JPH0446000Y2 - - Google Patents

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JPH0446000Y2
JPH0446000Y2 JP8733489U JP8733489U JPH0446000Y2 JP H0446000 Y2 JPH0446000 Y2 JP H0446000Y2 JP 8733489 U JP8733489 U JP 8733489U JP 8733489 U JP8733489 U JP 8733489U JP H0446000 Y2 JPH0446000 Y2 JP H0446000Y2
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JP
Japan
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speed
boarding bridge
running
adjustment range
resistor
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JP8733489U
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JPH0326700U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空港設備である搭乗橋を走行させる
ための操作レバーの変速装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 空港では第5図に示すような搭乗橋1が設けら
れている。この搭乗橋1は基端部接合室2が空港
ビル3に連結されるとともに、中間部が走行車輪
4を備えた昇降コラム5により昇降可能に支持さ
れていて、先端部接合室6が昇降コラム5の昇降
移動と、走行車輪4の方向操縦および前後移動と
により航空機7の乗降口8に接合可能となされて
いる。
そして、走行車輪4の方向操縦および前後移動
は、前端部接合室6の内部に設置されている操作
盤9の操作レバー10によつて行われ、搭乗橋1
の速度は、操作レバー10を停止位置から最高速
度位置までの間で傾動させることによつて、無段
階の調節が可能であつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来の搭乗橋1の走行速度は比較的高
速の速度範囲(例えば0〜0.4m/sec)が、操作
レバー10を前方もしくは後方へそれぞれ0〜
30°傾動させることにより行われている。
したがつて、操作レバー10を僅かに傾動させ
ても急激な高速発進がおこつて設備を傷付けた
り、搭乗橋運転者に不安感をもたせたりするだけ
でなく、航空機7に接近させるときは、速度の微
調整がきわめて難しいという問題があつた。
本考案はこのような従来からの事情から見て、
搭乗橋の走行速度を高速および低速のいずれにも
容易に切換えられるようにした搭乗橋走行操作レ
バーの変速装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の搭乗橋走行操作レバーの変速装置は、
操作レバーの傾動角度に対応して調節される速度
指令信号が、走行車輪に連結したモータ等の駆動
手段に入力されることにより、走行速度が無段階
に調節可能となされ、前記操作レバーには、搭乗
橋を低速調節域で走行させるための抵抗器と、搭
乗橋を高速調節域で走行させるためにこの抵抗器
の前後を導通させる押釦スイツチ等の増加手段と
が設けられているものである。
(作用) 増速手段を作動させていない低速調節域では、
操作レバーの傾動角度に対応して搭乗橋が微速な
いし低速の走行調節が行われ、増速手段を作動さ
せた高速調節域では、操作レバーの傾動角度に対
応して最高速度までの走行調節が行われる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
なお、上記した従来の技術で説明した符号のう
ち、本考案と共通する構成部分は同じ符号を用い
る。
第1図および第2図に示す操作レバー11は、
搭乗橋1の走行速度の調節操作を行うもので、操
作盤9の傾斜パネル9aに傾動可能に設けられて
いて、操作レバー11の傾動角度αに対応して調
節される可変抵抗器12からの速度指令信号13
がインバータ14を経て前記走行車輪4に連結し
たモータM等の駆動手段15に入力されることに
より、走行速度が無段階に調節可能となされてい
る。
さらに、前記操作レバー11の可変抵抗器12
の入力側には、搭乗橋1を低速調節域L(例えば
0〜0.2m/sec)で走行させるための抵抗器16
と、搭乗橋1を高速調節域H(例えば0〜0.4m/
sec)で走行させるために、この抵抗器16の前
後を導電させる押釦スイツチ等の増速手段17と
が設けられている。
なお、前記速度指令信号13の電圧は、例えば
高速調節域Hで0〜10V、低速調節域Lで0〜5V
として、変速比H/Lを2対1に設定されている
が、抵抗器16の抵抗値を選択して3対1、4対
1等に代える場合もある。
次に、上記実施例の作用について説明する。
第3図に示すように、増速手段17が切られて
いる状態で操作レバー11を第2図で左方に傾動
させる前進操作がなされると、速度指令信号13
は第4図に示す低速調節域Lで増減される。した
がつて、この速度指令信号13は操作レバー11
の傾動角度αに対応した0〜5Vの範囲で駆動手段
15に入力されるので、搭乗橋1は0〜0.2m/
secの走行速度υで運転が行われる。
一方、増速手段17である押釦スイツチを押し
たままで上述の前進操作がなされると、速度指令
信号13は第4図に示す高速調節域Hで増減され
る。したがつて、この速度指令信号13は操作レ
バー11の傾動角度αに対応した0〜10Vの範囲
で駆動手段15に入力されるので、搭乗橋1は0
〜0.4m/secの走行速度υで運転が行われる。
搭乗橋1を航空機7の乗降口8に接合させると
き、空港ビル3側からの中間走路では、高速調節
域Hで走行速度υの調節が行われ、慎重な接合動
作を必要とする乗降口8の近接位置では、低速調
節域Lで走行速度υの調節が行われる。
また、操作レバー11を右方に傾動させる後退
操作の場合でも、増速手段17を作動させた高速
調節域Hと、増速手段17を切つたままの低速調
節域Lとで、それぞれ走行速度υが無段階に調節
される。
(考案の効果) 本考案は、搭乗橋の走行速度を無段階に調節す
る操作レバーに、搭乗橋を低速調節域で走行させ
るための抵抗器と、搭乗橋を高速調節域で走行さ
せるためにこの抵抗器の前後を導通させる押釦ス
イツチ等の増速手段が設けられたものであるか
ら、航空機の乗降口に接近するまでの中間走路で
は、搭乗橋が高速走行によつてその延伸作業の時
間を短縮することができる。また、乗降口の近接
位置では、搭乗橋を乗降口に接合するための微速
走行が容易に調節できるので、急発進等による衝
撃もなく、接合作業を円滑に行うことができる。
したがつて、搭乗橋の走行速度を調節する操作
レバーの操作性と、搭乗橋接合時の安全性が著し
く向上するという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
操作盤に設けた操作レバーの側面図、第2図は操
作レバー取付部を拡大してその動作を説明する
図、第3図は操作レバーまわりの回路図、第4図
は高速調節域および低速調節域での速度変化を示
す線図、第5図は操作レバーの従来例を示す搭乗
橋の概略図である。 1……搭乗橋、4……走行車輪、11……操作
レバー、13……速度指令信号、15……駆動手
段、16……抵抗器、17……増速手段、H……
高速調節域、L……低速調節域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーの傾動角度に対応して調節される速
    度指令信号が、走行車輪に連結したモータ等の駆
    動手段に入力されることにより、走行速度が無段
    階に調節可能となされ、前記操作レバーには、搭
    乗橋を低速調節域で走行させるための抵抗器と、
    搭乗橋を高速調節域で走行させるためにこの抵抗
    器の前後を導通させる押釦スイツチ等の増速手段
    とが設けられていることを特徴とする搭乗橋走行
    操作レバーの変速装置。
JP8733489U 1989-07-25 1989-07-25 Expired JPH0446000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8733489U JPH0446000Y2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25

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JP8733489U JPH0446000Y2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25

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Publication Number Publication Date
JPH0326700U JPH0326700U (ja) 1991-03-18
JPH0446000Y2 true JPH0446000Y2 (ja) 1992-10-28

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ID=31636984

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JPH0326700U (ja) 1991-03-18

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