JPH0445484Y2 - - Google Patents
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- JPH0445484Y2 JPH0445484Y2 JP7675886U JP7675886U JPH0445484Y2 JP H0445484 Y2 JPH0445484 Y2 JP H0445484Y2 JP 7675886 U JP7675886 U JP 7675886U JP 7675886 U JP7675886 U JP 7675886U JP H0445484 Y2 JPH0445484 Y2 JP H0445484Y2
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- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 9
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は圃場に散在する牧草や藁などの藁草を
ピツクアツプ部で拾い上げてパイプコンベアによ
りベール形成室に搬入しロール状のベールに形成
すると共に、このベールをベール形成室側部の側
方ドアの開口より機外に取出すようにしたロール
ベーラのベール取出装置に関する。
ピツクアツプ部で拾い上げてパイプコンベアによ
りベール形成室に搬入しロール状のベールに形成
すると共に、このベールをベール形成室側部の側
方ドアの開口より機外に取出すようにしたロール
ベーラのベール取出装置に関する。
「従来の技術」
当出願人等において出願済みの例えば特願昭60
−112385号のものにおいては、ベール形成室を拡
大するリンク機構などのコンベア移動部材と、機
体側方に形成するドアなどのベール取出部材とを
連動させ、その取出部材の開動と連動してベール
形成室を拡大させる技術を開発した。
−112385号のものにおいては、ベール形成室を拡
大するリンク機構などのコンベア移動部材と、機
体側方に形成するドアなどのベール取出部材とを
連動させ、その取出部材の開動と連動してベール
形成室を拡大させる技術を開発した。
「考案が解決しようとする問題点」
前記従来技術では、ベールが形成完了する直前
に瞬時に多量の藁草をベール形成室に取込み、又
はベール圧が設定以上に高くなつてもベール形成
作業が続行され、ベール形成圧が異常に過圧状態
になつた場合、ベール形成室内のベール膨出圧力
によりベール取出部材の取出動作を阻止し、ベー
ル取出作業を行うことができないと共に、前記ベ
ール取出部材を損傷させる等の不具合があつた。
に瞬時に多量の藁草をベール形成室に取込み、又
はベール圧が設定以上に高くなつてもベール形成
作業が続行され、ベール形成圧が異常に過圧状態
になつた場合、ベール形成室内のベール膨出圧力
によりベール取出部材の取出動作を阻止し、ベー
ル取出作業を行うことができないと共に、前記ベ
ール取出部材を損傷させる等の不具合があつた。
「問題点を解決するための手段」
然るに、本考案は、ピツクアツプ部で拾い上げ
た藁草を主及び副パイプコンベアによりベール形
成室でロール状のベールに形成すると共に、ベー
ル取出部材と連動させるコンベア移動部材により
主及び副パイプコンベアを接離可能に支持させた
装置において、前記コンベア移動部材とパイプコ
ンベアの連結途中に手動開放部材を介装させ、前
記手動開放部材操作だけで主及び副パイプコンベ
アを離反可能に構成したことを特徴とするもので
ある。
た藁草を主及び副パイプコンベアによりベール形
成室でロール状のベールに形成すると共に、ベー
ル取出部材と連動させるコンベア移動部材により
主及び副パイプコンベアを接離可能に支持させた
装置において、前記コンベア移動部材とパイプコ
ンベアの連結途中に手動開放部材を介装させ、前
記手動開放部材操作だけで主及び副パイプコンベ
アを離反可能に構成したことを特徴とするもので
ある。
「作用」
従つて、ベール形成圧が異常に過圧状態になつ
た場合、前記手動開放部材の操作によりベール形
成室を拡大してベールを容易に取出し得、前記ベ
ール取出部材を無理に操作して該取出部材及びコ
ンベア移動部材を損傷させる等の不具合をなくし
得、従来に比べて極めて安全に取扱い得、ベール
取出し機能並びに取扱い操作性などの向上も容易
に図り得るものである。
た場合、前記手動開放部材の操作によりベール形
成室を拡大してベールを容易に取出し得、前記ベ
ール取出部材を無理に操作して該取出部材及びコ
ンベア移動部材を損傷させる等の不具合をなくし
得、従来に比べて極めて安全に取扱い得、ベール
取出し機能並びに取扱い操作性などの向上も容易
に図り得るものである。
「実施例」
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は要部の側面説明図、第2図は全体側面
図、第3図は同平面図であり、図中1は走行クロ
ーラ2を有する機台、3は前記機台1に搭載する
ベーラ部、4は前記ベーラ部前方に昇降可能に装
設してピツクアツプガイド板5を有するピツクア
ツプ部、6は前記機台1後方に装設してエンジン
7を内設するエンジン部、8は前記エンジン部6
後方の機体左右中央に配設して操作パネル9を有
する運転操作部、10は前記ベーラ部3前側に内
設する結束装置、11は前記運転操作部8左側に
配設する作業クラツチレバー、12は前記ピツク
アツプ部4の支持高さを調節するピツクアツプ昇
降調節ハンドル、13は前記操作パネル9に備え
る走行クラツチレバー、14,14は左右サイド
クラツチレバー、15は副変速レバーである。
図、第3図は同平面図であり、図中1は走行クロ
ーラ2を有する機台、3は前記機台1に搭載する
ベーラ部、4は前記ベーラ部前方に昇降可能に装
設してピツクアツプガイド板5を有するピツクア
ツプ部、6は前記機台1後方に装設してエンジン
7を内設するエンジン部、8は前記エンジン部6
後方の機体左右中央に配設して操作パネル9を有
する運転操作部、10は前記ベーラ部3前側に内
設する結束装置、11は前記運転操作部8左側に
配設する作業クラツチレバー、12は前記ピツク
アツプ部4の支持高さを調節するピツクアツプ昇
降調節ハンドル、13は前記操作パネル9に備え
る走行クラツチレバー、14,14は左右サイド
クラツチレバー、15は副変速レバーである。
前記ベーラ部3には彎曲形状のベール形成用主
パイプコンベア16及びベール整形部材である副
パイプコンベア17を対向状に配設してベール形
成室18を形成するもので、第4図乃至第5図に
示す如く前記副パイプコンベア17は駆動スプロ
ケツト19とアイドラ20間にチエンガイド21
及びチエンガイドであるチエン張りガイド22を
介し左右の副エンドレスチエン23,23を張架
させ、これら左右のチエン23,23間にボルト
24を介し等間隔に複数の副ベール形成パイプ2
5…を横架させている。
パイプコンベア16及びベール整形部材である副
パイプコンベア17を対向状に配設してベール形
成室18を形成するもので、第4図乃至第5図に
示す如く前記副パイプコンベア17は駆動スプロ
ケツト19とアイドラ20間にチエンガイド21
及びチエンガイドであるチエン張りガイド22を
介し左右の副エンドレスチエン23,23を張架
させ、これら左右のチエン23,23間にボルト
24を介し等間隔に複数の副ベール形成パイプ2
5…を横架させている。
また第7図にも示す如く、前記主パイプコンベ
ア16は前記ベーラ部3の略中央上方に設ける駆
動スプロケツト26と、前記ベーラ部3の前方に
設けてピツクアツプ部4に臨ませるアイドルスプ
ロケツト27間に、各一対の上下チエンガイド2
8,29及びテンシヨンローラ30,31を介し
左右の主エンドレスチエン32,32を張架さ
せ、これら左右チエン32,32間にボルト33
を介し等間隔に複数の主ベール形成パイプ34を
横架させている。
ア16は前記ベーラ部3の略中央上方に設ける駆
動スプロケツト26と、前記ベーラ部3の前方に
設けてピツクアツプ部4に臨ませるアイドルスプ
ロケツト27間に、各一対の上下チエンガイド2
8,29及びテンシヨンローラ30,31を介し
左右の主エンドレスチエン32,32を張架さ
せ、これら左右チエン32,32間にボルト33
を介し等間隔に複数の主ベール形成パイプ34を
横架させている。
さらに、前記アイドルスプロケツト27のスプ
ロケツト軸27aと同一軸心上にピツクアツプ回
動支点筒軸35を備え、該筒軸35に前記ピツク
アツプ部4のピツクアツプケース36基端を上下
動自在に支持すると共に、前記ケース36に偏心
軸37を介し複数のピツクアツプフインガー38
を支持するピツクアツプドラム39を装設させて
いる。またさらに前記駆動スプロケツト19,2
6のスプロケツト軸19a,26aに一体固設す
る動力用入力スプロケツト40,41を、副カウ
ンタプーリ42の小径部42aに各チエン43,
44を介し連動連結すると共に、該副カウンタプ
ーリ42の大径部42bをエンジン側の主カウン
タプーリ45にチエン46を介し連動連結させ、
前記エンジン7出力でもつて主副パイプコンベア
16,17並びにピツクアツプドラム39を同時
に回転させるように構成している。そして前記ピ
ツクアツプドラム39の回転時、該ドラム39外
側に適宜突出させるピツクアツプフインガー38
により圃場の藁草を拾い上げ、前記主パイプコン
ベア16により直接ベール形成室18内にその藁
草を搬入すると共に、該室18におけるコンベア
16と副パイプコンベア17との回転でもつてロ
ール状のベールAに藁草を形成し、このベールA
形成完了後ベールA外周に前記結束装置10のト
ワイン47による結束を施して、ベール形成室1
8左側のベール取出部材であるドア48より機外
にベールAを取出すように構成したものである。
ロケツト軸27aと同一軸心上にピツクアツプ回
動支点筒軸35を備え、該筒軸35に前記ピツク
アツプ部4のピツクアツプケース36基端を上下
動自在に支持すると共に、前記ケース36に偏心
軸37を介し複数のピツクアツプフインガー38
を支持するピツクアツプドラム39を装設させて
いる。またさらに前記駆動スプロケツト19,2
6のスプロケツト軸19a,26aに一体固設す
る動力用入力スプロケツト40,41を、副カウ
ンタプーリ42の小径部42aに各チエン43,
44を介し連動連結すると共に、該副カウンタプ
ーリ42の大径部42bをエンジン側の主カウン
タプーリ45にチエン46を介し連動連結させ、
前記エンジン7出力でもつて主副パイプコンベア
16,17並びにピツクアツプドラム39を同時
に回転させるように構成している。そして前記ピ
ツクアツプドラム39の回転時、該ドラム39外
側に適宜突出させるピツクアツプフインガー38
により圃場の藁草を拾い上げ、前記主パイプコン
ベア16により直接ベール形成室18内にその藁
草を搬入すると共に、該室18におけるコンベア
16と副パイプコンベア17との回転でもつてロ
ール状のベールAに藁草を形成し、このベールA
形成完了後ベールA外周に前記結束装置10のト
ワイン47による結束を施して、ベール形成室1
8左側のベール取出部材であるドア48より機外
にベールAを取出すように構成したものである。
また、前記主パイプコンベア16における各パ
イプ34とパイプ34との間に断面略L形状の藁
草補助搬送板49を配設するもので、左右のチエ
ン32,32に搬送板49の両端をボルト50を
介し取付け、該搬送板49の上端鋸面49aを上
方に臨ませ、各パイプ34による藁草搬送時その
搬送を助長するように構成している。
イプ34とパイプ34との間に断面略L形状の藁
草補助搬送板49を配設するもので、左右のチエ
ン32,32に搬送板49の両端をボルト50を
介し取付け、該搬送板49の上端鋸面49aを上
方に臨ませ、各パイプ34による藁草搬送時その
搬送を助長するように構成している。
さらに、前記副パイプコンベア17におけるチ
エン張りガイド22は、ガイド本体51にチエン
ガイド52の一方を支点軸53を介し他方を軸5
4及び長孔55を介し揺動可能に支持していて、
前記軸54に固設するボルト56調節でもつて前
記チエン23に対するチエンガイド52の張り代
を適宜調整するように構成している。
エン張りガイド22は、ガイド本体51にチエン
ガイド52の一方を支点軸53を介し他方を軸5
4及び長孔55を介し揺動可能に支持していて、
前記軸54に固設するボルト56調節でもつて前
記チエン23に対するチエンガイド52の張り代
を適宜調整するように構成している。
またさらに、前記主パイプコンベア16におけ
る一対のチエンガイド29はこの両端を前記スプ
ロケツト軸26aと副カウンタプーリ42の副カ
ウンタプーリ軸57とに上下枢着板58,59を
介し支持させたもので、副カウンタプーリ軸57
を側板3aに支承する軸受60に、プーリ軸57
と同一軸心状に下枢着板59を揺動自在に支持す
る一方、前記スプロケツト軸26aを支持するガ
イドローラ61を、前記プーリ軸57を中心とし
て側板3aに円弧状に開設するローラガイド溝6
2に樹脂ガイド部材63を介して支持させ、前記
プーリ軸57を中心としてチエンガイド29上端
側を揺動可能とさせることにより、主パイプコン
ベア16の送り終端側である半円形状のベール形
成部16aを後方側に移動させベール形成室18
を拡大可能とするように構成している。
る一対のチエンガイド29はこの両端を前記スプ
ロケツト軸26aと副カウンタプーリ42の副カ
ウンタプーリ軸57とに上下枢着板58,59を
介し支持させたもので、副カウンタプーリ軸57
を側板3aに支承する軸受60に、プーリ軸57
と同一軸心状に下枢着板59を揺動自在に支持す
る一方、前記スプロケツト軸26aを支持するガ
イドローラ61を、前記プーリ軸57を中心とし
て側板3aに円弧状に開設するローラガイド溝6
2に樹脂ガイド部材63を介して支持させ、前記
プーリ軸57を中心としてチエンガイド29上端
側を揺動可能とさせることにより、主パイプコン
ベア16の送り終端側である半円形状のベール形
成部16aを後方側に移動させベール形成室18
を拡大可能とするように構成している。
また、前記ガイド21,22,28,29にお
ける各チエン23,32の接触部には、例えば高
密度ポリエチレンよりなる樹脂ガイド部材64を
一体付設していて、これらガイド21,22,2
8,29の騒音防止と耐摩耗性向上を図り、チエ
ン23,32をスムーズに滑動させるように構成
している。
ける各チエン23,32の接触部には、例えば高
密度ポリエチレンよりなる樹脂ガイド部材64を
一体付設していて、これらガイド21,22,2
8,29の騒音防止と耐摩耗性向上を図り、チエ
ン23,32をスムーズに滑動させるように構成
している。
ところで、前記主パイプコンベア16の回動支
点軸である前記プーリ軸57は、該コンベア16
の送り始端側である直線状の藁草導入部16bと
送り後端側のベール形成部16aとの交差点E
と、ベール形成室18の中心Cとを結ぶラインl
上で、且つ点E位置近傍つまりコンベア16の往
復コンベア部間の〓間に配設して、前記プーリ軸
57を中心としてコンベア16のベール形成部1
6aを移動させた際前記交差点E位置の移動を最
小に抑制させることによつて、ベール形成室18
拡大時のベールAの落ち込みを防止するととも
に、ベール形成部16aとベールAの接触面積を
小とさせることによつて、前記側方ドア48より
のベールA機外取出しを容易とさせるように構成
している。
点軸である前記プーリ軸57は、該コンベア16
の送り始端側である直線状の藁草導入部16bと
送り後端側のベール形成部16aとの交差点E
と、ベール形成室18の中心Cとを結ぶラインl
上で、且つ点E位置近傍つまりコンベア16の往
復コンベア部間の〓間に配設して、前記プーリ軸
57を中心としてコンベア16のベール形成部1
6aを移動させた際前記交差点E位置の移動を最
小に抑制させることによつて、ベール形成室18
拡大時のベールAの落ち込みを防止するととも
に、ベール形成部16aとベールAの接触面積を
小とさせることによつて、前記側方ドア48より
のベールA機外取出しを容易とさせるように構成
している。
また、前記主パイプコンベア16のベール形成
部16a終端は、ベール形成室18の中心Cを通
る垂線tの上方近傍まで延設していて、該コンベ
ア16より副パイプコンベア17側に送り継がれ
る藁草がこれらコンベア16,17外側に飛び出
ることなく中心C方向に向つて落ちるように構成
している。
部16a終端は、ベール形成室18の中心Cを通
る垂線tの上方近傍まで延設していて、該コンベ
ア16より副パイプコンベア17側に送り継がれ
る藁草がこれらコンベア16,17外側に飛び出
ることなく中心C方向に向つて落ちるように構成
している。
さらに前記副パイプコンベア17は、前記交差
点Eと中心Cを結ぶラインlの延長線上より前方
側に配設して、該コンベア17によるベールAの
支持面積を最小のものに抑制することによつて、
前記側方ドア48よりのベールA機外取出しを容
易とさせるように構成している。
点Eと中心Cを結ぶラインlの延長線上より前方
側に配設して、該コンベア17によるベールAの
支持面積を最小のものに抑制することによつて、
前記側方ドア48よりのベールA機外取出しを容
易とさせるように構成している。
第1図、第8図乃至第9図に示す如く、前記主
パイプコンベア16のベール形成部16aを移動
させるチエンガイド29は、前記側方ドア48に
コンベア移動部材であるリンク機構65を介し連
動連結させるもので、前記リンク機構65は前記
側方ドア48の下部回動支点軸66aに一体固設
する回動アーム67と、該アーム67に取付長さ
調節自在に連結するロツド68と、ベーラ部左側
板3aに軸69を介し基端を揺動自在に支持させ
且つピン70を介し先端を前記ロツド68他端に
連結させる第1揺動板71と、該揺動板71にピ
ン72を介し下端を連結させる連結板73と、前
記側板3aの回動支点軸74に基端を揺動自在に
支持させ且つ軸75を介し先端を前記連結板73
の上端に連結させる揺動アーム76と、前記側板
3aの内側で前記支点軸74に基端を固設する揺
動アーム77と、該アーム77にピン78を介し
一端を連結させる連結板79と、前記側板3aに
軸80を介し基端を揺動自在に支持させ一端側を
ピン81を介し前記連結板79他端に連結させる
第2揺動板82と、前記枢着板58と第2揺動板
82とをそれぞれピン83,84を介し連結させ
る手動開放部材であるターンバツクル85と、前
記連結板73と軸75間にバネ圧調節自在に張設
するベール圧縮用バネ86とからなり、前記ドア
48の閉封時バネ86力で主パイプコンベア16
の終端を前動位置に位置保持すると共に、前記ド
ア48の開放時リンク機構65を介し主パイプコ
ンベア16の終端を後部拡大位置まで一定角度β
移動させるように構成している。また前記ターン
バツクル85の短縮操作により、ドア48を閉じ
た状態で、ベール形成室18を拡大し得るように
構成している。
パイプコンベア16のベール形成部16aを移動
させるチエンガイド29は、前記側方ドア48に
コンベア移動部材であるリンク機構65を介し連
動連結させるもので、前記リンク機構65は前記
側方ドア48の下部回動支点軸66aに一体固設
する回動アーム67と、該アーム67に取付長さ
調節自在に連結するロツド68と、ベーラ部左側
板3aに軸69を介し基端を揺動自在に支持させ
且つピン70を介し先端を前記ロツド68他端に
連結させる第1揺動板71と、該揺動板71にピ
ン72を介し下端を連結させる連結板73と、前
記側板3aの回動支点軸74に基端を揺動自在に
支持させ且つ軸75を介し先端を前記連結板73
の上端に連結させる揺動アーム76と、前記側板
3aの内側で前記支点軸74に基端を固設する揺
動アーム77と、該アーム77にピン78を介し
一端を連結させる連結板79と、前記側板3aに
軸80を介し基端を揺動自在に支持させ一端側を
ピン81を介し前記連結板79他端に連結させる
第2揺動板82と、前記枢着板58と第2揺動板
82とをそれぞれピン83,84を介し連結させ
る手動開放部材であるターンバツクル85と、前
記連結板73と軸75間にバネ圧調節自在に張設
するベール圧縮用バネ86とからなり、前記ドア
48の閉封時バネ86力で主パイプコンベア16
の終端を前動位置に位置保持すると共に、前記ド
ア48の開放時リンク機構65を介し主パイプコ
ンベア16の終端を後部拡大位置まで一定角度β
移動させるように構成している。また前記ターン
バツクル85の短縮操作により、ドア48を閉じ
た状態で、ベール形成室18を拡大し得るように
構成している。
前記バネ86は下端を連結板73の偏心軸87
に、上端を調節ボルト88を介し前記軸75に連
結させるもので、前記偏心軸87は連結板73の
固定片89に回動可能に支持させ、ハンドル90
操作によつて多段にバネ87力を調節し得るよう
に構成している。
に、上端を調節ボルト88を介し前記軸75に連
結させるもので、前記偏心軸87は連結板73の
固定片89に回動可能に支持させ、ハンドル90
操作によつて多段にバネ87力を調節し得るよう
に構成している。
また、ベールAの直径が一定以上の仕上り直径
となつたときその外周接触圧により検知するベー
ル圧検出スイツチ91を左側板3a外側に設ける
もので、前記連結板73に固設した固定取付板9
2に軸ボルト93を介し回動自在にスイツチ操作
部材94を取付け、該操作部材94に固設するL
形アーム95を前記スイツチ91のアクチユエー
タ91aに接触させるべく設けると共に、前記取
付板92の固定ピン96とL形アーム95間に支
点越えバネ97を張架させている。また前記調節
ボルト88の先端に係合する圧力調節ナツト88
aに、ボルト98を介してベール圧検出部材99
を一体取付けして、該検出部材99に検出作動ピ
ン100を一体固設すると共に、該作動ピン10
0に当接させる上下係合板101,102を前記
操作部材94に固設させて、通常の主パイプコン
ベア16の閉動状態時にあつては前記バネ97で
操作部材94を時計方向側に引張つて前記スイツ
チ91をオフ維持する一方、ベールA直径が一定
以上となりその接触圧によつてバネ86力に抗し
主パイプコンベア16が軸57を中心に一定角度
α後方に開くとき、前記軸74を中心に揺動アー
ム76の軸75を連結板73の長孔73aに沿わ
せ上動させ、第9図仮想線に示す如く前記作動ピ
ン100及び上係合板101を介し操作部材94
を反時計方向に回転させ前記軸93に対しバネ9
7を支点越えさせて、このとき操作部材94のL
形アーム95によつてスイツチ91のアクチユエ
ータ91aを押圧してスイツチ91をオン作動さ
せ警報装置を駆動し作業者にベールAの形成完了
を報知せしめるように構成している。
となつたときその外周接触圧により検知するベー
ル圧検出スイツチ91を左側板3a外側に設ける
もので、前記連結板73に固設した固定取付板9
2に軸ボルト93を介し回動自在にスイツチ操作
部材94を取付け、該操作部材94に固設するL
形アーム95を前記スイツチ91のアクチユエー
タ91aに接触させるべく設けると共に、前記取
付板92の固定ピン96とL形アーム95間に支
点越えバネ97を張架させている。また前記調節
ボルト88の先端に係合する圧力調節ナツト88
aに、ボルト98を介してベール圧検出部材99
を一体取付けして、該検出部材99に検出作動ピ
ン100を一体固設すると共に、該作動ピン10
0に当接させる上下係合板101,102を前記
操作部材94に固設させて、通常の主パイプコン
ベア16の閉動状態時にあつては前記バネ97で
操作部材94を時計方向側に引張つて前記スイツ
チ91をオフ維持する一方、ベールA直径が一定
以上となりその接触圧によつてバネ86力に抗し
主パイプコンベア16が軸57を中心に一定角度
α後方に開くとき、前記軸74を中心に揺動アー
ム76の軸75を連結板73の長孔73aに沿わ
せ上動させ、第9図仮想線に示す如く前記作動ピ
ン100及び上係合板101を介し操作部材94
を反時計方向に回転させ前記軸93に対しバネ9
7を支点越えさせて、このとき操作部材94のL
形アーム95によつてスイツチ91のアクチユエ
ータ91aを押圧してスイツチ91をオン作動さ
せ警報装置を駆動し作業者にベールAの形成完了
を報知せしめるように構成している。
また、前記操作部材94にインジケータ103
の基端を固設させ、該インジケータ103の後端
を後面カバー3bの案内溝3cよりカバー3b後
方に延出させ、ベールA形成に伴うスイツチ91
のオンオフの確認をこのインジケータ103で行
う一方、振動などによつて操作部材94が支点越
えしたときなど外部よりこのリセツトを行うよう
に構成している。
の基端を固設させ、該インジケータ103の後端
を後面カバー3bの案内溝3cよりカバー3b後
方に延出させ、ベールA形成に伴うスイツチ91
のオンオフの確認をこのインジケータ103で行
う一方、振動などによつて操作部材94が支点越
えしたときなど外部よりこのリセツトを行うよう
に構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、ピ
ツクアツプ部4によつて拾い上げられた乾草など
藁草は主パイプコンベア16によつてベール形成
室18内に搬入され、主副パイプコンベア16,
17でもつてロール状のベールAに形成される。
そして今ベールAの直径が設定の一定直径以上に
形成される状態のとき、そのベールA圧によつて
主パイプコンベア16の前記チエンガイド29が
バネ86に抗して軸57を中心に一定角度α後方
に押し拡げられるもので、この状態のとき各要素
85,82,79,77,74,76,75,8
8,99,100,101の順に作用が伝わつ
て、操作部材94を軸93を中心に反時計方向に
回動させる。そしてこの結果前記バネ97が支点
越えして前記アーム95がスイツチ91をオン作
動するもので、このスイツチ91がオンとなると
き警報装置が駆動して、ベールAの形成完了を作
業者に報知する。なおこの場合軸75は連結板7
3の長孔73a内を移動し、側方ドア48とは関
係なく動作する。その後ベールA外周に前記結束
装置10より供給されるトワイン47を巻き付
け、この結果完了後前記側方ドア48を開放状態
とすることにより、自動的に前記主パイプコンベ
ア16の終端つまりベール形成部16aが前記軸
57を中心に一定角度β後方に移動し、ベールA
に対する該コンベア16の押圧解除が行われてそ
の取出しが行われる。
ツクアツプ部4によつて拾い上げられた乾草など
藁草は主パイプコンベア16によつてベール形成
室18内に搬入され、主副パイプコンベア16,
17でもつてロール状のベールAに形成される。
そして今ベールAの直径が設定の一定直径以上に
形成される状態のとき、そのベールA圧によつて
主パイプコンベア16の前記チエンガイド29が
バネ86に抗して軸57を中心に一定角度α後方
に押し拡げられるもので、この状態のとき各要素
85,82,79,77,74,76,75,8
8,99,100,101の順に作用が伝わつ
て、操作部材94を軸93を中心に反時計方向に
回動させる。そしてこの結果前記バネ97が支点
越えして前記アーム95がスイツチ91をオン作
動するもので、このスイツチ91がオンとなると
き警報装置が駆動して、ベールAの形成完了を作
業者に報知する。なおこの場合軸75は連結板7
3の長孔73a内を移動し、側方ドア48とは関
係なく動作する。その後ベールA外周に前記結束
装置10より供給されるトワイン47を巻き付
け、この結果完了後前記側方ドア48を開放状態
とすることにより、自動的に前記主パイプコンベ
ア16の終端つまりベール形成部16aが前記軸
57を中心に一定角度β後方に移動し、ベールA
に対する該コンベア16の押圧解除が行われてそ
の取出しが行われる。
而してこのベールAの取出し時にあつては、前
記コンベア16の藁草導入部16bとベール形成
部16aとの交差点Eと、ベール形成室18の中
心Cとを結ぶラインl上で、且つコンベア16の
往復コンベア部間の〓間に前記軸57を配設する
ものであるから、前記コンベア16の移動時つま
り拡大時ベールAに対する該コンベア16の接触
面積は極めて小さなものとなつてその取出しを容
易とさせるばかりでなく、前記交差点E位置の高
低変位差も小さなものにできてコンベア16開放
時のベールAの落ち込みも防止でき一層その取出
しを容易とさせることができる。
記コンベア16の藁草導入部16bとベール形成
部16aとの交差点Eと、ベール形成室18の中
心Cとを結ぶラインl上で、且つコンベア16の
往復コンベア部間の〓間に前記軸57を配設する
ものであるから、前記コンベア16の移動時つま
り拡大時ベールAに対する該コンベア16の接触
面積は極めて小さなものとなつてその取出しを容
易とさせるばかりでなく、前記交差点E位置の高
低変位差も小さなものにできてコンベア16開放
時のベールAの落ち込みも防止でき一層その取出
しを容易とさせることができる。
また副パイプコンベア17も前記ラインlの延
長線上の前方側に配設されていて、ベールAとの
接触面積も最小に抑制しているので、ベールA取
出し時における該コンベア17による抵抗も極め
て小さなものにできる。
長線上の前方側に配設されていて、ベールAとの
接触面積も最小に抑制しているので、ベールA取
出し時における該コンベア17による抵抗も極め
て小さなものにできる。
さらに前記ベールA形成作業時、ベールAが形
成完了する直前に瞬時に多量の藁草がベール形成
室18に取込むことにより、またベールA形成圧
が設定以上に高くなつても作業クラツチレバー1
1の切忘れ等によりベールA形成作業が続行され
ることにより、ベールA形成圧が異常に過圧状態
となり、ベールAを取出すドア48の開放操作を
行うことができなくなつた場合、前記ターンバツ
クル85を引締め操作してこれを短縮させ、主パ
イプコンベア16のベール形成部16aを後退さ
せ、ベール形成室18を拡大すると共に、拡大さ
れた主及び副パイプコンベア16,17の間から
ベール形成室18内の藁草を取出し、その形成室
18のベールA圧を低下させ、ベールAを取出す
ものである。
成完了する直前に瞬時に多量の藁草がベール形成
室18に取込むことにより、またベールA形成圧
が設定以上に高くなつても作業クラツチレバー1
1の切忘れ等によりベールA形成作業が続行され
ることにより、ベールA形成圧が異常に過圧状態
となり、ベールAを取出すドア48の開放操作を
行うことができなくなつた場合、前記ターンバツ
クル85を引締め操作してこれを短縮させ、主パ
イプコンベア16のベール形成部16aを後退さ
せ、ベール形成室18を拡大すると共に、拡大さ
れた主及び副パイプコンベア16,17の間から
ベール形成室18内の藁草を取出し、その形成室
18のベールA圧を低下させ、ベールAを取出す
ものである。
「考案の効果」
以上の実施例から明らかなように本考案は、ピ
ツクアツプ部4で拾い上げた藁草を主及び副パイ
プコンベア16,17によりベール形成室18で
ロール状のベールAに形成すると共に、ドア48
などのベール取出部材と連動させるリンク機構6
5などのコンベア移動部材により主及び副パイプ
コンベア16,17を接離可能に支持させた装置
において、前記コンベア移動部材65とパイプコ
ンベア17の連結途中にターンバツクル85など
の手動開放部材を介装させ、前記手動開放部材8
5操作だけで主及び副パイプコンベア16,17
を離反可能に構成したもので、ベールA形成圧が
異常に過圧状態になつた場合、前記手動開放部材
85の操作によりベール形成室18を拡大してベ
ールAを容易に取出すことができ、前記ベール取
出部材48を無理に操作して該取出部材48及び
コンベア移動部材65を損傷させる等の不具合を
なくすことができ、従来に比べて極めて安全に取
扱うことができ、ベールA取出し機能並びに取扱
い操作性などの向上も容易に図ることができる等
の実用的な効果を奏するものである。
ツクアツプ部4で拾い上げた藁草を主及び副パイ
プコンベア16,17によりベール形成室18で
ロール状のベールAに形成すると共に、ドア48
などのベール取出部材と連動させるリンク機構6
5などのコンベア移動部材により主及び副パイプ
コンベア16,17を接離可能に支持させた装置
において、前記コンベア移動部材65とパイプコ
ンベア17の連結途中にターンバツクル85など
の手動開放部材を介装させ、前記手動開放部材8
5操作だけで主及び副パイプコンベア16,17
を離反可能に構成したもので、ベールA形成圧が
異常に過圧状態になつた場合、前記手動開放部材
85の操作によりベール形成室18を拡大してベ
ールAを容易に取出すことができ、前記ベール取
出部材48を無理に操作して該取出部材48及び
コンベア移動部材65を損傷させる等の不具合を
なくすことができ、従来に比べて極めて安全に取
扱うことができ、ベールA取出し機能並びに取扱
い操作性などの向上も容易に図ることができる等
の実用的な効果を奏するものである。
第1図は要部の側面説明図、第2図は全体の側
面図、第3図は同平面図、第4図はベーラ部の駆
動説明図、第5図はベーラ部の断面説明図、第6
図は副パイプコンベア部の説明図、第7図は主パ
イプコンベア部の説明図、第8図はリンク機構部
の拡大説明図、第9図は同平面説明図である。 4……ピツクアツプ部、16……主パイプコン
ベア、17……副パイプコンベア、18……ベー
ル形成室、48……ドア(ベール取出部材)、6
5……リンク機構(コンベア移動部材)、85…
…ターンバツクル(手動開放部材)、A……ベー
ル。
面図、第3図は同平面図、第4図はベーラ部の駆
動説明図、第5図はベーラ部の断面説明図、第6
図は副パイプコンベア部の説明図、第7図は主パ
イプコンベア部の説明図、第8図はリンク機構部
の拡大説明図、第9図は同平面説明図である。 4……ピツクアツプ部、16……主パイプコン
ベア、17……副パイプコンベア、18……ベー
ル形成室、48……ドア(ベール取出部材)、6
5……リンク機構(コンベア移動部材)、85…
…ターンバツクル(手動開放部材)、A……ベー
ル。
Claims (1)
- ピツクアツプ部で拾い上げた藁草を主及び副パ
イプコンベアによりベール形成室でロール状のベ
ールに形成すると共に、ベール取出部材と連動さ
せるコンベア移動部材により主及び副パイプコン
ベアを接離可能に支持させた装置において、前記
コンベア移動部材とパイプコンベアの連結途中に
手動開放部材を介装させ、前記手動開放部材操作
だけで主及び副パイプコンベアを離反可能に構成
したことを特徴とするロールベーラのベール取出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7675886U JPH0445484Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7675886U JPH0445484Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62187555U JPS62187555U (ja) | 1987-11-28 |
JPH0445484Y2 true JPH0445484Y2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=30924141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7675886U Expired JPH0445484Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445484Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-20 JP JP7675886U patent/JPH0445484Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62187555U (ja) | 1987-11-28 |
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