JPH0445858B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445858B2 JPH0445858B2 JP61233536A JP23353686A JPH0445858B2 JP H0445858 B2 JPH0445858 B2 JP H0445858B2 JP 61233536 A JP61233536 A JP 61233536A JP 23353686 A JP23353686 A JP 23353686A JP H0445858 B2 JPH0445858 B2 JP H0445858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bits
- bit
- latch
- adder circuit
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 10
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、デジタル信号処理にてパイプライン
処理の際の加算器のビツト振り分けを行うように
したパイプライン加算回路に関するものである。
処理の際の加算器のビツト振り分けを行うように
したパイプライン加算回路に関するものである。
従来の技術
近年、デジタル信号処理において、加算器など
の遅延時間が問題となり、パイプライン処理が行
われるようになつてきている。
の遅延時間が問題となり、パイプライン処理が行
われるようになつてきている。
以下、図面を参照しながら上述のパイプライン
処理回路について説明する。第2図は従来例の加
算回路を用いた回路であり、第3図はそれをパイ
プライン処理した回路を示すものである。
処理回路について説明する。第2図は従来例の加
算回路を用いた回路であり、第3図はそれをパイ
プライン処理した回路を示すものである。
第2図において、27,28,30,32,3
3,34はm+nビツトのラツチ、29,31は
m+nビツトの加算器である。また、この第2図
の回路は、 D={(A+B)/2+C}/2 という演算を行つている。ところが高い周波数の
データを扱うときなど、29、31の加算回路の
遅延時間が問題となつてくる。したがつて加算回
路をmビツトとnビツトに分けて演算するパイプ
ライン処理を行うようになつた。
3,34はm+nビツトのラツチ、29,31は
m+nビツトの加算器である。また、この第2図
の回路は、 D={(A+B)/2+C}/2 という演算を行つている。ところが高い周波数の
データを扱うときなど、29、31の加算回路の
遅延時間が問題となつてくる。したがつて加算回
路をmビツトとnビツトに分けて演算するパイプ
ライン処理を行うようになつた。
第3図において、1,3,8,10,15,1
7,19,20,22,24,26はmビツトの
ラツチ、2,7,9,14,16,18,21,
23,25はnビツトのラツチ、5,12は1ビ
ツトのラツチ4,11はnビツトの加算回路、
6,13はmビツトの加算回路である。また、ラ
ツチ1,2は入力信号Aのタイミングを揃えるラ
ツチであり、ラツチ3は上位mビツトをパイプラ
イン処理するために、一段遅らせるラツチであ
る。17,18および19も前記ラツチ1,2お
よび3と同様のラツチで、その出力は加算回路
4,6に入る。nビツト加算回路4で下位nビツ
トの加算がなされ、キヤリはラツチ5で一段遅ら
せてmビツトの加算回路6に入る。そして、その
結果としてm+n+1ビツトになつたのをLSB
を捨ててm+nビツトとし、即ち(A+B)/2
とし、次の加算回路11,13へ入り、同様の加
算を行い、{(A+B)/2+C}/2の計算を行
つてm+nビツトの結果を得る。
7,19,20,22,24,26はmビツトの
ラツチ、2,7,9,14,16,18,21,
23,25はnビツトのラツチ、5,12は1ビ
ツトのラツチ4,11はnビツトの加算回路、
6,13はmビツトの加算回路である。また、ラ
ツチ1,2は入力信号Aのタイミングを揃えるラ
ツチであり、ラツチ3は上位mビツトをパイプラ
イン処理するために、一段遅らせるラツチであ
る。17,18および19も前記ラツチ1,2お
よび3と同様のラツチで、その出力は加算回路
4,6に入る。nビツト加算回路4で下位nビツ
トの加算がなされ、キヤリはラツチ5で一段遅ら
せてmビツトの加算回路6に入る。そして、その
結果としてm+n+1ビツトになつたのをLSB
を捨ててm+nビツトとし、即ち(A+B)/2
とし、次の加算回路11,13へ入り、同様の加
算を行い、{(A+B)/2+C}/2の計算を行
つてm+nビツトの結果を得る。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら第3図の回路構成では、ラツチの
段数が多くなり、回路規模が非常に大きくなると
いう問題点を有していた。
段数が多くなり、回路規模が非常に大きくなると
いう問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、ラツチの使用段数
が少なくてパイプライン処理が行える実用的な加
算回路を提供するものである。
が少なくてパイプライン処理が行える実用的な加
算回路を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明のパイプラ
イン加算回路は、第1、第2、第3のm+nビツ
トのデジタル信号に対して、mビツトのラツチ、
nビツトのラツチ、m+1ビツトのラツチ、n−
1ビツトのラツチ、m+2ビツトのラツチ、n−
2ビツトのラツチ、1ビツトのラツチ、nビツト
の加算回路、mビツトの加算回路、n−1ビツト
の加算回路、m+1ビツトの加算回路を用いるこ
とを特徴とする。
イン加算回路は、第1、第2、第3のm+nビツ
トのデジタル信号に対して、mビツトのラツチ、
nビツトのラツチ、m+1ビツトのラツチ、n−
1ビツトのラツチ、m+2ビツトのラツチ、n−
2ビツトのラツチ、1ビツトのラツチ、nビツト
の加算回路、mビツトの加算回路、n−1ビツト
の加算回路、m+1ビツトの加算回路を用いるこ
とを特徴とする。
作 用
本発明は、上記した構成によつて、加算回路を
上位と下位の2つに分けパイプライン処理を用い
て加算を行うこととなり、従来にくらべてラツチ
の使用段数が少なくて済むものである。
上位と下位の2つに分けパイプライン処理を用い
て加算を行うこととなり、従来にくらべてラツチ
の使用段数が少なくて済むものである。
実施例
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
るパイプライン処理回路のブロツク図を示すもの
である。第1図において、35,37,49,5
1はmビツトのラツチ、36,50はnビツトの
ラツチ、41,52,54,56はm+1ビツト
のラツチ、42,53,55はn−1ビツトのラ
ツチ、47はm+2ビツトのラツチ、46,48
はn−2ビツトのラツチ、39,44は1ビツト
のラツチ、38はnビツトの加算回路、40はm
ビツトの加算回路、43はn−1ビツトの加算回
路、45はm+1ビツトの加算回路である。
がら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
るパイプライン処理回路のブロツク図を示すもの
である。第1図において、35,37,49,5
1はmビツトのラツチ、36,50はnビツトの
ラツチ、41,52,54,56はm+1ビツト
のラツチ、42,53,55はn−1ビツトのラ
ツチ、47はm+2ビツトのラツチ、46,48
はn−2ビツトのラツチ、39,44は1ビツト
のラツチ、38はnビツトの加算回路、40はm
ビツトの加算回路、43はn−1ビツトの加算回
路、45はm+1ビツトの加算回路である。
以上のように構成されたパイプライン処理の加
算回路について説明する。35,36は入力信号
Aのタイミングを合わせるラツチで、37はパイ
プライン処理のため上位mビツトを一段、すなわ
ち基準クロツクパルス1クロツク分遅らせるラツ
チである。49,50および51のラツチも上記
各ラツチ35,36および37と同様のものであ
る。次にnビツトのラツチ36,50の出力はn
ビツト加算回路38で加算され、キヤリはラツチ
39で1クロツク分遅延されたあと上位mビツト
の加算回路40へ入り、加算され、m+n+1ビ
ツトの結果が得られる。次にLSBを捨ててm+
nビツトとするのであるが、その時のビツトの振
り分け方が問題で、従来は上位mビツト、下位n
ビツトと振り分けていたが、第1図の構成では上
位m+1ビツト、下位n−1ビツトとしている。
これによつて、LSBを捨ててビツト数を落して
いるにもかかわらず、パイプライン処理における
上位加算回路の結果を次段の下位加算回路に落と
さなくてもよい。したがつて、第3図における加
算回路6と加算回路11が連続しないように入れ
てあるラツチ9が不必要となり、数段を合せるた
めのラツチ8,26,25も必要なくなる。
算回路について説明する。35,36は入力信号
Aのタイミングを合わせるラツチで、37はパイ
プライン処理のため上位mビツトを一段、すなわ
ち基準クロツクパルス1クロツク分遅らせるラツ
チである。49,50および51のラツチも上記
各ラツチ35,36および37と同様のものであ
る。次にnビツトのラツチ36,50の出力はn
ビツト加算回路38で加算され、キヤリはラツチ
39で1クロツク分遅延されたあと上位mビツト
の加算回路40へ入り、加算され、m+n+1ビ
ツトの結果が得られる。次にLSBを捨ててm+
nビツトとするのであるが、その時のビツトの振
り分け方が問題で、従来は上位mビツト、下位n
ビツトと振り分けていたが、第1図の構成では上
位m+1ビツト、下位n−1ビツトとしている。
これによつて、LSBを捨ててビツト数を落して
いるにもかかわらず、パイプライン処理における
上位加算回路の結果を次段の下位加算回路に落と
さなくてもよい。したがつて、第3図における加
算回路6と加算回路11が連続しないように入れ
てあるラツチ9が不必要となり、数段を合せるた
めのラツチ8,26,25も必要なくなる。
したがつて、次段の加算回路43,45へ入る
ときは上位m+1、以下n−1ビツトとなつてお
り、それぞれ入力信号Cの下位n−1ビツトと加
算回路43において加算され、上位m+1ビツト
とは加算回路45において加算され、各加算回路
43、45の結果はまた1ビツトずれ上位m+2
ビツト、以下n−2ビツトとなり、 D={(A+B)/2+C}/2 の加算結果が得られる。
ときは上位m+1、以下n−1ビツトとなつてお
り、それぞれ入力信号Cの下位n−1ビツトと加
算回路43において加算され、上位m+1ビツト
とは加算回路45において加算され、各加算回路
43、45の結果はまた1ビツトずれ上位m+2
ビツト、以下n−2ビツトとなり、 D={(A+B)/2+C}/2 の加算結果が得られる。
以上のように本実施例によれば、パイプライン
処理における、ビツト振り分けを変えることで、
一段のラツチがとれ、回路の規模が小さくなる。
処理における、ビツト振り分けを変えることで、
一段のラツチがとれ、回路の規模が小さくなる。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、加算回路にお
いてパイプライン処理のビツト振り分けを変える
ことで回路の規模を小さくするごとができ、実用
的効果大なるものがある。
いてパイプライン処理のビツト振り分けを変える
ことで回路の規模を小さくするごとができ、実用
的効果大なるものがある。
第1図は本発明の一実施例におけるパイプライ
ン加算回路の回路図、第2図、第3図はおのおの
従来例の加算回路の回路図である。 37,51……mビツトのラツチ、38,4
0,43,45……加算回路、39,44……1
ビツトのラツチ、41……m+1ビツトのラツ
チ、42……n−1ビツトのラツチ、46……n
−2ビツトのラツチ、56……m+1ビツトのラ
ツチ。
ン加算回路の回路図、第2図、第3図はおのおの
従来例の加算回路の回路図である。 37,51……mビツトのラツチ、38,4
0,43,45……加算回路、39,44……1
ビツトのラツチ、41……m+1ビツトのラツ
チ、42……n−1ビツトのラツチ、46……n
−2ビツトのラツチ、56……m+1ビツトのラ
ツチ。
Claims (1)
- 1 第1、第2、第3のm+nビツトのデジタル
信号のうち、前記第1、第2のデジタル信号の上
位mビツトを基準クロツクパルス1クロツク分遅
延させるラツチと、前記第3のデジタル信号の上
位m+1ビツトを1クロツク分遅延させるラツチ
と、前記第1のデジタル信号の下位nビツトと第
2のデジタル信号の下位nビツトを加算する第1
の加算回路と、第1の加算回路のキヤリを1クロ
ツク分遅延させるラツチと、前記第1のデジタル
信号の上位mビツトと第2のデジタル信号の上位
mビツトとを加算する第2の加算回路と、前記第
1の加算回路の結果のn−1ビツトを1クロツク
分遅延するラツチと、第2の加算回路の結果の上
位m+1ビツトを1クロツク分遅延するラツチ
と、前記第1の加算回路の以下n−1ビツトと第
3のデジタル信号の下位n−1ビツトを加算する
第3の加算回路と、前記第3の加算回路のキヤリ
を1クロツク分遅延させるラツチと、前記第2の
加算回路の結果を1クロツク遅延させた上位m+
1ビツトと第3のデジタル信号の上位m+1ビツ
トとを加算する第4の加算回路と、前記第3の加
算回路の結果の下位n−2ビツトを1クロツク分
遅延させるラツチとを備えたことを特徴とするパ
イプライン加算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61233536A JPS6388639A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | パイプライン加算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61233536A JPS6388639A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | パイプライン加算回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6388639A JPS6388639A (ja) | 1988-04-19 |
JPH0445858B2 true JPH0445858B2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=16956588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61233536A Granted JPS6388639A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | パイプライン加算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6388639A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100256477B1 (ko) | 1994-09-03 | 2000-05-15 | 포만 제프리 엘 | 광 데이타 모듈 및 컴퓨터 시스템과, 무선 데이타 통신용 송수신기 |
-
1986
- 1986-10-01 JP JP61233536A patent/JPS6388639A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6388639A (ja) | 1988-04-19 |
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