JPH0445401Y2 - - Google Patents

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JPH0445401Y2
JPH0445401Y2 JP3095186U JP3095186U JPH0445401Y2 JP H0445401 Y2 JPH0445401 Y2 JP H0445401Y2 JP 3095186 U JP3095186 U JP 3095186U JP 3095186 U JP3095186 U JP 3095186U JP H0445401 Y2 JPH0445401 Y2 JP H0445401Y2
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circuit
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voltage
capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】
《考案の分野》 本考案は、大容量コンデンサを用いて負荷に対
する瞬時放電が行なわれるコンデンサ充電回路に
係り、特に大容量コンデンサの充電が交流入力を
整流倍圧として行なわれるコンデンサ充電回路に
関する。 《考案の背景》 この種の回路は感熱製版装置における閃光ラン
プや溶接機の電源として用いられており、第1図
には第1の従来回路が示されている。 同図において交流電源10からこの回路に
100V/120Vの電圧が与えられており、その交流
入力電圧は充電抵抗12およびスイツチ回路14
を介して充電回路15を供給されている。 この充電回路15は正極倍電圧回路16で形成
されており、その倍電圧回路16はポンピングコ
ンデンサ18−1,18−2,18−3,18−
4,18−5およびダイオード20−1,20−
2,20−3,20−4,20−5,20−6に
より構成されている。 そして倍電圧回路16により交流入力電圧の整
流および6倍の昇圧が行なわれて充電回路15で
は約700Vの充電電圧が得られており、放電回路
22において直列接続されたコンデンサ24−
1,24−2がその充電回路15により充電され
ている。 また放電回路22の出力電圧がスイツチ制御回
路26により監視されており、その出力電圧が約
700Vに達してコンデンサ24−1,24−2の
充電が完了したときに前記スイツチ回路14がス
イツチ制御回路26によりオフされている。 さらにコンデンサ24−1,24−2の充電が
完了すると、それらコンデンサ24−1,24−
2から瞬時放電電流が負荷28に供給される。 従つてこの負荷28が閃光感熱製版装置のキセ
ノンランプとされていた場合には、そのキセノン
ランプの閃光で感熱製版が行なわれる。 ここで、放電回路22のコンデンサ24−1,
24−2に容量のアンバランスが生じている場合
には両コンデンサ24−1,24−2の充電電圧
に差異が生じ、その結果、過充電の可能性が生じ
てそれらの寿命が著しく低下する。 そこで従来においては、特公昭57−43358等で
示されるように第2図、第3図の回路が提案され
ている。 それらの回路の充電回路15においては、正極
の倍電圧回路16に対して負極の倍電圧回路30
が、また放電回路22においては正極のコンデン
サ24に対して負極のコンデンサ32が各々設け
られている。 更に倍電圧回路16,30は並列接続されて交
流電源10に対し直列に挿入されており、コンデ
ンサ24,32は極性は合わせて直列接続されて
いる。 そしてコンデンサ24,32は倍電圧回路1
6,30により各々充電されており、第2図にお
いては交流入力電圧100V/120Vが6倍に、第3
図においては交流入力電圧220V/240Vに充電回
路15で各々昇圧されている。 なお、第2図の倍電圧回路16はポンピングコ
ンデンサ18−6,18−7およびダイオード2
0−7,20−8,20−9,20−10によ
り、倍電圧回路30はポンピングコンデンサ34
−1,34−2およびダイオード36−1,36
−2,36−3,36−4により各々構成されて
おり、また第3図において倍電圧回路16はポン
ピングコンデンサ18−8およびダイオード20
−11,20−12,20−13,20−14に
より、倍電圧回路30はポンピングコンデンサ3
4−3およびダイオード36−5,36−6,3
6−7,36−8により各々構成されている。 またスイツチ回路14では主回路に挿入された
光サイリスタ38が発光ダイオード40によりオ
ンオフ制御されており、スイツチ制御回路26で
は直流電源42と可変抵抗44とより得られた基
準電圧と放電回路22の出力電圧とがコンパレー
タ46で比較され、その比較出力によりスイツチ
回路14の発光ダイオード40が点灯制御されて
いる。 このように第2図、第3図の従来回路において
は、放電回路22のコンデンサ24,32が倍電
圧回路16,30により各々充電されるので、そ
れらの充電電圧を等しくでき、その結果それらの
寿命低下が防止される。 しかしながらこれら第2図、第3従来回路に
は、コンデンサ24,32の充電時に生ずる損失
エネルギーがその充電電源電圧とともに増加する
という問題があつた。 第4図はこれを説明するもので、充電用直流電
源Bでは充電可能最高電圧E0が出力されており、
充電コンデンサCには充電電圧Eが充電用直流電
源Bから充電抵抗Rを介して与えられる。 この第4図において充電抵抗Rで発生する充電
時の損失エネルギーelos[J]は elos=CE・(2E0−E)/2 …第(1)式 で表わされ、その結果次の第1表が得られる。な
お次表において値Cにより充電コンデンサCの容
量が[F]が示されている。
【表】 この第1表によれば、電圧E0とともに損失elos
の増加することが理解され、その損失elosが
220V/240V仕様の場合には100V/120V仕様の
場合に対して2倍以上となるので、充電抵抗Rの
発熱の処理が問題となる。 このため第5図に示されるように交流入力電圧
(220V/240V)を所定の電圧(100V)へ低減す
るトランス48の設けられる回路が従来において
提案されている。 しかしながらこの従来回路においては、トラン
ス48の使用により装置の大型化、重量化、高価
格化を招くという問題があつた。 《考案の目的》 本考案は上記従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、充電電源電圧低減用トラン
スを用いることなく充電損失の増加を回避しなが
らできるこの種の回路を提供することにある。 《考案の構成》 上記目的を達成するために本考案は、 ポンピングコンデンサおよびダイオードにより
構成され交流入力を整流しながら倍昇圧する正極
と負極の倍電圧回路とが直列接続されて交流電源
に対し直列に挿入された充電回路と、 両倍電圧回路により各々充電される一対のコン
デンサが直列接続されることにより構成され、充
電済みの両コンデンサから負荷へ瞬時放電電流が
出力される放電回路と、 放電回路における前記両コンデンサの共通接続
点に中性点が接続され交流電源に両端が接続され
たバランサと、 を有することを特徴とする。 《実施例の説明》 以下、図面に基づいて本考案に係る回路の好適
な実施例を説明する。 第6図にはその第1実施例が示されており、本
回路では正極と負極の倍電圧回路16,30が直
列接続されて交流電源10に対し直列に挿入され
ている。 そしてスイツチ回路14の光サイクリスタ38
がオンされると、交流電源10の出力電圧V0
(AC220V/240V)が充電抵抗12を介して正極
と負極の倍電圧回路16,30に与えられる。 これによりポンピングコンデンサ18−7,3
4−1が0.5V0まで各々充電され、それらコンデ
ンサ18−7,34−1のポンピング作用により
ポンピングコンデンサ18−6,34−2が電圧
Vまで各々充電される。 このため放電回路22のコンデンサ24,32
は電圧1.5V0まで各々充電される。 その後、放電回路22の出力電圧が電圧3V0
なるまでコンデンサ24,32が充電されると、
スイツチ制御回路26が光サイリスタ38がオフ
される。 その際にコンデンサ24,32および負荷28
を含む放電回路が閉じられ、それらコンデンサ2
4,32から瞬時放電電流が負荷28に出力され
る。 このように入力電圧の3倍昇圧を行なう倍電圧
回路16,30が直列接続されてその直列回路に
交流電源10の出力電圧V0が与えられるので、
充電抵抗12で発生する損失エネルギーは第2表
から理解されるように従来における100V/120V
仕様のものと同様となる。
【表】 従つて本実施例においては、220V/240V仕様
とされたにも拘らず、第5図のトランス48を使
用することなく、100V/120V仕様とされた第2
図の従来回路と同様なレベルに充電損失を抑制す
ることが可能となる。 その結果、その充電損失による発熱の処理が極
めて容易化される。 また第6図から理解されるように本実施例で
は、充電回路15の前段側にこれと並列にチヨー
クコイル50が接続されており、その中性点がコ
ンデンサ24,32の共通接続点に接続されてい
る。 従つてコンデンサ24,32の充電電位差によ
る電流はそれらコンデンサ24,32間を流れる
ことはなくチヨーツコイル50へ流れ、このため
その電位差が解消されて両充電電圧がバランスさ
れる。 このようにチヨークコイル50がコンデンサ2
4,32のバランサとして用いられたので、それ
らコンデンサ24,32の寿命低下が防止され
る。 以上説明したように本実施例によれば、正極倍
電圧回路16と負極倍電圧回路30との直列回路
が交流電源10に対して直列に挿入されるととも
に、それらにより各々充電される正極コンデンサ
24と負極コンデンサ32との充電電位差がチヨ
ークコイル50により解消されるので、従来にお
けるトランサ48の使用による装置の重量化、大
型化および高価格化を回避しながら充電損失を抑
制できるとともに、コンデンサ24,32の劣化
を防止して回路の信頼性を高めることを可能とな
る。 なお、コンデンサ24,32の充電電位差によ
りチヨークコイル50へ流れる電流は一般に少な
く、このためチヨークコイル50には電流容量が
極めて僅かな小型のものを使用できる。 従つてチヨークコイル50の使用により装置の
高価格化は無視できる程度に抑えることが可能と
なる。 またこのチヨークコイル50は第7図に示され
た第2実施例のように省略することも可能であ
る。 第7図実施例では他の用途で使用されているト
ランス52の一次巻線が第6図のチヨークコイル
50に代えて使用されている。 従つて本実施例によれば、装置の製造コストを
引下げることが可能となる。 なお本実施例においては一対の充電抵抗12−
1,12−2およびスイツチ回路14−1,14
−2が使用されており、スイツチ回路14−1,
14−2はスイツチ制御回路26により連動制御
されている。 《考案の効果》 以上説明したように本考案によれば、直列接続
されて負荷に対し瞬時放電を行なう正極と負極の
コンデンサ間において生じた放電電位差により電
流を交流電源へ流してその解消を行なうバランサ
が設けられるとともに、それらコンデンサを各々
充電する正極と負極の倍電圧回路が直列化されて
交流電源に介して直列に挿入されたので、両コン
デンサの充電電位差による劣化を防止して装置の
信頼性を高めながら、装置の大型化、重量化およ
び高価格化を招くトランスを使用することなくそ
れらコンデンサに対する充電電圧を低減して充電
損失による発熱の処理を容易化することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来回路を各々示す
回路図、第4図はコンデンサ充電損失を説明する
回路図、第5図は従来回路を説明する回路図、第
6図は本考案に係る回路の好適な第1実施例を示
す回路図、第7図は本発明に係る回路の好適な第
2実施例を示す回路図である。 10……交流電源、12……充電抵抗、14…
…スイツチ回路、16……正極の倍電圧回路、1
8……ポンピングコンデンサ、20……ダイオー
ド、22……放電回路、24……正極コンデン
サ、26……スイツチ制御回路、28……負荷、
30……負極の倍電圧回路、32……負極コンデ
ンサ、50……チヨークコイル、52……トラン
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ポンピングコンデンサおよびダイオードにより
    構成され交流入力を整流しながら倍昇圧する正極
    と負極の倍電圧回路とが直列接続されて交流電源
    に対し直列に挿入された充電回路と、 両倍電圧回路により各々充電される一対のコン
    デンサの直列接続されることにより構成され、充
    電済みの両コンデンサから負荷へ瞬時放電電流が
    出力される放電回路と、 放電回路における前記両コンデンサの共通接続
    点に中性点が接続され交流電源に両端が接続され
    たバランサと、 を有することを特徴とするコンデンサ充電回路。
JP3095186U 1986-03-04 1986-03-04 Expired JPH0445401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095186U JPH0445401Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP3095186U JPH0445401Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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Publication Number Publication Date
JPS62145437U JPS62145437U (ja) 1987-09-14
JPH0445401Y2 true JPH0445401Y2 (ja) 1992-10-26

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