JPH0446006B2 - - Google Patents

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JPH0446006B2
JPH0446006B2 JP57188415A JP18841582A JPH0446006B2 JP H0446006 B2 JPH0446006 B2 JP H0446006B2 JP 57188415 A JP57188415 A JP 57188415A JP 18841582 A JP18841582 A JP 18841582A JP H0446006 B2 JPH0446006 B2 JP H0446006B2
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JP
Japan
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input
digital signal
clock pulse
signal
value
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JP57188415A
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JPS5977717A (ja
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Masaru Hashirano
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は2進数の入力デイジタル信号に周波数
特性を付加した2進数の出力デイジタル信号を得
るデイジタルフイルタに関するものである。
従来例の構成とその問題点 第1図はアナログ式積分回路の従来例、第2図
はその動作説明に供する波形図である。
アナログ式積分回路の構成要素は、オペアンプ
1、入力抵抗2、帰還コンデンサ3である。入力
電圧E1,E2に電位差が生じると入力抵抗2に電
流が流れ、コンデンサ3に電荷が充電されて出力
電圧E0が変化する。出力電圧E0は、 E1>E2のとき電位が下降(〜t1,t4〜t5)し、 E1=E2のとき電位が停止(t1〜t2,t5〜)し、 E1<E2のとき電位が上昇(t2〜t3)する特性を
持つている。この回路の伝達関数GSは、 GS=1/ST1 ……(1) 但し、T1=C1R1,C1は帰還コンデンサ3の容
量、R1は入力抵抗2の抵抗値である。即ち、積
分要素としての機能を持つている。
第3図は第1図の構成要素に帰還抵抗4を追加
したものであり、伝達関数GSは、 GS=1+ST2/ST1 ……(2) 但し、T1=C1R1,T2=C1R2,R2は帰還抵抗4
の抵抗値である。(2)式を変形すると、 GS=1/ST1+T2/T1 ……(3) となり、比例要素と(1)式の積分要素とを持つてい
る。
なお、第1図、第3図の具体回路例において、
入力電圧E1は入力アナログ信号、入力電圧E2
基準アナログ信号、出力電圧E0は出力アナログ
信号であり、出力アナログ信号は入力アナログ信
号に積分または比例積分の特性が付与された信号
である。
係る第1図の積分回路、第3図の比例・積分回
路を集積回路(IC)化する場合には、入出力用
のピン.個と外付けのCR部品2〜3個を必要と
し、IC化による外付け部品の削減及びピン数削
減の妨げとなつていた。
発明の目的 本発明は前記従来の問題点を解消するもので、
全ての構成要素をデイジタル化したデイジタルフ
イルタを提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明は、基準値D2(固定値)の基準デイジタ
ル信号を発生する基準信号発生手段と、入力値
D1(可変値)の入力デイジタル信号と前記基準デ
イジタル信号とを入力し、前記入力値D1を前記
基準値D2と比較し、D1>D2のとき第1の切換信
号を、D1<D2のとき第2の切換信号を出力する
大小判別手段と、前記第1の切換信号で計数方向
をアツプ(またはダウン)に、前記第2の切換信
号で計数方向をダウン(またはアツプ)に設定
し、かつ、クロツクパルスを初段に入力する構成
とし、前記計数方向がアツプに設定されたとき前
記クロツクパルスでアツプ計数し、前記計数方向
がダウンに設定されたとき前記クロツクパルスで
ダウン計数し、前記計数方向がアツプ/ダウンの
何れにも設定されないとき(D1=D2のとき)前
記クロツクパルスによる計数を停止するアツプダ
ウンカウンタとを備え、前記アツプダウンカウン
タより出力デイジタル信号を得るデイジタルフイ
ルタであり、比較的簡単な構成でデイジタル式積
分回路を実現できる。
また第2の発明として、基準値D2(固定値)の
基準デイジタル信号を発生する基準信号発生手段
と、入力値D1(可変値)の入力デイジタル信号と
前記基準デイジタル信号とを入力し、前記入力値
D1を前記基準値D2と比較し、D1>D2のとき第1
の切換信号を、D1<D2のとき第2の切換信号を
出力する大小判別手段と、前記第1の切換信号で
計数方向をアツプ(またはダウン)に、前記第2
の切換信号で計数方向をダウン(またはアツプ)
に設定し、かつ、クロツクパルスを初段に入力す
る構成とし、前記計数方向がアツプに設定された
とき前記クロツクパルスでアツプ計数し、前記計
数方向がダウンに設定されたとき前記クロツクパ
ルスでダウン計数し、前記計数方向がアツプ/ダ
ウンの何れにも設定されないとき(D1=D2
き)、前記クロツクパルスによる計数を停止する
アツプダウンカウンタと、前記入力デイジタル信
号に所定の計数K(Kは実数)を乗じる乗算手段
と、前記アツプダウンカウンタの出力と前記乗算
手段の出力とを加算(または減算)する加算手段
(または減算手段)とを備え、前記加算手段(ま
たは減算手段)より出力デイジタル信号を得るデ
イジタルフイルタであり、比較的簡単な構成でデ
イジタル式比例積分回路を実現できる。
そして、以上のように全面的にデイジタル化す
ることによりコンデンサや抵抗などの外付け部品
を不要にできると共に、ICの内蔵回路とするこ
とにより入出力ピンをも削減できるものである。
実施例の説明 第4図は本発明の第1実施例であり、第5図は
その動作波形図である。
第4図において、5は基準信号発生手段、6は
大小判別手段、7は可逆計数手段(以下、アツプ
ダウンカウンタという。)であり、D1は2進数の
入力デイジタル信号、D2は基準信号発生手段5
で発生した2進数の基準デイジタル信号、D3
アツプダウンカウンタ7の出力、S1はクロツクパ
ルス、S2,S3大小判別手段6の大、小を表わす出
力である。2進数の入力デイジタル信号D1と基
準デイジタル信号D2とを大小判別手段6の入力
として大小判別を行う。大小判別手段6出力すな
わち切換信号S2,S3はクロツクパルスS1と共にア
ツプダウンカウンタ7の入力とし、アツプダウン
カウンタ7より出力デイジタル信号D3を得る構
成にしている。
第5図により第4図の動作を説明すれば、大小
判別手段6において入力デイジタル信号D1と基
準デイジタル信号D2との大小判別で、D2に比べ
てD1の値が大か小かによりアツプダウンカウン
タ7の動作をアツプかダウン(またはダウンかア
ツプ)に切換えている。D1,D2の関係が D1>D2(またはD1<D2)ならアツプカウント(t2
〜t3), D1=D2ならカウント停止(t1〜t2,t3〜t4,t5〜)
D1<D2(またはD1>D2)ならダウンカウント
(〜t1,t4〜t5), する構成にしている。これより積分要素の機能を
付加することができる。(1)式の時定数T1は、 T1=1/fCK ……(4) 但し、fckはクロツクパルスS1の周波数、とし
て求めることができる。
第6図は第4図のアツプダウンカウンタ7の具
体回路例である。8はクロツクパルス入力端子、
9はアツプ信号入力端子、10はダウン信号入力
端子、11〜14はデイジタル信号出力端子であ
る。ANDゲート15,16及びORゲート17で
成る複合ゲートとフリツプフロツプ18とでアツ
プダウンカウンタの単位ビツトを形成し、これを
必要ビツト数だけ接続してアツプダウンカウンタ
7を構成できる。
第7図は第2実施例であり、第4図の第1実施
例に乗算手段19及び加算手段20を付加したも
のである。即ち、乗算手段19において入力デイ
ジタル信号D1に計数Kを乗じた出力D4を加算手
段20においてアツプダウンカウンタ7の出力
D3と加算し、加算出力D5を出力デイジタル信
号とするものである。これにより、第1実施例の
積分要素に比例要素を付加した比例+積分回路を
具現できる。(3)式のT2/T1は、 T2/T1=K ……(5) として求めることができる。
なお、乗算手段19は2のべき乗の乗算であれ
ば、特に乗算手段を必要とせず、単に入力デイジ
タル信号D1のビツトをずらすだけで対処できる。
またアツプダウンカウンタ7の極生が負の場
合、即ち、D1<D2でアツプカウントしD1>D2
ダウンカウントする構成の場合は、加算手段20
を乗算手段とし、D3からD4を減算する構成にす
ればよい。また、基準信号発生手段5は特にゲー
ト回路等を必要とせず、単に“H”か“L”かの
固定した2進数のデイジタル信号を発生させるだ
けで済ませることができる。
発明の効果 本発明のデイジタルフイルタは基準信号発生手
段5、大小判別手段6、可逆計数手段(アツプダ
ウンカウンタ)7を用いるだけの簡単な構成で積
分回路を構成できさらに乗算手段19、加算手段
(または減算手段)20を用いることにより比例
+積分回路を実現できるので、アツプダウンカウ
ンタから入力デイジタル信号に積分特性を付与し
た出力デイジタル信号を得られ、アナログ式積分
回路の動作をそのままデイジタル回路で実現で
き、またアツプダウンカウンタによつて連続した
計数出力を得て、この出力に入力デイジタル信号
を比例回路に通して加えることにより、入力デイ
ジタル信号に比例積分特性付与した出力デイジタ
ル信号が得られ、アナログ式比例積分回路の動作
を、そのままデジタル回路で実現でき、周辺部品
を何ら必要とせず、IC内部回路として用いるこ
とできピン数は不要にできる等、その実用的効果
は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は積分回路の従来構成を示すブロツク
図、第2図はその動作波形図、第3図は比例・積
分回路の従来構成を示すブロツク図、第4図は本
発明のデイジタルフイルタの第1実施例のブロツ
ク図、第5図はその動作波形図、第6図はアツプ
ダウンカウンタの実施例のブロツク図、第7図は
本発明のデイジタルフイルタの第2実施例のブロ
ツク図である。 5……基準信号発生手段、6……大小判別手
段、7……可逆計数手段(アツプダウンカウン
タ)、19……乗算手段、20……加算手段(ま
たは減算手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準値D2(固定値)の基準デイジタル信号を
    発生する基準信号発生手段と、 入力値D1(可変値)の入力デイジタル信号と前
    記基準デイジタル信号とを入力し、前記入力値
    D1を前記基準値D2と比較し、D1>D2のとき第1
    の切換信号を、D1<D2のとき第2の切換信号を
    出力する大小判別手段と、 前記第1の切換信号で計数方向をアツプ(また
    はダウン)に、前記第2の切換信号で計数方向を
    ダウン(またはアツプ)に設定し、かつ、クロツ
    クパルスを初段に入力する構成とし、前記計数方
    向がアツプに設定されたとき前記クロツクパルス
    でアツプ計数し、前記計数方向がダウンに設定さ
    れたとき前記クロツクパルスでダウン計数し、前
    記計数方向がアツプ/ダウンの何れにも設定され
    ない(D1=D2)とき、前記クロツクパルスによ
    る計数を停止するアツプダウンカウンタとを備
    え、 前記アツプダウンカウンタより出力デイジタル
    信号を得るように構成してなるデイジタルフイル
    タ。 2 基準値D2(固定値)の基準デイジタル信号を
    発生する基準信号発生手段と、 入力値D1(可変値)の入力デイジタル信号と前
    記基準デイジタル信号とを入力し、前記入力値
    D1を前記基準値D2と比較し、D1>D2のとき第1
    の切換信号を、D1<D2のとき第2の切換信号を
    出力する大小判別手段と、 前記第1の切換信号で計数方向をアツプ(また
    はダウン)に、前記第2の切換信号で計数方向を
    ダウン(またはアツプ)に設定し、かつ、クロツ
    クパルスを初段に入力する構成とし、前記計数方
    向がアツプに設定されたとき前記クロツクパルス
    でアツプ計数し、前記計数方向がダウンに設定さ
    れたとき前記クロツクパルスでダウン計数し、前
    記計数方向がアツプ/ダウンの何れにも設定され
    ないとき(D1=D2のとき)前記クロツクパルス
    による計数を停止するアツプダウンカウンタと、 前記入力デイジタル信号に所定の係数K(Kは
    実数)を乗じる乗算手段と、 前記アツプダウンカウンタの出力と前記乗算手
    段の出力とを加算(または減算)する加算手段
    (または減算手段)とを備え、 前記加算手段(または減算手段)より出力デイ
    ジタル信号を得るように構成してなるデイジタル
    フイルタ。
JP18841582A 1982-10-27 1982-10-27 デイジタルフイルタ Granted JPS5977717A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2585372B2 (ja) * 1988-05-26 1997-02-26 株式会社日立製作所 フイルタ回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524143A (en) * 1975-06-27 1977-01-13 Mitsubishi Electric Corp Digital filter
JPS55124317A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Mitsubishi Electric Corp Digital filter circuit

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