JPH0445665Y2 - - Google Patents

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JPH0445665Y2
JPH0445665Y2 JP1987005666U JP566687U JPH0445665Y2 JP H0445665 Y2 JPH0445665 Y2 JP H0445665Y2 JP 1987005666 U JP1987005666 U JP 1987005666U JP 566687 U JP566687 U JP 566687U JP H0445665 Y2 JPH0445665 Y2 JP H0445665Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、肉や野菜などの食品を、回転するカ
ツターで加工する調理機に関するものである。
従来の技術 従来の調理機例えばミキサーは、容器の底部に
カツターを電動機により高速回転させるもので、
主として、固形の材料と、水や牛乳等の液体の材
料とを一緒に容器の中に入れ、材料を細かく粉
砕、攪拌し、ドリンク類を作つたり調理の下ごし
らえをしたりするものである。
一般に、第3図に示すようにこれらの調理機の
蓋6と容器5との嵌合は、蓋を、弾性体で形成
し、蓋の容器と嵌合する外径Aを、容器の蓋と嵌
合する内径Bよりも、若干大きめに形成し、蓋を
たわませながら容器に挿入し、蓋の弾性力で容器
に保持するものであつた。
考案が解決しようとする問題点 蓋の弾性力を利用して、蓋を容器に保持する場
合には、蓋を容器に挿入しているあいだは、蓋の
外径を常に容器の内径で蓋を縮ませようとする力
が働き、周囲の温度や湿度などの環境条件や、経
年変化などで、蓋の外径がすこしずつ小さい方に
変化して行き、蓋の保持力が無くなり、容器を逆
さにしただけで、蓋が容器から外れてしまつたり
運転中材料の圧力で、蓋と容器の間から材料が漏
出してしまうような恐れがあつた。又それらの点
を改善するために構造が複雑となり取扱が不便と
なる。
問題点を解決するための手段 本考案は、上述のような従来の調理機の不具合
を解消するためになされたもので、容器の上部に
突状の外周縁を、把手の上部に係止体を有するス
ライダーを、又蓋には凹部と切欠部を有する係合
部とを各設け、更に係止体及び切欠部を特定の形
状となし、蓋と容器の着脱を確実なものとしたも
のである。
作 用 容器上部の外周縁に蓋の凹部を係合し、それを
支点として蓋を回動すると、蓋の係合部は把手上
部のスライダーに接近する。そこでスライダーを
中心方向へ押すとその上面の鉤形の係止体は蓋の
係合部の切欠部にはめ合わされ、スライダーはコ
イルバネの付勢力により外方にもどり蓋の係合が
できる。蓋は常時2個所以上の係合で保持され
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。実施例の構成は第1図、第2図、第3図、第
4図に示す通りである。
1は、電動機2、電動機2を制御する主スイツ
チ3および、サブスイツチとしてのマイクロスイ
ツチ4等を内蔵した本体、5は本体1上部に着脱
自在に載置され、被調理物を収容、調理する容
器、6は容器5の蓋である。主スイツチ3とマイ
クロスイツチ4とは直列に接続されている。電動
機2の回動軸8の先端には駆動側カツプリング9
が固定され、本体1の底部には底板10が固定さ
れている。本体1に内蔵されたマイクロスイツチ
4の作動ボタン12の上部に、作動バネ13を介
した上下動自在な作動杆14が固定されている。
作動杆14は、作動バネ13により、上方に付勢
されている。
容器5は、収容部15、コツプベース16、軸
受部18、把手21等からなる。軸受部18と、
コツプベース16とで、パツキン17を介し、収
容部15の底部19を挟みこみ、ネジ20で固定
している。収容部15の内側には、複数のリブ状
突起93を形成している。容器5の側部には、把
手21が、その上部を、ナツト23およびネジ2
4で締め付け、下部を、容器5に固定されたコツ
プベース16にネジ25で締め付けることによ
り、固定されている。収容部15と把手21との
間に、押下杆26を上下動自在に挟持し、押下杆
26の下部をコイルバネ27で上方に付勢してい
る。把手21の上部には、スライダー40が水平
方向に摺動自在に固定され、コイルバネ41によ
り外周方向に付勢されている。スライダー40
(第3図、第4図)は、その側面内側に突起体4
2を有し、突起体42で把手21の側溝43に係
合し、容器5の径方向に摺動自在に固定されてい
る。スライダー40を把手21に係合させる場合
は、コイルバネ41に抗して、外方から容器5の
中心方向へ、スライダー40を押圧し、突起体4
2に形成されたテーパー部45と、把手21の無
溝部44の手前に形成されたテーパー面46と
が、互いに当接しながら、把手21のテーパー面
46および無溝部44でスライダー40の突起体
42を外側にたわまして、突起体42を側溝43
に挿入するものである。また、突起体42のテー
パー部45の反対側と、無溝部44のテーパー面
46の反対側は、互いに、ほぼ直角に当接し、コ
イルバネ41の付勢力で、簡単に外れないように
なつている。さらに、スライダー40には、上面
に傾斜面50を有する鉤形の係止体48を形成し
ている。シヤフト55にはカツター類を着脱自在
に固定する係合体57を形成し、係合体57の上
方に、シヤフト55の先端部56が突出してい
る。係合体57は係合突起58、係合溝59、円
周状溝60を形成している。シヤフト55の下端
には従動側カツプリング61が固定されている。
蓋6は、中央に凸状部28およびその周囲に複数
の小孔29を形成している。蓋6の外周には、突
状の外周縁34に係合するように、凹部35を有
し、凹部35とほぼ対称な位置に係合部36を有
し、その内側に下垂体37を有している。係合部
36には、上側に切欠部47、底部に傾斜部49
を形成している。また、蓋6を収容部15に載置
したとき、蓋パツキン38が、収容部15の上端
に位置するように、断面形状が略L字状の固定体
39で蓋6に固定されている。固定体39は、接
着または超音波溶着等で蓋6に固定される。係合
体57には、各種のカツターが着脱自在に、取り
付け、固定されるようになつている。
ミキサー用のカツター62は、樹脂性のカツタ
ーベース63、耐食金属性の上カツター64、下
カツター65よりなり、上カツター64と下カツ
ター65との間には間隔H1を有し、カツターベ
ース63に固定される。カツターベース63は、
上カツター64の上方に突出した把手部67、内
側には係合体57の係合突起58に係合用溝、係
合溝59に係合する係合用突起、半弾性を有し、
円周状溝60に係合する半弾性突起を形成してい
る。
フードプロセツサー用のカツターとしては、切
削・調理用のカツターと、おろし用のカツターが
取り付け、固定できるようになつている。
上記カツターを、カツターシヤフト55の係合
体57に係合させて固定し、蓋6を収容部15に
載置したとき、カツターの把手部と、蓋6の凸状
部28の下端とはわずかな間隙を有して位置する
ものである。
上記構成から成る本実施例の作用について説明
する。
容器5中のシヤフト55に、ミキサー用のカツ
ター62をセツトし、収容部15に材料を入れ
る。収容部15の外周縁34に、凹部35が合う
ように、蓋6を収容部15の上部に載置し、係合
部36の切欠部47を、スライダー40の係止体
48に係止させて、蓋6を収容部15に固定す
る。係合部36の底部および係止体48の上面
に、傾斜部49および傾斜面50を設けているか
ら、外周縁34と凹部35が係合する点を支点と
し、係合部36を係止体48に当接させながら蓋
6を下方に移動させるにつれ、係合部36の傾斜
部49で、係止体48の傾斜面50を内方に押圧
するとともに、スライダー40はコイルバネ41
の付勢力に抗して、内方、すなわち、容器5の中
心方向に移動し、さらにスライダー40がコイル
バネ41の付勢力によつて外方にもどり、係合部
36の切欠部47と、係止体48とが係合する。
このとき、蓋6の下垂体37は押下杆26の上端
をコイルバネ27の付勢力に抗して押し下げる。
容器5を、本体1上に載置することにより、駆
動側カツプリング9と従動側カツプリング61と
が嵌合し、回動軸8の回転が、シヤフト55を介
してミキサー用のカツター62に伝達される。ま
た、押下杆26は、コイルバネ27の付勢力に抗
して、押し下げられた状態にあるから、押下杆2
6の下端は、作動杆14を作動バネ13の付勢力
に抗して押し下げ、マイクロスイツチ4の作動ボ
タン12を押圧し、マイクロスイツチ4は閉じた
状態になり、主スイツチ3を入れることにより、
いつでも運転可能な状態となる。
ミキサー用カツター62の場合は、主として、
固形材料と液体材料とを一緒に入れる。固形材料
は、液体材料の循環流により、液体材料と一緒に
循環しながら、ミキサー用のカツター62によ
り、粉砕、切削される。収容部15内側に設けた
リブ状突起93は、材料の循環の回転方向の抵抗
となり、材料とミキサー用のカツター62との相
対的な回転数差を増加させる。材料がミキサー用
カツター62に切削される回数を多くするととも
に、外周付近の材料を中心側に導き、材料がまん
べんなく、ミキサー用カツター62に切削される
ようにして、切削性能の向上に寄与するものであ
る。運転中、材料は、ミキサー用のカツター62
により攪拌され、遠心力により外周ほど高く盛り
上がり、材料の量が多いと、収容部15上端と蓋
6とが接触している付近まで盛り上がり、液密性
が保たれていないと、材料の圧力により収容部1
5上端と蓋6とが接する部分から、液体の材料が
漏れる恐れがあるが、蓋パツキン38を介して収
容部15上端に蓋6を固定しているから、液体の
材料が漏れる恐れはない。また、運転中、液体の
材料が、回転するミキサー用カツター62によ
り、収容部15内であばれるから、その水滴が蓋
6の内壁に付着するが、小孔29付近に付着した
水滴は、表面張力により、突状部28を伝わり、
その下端から収容部15へ導かれる。材料が細か
く切削・粉砕され、運転を終えたのち、蓋6を外
し、他のコツプや容器に被切削物を移す。
蓋6を外すとき、スライダー40の外周側面を
容器5の中心方向に押圧すると、係合部36の切
欠部47と係止体48との係合が外れ、蓋6がコ
イルバネ27の付勢力により押下杆26を介して
上方に押し上げられた状態となる。蓋6を外した
とき、下垂体37により押圧されていた押下杆2
6が開放されているから、押下杆26および作動
杆14は、それぞれ、コイルバネ27および作動
バネ13により、上方に押圧され、マイクロスイ
ツチ4の作動ボタン12が開放されて、主スイツ
チ3を入れても、電動機2が回転することがな
い。また蓋6を容器5に取り付けたまま、容器5
を本体1から取り外した場合も、作動杆14が、
作動バネ13により、上方に押圧され、作動ボタ
ン12が開放されて、主スイツチ3を入れても、
電動機2が回転することがない。
実施例によれば、蓋6を、その凹部35を、収
容部15の外周縁34に係合させるとともに、係
合部36の切欠部47を、スライダー40の係止
体48に係止させて、容器5に固定させるから、
運転中の材料の圧力や振動、周囲の温度や湿度な
どの環境条件、経年変化などで、蓋6が容器5か
ら外れてしまうような恐れもなく、蓋6の固定が
確実なものである。スライダー40の係止体48
に傾斜面50を、蓋6の係合部36底部に傾斜部
49をそれぞれ設け、蓋6の凹部35を、収容部
15の外周縁34に係合させながら、係合部36
を係止体48に当接させ、傾斜部49で、係止体
48の傾斜面50を内方に押圧して、スライダー
40をコイルバネ41の付勢力に抗して内方に移
動させ、係合部36の切欠部47の上面の位置
が、係止体48の底面の位置よりも、わずかに低
くなつたとき、スライダー40がコイルバネ41
の付勢力によつて、外方にもどり、切欠部47と
係止体48とが係止するから、蓋6を容器5に、
容易かつ確実に、固定されることができるもので
ある。蓋6を取り外す場合には、コイルバネ41
の付勢力に抗して、スライダー40外周側面を容
器5の中心方向に押圧することにより、係合部3
6の切欠部47と係止体48との係合が外れ、簡
単な操作で、蓋6を容易に取り外すことができ
る。
考案の効果 以上、本考案によれば、蓋の凹部を容器の外周
縁に係合させるとともに、蓋の係合部をスライダ
ーの鉤形の係止体に係止させて、容器に固定させ
るから、運転中の材料の圧力や振動、周囲の温度
や湿度などの環境条件、経年変化などで外れたり
することがなく、蓋の容器への固定が確実な調理
機を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すミキサー用
のカツターを取り付けたときの正面断面図、第2
図は同本体の断面図、第3図は同スライダーの切
欠き斜視図、第4図は同スライダーの一部断面
図、第5図は従来の蓋と容器の断面図である。 1……本体、2……電動機、5……容器、6…
…蓋、21……把手、34……外周縁、35……
凹部、36……係合部、40……スライダー、4
7……切欠部、48……係止体、49,50……
傾斜面、62……カツター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機2を内蔵した本体1と、電動機2により
    駆動されるカツター62を内蔵した容器5と、容
    器5の上部に載置する蓋6と、把手21とを備
    え、容器5の上部に突状の外周縁34を、又把手
    21上部に摺動自在にスライダー40を、更に又
    蓋6には外周縁34に係合する凹部35とスライ
    ダー40に係合する係合部36とを設け、スライ
    ダー40は上面に傾斜面50を有する鉤形の係止
    体48を、係合部36は下面に傾斜面49を有す
    る切欠部47を各設けたことを特徴とする調理
    機。
JP1987005666U 1987-01-19 1987-01-19 Expired JPH0445665Y2 (ja)

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JP1987005666U JPH0445665Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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JP1987005666U JPH0445665Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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Publication Number Publication Date
JPS63114250U JPS63114250U (ja) 1988-07-22
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JP1987005666U Expired JPH0445665Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043967A (ja) * 1983-08-22 1985-03-08 Ricoh Co Ltd 感熱記録に用いるパタ−ンメモリ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043967A (ja) * 1983-08-22 1985-03-08 Ricoh Co Ltd 感熱記録に用いるパタ−ンメモリ

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JPS63114250U (ja) 1988-07-22

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