JPH0445435Y2 - - Google Patents

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JPH0445435Y2
JPH0445435Y2 JP1985061282U JP6128285U JPH0445435Y2 JP H0445435 Y2 JPH0445435 Y2 JP H0445435Y2 JP 1985061282 U JP1985061282 U JP 1985061282U JP 6128285 U JP6128285 U JP 6128285U JP H0445435 Y2 JPH0445435 Y2 JP H0445435Y2
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JP
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circuit
coil
transformer
input
power supply
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はスイツチング電源に関し、特に商用
電源ラインへの妨害電圧抑制に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第5図は、従来のスイツチング電源回路の一例
を示す図であり、図において、1はスイツチトラ
ンス、2はスイツチングトランジスタ、3は整流
ダイオード、4は平滑コンデンサ4a,4b及び
コイル4cから構成されるリツプルフイルタ回路
である。また、5はブリツジ整流回路、6はコモ
ンモードフイルタ、7は交流電源入力、8は直流
DC出力である。
次に動作について説明する。
第5図のスイツチング回路において交流電源入
力7は、ブリツジ整流回路5により整流され、こ
の整流された電圧はスイツチング・トランジスタ
2がスイツチング動作することによりスイツチン
グトランス1、整流ダイオード3及びリツプルフ
イルタ回路4を介して出力8として得られる。こ
の際、発生するコモンモード・ノイズは、フイル
タ6により2次側アースへ帰還され、これにより
ノイズがおさえられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のスイツチング電源回路は、第5図のよう
に構成されているので、トランス2次側に帰還さ
せるフイルタ回路においては漏洩電源の問題もあ
つてコンデンサ容量を大きくするには限界があ
り、上記コモンモードノイズを十分におさえるこ
とができないという問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、漏洩電流は従来と同程度で
あるが、コモンモード・ノイズをより低減できる
断続制御形定電圧電源回路を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る断続制御形定電圧電源回路は、
トランスの2次側の平滑コンデンサに直列にコイ
ルを接続し、グランド側とは反対側のコイルの端
子をコンデンサを介してトランスの1次側の全波
整流後のプラス側あるいはマイナス側または交流
入力ライン間に相互に直列に2個接続されたコン
デンサの中点に接続することにより、コモンモー
ド・ノイズをトランスの1次側へ帰還するように
したものである。
〔作用〕
この考案においては、トランス2次側のリツプ
ルフイルタ回路中の平滑コンデンサにコイルを直
列に接続させたことにより、上記リツプルフイル
タ回路のインピーダンスが高くなり、これにより
コモンモードノイズはトランス1次側へ帰還され
て、該ノイズが抑制される。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す断続制御形定
電圧電源回路の回路図であり、図中、第5図と同
一符号は同一の部分を示す。9はトランス2次側
のリツプルフイルタ回路中に設けられ、平滑コン
デンサ4aに直列に接続されたコイルである。
次に作用効果について説明する。
本スイツチング電源回路の動作は従来と全く同
様である。即ち、交流電源入力7は、ブリツジ整
流回路5を会して整流され、この整流された電圧
は、トランジスタ2がスイツチング動作をするこ
とによりスイツチングトランス1、整流ダイオー
ド3及びリツプルフイルタ回路4を介して直流電
源出力として得られる。
ただ、本実施例の回路では、トランス2次側の
平滑コンデンサに直列にコイル9が接続されてお
り、このコイル9はノイズ成分の周波数に対して
インピーダンスが高くなり、これによりコモンモ
ードノイズはトランス1次側のフイルタ回路6に
帰還されやすくなつて、該ノイズを抑制すること
ができる。
また、第2図、第3図及び第4図は、それぞれ
本考案の第2、第3、第4の実施例を示す。
図中、第5図と同一符号は同一部分を示す。な
お、この第2図ないし第4図においては、コモン
モードフイルタおよびブリツジ整流回路は図示し
ていない。
第2図においては、トランス2次側の回路は平
滑コンデンサ4aとコイル9とコイル4cとから
なつており、上記平滑コンデンサ4aとコイル9
との接続点がトランス1次側のコモンモードフイ
ルタ6内のコンデンサ6aの一端に接続されてい
る。
また第3図においては、トランス2次側の回路
は、平滑コンデンサ4aとコイル4cとコイル9
とからなつており、上記コイル9の一端が上記コ
ンデンサ6aの一端に接続され、上記コンデンサ
4aとコイル9の接続点と上記コイル4cの他端
とから直流出力が取り出されるようになつてい
る。
また第4図においては、トランス2次側の回路
は、平滑コンデンサ4aとコイル4cとコイル9
とからなつており、上記コイル4cとコイル9の
接続点が上記コンデンサ6aの一端に接続されて
いる。
以上、これらいずれの回路においても、上記実
施例と同様な効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、上記トラン
スの2次側のリツプルフイルタ回路を構成する平
滑コンデンサに、コイルを直列に接続し、該回路
全体のインピーダンスをコモンモードノイズの周
波数に対して大きくしたので、該フイルタ回路の
漏洩電流は従来回路と同程度としたまま、上記コ
モンモードノイズを上記トランスの1次側へ帰還
させることができ、その結果、該ノイズを抑制す
ることのできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるスイツチン
グ電源回路の回路図、第2図、第3図及び第4図
はこの考案の他の実施例を示すスイツチング電源
回路の回路図、第5図は従来のスイツチング電源
回路の回路図である。 1……スイツチングトランス、2……スイツチ
ングトランジスタ、3……整流ダイオード、4…
…リツプフイルタ回路、4a,4b……平滑コン
デンサ、5……ブリツジ整流回路、6……コモン
モードノイズフイルタ回路、7……交流電流入
力、8……直流電流出力、4c,9……コイル。
なお図中同一符号は同一は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力交流電源を整流する全波整流回路と、 その整流出力を断続するスイツチングトランジ
    スタと、 その断続した出力が1次側に入力される絶縁形
    トランスと、 この絶縁形トランスの2次側出力のリツプルを
    除去するリツプルフイルタ回路と、 このリツプルフイルタ回路を構成する平滑コン
    デンサに対し直列に挿入されたコイルと、 このコイルのプラス側の端子と上記絶縁形トラ
    ンスの1次側の全波整流後のプラス側あるいはマ
    イナス側または交流入力ライン間に相互に直列に
    2個接続されたコンデンサの中点との間に接続さ
    れたコンデンサとを備えたことを特徴とする断続
    制御形定電圧電源回路。
JP1985061282U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0445435Y2 (ja)

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JPS61176988U JPS61176988U (ja) 1986-11-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2599022B2 (ja) * 1990-01-26 1997-04-09 三洋電機株式会社 スイッチング電源回路
JP2001339254A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Hioki Ee Corp 入力−出力間絶縁型機器のコモンモードノイズ軽減方法

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JPS5529343U (ja) * 1978-08-11 1980-02-26
JPS59148567A (ja) * 1983-02-15 1984-08-25 Matsushita Electric Works Ltd 電源装置

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