JPH0446743Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446743Y2 JPH0446743Y2 JP17995786U JP17995786U JPH0446743Y2 JP H0446743 Y2 JPH0446743 Y2 JP H0446743Y2 JP 17995786 U JP17995786 U JP 17995786U JP 17995786 U JP17995786 U JP 17995786U JP H0446743 Y2 JPH0446743 Y2 JP H0446743Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- mat
- air
- patient
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本考案は手術台における患者を支持するマツト
に関する。
に関する。
B 従来の技術
手術台における患者を支持するマツトは、患者
(身体)の凹凸によつて天板からの反力がその接
触部に集中するのを分散化させることを目的とし
て使用される。そのためにこのマツトは柔らかい
発泡材などの弾性部材を主体としてその周囲をビ
ニールレザーや布などで包覆したものが用いられ
ている。大きさは手術台のテーブルの全長にわた
る長いものもあるが通常は分割形で数個を並べる
ことによりテーブル全域にわたるようになつてい
る。その場合1個のマツトは縦×横×厚さが500
mm×500mm×30mm程度である。第3図はこの1個
のマツトの縦断面図である。図においてBはビニ
ールレザーでマツトの上面と下面および厚さの四
方全面を覆う3枚ないし6枚の面体をミシン目M
で縫製し内方の多孔質からなる弾性体Dを包覆し
ている。このようにしてつくれた従来のマツトを
使用する場合、患者が上方に乗載されると第4図
に示すように弾性体Dの一部が変形しその部分の
空気が押し分けられてレザーBが第4図のように
膨張(緊張)する。やがて内方の空気はミシン目
Mから外方に流出して収縮する。
(身体)の凹凸によつて天板からの反力がその接
触部に集中するのを分散化させることを目的とし
て使用される。そのためにこのマツトは柔らかい
発泡材などの弾性部材を主体としてその周囲をビ
ニールレザーや布などで包覆したものが用いられ
ている。大きさは手術台のテーブルの全長にわた
る長いものもあるが通常は分割形で数個を並べる
ことによりテーブル全域にわたるようになつてい
る。その場合1個のマツトは縦×横×厚さが500
mm×500mm×30mm程度である。第3図はこの1個
のマツトの縦断面図である。図においてBはビニ
ールレザーでマツトの上面と下面および厚さの四
方全面を覆う3枚ないし6枚の面体をミシン目M
で縫製し内方の多孔質からなる弾性体Dを包覆し
ている。このようにしてつくれた従来のマツトを
使用する場合、患者が上方に乗載されると第4図
に示すように弾性体Dの一部が変形しその部分の
空気が押し分けられてレザーBが第4図のように
膨張(緊張)する。やがて内方の空気はミシン目
Mから外方に流出して収縮する。
C 考案が解決しようとする問題点
医学の高度な進歩によつてより複雑高度な手術
が行なわれるようになりそのため手術時に外部よ
り受ける汚染による感染を防止することが重要に
なつてきている。手術室全体をクリーン室にし空
気中の塵の数は可能なかぎり少なくすることが要
求されている。しかしながら従来のマツトは多く
の塵の発生源となつており室内のクリーン度を維
持できない。すなわち発泡材Dの中には多くの塵
が溜つておりそれらはマツトの変形の度に縫製の
ミシン目Mから流出する空気流に混じつて室内に
放出されるのである。ミシン目に堆積された塵も
同時に飛散される。本考案はこのような従来の問
題点を解決するマツトを提供せんとするものであ
る。
が行なわれるようになりそのため手術時に外部よ
り受ける汚染による感染を防止することが重要に
なつてきている。手術室全体をクリーン室にし空
気中の塵の数は可能なかぎり少なくすることが要
求されている。しかしながら従来のマツトは多く
の塵の発生源となつており室内のクリーン度を維
持できない。すなわち発泡材Dの中には多くの塵
が溜つておりそれらはマツトの変形の度に縫製の
ミシン目Mから流出する空気流に混じつて室内に
放出されるのである。ミシン目に堆積された塵も
同時に飛散される。本考案はこのような従来の問
題点を解決するマツトを提供せんとするものであ
る。
D 問題点を解決するための手段
本考案のマツトは小空気室を多数有する部材か
らなる弾性体を非通気性面体で包覆し気密接着す
ることによつて構成したことを特徴とする。
らなる弾性体を非通気性面体で包覆し気密接着す
ることによつて構成したことを特徴とする。
E 作用
非通気性面体で包覆し気密接着しているのでマ
ツトが変形するとき内方から外方に空気は流出し
ない。内方の弾性体は小空気室を多数有する部材
であり患者を支持するとき押圧されてもその変形
は押圧部分のみで弾性体全体の変形を生じさせず
非通気性面体を緊張させない。
ツトが変形するとき内方から外方に空気は流出し
ない。内方の弾性体は小空気室を多数有する部材
であり患者を支持するとき押圧されてもその変形
は押圧部分のみで弾性体全体の変形を生じさせず
非通気性面体を緊張させない。
F 実施例
以下図面に示す実施例により本考案を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案によるマツトを第3図と同様に
縦断面において示す図であり、1はビニールレザ
ーのたとえば3枚の面体で弾性体2を上面下面お
よび周囲側面で包囲するように形成され、各面の
接合部Sは溶着接着される。したがつてビニール
レザーは非通気性面体であるから弾性体2は完全
に気密にされる。しかもこの弾性体2はそれぞれ
独立した多数の小さい空気室を有する弾性体であ
つて多孔質体ではない。各隣接する小空気室の壁
が連接されて一体の弾性体となつている。空気室
の壁は患者等の重量により圧迫されても破裂する
ことなく患者を支え得るだけの機械的強度を有す
る。
縦断面において示す図であり、1はビニールレザ
ーのたとえば3枚の面体で弾性体2を上面下面お
よび周囲側面で包囲するように形成され、各面の
接合部Sは溶着接着される。したがつてビニール
レザーは非通気性面体であるから弾性体2は完全
に気密にされる。しかもこの弾性体2はそれぞれ
独立した多数の小さい空気室を有する弾性体であ
つて多孔質体ではない。各隣接する小空気室の壁
が連接されて一体の弾性体となつている。空気室
の壁は患者等の重量により圧迫されても破裂する
ことなく患者を支え得るだけの機械的強度を有す
る。
このような構成であるから、患者を支える場合
患者が第4図のように乗載されてもその変形は小
さい。すなわち患者の重量を支えるため弾性物体
として変形するが弾性体2の各小空気室は弾性材
として機能し圧迫を受けるが空気は他方へ逃げな
い。したがつて第4図のように空気の移動による
変形は生ぜず、マツトとして安定する。しかも内
方の空気が外方へ流出することはない。
患者が第4図のように乗載されてもその変形は小
さい。すなわち患者の重量を支えるため弾性物体
として変形するが弾性体2の各小空気室は弾性材
として機能し圧迫を受けるが空気は他方へ逃げな
い。したがつて第4図のように空気の移動による
変形は生ぜず、マツトとして安定する。しかも内
方の空気が外方へ流出することはない。
第2図は本考案によるマツトの変形実施例を示
す図で第1図と同様マツトの縦断面が示されてい
る。ビニールレザー1は内方弾性体2の五面を包
囲し下方のビニールレザー1′は底面だけに当接
された形でSが接着部である。この変形例におい
ては弾性体2の空気室は第1図に比較して大き
い。各空気室は別々に製作したものを互いに接合
してもよいし、大きい室を内方に仕切壁を入れて
図に示すような形のものとしてもよい。ただ各空
気室は弾性材として機能する必要があるから剛性
体で形成するのは望ましくない。
す図で第1図と同様マツトの縦断面が示されてい
る。ビニールレザー1は内方弾性体2の五面を包
囲し下方のビニールレザー1′は底面だけに当接
された形でSが接着部である。この変形例におい
ては弾性体2の空気室は第1図に比較して大き
い。各空気室は別々に製作したものを互いに接合
してもよいし、大きい室を内方に仕切壁を入れて
図に示すような形のものとしてもよい。ただ各空
気室は弾性材として機能する必要があるから剛性
体で形成するのは望ましくない。
さらに本考案においては種々の変形実施例を挙
げることができる。たとえばビニールレザー1は
他の非通気性面体(ビニールあるいはレザーな
ど)とすることもできる。またこの非通気性面体
の形状、接着の仕方も図示例に限定されず全面包
囲形で気密接着部が局部的なものを含む。内方の
弾性体についても上記に限定されず種々のもの
(発泡スポンジ)を代用できる。発泡スポンジを
後から内方に入れるのではなく、先に入れて後で
発泡成型するようにしてもよい。マツトの大きさ
も上記に限定されずテーブル全域を覆うものとす
ることもできる。
げることができる。たとえばビニールレザー1は
他の非通気性面体(ビニールあるいはレザーな
ど)とすることもできる。またこの非通気性面体
の形状、接着の仕方も図示例に限定されず全面包
囲形で気密接着部が局部的なものを含む。内方の
弾性体についても上記に限定されず種々のもの
(発泡スポンジ)を代用できる。発泡スポンジを
後から内方に入れるのではなく、先に入れて後で
発泡成型するようにしてもよい。マツトの大きさ
も上記に限定されずテーブル全域を覆うものとす
ることもできる。
G 考案の効果
本考案のマツトは変形によつて内方の空気が外
部に放出されたり変形がなくなると内方に空気が
入るというようなことはなく、塵の溜まり、放出
などがなくなる。そのために手術台をクリーンル
ームで使用できる。マツトの内部に血液や消毒液
が侵入するということもなくなり清潔なマツトが
得られる。
部に放出されたり変形がなくなると内方に空気が
入るというようなことはなく、塵の溜まり、放出
などがなくなる。そのために手術台をクリーンル
ームで使用できる。マツトの内部に血液や消毒液
が侵入するということもなくなり清潔なマツトが
得られる。
第1図は本考案によるマツトの縦断面図、第2
図は本考案の変形実施例を示す図、第3図、第4
図は従来マツトを示す図である。 1……ビニールレザー、2……弾性体、3……
接着部。
図は本考案の変形実施例を示す図、第3図、第4
図は従来マツトを示す図である。 1……ビニールレザー、2……弾性体、3……
接着部。
Claims (1)
- 小空気室を多数有する部材からなる弾性体を非
通気性面体で包覆し気密接着したことを特徴とす
る手術用マツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17995786U JPH0446743Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17995786U JPH0446743Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385236U JPS6385236U (ja) | 1988-06-03 |
JPH0446743Y2 true JPH0446743Y2 (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=31123477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17995786U Expired JPH0446743Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446743Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-22 JP JP17995786U patent/JPH0446743Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6385236U (ja) | 1988-06-03 |
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