JPH0447043A - 既設管のライニング工法制御装置 - Google Patents
既設管のライニング工法制御装置Info
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- JPH0447043A JPH0447043A JP15611590A JP15611590A JPH0447043A JP H0447043 A JPH0447043 A JP H0447043A JP 15611590 A JP15611590 A JP 15611590A JP 15611590 A JP15611590 A JP 15611590A JP H0447043 A JPH0447043 A JP H0447043A
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Landscapes
- Sewage (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野)
本発明は、老巧化した既設管の再生用に、その内部に内
張りを施すためのライニング工法の制御装置に関するも
のである。
張りを施すためのライニング工法の制御装置に関するも
のである。
例えば上水道や下水道用の埋設管として使用されている
金属管やヒユーム管等は、長期の使用によって老巧化し
1割れや腐食により漏水を生ずる怖れがあり、その全更
新に代る経済的対策の一つとして既設管の内部に合成樹
脂製の管を挿入してライニングする方法が行われている
。
金属管やヒユーム管等は、長期の使用によって老巧化し
1割れや腐食により漏水を生ずる怖れがあり、その全更
新に代る経済的対策の一つとして既設管の内部に合成樹
脂製の管を挿入してライニングする方法が行われている
。
その方法の一つに合成樹脂製の帯状体を螺旋状に巻回す
ることにより製造される螺旋管を既設管内に挿通して内
装する方法が、例えば特開昭61−48690号公報に
開示されている。詳細は上記引用文献に譲り、その工法
概要を簡単に説明する。すなわち、第6図にその装置の
一例の概要図を示すように、この方法は、既設管81の
端部開口に対向させて、螺旋管10aを製造し得る製管
機20を例えばマンホール82内に設置して実施するも
ので、この製管機20には、各側縁部同士が相互に係合
し得る合成樹脂製の帯状体10が順次供給され、製管機
20はこの帯状体lOを螺旋状に巻回すると共に、その
巻回により相互に隣り合った帯状体10の側縁部同士を
係合させることにより、順次螺旋管10aを形成して製
造する。製造される螺旋管10aは、順次、回転しつつ
製管機20から導出される。そして、この製管機20か
ら導出される螺旋管10aは、直接、既設管81内へ挿
通されて既設管81内を回転しつつ推進される。既設管
81の略々全域にわたって螺旋管10aが挿入されると
、この螺旋管10aと既設管81との間にセメントモル
タル等の裏込め材が充填されて螺旋管10aが既設管8
1丙に固定される。これにより、既設管81をこの螺旋
管10aによりライニングするようにしたものである。
ることにより製造される螺旋管を既設管内に挿通して内
装する方法が、例えば特開昭61−48690号公報に
開示されている。詳細は上記引用文献に譲り、その工法
概要を簡単に説明する。すなわち、第6図にその装置の
一例の概要図を示すように、この方法は、既設管81の
端部開口に対向させて、螺旋管10aを製造し得る製管
機20を例えばマンホール82内に設置して実施するも
ので、この製管機20には、各側縁部同士が相互に係合
し得る合成樹脂製の帯状体10が順次供給され、製管機
20はこの帯状体lOを螺旋状に巻回すると共に、その
巻回により相互に隣り合った帯状体10の側縁部同士を
係合させることにより、順次螺旋管10aを形成して製
造する。製造される螺旋管10aは、順次、回転しつつ
製管機20から導出される。そして、この製管機20か
ら導出される螺旋管10aは、直接、既設管81内へ挿
通されて既設管81内を回転しつつ推進される。既設管
81の略々全域にわたって螺旋管10aが挿入されると
、この螺旋管10aと既設管81との間にセメントモル
タル等の裏込め材が充填されて螺旋管10aが既設管8
1丙に固定される。これにより、既設管81をこの螺旋
管10aによりライニングするようにしたものである。
螺旋管10aに形成される帯状体10の材料としては、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の可
撓性を有する合成樹脂が用いられる。この帯状体10は
、通常、一方の側縁部に凸条が長手方向に連続的に設け
られており、他方の側縁部には、この凸条が係合し得る
凹条が長手方向に連続的に設けられている。そして、帯
状体10が螺旋状に巻回された場合に、相互に隣り合う
帯状体10の側縁部の凸条内に凹条が嵌合されて、螺旋
管10aが形成されるよう構成されている。
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の可
撓性を有する合成樹脂が用いられる。この帯状体10は
、通常、一方の側縁部に凸条が長手方向に連続的に設け
られており、他方の側縁部には、この凸条が係合し得る
凹条が長手方向に連続的に設けられている。そして、帯
状体10が螺旋状に巻回された場合に、相互に隣り合う
帯状体10の側縁部の凸条内に凹条が嵌合されて、螺旋
管10aが形成されるよう構成されている。
しかしながら、以上のようなライニング工法にあって、
既設管81内に挿入された螺旋管10aは、回転しつつ
その既設管81内を推進するため、既設管81内径より
わずかに小さい外径を有する螺旋管10aを既設管81
内に挿入すると、螺旋管10a外周面のほぼ全面が既設
管81内周面に接触することになり、螺旋管10aには
大きな抵抗が加わる。螺旋管10aを製造する製管機2
0には、帯状体10が順次供給されており、製管機20
にて製管された螺旋管10aがこの製管機20から順次
導出されているため、製造された螺旋管10aに抵抗が
加わると、螺旋管10aは既設管81内を推進されず、
製管機20により帯状体10が螺旋管10aとして順次
送り出されることにより、螺旋管10aにおける帯状体
10に推進力が加わり、その相互に嵌合された凸条と凹
条とが滑り出して、螺旋管10aの径が大きくなる。こ
のようにして、螺旋管10aの径が大きくなると、この
螺旋管10aと既設管81との接触抵抗が大きくなり、
螺旋管10aは既設管内を推進することができなくなる
。
既設管81内に挿入された螺旋管10aは、回転しつつ
その既設管81内を推進するため、既設管81内径より
わずかに小さい外径を有する螺旋管10aを既設管81
内に挿入すると、螺旋管10a外周面のほぼ全面が既設
管81内周面に接触することになり、螺旋管10aには
大きな抵抗が加わる。螺旋管10aを製造する製管機2
0には、帯状体10が順次供給されており、製管機20
にて製管された螺旋管10aがこの製管機20から順次
導出されているため、製造された螺旋管10aに抵抗が
加わると、螺旋管10aは既設管81内を推進されず、
製管機20により帯状体10が螺旋管10aとして順次
送り出されることにより、螺旋管10aにおける帯状体
10に推進力が加わり、その相互に嵌合された凸条と凹
条とが滑り出して、螺旋管10aの径が大きくなる。こ
のようにして、螺旋管10aの径が大きくなると、この
螺旋管10aと既設管81との接触抵抗が大きくなり、
螺旋管10aは既設管内を推進することができなくなる
。
このため、従来のライニング工法では、螺旋管10a外
周面のほぼ全面か既設管81内周面に接触することを防
止するために、螺旋管10aの内径を既設管81の内径
よりも十分に小さくして既設管81内に推進させること
が行われている。
周面のほぼ全面か既設管81内周面に接触することを防
止するために、螺旋管10aの内径を既設管81の内径
よりも十分に小さくして既設管81内に推進させること
が行われている。
従って、従来のライニング工法によりライニングされた
既設管81は、流体か通流される部分(螺旋管10aの
断面)か、当初の流体通流部分(既設管81の断面)よ
りも著しく小さくなり、ライニング後の流体の通流量が
、ライニング前の流体の通流量よりも著しく低下してし
まう。
既設管81は、流体か通流される部分(螺旋管10aの
断面)か、当初の流体通流部分(既設管81の断面)よ
りも著しく小さくなり、ライニング後の流体の通流量が
、ライニング前の流体の通流量よりも著しく低下してし
まう。
さらに、既設管81と螺旋管10aのと内径差が大きく
なると、螺旋管10aは既設管81に対して傾動し得る
ため、既設管81と螺旋管10aとの間にセメントモル
タル等の裏込め材を充填して、螺旋管10aを既設管8
1に固定しなければならない。既設管81と螺旋管10
aとの内径差が大きくなると2多量の裏込め材が必要と
なるため、裏込め充填作業に非常に手間を要し、しかも
経済性を損なうという問題点があった。
なると、螺旋管10aは既設管81に対して傾動し得る
ため、既設管81と螺旋管10aとの間にセメントモル
タル等の裏込め材を充填して、螺旋管10aを既設管8
1に固定しなければならない。既設管81と螺旋管10
aとの内径差が大きくなると2多量の裏込め材が必要と
なるため、裏込め充填作業に非常に手間を要し、しかも
経済性を損なうという問題点があった。
このような問題を解決するために、本願と同一の発明者
らは、第5図にその装置の一実施例の説明図を示すよう
に、帯状体10の螺旋管10aに各回する際に、帯状体
10の係合される側縁部間に、帯状の線材30を係止さ
せて、係合された各帯状体10の側縁部間の抵抗を増加
させる改善手段を開発し、特願平1−219519号公
報により出願済である。このようにして、製管機20に
より螺旋管10aを製造することにより、螺旋管10a
を構成する帯状体10の側縁部間のまさつ抵抗が前記線
材30により増加するため、小径の螺旋管10aを製造
できる。そして、既設管81内に、このような小径の螺
旋管10aを挿通させた後に、螺旋管10aを製造する
場合と同様に帯状体10を供給することにより螺旋管を
構成する帯状体10に推進力を付与しつつ、離脱具40
により、帯状線材30を帯状体10の側縁部間から離脱
させれば、線材30が離脱された部分から、順次、各帯
状体10の側縁部同士が滑動して、螺旋管10aは、回
転しつつ拡径される。そして、拡径された螺旋管10b
は、既設管81内周面にほぼ当接した状態となる。
らは、第5図にその装置の一実施例の説明図を示すよう
に、帯状体10の螺旋管10aに各回する際に、帯状体
10の係合される側縁部間に、帯状の線材30を係止さ
せて、係合された各帯状体10の側縁部間の抵抗を増加
させる改善手段を開発し、特願平1−219519号公
報により出願済である。このようにして、製管機20に
より螺旋管10aを製造することにより、螺旋管10a
を構成する帯状体10の側縁部間のまさつ抵抗が前記線
材30により増加するため、小径の螺旋管10aを製造
できる。そして、既設管81内に、このような小径の螺
旋管10aを挿通させた後に、螺旋管10aを製造する
場合と同様に帯状体10を供給することにより螺旋管を
構成する帯状体10に推進力を付与しつつ、離脱具40
により、帯状線材30を帯状体10の側縁部間から離脱
させれば、線材30が離脱された部分から、順次、各帯
状体10の側縁部同士が滑動して、螺旋管10aは、回
転しつつ拡径される。そして、拡径された螺旋管10b
は、既設管81内周面にほぼ当接した状態となる。
このようにして、既設管81を挿通された螺旋管10a
を順次拡径すれば、螺旋管iobは既設管内周面全体に
わたって、はぼ当接した状態となる。
を順次拡径すれば、螺旋管iobは既設管内周面全体に
わたって、はぼ当接した状態となる。
前記引用既出願発明の目的は、上記のように既設管8a
と略々同径に既設管内周面をライニングし得る既設管8
1のライニング工法を提供することにあり、さらに、既
設管81内に螺旋管10aを挿通する際に、螺旋管10
aが拡径するおそれがなく、この螺旋管10aを既設管
81内に容易に推進させることができる既設管81のラ
イニング工法を提供することにあった。また、さらに、
既設管81内を比較的小径状態で挿通された螺旋管10
aを、既設管81内周面に当接する状態にその全体にわ
たって確実に拡径し得る既設管81のライニング工法を
提供することにあった。
と略々同径に既設管内周面をライニングし得る既設管8
1のライニング工法を提供することにあり、さらに、既
設管81内に螺旋管10aを挿通する際に、螺旋管10
aが拡径するおそれがなく、この螺旋管10aを既設管
81内に容易に推進させることができる既設管81のラ
イニング工法を提供することにあった。また、さらに、
既設管81内を比較的小径状態で挿通された螺旋管10
aを、既設管81内周面に当接する状態にその全体にわ
たって確実に拡径し得る既設管81のライニング工法を
提供することにあった。
このため、前記既出願発明の既設管81のライニング工
法は、各側縁部が相互に係合し得る帯状体10を螺旋状
に各回する工程と、その巻回により相互に隣接する帯状
体10の側縁部同士を係合させるとともに、その係合さ
れた部分の摩擦抵抗を増加させるべく、その部分に線材
30を連続的に係止させて、螺旋管10aを製造する工
程と、製造された螺旋管10aを既設管81内に順次挿
入して、挿入された螺旋管10aを既設管81内に推進
させた後この螺旋管10aの先端を既設管81に固定す
る工程と、この螺旋管10a先端を既設管81に固定し
た状態で、この螺旋管10aを構成する帯状体10に推
進力を付与しつつ、その推進力に関する情報に基づいて
制御される所定の速度で、前記線材30を螺旋管10b
から離脱させて、螺旋管10aの帯状体10が離脱され
た部分から帯状体10の相互に係合された側縁部同士を
滑動動させて、この螺旋管10aを拡径する工程とを包
含させることにより、前記目的を達成しようとしたもの
である。
法は、各側縁部が相互に係合し得る帯状体10を螺旋状
に各回する工程と、その巻回により相互に隣接する帯状
体10の側縁部同士を係合させるとともに、その係合さ
れた部分の摩擦抵抗を増加させるべく、その部分に線材
30を連続的に係止させて、螺旋管10aを製造する工
程と、製造された螺旋管10aを既設管81内に順次挿
入して、挿入された螺旋管10aを既設管81内に推進
させた後この螺旋管10aの先端を既設管81に固定す
る工程と、この螺旋管10a先端を既設管81に固定し
た状態で、この螺旋管10aを構成する帯状体10に推
進力を付与しつつ、その推進力に関する情報に基づいて
制御される所定の速度で、前記線材30を螺旋管10b
から離脱させて、螺旋管10aの帯状体10が離脱され
た部分から帯状体10の相互に係合された側縁部同士を
滑動動させて、この螺旋管10aを拡径する工程とを包
含させることにより、前記目的を達成しようとしたもの
である。
ここにおいて、本発明は、以上の既出願発明工法を効果
的に実施するための制御手段を提供することを目的とし
ている。
的に実施するための制御手段を提供することを目的とし
ている。
このため、本発明においては、互に隣接する帯状体の側
縁部間に線材を介装してこの側縁部同士を係合させる製
管手段により形成した螺旋管を、既設管内に挿通推進し
て拡径することによりライニング施工を行う既設管のラ
イニング工法において、前記製管手段の油圧動力を発生
するための油圧ユニットと、その油圧回路に設けた電圧
制御式比例弁と、前J己線材を巻取るための油圧モータ
駆動の線材巻取手段と、この巻取手段の巻取速度検出手
段と、与えられた線材巻取速度指令値と前記速度検出手
段で得られた現在の速度とに基づいて前記線材巻取手段
の駆動モータに送出される駆動指令値を制御するための
モータ駆動制御手段を備えるとともに、前記螺旋管の先
端を前記既設管に固定した状態で、この螺旋管を拡径す
る初期工程での油圧値を検出するための圧力検出手段を
前記油圧ユニット中に設け、この初期油圧変化データを
平均化処理して基準油圧値を算出するための油圧演算処
理手段と、この基準油圧値に基づいて以降の拡径工程時
の油圧制御幅を設定するための所定値を入力する制御定
数入力手段と、前記拡径工程時の油圧変化データに基づ
いて前記モータ駆動制御手段に送出される前記指令値を
補正するための巻取速度補正手段とを具備するよう構成
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
縁部間に線材を介装してこの側縁部同士を係合させる製
管手段により形成した螺旋管を、既設管内に挿通推進し
て拡径することによりライニング施工を行う既設管のラ
イニング工法において、前記製管手段の油圧動力を発生
するための油圧ユニットと、その油圧回路に設けた電圧
制御式比例弁と、前J己線材を巻取るための油圧モータ
駆動の線材巻取手段と、この巻取手段の巻取速度検出手
段と、与えられた線材巻取速度指令値と前記速度検出手
段で得られた現在の速度とに基づいて前記線材巻取手段
の駆動モータに送出される駆動指令値を制御するための
モータ駆動制御手段を備えるとともに、前記螺旋管の先
端を前記既設管に固定した状態で、この螺旋管を拡径す
る初期工程での油圧値を検出するための圧力検出手段を
前記油圧ユニット中に設け、この初期油圧変化データを
平均化処理して基準油圧値を算出するための油圧演算処
理手段と、この基準油圧値に基づいて以降の拡径工程時
の油圧制御幅を設定するための所定値を入力する制御定
数入力手段と、前記拡径工程時の油圧変化データに基づ
いて前記モータ駆動制御手段に送出される前記指令値を
補正するための巻取速度補正手段とを具備するよう構成
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
(作用〕
以上のようなライニング工法制御装置により、前記従来
工法側において生ずる問題点は解消され、既設管内を推
進する螺旋管は拡径することが防止されるため、著しく
小径とする必要なしに円滑に挿通することができ、また
、最終的には既設管内面に確実に拡径して当接させ得る
。
工法側において生ずる問題点は解消され、既設管内を推
進する螺旋管は拡径することが防止されるため、著しく
小径とする必要なしに円滑に挿通することができ、また
、最終的には既設管内面に確実に拡径して当接させ得る
。
以下に、本発明に係る制御装置の一実施例を前記第5図
に示す装置側に基づいて説明する。
に示す装置側に基づいて説明する。
第2図に、本発明制御装置と各アクチュエータの全体説
明図、第1図に、その制御ブロック図を示す。
明図、第1図に、その制御ブロック図を示す。
(構成)
第2図において、60は、本実施例の既設管わ81のラ
イニング工法制御装置、20は、油圧センサ20aを含
む前記製管機で、油圧モータ22により動力を発生する
油圧スイッチ23.比例制御弁等を含む油圧ユニット6
1により駆動される。
イニング工法制御装置、20は、油圧センサ20aを含
む前記製管機で、油圧モータ22により動力を発生する
油圧スイッチ23.比例制御弁等を含む油圧ユニット6
1により駆動される。
製管機20からリブロック輪部を有する前記帯状体10
に付与される推進力と、巻取速度検出手段を有する帯状
線材30.巻取装置50による巻取速度■2とを第5図
において、0 ・■1の関係で円錐部長さしを一定ゞ・
=D−d とするよう同期させるため、製管機20に取付けた前記
油圧センサ20aの出力信号を用いるよう構成されてい
る。
に付与される推進力と、巻取速度検出手段を有する帯状
線材30.巻取装置50による巻取速度■2とを第5図
において、0 ・■1の関係で円錐部長さしを一定ゞ・
=D−d とするよう同期させるため、製管機20に取付けた前記
油圧センサ20aの出力信号を用いるよう構成されてい
る。
ここに、Vlは帯状体10の供給速度、D及びdはそれ
ぞれ螺旋管10a及び10bの直径である。
ぞれ螺旋管10a及び10bの直径である。
(動作)
以下に、この制御動作を、第1.2図及び第3図の動作
シーケンスフローチャートに基づいて、製管工程、拡径
工程の区分に従って説明する。第4図は各工程における
油圧値Pを示す特性図の一例である。
シーケンスフローチャートに基づいて、製管工程、拡径
工程の区分に従って説明する。第4図は各工程における
油圧値Pを示す特性図の一例である。
また、第1図において、70は、油圧センサ20aの出
力油圧値Pのアナログ/ディジタル変換器、71はCP
U、72は、制御定数入力装置76からの入力定数、7
3は、帯状線材30の巻取速度■2補正計算回路、74
は補正指令回路、75は同信号を表わす。また、第3.
4図におけるα2/β2は、それぞれ上記入力の下限/
上限設定定数、77は平均化回路、PKは拡径初期平均
油圧値、P1□/Pu2は、それぞれ油圧制御幅の下限
/上限設定値を表わす。
力油圧値Pのアナログ/ディジタル変換器、71はCP
U、72は、制御定数入力装置76からの入力定数、7
3は、帯状線材30の巻取速度■2補正計算回路、74
は補正指令回路、75は同信号を表わす。また、第3.
4図におけるα2/β2は、それぞれ上記入力の下限/
上限設定定数、77は平均化回路、PKは拡径初期平均
油圧値、P1□/Pu2は、それぞれ油圧制御幅の下限
/上限設定値を表わす。
第3図において、まずステップS1で各油圧制御定数α
2.β2を入力し、ステップS2で製管機20の起動を
指令し、油圧ユニット61を駆動する。つぎにステップ
S3で油圧ユニット61における前記比例制御弁の開度
を電圧出力で調整して、帯状体10に推進力を付与する
。製管か終了すると、ステップS4で不図示の停止スイ
ッチによりその終了を指令する。ここまでが製管工程で
ある。
2.β2を入力し、ステップS2で製管機20の起動を
指令し、油圧ユニット61を駆動する。つぎにステップ
S3で油圧ユニット61における前記比例制御弁の開度
を電圧出力で調整して、帯状体10に推進力を付与する
。製管か終了すると、ステップS4で不図示の停止スイ
ッチによりその終了を指令する。ここまでが製管工程で
ある。
つぎに、ステップS5て、螺旋管10aの先端を既設管
81の内壁に固定する。そののち、拡径工程に移り、ス
テップS6で拡径起動を指令する。拡径起動後、拡径立
上り時の油圧の乱れに影響されないよう(第4図参照)
若干のデッドタイム(例えば約3秒以下)を設け、ステ
ップS7で、帯状線材30の巻取速度V、を指令し、ス
テップS9で拡径初期油圧データPを入力し、ステップ
S10でその後、変化する油圧値Pデータを一定時間(
例えば1〜2秒)w、きにサンプリングして、拡径初期
の平均油圧値PKを求める。
81の内壁に固定する。そののち、拡径工程に移り、ス
テップS6で拡径起動を指令する。拡径起動後、拡径立
上り時の油圧の乱れに影響されないよう(第4図参照)
若干のデッドタイム(例えば約3秒以下)を設け、ステ
ップS7で、帯状線材30の巻取速度V、を指令し、ス
テップS9で拡径初期油圧データPを入力し、ステップ
S10でその後、変化する油圧値Pデータを一定時間(
例えば1〜2秒)w、きにサンプリングして、拡径初期
の平均油圧値PKを求める。
この方法により、現場の既設管81の条件に近似した制
御基準油圧値を設定することができる。
御基準油圧値を設定することができる。
以下は、ステップSitにおいて、このp+c値データ
をCPU71に入力し、このPK値と下限/上限設定定
数α2/β2とにより、第1図73における巻取速度補
正を行って、油圧制御幅の下/上限 P 12/ P
u2を設定し、ステップS12において入力した現在の
油圧値Pデータと比較し、ステップS13を経て、スイ
ップS14で巻取速度補正の計算/指令を行い、ステッ
プS15の終了指令を経て拡径工程を終了する。この間
、ステッップS6以降は、ステップS8の比例弁開度制
御を継続する。
をCPU71に入力し、このPK値と下限/上限設定定
数α2/β2とにより、第1図73における巻取速度補
正を行って、油圧制御幅の下/上限 P 12/ P
u2を設定し、ステップS12において入力した現在の
油圧値Pデータと比較し、ステップS13を経て、スイ
ップS14で巻取速度補正の計算/指令を行い、ステッ
プS15の終了指令を経て拡径工程を終了する。この間
、ステッップS6以降は、ステップS8の比例弁開度制
御を継続する。
以上の制御装置動作により、安定して螺旋管10bの拡
径が行われ、既設管81内径に確実に当接させることが
できる。
径が行われ、既設管81内径に確実に当接させることが
できる。
以上、説明したように、本発明装置によれば、前記第5
図に示したような改善された既設管ライニング工法の制
御を確実に行うようにしたため、この工法の利点を効果
的に実現させることができるようになった。
図に示したような改善された既設管ライニング工法の制
御を確実に行うようにしたため、この工法の利点を効果
的に実現させることができるようになった。
第1図は、本発明制御装置の一実施例の制御ブロック図
、第2図は、本制御装置と各アクチュエータの全体説明
図、第3図はその制御動作シーケンスフローチャート、
第4図は、各工程における油圧値特性曲線の一例、第5
図は、本発明を適用する改善ライニング工法の説明図、
第6図は従来のライニング工法の一例の説明図である。 10−一帯状体 10a、10b=−螺旋管 20−一製管機 20a−・−圧力センサ 22.53−−−−モータ 30・・・−・帯状線材 S O−−−−・帯状線材巻取機 52−−−−巻取速度検出器 60−−−−−−ライニング工法(モータ駆動)制御装
置61−−−−−・圧カニニット 7l−−−−CPU 73−−−−−巻取速度補正回路 76・−・−制御定数入力装置 77−−−−−−平均化回路 α2.β2 ”” ””制御定数 P 12.P u2=””油圧制御幅 PK・・・・・・拡径初期平均油圧値 V 2−・−巻取速度
、第2図は、本制御装置と各アクチュエータの全体説明
図、第3図はその制御動作シーケンスフローチャート、
第4図は、各工程における油圧値特性曲線の一例、第5
図は、本発明を適用する改善ライニング工法の説明図、
第6図は従来のライニング工法の一例の説明図である。 10−一帯状体 10a、10b=−螺旋管 20−一製管機 20a−・−圧力センサ 22.53−−−−モータ 30・・・−・帯状線材 S O−−−−・帯状線材巻取機 52−−−−巻取速度検出器 60−−−−−−ライニング工法(モータ駆動)制御装
置61−−−−−・圧カニニット 7l−−−−CPU 73−−−−−巻取速度補正回路 76・−・−制御定数入力装置 77−−−−−−平均化回路 α2.β2 ”” ””制御定数 P 12.P u2=””油圧制御幅 PK・・・・・・拡径初期平均油圧値 V 2−・−巻取速度
Claims (1)
- 互に隣接する帯状体の側縁部間に線材を介装してこの側
縁部同士を係合させる製管手段により形成した螺旋管を
、既設管内に挿通推進して拡径することによりライニン
グ施工を行う既設管のライニング工法において、前記製
管手段の油圧動力を発生するための油圧ユニットと、そ
の油圧回路に設けた比例制御弁と、前記線材を巻取るた
めのモータ駆動の線材巻取手段と、この巻取手段の巻取
速度検出手段と、与えられた線材巻取速度指令値と前記
速度検出手段で得られた現在の速度とに基づいて前記線
材巻取手段の駆動モータに送出される駆動指令値を制御
するためのモータ駆動制御手段を備えるとともに、前記
螺旋管の先端を前記既設管に固定した状態で、この螺旋
管を拡径する初期工程での油圧値を検出するための圧力
検出手段を前記油圧ユニット中に設け、この初期油圧変
化データを平均化処理して基準油圧値を算出するための
油圧演算処理手段と、この基準油圧値に基づいて以降の
拡径工程時の油圧制御幅を設定するための所定値を入力
する制御定数入力手段と、前記拡径工程時の油圧変化デ
ータに基づいて前記モータ駆動制御手段に送出される前
記指令値を補正するための巻取速度補正手段とを備えた
ことを特徴とする既設管のライニング工法制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2156115A JPH07107290B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 既設管のライニング工法制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2156115A JPH07107290B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 既設管のライニング工法制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0447043A true JPH0447043A (ja) | 1992-02-17 |
JPH07107290B2 JPH07107290B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=15620646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2156115A Expired - Fee Related JPH07107290B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 既設管のライニング工法制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107290B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0967711A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-03-11 | Maruga Kk | 採寸用服型 |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP2156115A patent/JPH07107290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0967711A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-03-11 | Maruga Kk | 採寸用服型 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07107290B2 (ja) | 1995-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |