JPH0447668B2 - - Google Patents

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JPH0447668B2
JPH0447668B2 JP24434583A JP24434583A JPH0447668B2 JP H0447668 B2 JPH0447668 B2 JP H0447668B2 JP 24434583 A JP24434583 A JP 24434583A JP 24434583 A JP24434583 A JP 24434583A JP H0447668 B2 JPH0447668 B2 JP H0447668B2
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JP
Japan
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acid
group
formula
organic
thiophenes
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JP24434583A
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JPS60136578A (ja
Inventor
Shozo Kato
Toshihisa Suyama
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
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Publication of JPS60136578A publication Critical patent/JPS60136578A/ja
Publication of JPH0447668B2 publication Critical patent/JPH0447668B2/ja
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  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、フラン類またはチオフエン類とオギ
ザリルハロゲニドを有機酸または有機酸無水物の
存在下反応させることを特徴とするフラン類また
はチオフエン類のグリオギザル酸ハロゲニド化合
物の製造方法に関する、ただしフラン類またはチ
オフエン類とはフランまたはチオフエンとフラン
環またはチオフエン環の環内に不活性の原子又は
有機基を導入した化合物を含む総称である。 従来、農薬薬品中間体あるいは有機合成試薬と
して重要な化合物であるフランまたはチオフエン
のグリオギザル酸ハロゲニド化合物はそれらの有
用性にもかかわらず合成例は極めて少ないもので
あつた。 その具体例について以下に示すと下式の通りで
ある。 または フランまたはチオフエングリオギザル酸ハロゲ
ニド化合物類の報告例がこのように極めて少ない
理由としては次のようなことが挙げられる。 すなわち、前記(1)式に示した方法では製造途中
で毒性の強いシアン化水素を使用するため取り扱
いが非常に難しいこと、また合成経路が非常に長
いこと、また前記(1)、(2)式に示したように合成途
中で公害の原因となる重金属を含有する過マンガ
ン酸カリウや塩化チオニル等の反応性の高い試薬
を用いるため反応途中で分解しやすいこと等が挙
げられる。 従つて、上記製法に代つて新規な製造方法の開
発が望まれて来たが、現在までフラン類またはチ
オフエン類とオギザリルハロゲニドを直接反応さ
せた若干の報告例はあるが、いずれの場合もフラ
ン類またはチオフエン類のグリオギザル酸ハロゲ
ニド化合物を合成したとの報告は全く知られてい
ない。 本発明者らは簡単でかつ広範囲に応用できる新
規な製造法を開発すべく鋭意研究を重ねて来た結
果、驚くべきことに有機酸または有機酸無水物を
存在させることにより非常に簡単にフラン類また
はチオフエン類とオギザリルハロゲニドとが反応
し、フラン環又はチオフエン環にグリオギザル酸
ハロゲニドを直接導入し得ることができることを
見出し、本発明を確立することに成功しここに提
案するに至つた。 即ち、本発明はフラン類またはチオフエン類と
オギザリルハロゲニドを有機酸または有機酸無水
物の存在下に反応させることを特徴とするフラン
類またはチオフエン類のグリオギザル酸ハロゲニ
ド化合物の製造方法である。 本発明の最大の特徴は前記したようにフラン類
またはチオフエン類とオギザリルハロゲニドを直
接反応させてフラン類またはチオフエン類のグリ
オギザル酸ハロゲニド化合物を製造することであ
る。そして上記反応は有機酸または有機酸無水物
の存在下に進行する。即ち有機酸または有機酸無
水物が反応系に存在するとフラン類またはチオフ
エン類のフラン環またはチオフエン環に直接グリ
オギザル酸ハロゲニド基を導入出来る。従つて本
発明で用いるフラン類またはチオフエン類はフラ
ン環またはチオフエン環が存在することが必要
で、該フラン環またはチオフエン環が存在すれば
これのフラン環またはチオフエン環に導入されて
いる原子又は有機基は不活性である限り如何なる
ものであつてもよい。 本発明で一般に好適に使用されるフラン類また
はチオフエン類の代表的なものを具体的に例示す
れば次の通りである。 即ち、一般式 又は、 (但し、zは酸素原子または硫黄原子を示し、
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5及びY6はそれぞれ同種又
は異種の水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、炭化水素残基、含ハロゲン炭化水素残
基、含酸素炭化水素残基、含硫黄炭化水素残基、
含窒素炭化水素残基を示す)で表わされる化合物
である。 上記一般式(3)及び(4)中のY1〜Y6についてのハ
ロゲン原子は塩素原子、臭素原子沃素原子、弗素
原子が特に限定されず使用出来る。また炭化水素
残基はアルキル基又はアルケニル基が特に制限さ
れず使用出来、一般には炭素原子数1〜12個好ま
しくは1〜6個の直鎖状、分枝状又は現状の飽和
基または不飽和基が好適である。 特に好適に使用される基をより、具体例を例示
すると、例えばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチ
ル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキ
シル基、アリル基、3−ブテニル基、2−ヘキセ
ニル基、シクロヘキセニル基、エチニル基、シル
コプロピルメチル基等が挙げられる。 またハロゲノアルキル基のような含ハロゲン炭
化水素残基も特に制限されず使用出来、一般には
炭素原子数1〜12個好ましくは1〜6個の直鎖
状、分枝状または環状の飽和あるいは不飽和の含
ハロゲン炭化水素残基が好適である。該ハロゲン
原子は塩素、臭素、ヨウ素、フツ素が結合したも
のが使用出来る。該好適に使用されるハロゲン含
有炭化水素残基を、より具体例を例示するとクロ
ルメチル基、ブロムメチル基、1−クロルエチル
基、2−クロルエチル基、4−ブロムブチル基、
トリフルオロメチル基、2−クロルビニル基、2
−クロル−1,2−ジフルオロビニル基等が挙げ
られる。 またアルコキシ基、アルコキシアルキル基、ア
ルコキシカルボニル基等の含酸素炭化水素残基も
特に制限されず使用出来、一般には炭素原子数1
〜12個好ましくは1〜6個の直鎖状、分枝状また
は環状の飽和あるいは不飽和の含酸素炭化水素残
基が好適である。該好適に使用される含酸素炭化
水素残基をより具体例を例示するとメトキシ基、
エトキシ基、n−プロポキシ基、t−ブトキシ
基、n−ベントキシ基、n−ヘキソキシ基、アリ
ルオキシ基、シクロプロピルメトキシ基等のアル
コキシ基;メトキシメチル基、エトキシメチル
基、t−ブトキシメチル基、アリルオキシメチル
基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、イソ
プロポキシエチル基、ジエトキシメチル基、エポ
キシメチル基、テトラヒドロフルフリルオキシメ
チル基等のアルコキシアルキル基が好適に使用さ
れる。またアルコキシカルボニルアルキル基も特
に限定されず用いることが出来、一般には炭素原
子数1〜12個好ましくは1〜6個の直鎖状、分枝
状または環状の飽和あるいは不飽和のアルコキシ
カルボニルアルキル基を用いればよく、より具体
的に例示すると −CH2COOCH3、−CH2COOC2H5、−
CH2CH2COOC3H7
【式】、 −CH=CH2COOC2H5
【式】 等が好適である。 更にまた含硫黄炭化水素残基も特に限定されず
使用出来る。一般には炭素原子数1〜12個好まし
くは1〜6個の直鎖状、分枝状または環状の飽和
あるいは不飽和の含硫黄炭化水素残基を用いると
よい。特に好適に使用される含硫黄炭化水素残基
はメチルチオ基、エチルチオ基、アリルチオ基等
のアルキルチオ基又はアルケニルチオ基である。 更にまた含窒素炭化水素残基も特に制限されず
使用出来、一般には炭素原子数1〜12個好ましく
は1〜6個の直鎖状、分枝状または環状の飽和あ
るいは不飽和の含窒素炭化水素残基が好適に使用
される。特に好適に使用される含窒素炭化水素残
基を、より具体的に例示すると、前記シアノ基
(−CN)の他に、例えば−CH2CN、
【式】−CH2CH2CN、
【式】 −CH=CHCN 等のシアノアルキル基が好適である。 前記炭化水素残基、含ハロゲン炭化水素残基、
含酸素炭化水素残基、含硫黄炭化水素残基、含窒
素炭化水素残基につき現状の炭化水素残基からな
り特に好適に使用されるものを例示すると次ぎの
ようなものである。例えば、ベンゼン環が無置換
もしくはアルキル基、ハロゲノアルキル基、アル
コキシ基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基等で置換されたフエニル
基、フエニルアルキル基、フエニルオキシ基、フ
エニルチオ基、フエニルアルキルオキシ基、フエ
ニルオキシアルキル基、フエニルアルキルオキシ
アルキル基又はフエニルチオアルキル基等であ
る。より具体的に例示すれば、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】等である。 本発明で用いる他の原料はオギザリルハロゲニ
ドである。該オギザリルハロゲニドのハロゲン原
子は塩素、臭素、沃素、弗素の各原子が特に限定
されず用いうるが特に塩素、臭素及び弗素の各原
子が好適である。 本発明で用いる有機酸または有機酸無水物は特
に限定されず公知のものが使用出来る。一般に好
適に使用されるものを例示すると例えば、有機酸
は有機カルボン酸化合物、有機スルホン酸化合
物、有機カルボン酸無水物、有機スルホン酸無水
物が好適に使用できる。有機カルボン酸化合物に
ついてさらに具体的を例示すると、ギ酸、酢酸、
プロピオン酸、イソ酪酸、カブリン酸等に代表さ
れる炭素原子数1〜10個の直鎖状または分枝状の
脂肪族モノカルボン酸類;メトキシ酢酸、メトキ
シプロピオン酸、およびエトキシカプリル酸等に
代表される炭素原子数3〜10個のアルコキシ置換
モノカルボン酸類;モノクロル酢酸、2−プロム
プロピオン酸、5−ヨウドカプリン酸、トリクロ
ル酢酸、トリフルオロ酢酸、ペンタフルオロプロ
ピオン酸、ヘプタフルオロイソ酪酸等に代表され
る炭素原子数2〜10個の直鎖状または分枝状のハ
ロゲン置換脂肪族モノカルボン酸類;シユウ酸、
マロン酸、およびグルタル酸等に代表される炭素
原子数2〜10個の直鎖状または分枝状の脂肪族ジ
カルボン酸類;モノクロルマロン酸、ジフルオロ
マロン酸、テトラフルオロコハク酸、およびヘキ
サフルオログルタル酸等に代表される炭素原子数
3〜10個の直鎖状または分枝状のハロゲン置換脂
肪族ジカルボン酸類;安息香酸、P−メチル安息
香酸、P−ブロム安息香酸、フエニル酢酸、O−
メチルフエニル酢酸、P−フルオロフエニル酢酸
等に代表されるベンゼン環が無置換もしくはアル
キル基またはハロゲン原子が置換した安息香酸類
またはフエニル酢酸類等である。特に価格、入手
の容易さ、反応収率等を考慮すると酢酸、プロピ
オン酸、モノクロル酢酸、トリフルオロ酢酸等が
好適に使用される。 また有機スルホン酸化合物について具体例を例
示すると、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、デカンスルホン酸等に代表される炭素数1〜
10個の直鎖状または分枝状の飽和脂肪族スルホン
酸類;モノクロルメタンスルホン酸、トリフルオ
ロメタンスルホン酸、ヘプタフルオロエタンスル
ホン酸、パーフルオロデカンスルホン酸等に代表
される炭素原子数1〜10個の直鎖状または分枝状
のハロゲン置換脂肪族スルホン酸類;ベンゼンス
ルホン酸、P−トルエンスルホン酸、P−クロル
ベンゼンスルホン酸等に代表される無置換または
アルキル基あるいはハロゲン原子が置換した芳香
族スルホン酸類等が挙げられる。 また有機カルボン酸無水物について、具体例を
例示すると、無水モノクロル酢酸、無水トリフル
オロ酢酸、無水ペンタフルオロプロピオン酸およ
び無水パーフルオロカプリン酸に代表される炭素
原子数1〜20個の直鎖状または分枝状のハロゲン
置換脂肪族モノカルボン酸無水物類;無水ジフル
オロマロン酸、無水テトラフルオロコハク酸、無
水ヘキサフルオログルタル酸等の炭素原子数1〜
10個の無水パーフルオロ脂肪族ジカルボン酸等が
挙げられる。特に価格、入手の容易さ、反応収率
等を考慮すると無水モノクロル酢酸、無水トリフ
ルオロ酢酸が好適に使用される。 また有機スルホン酸無水物について具体例を例
示すると無水メタンスルホン酸、無水エタンスル
ホン酸、無水デカンスルホン酸等に代表される炭
素数1〜20個の直鎖状または分枝状の無水飽和脂
肪族スルホン酸類;無水モノクロルメタンスルホ
ン酸、無水トリフルオロメタンスルホン酸、無水
ペンタフルオロエタンスルホン酸、無水パーフル
オロデカンスルホン酸等に代表される炭素原子数
1〜20個の直鎖状または分枝状のハロゲン置換脂
肪族スルホン酸無水物;2−ヒドロキシテトラフ
ルオロエタンスルホン酸サルトン等のサルトン
類;無水ベンゼンスルホン酸、無水P−トルエン
スルホン酸、無水P−クロルベンゼンスルホン酸
等に代表される無置換または低級アルキル基ある
いはハロゲン原子が置換した無水芳香族スルホン
酸類等が挙げられる。特に価格、入手の容易さを
考慮すると無水メタンスルホン酸、無水トリフル
オロメタンスルホン酸、無水−P−トルエンスル
ホン酸が好適に使用される。 また有機カルボン酸化合物、有機スルホン酸化
合物については、カルボン酸基、スルホン酸基を
有するイオン交換樹脂も使用できる。例えばパー
フルオロカルボン酸樹脂、ナフイオン(Nafion)
(商品名)に代表されるパーフルオロスルホン酸
樹脂等が好適に使用できる。 本発明におけるフランまはチオフエングリオギ
ザル酸ハロゲニド類の製造方法を式で示すと次の
ようになる。 または (但し、前記(5)、(6)式中Y1〜Y6及びzは前記一
般式(3)及び(4)と同様であり、Xはハロゲン原子で
ある。) 前記(5)、(6)式で示される反応における反応機構
は明らかではないが、発明者らは次のように推定
している。即ち、触媒である有機酸のうち、有機
カルボン酸を用いた場合には、まず有機カルボン
酸とオギザリルハロゲニドが反応し、その際発生
したハロゲン化水素ガスが触媒となつて反応が進
行すると考えられる。また、触媒として有機スル
ホン酸化合物あるいは有機酸無水物を用いた場合
にはそのもの自体が触媒となり、反応が進行する
ものと考えられる。 本発明において、フラン類またはチオフエン
類、オギザリルハロゲニド、有機酸または有機酸
無水物の仕込みモル比は必要に応じて適宜決定す
ればよいが、通常フラン類またはチオフエン類1
モルに対し有機酸または有機酸無水物は0.1〜5
モル好ましくは0.1〜2モルの範囲から選べば十
分である。その際、オギザリルハロゲニドはフラ
ン類またはチオフエン酸に対し、過剰モルを使用
するのが一般的である。ただし前述した反応機構
を考慮して有機カルボン酸化合物を使用した際に
はフラン類またはチオフエン類と有機カルボン酸
化合物の両モル比を加えたよりやや過剰にオギザ
リルハロゲニドを使用するのがよい。またフラン
類またはリオフエン類を大量に使用し、原料兼溶
媒として使用することも可能である。 また本発明において使用される原料の添加順序
は特に限定されないが、一般には溶媒にフラン類
またはチオフエン類を加えた後、オギザリルハロ
ゲニドを加え、さらに有機酸または有機酸無水物
を徐々に添加するのが良い。 本発明における反応条件に関しては、フラン類
またはチオフエン類の反応性や触媒の種類によつ
て大きく変化するため、一概に限定することはで
きない。例えば、後述する実施例で詳細に示す
が、原料として2−メチルフラン、オギザリルク
ロリド、及び有機酸として酢酸を用いた場合には
反応は氷冷下でも進行して目的とする5−メチル
フラングリオギザル酸クロリドを収率よく得るこ
とができる。また原料として2−メチルチオフエ
ン、オギザリルクロリドを使用し、有機酸として
酢酸を用いた場合にはベンゼンで2日以上加熱還
流する必要があり、酢酸のかわりにトリフルオロ
酢酸あるいは無水トリフルオロ酢酸を用いた場合
では室温で数時間反応させることにより5−メチ
ルチオフエングリオギザル酸クロリドを得ること
ができる。 従つて、本発明における反応条件に関しては一
概に限定することはできず、フラン類またはチオ
フエン類の種類、有機酸または有機酸無水物の種
類により反応時間、反応温度、溶媒等後述する範
囲から適宜決定して実施するのが好ましい。 前述したように本発明における反応温度は一概
に限定することができないが一般には広い範囲か
ら適宜選択することができる。一般には−70℃〜
−250℃好ましくは−20℃〜120℃の範囲から選べ
ばよい。また反応時間は種々の条件によつても異
なるが、通常5分〜10日間好ましくは30分〜5日
間の範囲から選べばよい。更にまた反応糸は反応
中撹拌を行なうのが好ましい。 本発明における反応に際しては溶媒を必ずしも
必要としてないが、一般に有機溶媒を用いるのが
好ましい。該有機溶媒としては不活性な溶媒が特
に限定されず用いられる。一般に好適に使用され
るもを例示すれば次ぎの通りである。即ち、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベンセ
ン、ジクロルベンゼン、ニトロベンゼン、ヘキサ
ン、ヘブタン、石油エーテル、クロロホルム、塩
化メチレン、塩化エチレン、ジブロムテトラフル
オロエタン等の脂肪族または芳香族の炭化水素類
あるいはハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒトロフラン等のエーテ
ル類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類;アセトニルトリル等のニトリル類;N,N−
ジメチルホルムアミド等のN,N−ジアルキルア
ミド類;ジメチルスルホキシド類;N−メチルピ
ロリドン;ニトロメタン;二硫化炭素等が好適に
使用される。 本発明における目的生成物即ちフラン類または
チオフエン類のグリオギザル酸ハロゲニド化合物
を単離精製する方法は公知の方法例えば蒸留、再
結晶等が適用できる。しかしながら、生成するフ
ラン類またはチオフエン類のグリオギザル酸ハロ
ゲニド化合物が不安定な場合には、反応終了後、
減圧下低沸点物を除去した後、精製することなし
に他の反応の原料として使用することも可能であ
る。 本発明において製造したフラン類またはチオフ
エン類のグリオギザル酸ハロゲニド化合物は、農
医薬中間体あるいは有機化合物試薬として広範囲
に利用できる極めてすぐれた化合物である。例え
ば水と反応させることによりフラン類またはチオ
フエン類のグリオギザル酸化合物が得られる。ま
たアルコール類あるいはフエノール類と反応させ
ることによりフラン類またはチオフエン類のグリ
オギザル酸エステル化合物が得られる。これらの
得られた酸類およびエステル類は殺菌剤として利
用することができる。またアミン類と反応させる
ことによりフラン類またはチオフエン類のグリオ
ギザル酸アミド化合物が得られる。 該フラン類またはチオフエン類のグリオギザル
酸アミド化合物は例えば除草剤あるいはセフロキ
シムに代表されるセフアロスポリン類等の抗菌剤
として多方面に使用することができる。 特に除草剤に代表される農薬に使用できる化合
物としては一般式 (但し、Z、Y1、Y2、及びY3は前記一般式(3)と
同様である。 また、R1、R2およびR3はそれぞれ同種または
異種の水素原子、メチル基、またはエチル基を示
しR4、R5およびR6はそれぞれ同種または異種の
水素原子、炭素原子数1〜4個の直鎖状または分
枝状のアルキル基、炭素原子数1〜4個の直鎖状
または分枝状のハロゲノアルキル基、炭素原子数
1〜4個のアルコキシ基、またはハロゲン原子を
示し、nはoまたは1の整数を示す。)で表わさ
れるフラン類またはチオフエン類のグリオギザル
酸アミド化合物が挙げられる。 前述したフラン類またはチオフエン類のグリオ
ギザル酸アミド化合物は赤外線吸収スペクトル
(ir)を測定することにより、3150〜2800cm-1
近にCH結合に基づく吸収、1700〜1630cm-1付近
にα−ケト基およびアミド基のカルボニル結合に
基づく特性吸収を観察することが出来、さらにさ
た後述する実施例に詳述した如く質量スペクト
ル、 1H−、 13C−核磁気共鳴スペクトル、元素
分析等の機器分析の結果から構造を確認すること
ができる。 前述したフラン類またはチオフエン類のグリオ
ギザ酸アミド化合物の製造方法は前記(5)、(6)に示
すような方法で製造されたフラン類またはチオフ
エン類のグリオギザル酸ハロゲニド化合物と一般
(但し、R1、R2、およびR3はそれぞれ同種また
は異種の水素原子、メチル基、またはエチル基を
示しR4、R5およびR6はそれぞれ同種または異種
の水素原子、炭素原子数1〜4個の直鎖状または
分枝状のアルキル基、炭素原子数1〜4個の直鎖
状または分枝状のハロゲノアルキル基、炭素原子
数1〜4個のアルコキシ基、またはハロゲン原子
を示しnは0または1の整数を示す。)で表わさ
れる芳香族アミン類とを反応させて得ることがで
きる。 本発明を更に具体的に説明するため以下実施例
を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。 実施例 1−1 200mlのナス型フラスコに2−メチルフラン4.1
g、ベンゼン40ml、オギザリルクロリド15gを入
れ、酢酸3gを加え、氷冷下1時間次に室温で2
時間撹拌した後、室温下減圧で低沸物を除去し
た。残留物を減圧蒸留し、淡黄色液体の5−メチ
ルフラングリオギザル酸クロリド7.15gを得た。
(沸点77℃/0.2mmHg、単離収率77.8%) 実施例 1−2 酢酸のかわりにプロピオン酸3.7gを用いた以
外は実施例1−1と同様の操作を行ない、反応終
了後減圧で低沸物を除去し5−メチルフラングリ
オギザル酸クロリドを得た。続いて冷却下エタノ
ール50mlをゆつくり加え、室温で2時間撹拌した
後、減圧下エタノールを除去し、減圧蒸留を行な
い5−メチルフラングリオギザル酸エチル8.11g
を得た。沸点10.3℃/0.5mm/Hg、単離収率(2
−メチルフラン基準)89.1%であつた。 実施例 1−3 2−メチルフラン2g、酢酸のかわりにトリフ
ルオロ酢酸を用いた以外は実施例1−1と同様の
操作を行ない、反応終了後減圧で低沸物を除去
し、5−メチルフラングリオギザル酸クロリドを
得た。続いてこれに50mlのクロロホルムを加え、
氷冷下撹拌しながら4−t−ブチル−α−メチル
ベンジルアミン4.5g、トリエチルアミン2.6gを
1.5mlのクロロホルムに溶かした溶液を30分で滴
下した。次に室温で1日撹拌した後、反応溶液を
分液ロートに移し、水100ml、5%塩酸100ml、水
100mlで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。1
日放置後、硫酸ナトリウムを3別し、減圧下クロ
ロホルムを除去した後、減圧蒸留を行い、下記に
示す構造を有する粘稠な淡黄色液体5.62gを得
た。 沸 点 196℃/0.5mmHg 単離収率 (2−メチルフラン基準)71.8 その元素分析値はC72.78%、H7.40%、N4.47
%であつてC19H23NO3(313.40)に対する計算値
であるC72.82%、H7.40%、N4.47%に良く一致
した。 また赤外吸収スペクトルは1640cm-1にアミド基
のカルボニル結合、1680cm-1にα−ケト基のカル
ボニル結合に基づく強い吸収を示した。 また質量スペクトルを測定したところm/e313
に分子イオンピーク、m/e176に
【式】に対応するピ ーク、m/e161(100%)に
【式】に対応するピーク、 m/e109に
【式】に対応するピー クを示した。 また 1H−核磁気共鳴スペクトル(δ;ppm:
テトラメチルシラン基準、重クロロホルム溶媒)
を測定した結果は次の通りであつた。但し、( )
内にはそれぞれ順にδ値(ppm)、積分曲線から
換算したプロトン数、およびピークの分裂状態を
示した。 さらに 13C−核磁気共鳴スペクトル(δ;
ppm:テトラメチルシラン基準、無溶媒、100℃)
を測定した結果は次の通りであつた。但し数値は
δ値(ppm)を示した。 上記の結果から生成物が5−メチルフラングリ
オギザル酸−α−メチル−4′−t−ブチルベンシ
ルアミドであることが確認された。 実施例 1−4 2−メチルフラン2g、酢酸のかわりにトリフ
ルオロ酢酸を用いた以外は実施例1−1と同様の
操作を行ない、反応終了後減圧で低沸物を除去し
5−メチルフラングリオギザル酸クロリドを得
た。続いてこれに50mlのクロロホルムを加え氷冷
下撹拌しながら、α−ジメチルベンシルアミン
3.4g、トリエチルアミン2.6gを15mlのクロロホ
ルムに溶かした溶液を30分で滴下した。次に室温
で1日撹拌した後、反応溶液を分液ロートに移し
水100ml、5%塩酸100ml、水100mlで洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。1日放置後、硫酸ナト
リウムを3別し、減圧下クロロホルムを除去した
後、残留固体をベンゼン−ヘキサンから再結晶し
下記に示す構造を有する淡黄色プリズム状結晶
4.94gを得た。 融 点 124℃〜125℃ 単離収率 (2−メチルフラン基準)72.9 実施例 1−5 実施例1−1に示した方法と同じようにして、
種々の有機酸または有機酸無水物を用い、2−メ
チルフランとオギザリルハロゲニドとを第1表に
示すような条件下で反応させ5−メチルフラング
リオギザル酸ハロゲニドを得た。得られた5−メ
チルフラングリオギザル酸ハロゲニドは実施例1
−3と同様の操作でアミド化を行ない最終生成物
として5−メチルフラングリオギザル酸アミド類
として単離した結果の収率(2−メチルフラン基
準)を同じく第1表に示した。 実施例 2−1 200mlナス型フラスコに2−メチルチオフエン
9.8g、ベンゼン60ml、オギザリルクロリド25.4
gを入れ、トリフルオロ酢酸11.4gを加えた後、
室温で6時間撹拌した。室温で減圧下低沸物を除
去し残留物を減圧蒸留し、淡黄色液体の5−メチ
ルチオフエングリオギザル酸クロリド5.0gを得
た。(沸点93℃/0.1cmHg単離収率26.5%) 実施例 2−2 200mlナス型フラスコに2−メチルチオフエン
4.9g、オギザリルクロリド19g、ベンゼン50ml
を入れ、酢酸6gを加えた。室温で2時間撹拌し
た後、24時間加熱還流を行い、冷却後室温下減圧
で低沸物を除去し5−メチルチオフエングリオギ
ザル酸クロリドを得た。続いて冷却下エタノール
50mlをゆつくり加え、室温で1日撹拌した後、減
圧下エタノールを除去し減圧蒸留を行ない、5−
メチルチオフエングリオギザル酸エチル3.2gを
得た。(沸点107℃/0.3mmHg、単離収率(2−メ
チルチオフエン基準)32.3%) 実施例 2−3 原料として2−メチルチオフエン4.9g、およ
び芳香族アミン類としてα,α−ジメチルベンシ
ルアミンを用いた以外は実施例1−3と同様の操
作で反応を行ない、下記に示す構造を有する淡黄
色液体5.27gを得た。 沸 点 170℃/0.07mmHg 単離収率 (2−メチルチオフエン基準)36.7% その元素分析値はC66.86%、H5.97%、N4.87
%であつてC16H17NO2S(287.39)に対する計算値
であるC66.72%、H5.82%、N5.01%に良く一致
した。 このものの赤外吸収スペクトルを測定した結果
1640cm-1、1690cm-1にそれぞれアミド基、および
α−ケト基のカルボニル結合に基づく強い吸収を
示した。 また質量スペクトルを測定したところm/e287
に分子イオンピークm/s125(100%)に
【式】に対応するピークm/e119 に
【式】に対応するピークを示し た。 また 1H−核磁気共鳴スペクトル(δ;ppm:
テトラメチルシラン基準、重クロロホルム溶媒)
を測定した結果は次の通りであつた。但し( )
内にはそれぞれδ値(ppm)、積分曲線から換算
したプロトン数、およびピークの分裂状態を示し
た。 さらに 13−核磁気共鳴スペクトル(δ;
ppm:テトラメチルシラン基準、無溶媒、50℃)
を測定した結果は次の通りであつた。但し数値は
δ値一(ppm)を示した。 上記の結果から、5−メチルチオフエングリオ
ギザル酸−α,α−ジメチルベンジルアミドであ
ることが確認された。 実施例 2−4 実施例2−1に示した方法と同じようにして、
種々の有機酸または有機酸無水物を用い、2−メ
チルチオフエンとオギザリルハロゲニドとを第1
表に示すような条件下で反応させ5−メチルチオ
フエングリオギザル酸ハロゲニドを得た。得られ
た5−メチルチオフエングリオギザル酸ハロゲニ
ドは実施例1−3と同様の操作でアミド化を行な
い、最終生成物として5−メチルチオフエングリ
オギザル酸アミド類として単離した結果の収率
(2−メチルフラン基準)を同じく第2表に示し
た。 実施例 3−1 原料として3−メチルチオフエンを用いた以外
は実施例2−1と同様の操作を行ない、淡黄色液
体の3−メチルチオフエングリオギザル酸クロリ
ド5.75gを得た。(沸点84℃/0.2mmHg単離収率
30.5%) 実施例 3−2 実施例3−1に示した方法と同じようにして、
種々の有機酸または有機酸無水物を用い、3−メ
チルチオフエンとオギザリルハロゲニドとを第3
表に示すような条件下で反応させ3−メチルチオ
フエングリオギザル酸ハロゲニドを得た。得らて
た3−メチルチオフエングリオギザル酸ハロゲニ
ドは実施例1−3と同様の操作でアミド化を行な
い、最終生成物として3−メチルチオフエングリ
オギザル酸アミド類として単離した結果の収率
(3−メチルチオフエン基準)を同じけ第3表に
示した。 実施例 4−1 原料としてフラン6.8g、トリフルオロ酢酸の
かわりにモノクロル酢酸を用いた以外は実施例2
−1と同様の操作を行ない、淡黄色液体のフラン
グリオギザル酸クロリド4.5gを得た。(沸点69
℃/0.15mmHg、単離収率28.4%) 実施例 4−2 実施例4−1に示した方法と同じようにして、
種々の有機酸または有機無水物を用い、フランと
オギザリルハロゲニドとを第4表に示すような条
件下で反応させ21−フラングリオギザル酸ハロゲ
ニドを得た。得られた2−フラングリオギザル酸
ハロゲニドは実施例1−3と同様の操作でアミド
化を行ない最終生成物として2−フラングリオギ
ザル酸アミド類として単離した結果の収率(2−
メチルフラン基準)を同じく第4表に示した。 実施例 5 100mlナス型フラスコに3−メトキシチオフエ
ン3g、ベンゼン50ml、オギザリルクロリド14g
を入れ、ネリフルオロ酢酸6gを加え室温で30分
間反応させた後、減圧で低沸物を除去し、3−メ
トキシチオフエングリオギザル酸クロリド2.6g
を得た。(収率52.4%) 次にこの得られた3−メトキシチオフエングリ
オギザル酸クロリド2.6gに氷冷下エタノール50
mlをゆつくり加え室温で2時間撹拌後、減圧下エ
タノールを除去し、減圧蒸留を行ない留出時は淡
黄色であるが、すぐ赤紫色に変化する液体の3−
メトキシチオフエングリオギザル酸エチル1.36g
を得た。沸点144℃/0.3mmHg収率(3−メトキ
シチオフエン基準)24.1% 実施例 6 実施例2−1における2−メチルチオフエンの
代りに、2−ブロムチオフエンを用いた以外は実
施例2−1と同様に反応を行なつたところ、生成
物として粘稠な液体5−ブロムチオフエングリオ
ギザル酸クロリド2.8gを得た。(収率11.1%) 次にこの得られた5−ブロムチオフエングリオ
ギザル酸クロリド2.8gに氷冷下イソブチルアル
コール30mlをゆつくり加え、室温で一夜撹拌後、
減圧下イソブチルアルコールを除去し減圧蒸留を
行ない、淡黄色液体2.6gを得た。(沸点148℃/
3mmHg、収率(5−ブロムチオフエン基準)
10.5%) 実施例 7 実施例−1における3−メトキシチオフエンの
代りにβ−(2−フリル)プロビオン酸メチル
(0.1mol)を用いた以外は実施例−1と同様に反
応を行なつたところ、生成物として粘稠な液体5
−2′−メトキシカルボニルエチルフラングリオギ
ザルクロリド24gを得た。(収率98.1%) 次にこの得られた5−2′−メトキシカルボニル
エチルフラングリオギザル酸クロリド24gに氷冷
下メタノール100mlをゆつくり加え、室温で3時
間撹拌後、メタノールを除去しメタノールから再
結晶を行ない、下記に示す構造を有する淡黄色結
晶16.7gを得た。 融 点 55〜56℃ 単離収率 (β−(2フリル)プロピオン酸メチ
ル基準)69.9% 実施例 8 実施例1−1、1−2において詳細に記述した
のと同様な方法により、種々の有機酸または有機
酸無水物を用い、フラン類またはチオフエン類と
オギザリルクロリドをさまざまな条件で反応させ
た結果を第5表に示した。また得られたフエン類
またはチオフエン類のグリオギザル酸クロリド化
合物は実施例1−2と同様の操作を行ない、エチ
ルエステル類として単離した収率を同じく第5表
に示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フラン類またはチオフエン類とオギザリルハ
    ロゲニドを有機酸または有機酸無水物の存在下に
    反応させることを特徴とするフラン類またはチオ
    フエン類のグリオギザル酸ハロゲニド化合物の製
    法。
JP24434583A 1983-12-26 1983-12-26 フラン類またはチオフエン類のグリオギザル酸ハロゲニド化合物の製法 Granted JPS60136578A (ja)

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