された後、予備真空室3を経
由してキヤリア6内に回収される。また、キヤリ
ア5内に収納されていた未注入のウエハ15のウ
エハ15も、同様にしてイオン注入されてキヤリ
ア7に回収される。この場合、キヤリア4,6に
よるウエハ15の供給、回収とキヤリア5,7に
よるウエハ15の供給、回収とは、例えば1キヤ
リア毎に交互に行われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のようなエンドステーシヨンにおいては、
キヤリア4,5が空になつた場合及びキヤリア
6,7が満杯になつた場合は、イオン注入のロス
時間を無くするために速やかにそれらを交換しな
ければならないけれども、従来はこれらのキヤリ
ア4〜7の交換サイクルが短いという問題があつ
た。
従つてこの考案は、キヤリアの交換サイクルを
延ばすことができるエンドステーシヨンを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の、エンドステーシヨンは、ロード側
のキヤリアから第1の予備真空室へのウエハの搬
送経路上に、ロード側のキヤリアからのウエハを
当該キヤリアでの収納枚数以上貯えることができ
るロード側のストツカーを設け、かつ第2の予備
真空室からアンロード側のキヤリアへのウエハの
搬送経路上に、第2の予備真空室からのウエハを
前記ロード側のキヤリアでの収納枚数以上貯える
ことができるアンロード側のストツカーを設けて
いる。
〔作用〕
ロード側のストツカーはロード側のキヤリア内
のウエハを一旦貯えることができ、アンロード側
のストツカーは第2の予備真空室からのウエハを
一旦貯えることができる。従つてストツカーの分
だけ多くのウエハを一度に扱うことができ、これ
によつてキヤリアの交換サイクルを延ばすことが
できる。
〔実施例〕
第1図は、この考案の一実施例に係るエンドス
テーシヨンを示す概略図である。第3図と同等部
分には同一符号を付してその説明を省略する。
この例のエンドステーションにおいては、ロー
ド側のキヤリア4,5から予備真空室2へのウエ
ハの搬送経路上に、即ち搬送ベルト8,9の途中
に、キヤリア4,5からのウエハ15をそれぞれ
のキヤリアでの収納枚数以上、例えば25枚以上そ
れぞれ貯えることができるロード側のストツカー
16,17をそれぞれ設けている。更に、予備真
空室3からアンロード側のキヤリア6,7へのウ
エハの搬送経路上に、即ち搬送ベルト10,11
の途中に、予備真空室3からのウエハ15をキヤ
リア4,5での収納枚数以上、例えば25枚以上そ
れぞれ貯えることができるアンロード側のストツ
カー18,19をそれぞれ設けている。
上記キヤリア及びストツカー回りの側面を、例
えばキヤリア4及びストツカー16を例に説明す
ると、第2図に示すように、キヤリア4は昇降機
構21によつて、ストツカー16は昇降機構22
によつてそれぞれ段階的に昇降させられるように
なつている。そしてキヤリア4、ストツカー16
の昇降と搬送ベルト8の駆動とを制御装置(図示
省略)によつて制御することによつて、キヤリア
4内のウエハ15をストツカー16内に一旦貯え
てそこから処理室1へ搬送することもできるし、
キヤリア4内のウエハ15を直接処理室1へ搬送
することもできる。キヤリア5及びストツカー1
7についても上述と同様であり、更にキヤリア6
及びストツカー18並びにキヤリア7及びストツ
カー19についても、ウエハの流れが反対である
点を除けば上述と同様である。
次にこのエンドステーションの動作の一例を説
明すると、キヤリア4,5内に収納されていた全
てのウエハ15を一旦ストツカー16,17内に
それぞれ貯える。これは短時間で行うことができ
るので、空になつたキヤリア4,5を直ぐにウエ
ハ収納済みのものと交換する。そしてキヤリア4
またはストツカー16からウエハ15を取り出し
て予備真空室2を経由して処理室1内に搬入し、
そこでイオン注入の後予備真空室3を経由してキ
ヤリア6またはストツカー18内に収納(回収)
する。キヤリア5,7及びストツカー17,19
のラインについても同様である。従ってこのエン
ドステーシヨンにおいては、第3図の従来のエン
ドステーションに比べてほぼ2倍のウエハ15を
一度に扱うことができるので、キヤリア交換のサ
イクルもほぼ2倍に延びる。それゆえ、1人の作
業者によつて何台ものエンドステーションを管理
することも可能となる。
またこのエンドステーションにおいては、スト
ツカー16,17内にキヤリア4,5内の任意の
ウエハ15をそれぞれ貯えておき、それを例えば
連続して処理した後ストツカー18,19内にそ
れぞれ回収するように制御することもできる。例
えば、キヤリア4内の25枚のウエハ15の内、1
枚目から10枚目までと20枚目から25枚目までをス
トツカー16内に貯えておき、キヤリア4内の残
りのウエハ15とは別の注入条件で連続してイオ
ン注入して、それらをストツカー18内に回収す
るということもできる。これによつて、イオン注
入の効率向上を図ることができると供に、同一条
件で処理したウエハ15をまとめて回収すること
により後処理も楽になる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、ロード側及び
アンロード側にストツカーを備えているので、多
くのウエハを一度に扱うことができ、これによつ
てキヤリアの交換サイクルを延ばすことができ
る。また、ストツカーにキヤリア内の特定のウエ
ハを貯えることもでき、これによつて同一条件で
イオン注入するウエハを選択することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係るエンドス
テーシヨンを示す概略図である。第2図は、第1
図のキヤリア及びストツカー回りの側面を部分的
に示す概略図である。第3図は、従来のエンドス
テーシヨンを示す概略図である。 1……処理室、2,3……予備真空室、4,5
……ロード側のキヤリア、6,7……アンロード
側のキヤリア、8〜13……搬送ベルト、15…
…ウエハ、16,17……ロード側のストツカ
ー、18,19……アンロード側のストツカー、
20……イオンビーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大気中に設けられたロード側のキヤリアに収納
    していたウエハを第1の予備真空室を経て処理室
    へ搬送し、そこでイオン注入の後当該ウエハを第
    2の予備真空室を経て大気中に設けられたアンロ
    ード側のキヤリアへ搬送して回収するイオン注入
    装置用エンドステーションにおいて、ロード側の
    キヤリアから第1の予備真空室へのウエハの搬送
    経路上に、ロード側のキヤリアからのウエハを当
    該キヤリアでの収納枚数以上貯えることができる
    ロード側のストツカーを設け、かつ第2の予備真
    空室からアンロード側のキヤリアへのウエハの搬
    送経路上に、第2の予備真空室からのウエハを前
    記ロード側のキヤリアでの収納枚数以上貯えるこ
    とができるアンロード側のストツカーを設けたこ
    とを特徴とするイオン注入装置用エンドステーシ
    ョン。
JP5261385U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0447891Y2 (ja)

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JP5261385U JPH0447891Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JP5261385U JPH0447891Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JPS61167363U JPS61167363U (ja) 1986-10-17
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