JPH041877Y2 - - Google Patents

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JPH041877Y2
JPH041877Y2 JP17159186U JP17159186U JPH041877Y2 JP H041877 Y2 JPH041877 Y2 JP H041877Y2 JP 17159186 U JP17159186 U JP 17159186U JP 17159186 U JP17159186 U JP 17159186U JP H041877 Y2 JPH041877 Y2 JP H041877Y2
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、果物や野菜等の被加工物を細断す
る電動調理器に関する。
[従来の技術] 従来、果物や野菜等の被加工物を切削したり、
あるいは細断する電動調理器としては、モータを
内臓した本体の上面から、モータにより回転駆動
される回転軸が突出しており、この回転軸を内部
に導入した状態で、本体の上面に容器が着脱自在
に載置されており、この容器内でカツターが回転
軸に装着されている。
第10図、第11図に示すように、容器50に
は取手51が一体的に形成されており、上端開口
部は蓋体52により覆われている。
蓋体52は、円盤状に形成され、容器50の上
端縁部から外部方向に突出した状態で上端開口部
を覆つているとともに、縁部52aは容器50の
内壁面に嵌入して容器50の上端開口部を遮弊し
ている。
[考案が解決しようとする問題点] 取手51は容器50と一体成型により形成され
るので、容器50を成型するための金型が大きく
なるとともに、容器50を成型する際、容器50
の真円度が出しにくくなる。従つて、容器50と
蓋体52との嵌合性が悪くなり、蓋体52の開閉
操作が困難になる。
一方、容器50の真円度を出すためには、成型
時間が長くなる等の問題があり、製品コストが高
くなる原因ともなつていた。
又、容器50の取手51との接続箇所は厚くな
るので、容器50の内壁面側に成型する際、ひけ
が生じやすいという問題がある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、蓋体を容器の上端開口部より内部
方向に湾曲形成し、中央部に滴下用の開口部を設
けるとともに、湾曲する面側に把持部を設け、こ
の蓋体を容器に回動自在に軸支して、容器に取手
を設けることなく、蓋体と取手とを兼用するとと
もに、容器成型時の金型を簡略化するようにした
ものである。
[作用] 容器の上端開口部は、容器の内部方向に湾曲形
状に形成されているとともに、容器の上方開口端
部に回動自在に軸支されている蓋体で覆われてい
る。容器の上方開口端部は、蓋体を回動すること
により開口し、内部の材料を容器から出すことが
出来るとともに、蓋体に把持部が設けられ取手と
して把持することが出来る。滴下用の材料は、蓋
体の開口部から注入される。
[実施例] この考案の一実施例を、第1図〜第4図に基づ
いて詳細に説明する。
第1図〜第2図において、1は電動調理器で、
モータ2が配設されている本体3と容器4および
容器受台5とカツター6および蓋体7とにより構
成されている。
本体3には、モータ2が内臓されているととも
に、上面外周部には嵌合部8が形成されており、
上面中央部にはモータ2により回転駆動される回
転軸9が回転自在に突出しており、この回転軸9
の先端部には、下カツプリング10が固着されて
いる。
容器受台5は本体3と容器4とを接続するとと
もに、容器4の下端開口部を覆うもので、下端部
は本体3の嵌合部8と係合するとともに、上端部
内壁にはネジ部11が刻設されており、このネジ
部11は容器4の下端部外周に設けられているネ
ジ部12と係合して容器4を容器受台5を介して
本体3に固定している。
13はカツター台で、中央部には軸受部14を
介して上回転軸9aが貫通している。上回転軸9
aの下端部には下カツプリング10と結合する上
カツプリング15が固着されており、上端部には
容器4内に突出してカツター6が固着されてい
る。
容器4は円筒状に形成されており、上方の開口
端部には軸受部16が設けられている。
第4図に示すように、蓋体7は容器4の上端開
口部の直径にほぼ対応する直径で、上端開口部よ
り内部方向に半球状の湾曲形状に形成されてお
り、容器4の軸受部16に対応する箇所には、軸
17が突設されており、縁部から平行に中心方向
に指を係止可能な把持部18が延設されており、
中央部には滴下用の開口部19が形成されてい
る。蓋体7は容器4の軸受部16に軸17が軸支
されて容器4の上方開口端部で回動自在となつて
いる。
13Aはパツキングで容器4と容器受台5との
間に弾性的に介在させて気密性を保持している。
このような構成であるから、容器4の上端開口
部は容器4の内部方向に湾曲形成されている半球
形状の蓋体7で覆われている。
マヨネーズ等を作る場合のように、攪拌途中で
少量の液体を容器4内に追加する場合、この追加
する液体を蓋体7の半球形状の湾曲面側に注入す
ると、追加された液体は、滴下用の開口部19か
ら容器4内に滴下する。
蓋体7を開閉するには、把持部18に指を引掛
けて引き上げると、第3図に示すように、蓋体7
は回動して容器4の上端開口部は半分開口され
る。容器4を持ち運ぶ場合には、把持部18を把
持すればよく、取手の代用となる。
第5図〜第9図は、この考案の他の実施例を示
すもので、第5図〜第7図に示すように、容器4
の上端開口部を覆う蓋体20は、上記実施例と同
様に、半球形状に形成されているとともに、中心
線21に沿つて、2分割して2つの蓋部20a,
20bとにより構成されている。蓋体20の中央
部、即ち、2つの蓋部20a,20bとの接合部
となつている中心線21の中心には、穴22a,
22bが互いに対向する位置に設けられており、
各蓋部20a,20bとが接合した時、滴下用の
開口部22が形成される。
各蓋部20a,20bの中心線21に沿う両端
部にはそれぞれ軸23が突設されており、各蓋部
20a,20bが容器4の上端開口部と当接する
外壁には、容器4の内壁と圧接して蓋体20の開
閉角度を調節する突部24が突設されている。
一方、容器4の上端両縁部には、蓋部20a,
20bの軸23を支持する軸穴25が透設されて
いる軸受部26が設けられている。
このような構成であるから、第5図、第6図に
示すように、蓋部20a,20bを中心線21に
沿つて接合すると、蓋部20a,20bの突部2
4がそれぞれ容器4の内壁に圧接されて容器4の
上端開口部は閉鎖されるとともに、蓋体20の中
心部に滴下用の開口部22が形成される。
蓋体20を開放するには、第8図〜第9図に示
すように、蓋部20aと蓋部20bとを左右方向
に回動して重ね合せれば、蓋体20は開放され
る。
攪拌途中で容器4内に材料を投入する場合に
は、蓋部20a,20bの両方あるいはいずれか
一方を回動すれば蓋体20の一部が開放され、容
器4内に材料を投入することが出来る。
なお、この際、突部24を蓋部20a,20b
の外周面に沿つて長く帯状に形成すれば、この突
部24が容器4の内壁に圧接して蓋体20の開閉
角度を調節することが出来る。
容器4を持ち運ぶ場合には蓋部20a,20b
とを第8図、第9図に示すように、重ね合わせた
蓋部20a,20bが把持部となり、取手として
把持することが出来る。
なお、上記いずれの実施例の場合でも、蓋体
7,20が容器4の内部方向に湾曲している湾曲
面に容積を示す目盛りを刻設すれば、滴下用の材
料を湾曲面側に直接注入しながらその量を計量す
ることが出来る。
[考案の効果] この考案は、蓋体を容器の上端開口部より内部
方向に湾曲形成し、中央部に滴下用の開口部を設
けるとともに、湾曲する面側に把持部を設け、こ
の蓋体を容器に回動自在に軸支したので、蓋体が
取手の代用ともなるので、容器に取手を形成する
必要がないから、容器を成型する際の金型を簡略
化することが出来るとともに、真円度が出しやす
くなり、且つ、小型化が可能となる。
又、従来のように容器と取手との接続箇所のひ
けの問題も考慮する必要もなく、その上、成型時
間を短縮することが出来る。
さらに、蓋体は容器の内部方向に湾曲形成した
ので、蓋体の湾曲面側に滴下用の液体を注入する
ことが出来る。又、蓋体を着脱することなく容器
の上端開口部を開閉することが出来るので、操作
性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図は断面図、第2図は要部斜視図、第
3図は蓋体7を開放した状態を示す要部斜視図、
第4図は蓋体7の斜視図、第5図〜第9図はこの
考案の他の実施例を示すもので、第5図は要部斜
視図、第6図は要部断面図、第7図は蓋部20
a,20bの斜視図、第8図は蓋体20を開放し
た状態を示す要部斜視図、第9図は第8図の要部
断面図、第10図〜第11図は従来例を示すもの
で、第10図は要部斜視図、第11図は要部断面
図である。 1……電動調理器、2……モータ、3……本
体、4……容器、7,20……蓋体、9……回転
軸、19,22……滴下用の開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータを内臓した本体と、 前記モータにより回転駆動される回転軸を内部
    に導入して前記本体の上面に、着脱自在に載置す
    る容器と、 この容器の上端開口部を覆う蓋体と、 を備えた電動調理器において、 前記蓋体は、前記容器の上端開口部より内部方
    向に湾曲形成し、中央部に滴下用の開口部を設け
    るとともに、前記湾曲している面側に把持部を設
    け、前記容器の上方開口端部に回動自在に軸支し
    たこと を特徴とする電動調理器。
JP17159186U 1986-11-08 1986-11-08 Expired JPH041877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17159186U JPH041877Y2 (ja) 1986-11-08 1986-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17159186U JPH041877Y2 (ja) 1986-11-08 1986-11-08

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Publication Number Publication Date
JPS6376237U JPS6376237U (ja) 1988-05-20
JPH041877Y2 true JPH041877Y2 (ja) 1992-01-22

Family

ID=31107359

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JP17159186U Expired JPH041877Y2 (ja) 1986-11-08 1986-11-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5152459B2 (ja) * 2006-11-15 2013-02-27 サナダ精工株式会社 回転蓋付きの容器

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JPS6376237U (ja) 1988-05-20

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