JPH044570Y2 - - Google Patents

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JPH044570Y2
JPH044570Y2 JP10837186U JP10837186U JPH044570Y2 JP H044570 Y2 JPH044570 Y2 JP H044570Y2 JP 10837186 U JP10837186 U JP 10837186U JP 10837186 U JP10837186 U JP 10837186U JP H044570 Y2 JPH044570 Y2 JP H044570Y2
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JP
Japan
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vertical groove
rotating shaft
pin insertion
head
groove
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JP10837186U
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JPS6315804U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、肌荒れもなく仕上がり状態の良好
なブローチの止金具に関するもので、構造が簡単
で製作の容易なブローチの止金具を提供しようと
するものである。
[従来の技術] 従来のブローチの止金具は、第4図ないし第6
図に示すように、貴金属の棒状物からなる本体1
1の端部を膨れ加工し、この膨れ加工して形成し
た頭部12に縦溝13を切り、この縦溝13を横
切つて上記頭部12に貫通孔14を穿設する。そ
して上記縦溝13にこの貫通孔14に等しい内径
の孔16を有するレバー15をはめ込んだ上、上
記貫通孔14とこの孔16とを位置合わせし、こ
れにパイプ17を挿入してロー付けする。最後に
パイプ17と頭部12、レバー15に、それぞれ
の中空部、貫通孔14および孔16をその長さ方
向に開口する横溝18を穿設している。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記ブローチの止金具は、 貴金属の棒状物からなる本体11の端部を膨
れ加工する工程、 膨れ加工して形成した頭部12に縦溝13を
切る工程、 この縦溝13を横切つて上記頭部12に貫通
孔14を穿設する工程、 上記縦溝13にこの貫通孔14に等しい内径
の孔16を有するレバー15をはめ込んだ上、
これにパイプ17を挿入してその一端を上記頭
部12から突出させ、かつ頭部12にロー付け
する工程、 最後にパイプ17と頭部12、レバー15
に、それぞれの中空部、貫通孔14および孔1
6をその長さ方向に開口する横溝18を穿設す
る工程、 の少なくとも5つの工程からなつている。したが
つて、その製作に多大の手間がかかり、しかもロ
ー付け部分が肌荒れしがちであるという欠点を有
していた。
[問題点を解決するための手段] この考案のブローチの止金具は従来例の上記欠
点を解消しようとするものである。
すなわちこの考案のブローチの止金具は、縦溝
3を形成した膨頭部2と、縦溝3のほぼ中央に差
し渡して縦溝3の側壁間に固定した回転軸4と、
膨頭部2の側面から上記縦溝3を横切つてこの膨
頭部2および回転軸4の長さ方向にピン挿入溝7
とを設けた本体1を金属で一体的に鋳造するとと
もに、上記縦溝3内に挿入して上記側面をピン挿
入溝7で開口した回転軸4に、ピン挿入溝7に相
当する開口6を有するレバー5をはめ込んだ上、
この開口6を回転軸4にかしめ付けたことを特徴
とするものである。
[作用] 本体1は一体的に鋳造されているので、ピン挿
入溝7がロー付けによつて変形したり、回転軸4
とレバー5との噛み合わせ具合が悪くなつたりす
ることがなく、安定した動作のブローチの止金具
を提供することができる。
[実施例] この考案のブローチの止金具の一実施例を図面
に基いて説明する。
第1図ないし第3図において、1は鋳造により
一体的に形成された本体である。この本体1は、
膨頭部2に縦溝3を形成するとともに、縦溝3の
側壁間において、そのほぼ中央に回転軸4を差し
渡して固定し、膨頭部2の側面から縦溝3を横切
つて、この膨頭部2および回転軸4の長さ方向に
ピン挿入溝7を設けた構造となつている。勿論、
従来と同様に膨頭部2から側方に突出させて、ピ
ン挿入溝7をより延長することもできる。
本体1の製造に際しては、ロストワツクス法等
により精密に鋳造される。なお製作に際しては、
1回分の鋳造個数を調整することにより量産ない
し生産調整等が自由に行ない得る。
なお、上記実施例においてはピン8の先端を挿
入して着脱可能としている止金具のみならず、ピ
ン8の基端を軸着する金具の部分についても、同
様に鋳造することができ、その場合にはピン8の
基部をかしめ付けるようにすれば良い。
[考案の効果] この考案のブローチの止金具は以上のように構
成されているので、肌荒れもなく仕上がり状態が
良好で、かつまた構造が簡単なため非常に容易に
製造することができる。
さらに本体が一体的に鋳造されているので、ピ
ン挿入溝がロー付けによつて変形したり、回転軸
とレバーとの噛み合わせ具合が悪くなつたりする
ことがなく、安定した動作のブローチの止金具を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のブローチの止金具の一実施
例を示す正面図、第2図はその側面図、第3図は
その斜視図、第4図は従来のブローチの止金具の
組付け方を示す正面図、第5図はその側面図、第
6図は組付けた状態を示す斜視図である。 1……本体、2……膨頭部、3……縦溝、4…
…回転軸、5……レバー、6……開口、7……ピ
ン挿入溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦溝3を形成した膨頭部2と、縦溝3のほぼ中
    央に差し渡して縦溝3の側壁間に固定した回転軸
    4と、膨頭部2の側面から上記縦溝3を横切つて
    この膨頭部2および回転軸4の長さ方向にピン挿
    入溝7とを設けた本体1を金属で一体的に鋳造す
    るとともに、上記縦溝3内に挿入して上記側面を
    ピン挿入溝7で開口した回転軸4に、ピン挿入溝
    7に相当する開口6を有するレバー5をはめ込ん
    だ上、この開口6を回転軸4にかしめ付けたこと
    を特徴とするブローチの止金具。
JP10837186U 1986-07-14 1986-07-14 Expired JPH044570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10837186U JPH044570Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10837186U JPH044570Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6315804U JPS6315804U (ja) 1988-02-02
JPH044570Y2 true JPH044570Y2 (ja) 1992-02-10

Family

ID=30985506

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JP10837186U Expired JPH044570Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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Also Published As

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JPS6315804U (ja) 1988-02-02

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