JPH0445134A - 表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物及びその製法 - Google Patents
表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物及びその製法Info
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- JPH0445134A JPH0445134A JP15150690A JP15150690A JPH0445134A JP H0445134 A JPH0445134 A JP H0445134A JP 15150690 A JP15150690 A JP 15150690A JP 15150690 A JP15150690 A JP 15150690A JP H0445134 A JPH0445134 A JP H0445134A
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- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、表面変性ジエチレングリコールビスアリルカ
ーボネート成型物及びその製造方法に関する。
ーボネート成型物及びその製造方法に関する。
〔従来技術および発明が解決しようとする課題〕ジエチ
レングリコールビスアリルカーボネート成型物は、従来
より今日に至るまでプラスチックメガネレンズとして最
も多く使用されている。
レングリコールビスアリルカーボネート成型物は、従来
より今日に至るまでプラスチックメガネレンズとして最
も多く使用されている。
このジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型
物は、無機ガラスと比較すると、■耐衝撃性が約20倍
の安全性を有し、■比重が約半分で軽量性に優れる、■
分散染料による染色が容易であるためファツション性に
適する等の特徴を有している。
物は、無機ガラスと比較すると、■耐衝撃性が約20倍
の安全性を有し、■比重が約半分で軽量性に優れる、■
分散染料による染色が容易であるためファツション性に
適する等の特徴を有している。
しかしながら、例えばメガネレンズ成型物として用いた
場合、例えば外気温の低い雰囲気から、急に暖かい室内
に入ったとき、メガネレンズに曇りが生じるたt視野が
さえぎられるという大きな問題を有していた。
場合、例えば外気温の低い雰囲気から、急に暖かい室内
に入ったとき、メガネレンズに曇りが生じるたt視野が
さえぎられるという大きな問題を有していた。
この問題を解決するために親水性の優れた活性剤等を塗
付するなどして防曇性を向上させていた。
付するなどして防曇性を向上させていた。
しかし、これら塗付剤は一過性のものであり、耐久性に
劣り、都度使用による煩雑さがあった。
劣り、都度使用による煩雑さがあった。
すなわち本発明の目的は、優れた緒特性を有するジエチ
レングリコールビスアリルカーボネート成型物表面に、
良好でかつ耐久性に優れた防曇効果を有する表面層を形
成した表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネート成型物及びその成型物を容易に製造できる方法を
提供することにある。
レングリコールビスアリルカーボネート成型物表面に、
良好でかつ耐久性に優れた防曇効果を有する表面層を形
成した表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネート成型物及びその成型物を容易に製造できる方法を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段および発明の作用〕本発明
者等は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、
成型物の表面を特定の紫外線で照射することにより、該
成型物表面に酸性基を多(含有した成型物の得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
者等は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、
成型物の表面を特定の紫外線で照射することにより、該
成型物表面に酸性基を多(含有した成型物の得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、透明なジエチレングリコールビスア
リルカーボネート成型物の表面層に酸性基が6X10−
2μmof/cat以上存在することを特徴とする表面
変性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型
物である。
リルカーボネート成型物の表面層に酸性基が6X10−
2μmof/cat以上存在することを特徴とする表面
変性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型
物である。
またもう一つの本発明は、透明なジエチレングリコール
ビスアリルカーボネート成型物表面に、300nff1
以下の波長を含む紫外線を照射し、該成型物の表面層に
酸性基が6XIO−2μnoβ/cI]1以上生成せし
めることを含んでなる表面変性ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネート成型物の製造法である。
ビスアリルカーボネート成型物表面に、300nff1
以下の波長を含む紫外線を照射し、該成型物の表面層に
酸性基が6XIO−2μnoβ/cI]1以上生成せし
めることを含んでなる表面変性ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネート成型物の製造法である。
なお本発明において「成型物」とは、プラスチック材料
又は単量体を型を用いて熱/圧力を作用させて一定の形
状に加工した物を意味し、例えばメガネレンズ類である
通常の近視遠視用等のレンズ、さらにはスポーツ用ゴー
グル、ファツション性のメガネレンズ、各種安全性メガ
ネレンズ、各種フードのカバー等の種々曲面を有する物
、あるいは板状、フィルム状等を意味する。
又は単量体を型を用いて熱/圧力を作用させて一定の形
状に加工した物を意味し、例えばメガネレンズ類である
通常の近視遠視用等のレンズ、さらにはスポーツ用ゴー
グル、ファツション性のメガネレンズ、各種安全性メガ
ネレンズ、各種フードのカバー等の種々曲面を有する物
、あるいは板状、フィルム状等を意味する。
以下、本発明の表面変性ジエチレングリコールビスアリ
ルカーボネート成型物について説明する。
ルカーボネート成型物について説明する。
第1図は、本発明の成型物の一態様を示す凸レンズの模
式的部分の断面図である。
式的部分の断面図である。
本発明に係る表面変性ジエチレングリコールビスアリル
カーボネート成型物は、主としてレンズ製品等に使用す
る場合が多く、その製品の透明性は、例えば透過像が言
忍識できるだけの透明性の有ることが望ましい。例えば
ファツション性レンズ製品の場合は、染料により、着色
された色素の吸収により、透過率は大巾に低下する。こ
のため一義的に規制はできないが、公知の方法によって
測定した全光線透過率として30%、好ましくは40%
以上が望ましい。
カーボネート成型物は、主としてレンズ製品等に使用す
る場合が多く、その製品の透明性は、例えば透過像が言
忍識できるだけの透明性の有ることが望ましい。例えば
ファツション性レンズ製品の場合は、染料により、着色
された色素の吸収により、透過率は大巾に低下する。こ
のため一義的に規制はできないが、公知の方法によって
測定した全光線透過率として30%、好ましくは40%
以上が望ましい。
第1図において、Aは本発明に係る表面変性ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート成型物の一例を示す
。
グリコールビスアリルカーボネート成型物の一例を示す
。
この成型物Aは、透明性、耐衝撃性、および軽量性等、
基本的特性に優れたジエチレングリコールビスアリルカ
ーボネート成型物lと、その表面に酸性基が多量に、具
体的には6 Xl0−2μmoβ/clI1以上存在し
ている表面層2から構成されている。
基本的特性に優れたジエチレングリコールビスアリルカ
ーボネート成型物lと、その表面に酸性基が多量に、具
体的には6 Xl0−2μmoβ/clI1以上存在し
ている表面層2から構成されている。
本発明における酸性基とは、ジエチレングリコールビス
アリルカーボネート成型物を一定波長の紫外線を照射す
ることに起因して該成型物表層内に発生するカルボキシ
ル基又は水酸基をいう。
アリルカーボネート成型物を一定波長の紫外線を照射す
ることに起因して該成型物表層内に発生するカルボキシ
ル基又は水酸基をいう。
このような酸性基の表面層2内での存在する量は、後に
定義する酸性基量で示され、後述の試験法によって測定
した結果、6X10−2μmof/cn(以上、好まし
くは実質的に6 X1l)−2μmof/cfIIから
20X10−2μmo!/ cutの範囲に存在させる
ことによって水に対する濡れ性が向上し、防曇性の優れ
た成型物となる。
定義する酸性基量で示され、後述の試験法によって測定
した結果、6X10−2μmof/cn(以上、好まし
くは実質的に6 X1l)−2μmof/cfIIから
20X10−2μmo!/ cutの範囲に存在させる
ことによって水に対する濡れ性が向上し、防曇性の優れ
た成型物となる。
また本発明において、ジエチレングリコールビスアクリ
レートカーボネート成型体1と表面層2には胡確な境界
面を有しておらず、常に酸性基が成型物の表面に存在し
ている。また、本発明において、防曇性とは、■22℃
、30%RH1■42℃、97%RHの二つの雰囲気を
作り、■の雰囲気から■の雰囲気に移動させ、10分間
■の雰囲気内に放置した時の曇り具合を目視により判定
した物理的特性をいい、以下のようなランクを設定して
、核防曇性を評価した。
レートカーボネート成型体1と表面層2には胡確な境界
面を有しておらず、常に酸性基が成型物の表面に存在し
ている。また、本発明において、防曇性とは、■22℃
、30%RH1■42℃、97%RHの二つの雰囲気を
作り、■の雰囲気から■の雰囲気に移動させ、10分間
■の雰囲気内に放置した時の曇り具合を目視により判定
した物理的特性をいい、以下のようなランクを設定して
、核防曇性を評価した。
パランク:平坦な水膜が形成、Bランク:凹凸のある水
膜が形成、Cランク:大きな水滴が形成、Dランク;無
数の小さな水滴が形成。
膜が形成、Cランク:大きな水滴が形成、Dランク;無
数の小さな水滴が形成。
以上の判定によれば、防曇効果のある判定基準としてB
ランフ以上あることが必要であり、各種検討の結果、表
面層2に存在する酸性基量として6 Xl0−2μmo
j!/cm以上が必要となる。
ランフ以上あることが必要であり、各種検討の結果、表
面層2に存在する酸性基量として6 Xl0−2μmo
j!/cm以上が必要となる。
本発明において、酸性基量とは、塩基性染料が表面層2
の単位面積当りに吸着しうるモル数(μmOβ/CIl
りによって表わし、以下の測定法により求めた値である
。
の単位面積当りに吸着しうるモル数(μmOβ/CIl
りによって表わし、以下の測定法により求めた値である
。
■ 0.1規定の酢酸ナトリウム緩衝液(pH4,5)
を作成する。
を作成する。
■ 塩基性染料メチルバイオレットの濃度がLOg/l
の溶液を、■の緩衝液を用いて調整する。
の溶液を、■の緩衝液を用いて調整する。
■ この溶液中に50X50cmのサンプルを72時間
室温にて浸漬する。
室温にて浸漬する。
■ サンプルを水洗する。
■ 水分をふき去る。
■ n−ジメチルホルムアミド液中に浸漬し、染料を抽
出溶解する。
出溶解する。
■ 染料抽出液を5891mの光を用いて、吸光度を測
定する。
定する。
■ 別途n−ジメチルホルムアミド液に溶解した染料溶
液より、染料濃度の検量線を求t、サンプルの単位面積
当りの塩基性染料濃度を算出し酸性基量(μmof/c
ut)として換算した。
液より、染料濃度の検量線を求t、サンプルの単位面積
当りの塩基性染料濃度を算出し酸性基量(μmof/c
ut)として換算した。
すなわち、本発明で規定する酸性基の含有量は、表面の
特定吸着能力を意味する。したがって、そのような吸着
能力を示し得る多量の酸性基含有量の分布、種類等は特
に限定されない。
特定吸着能力を意味する。したがって、そのような吸着
能力を示し得る多量の酸性基含有量の分布、種類等は特
に限定されない。
次に本発明の成型物の製造方法の一例について説明する
。
。
本発明の成型物は、ジエチレングリコールビスアリルカ
ーボネート単量体へ有機過酸化物、例えばジイソプロピ
ルパーオキシジカーボネート、あるいはジシクロヘキシ
ルパーオキシジカーボネート等の重合促進剤を添加し熱
重合を行ない成型物とすることができる。紫外線を吸収
させるたtに、例えばベンゾフェノン系紫外線吸収剤を
0.03%程度混入させてもよい。
ーボネート単量体へ有機過酸化物、例えばジイソプロピ
ルパーオキシジカーボネート、あるいはジシクロヘキシ
ルパーオキシジカーボネート等の重合促進剤を添加し熱
重合を行ない成型物とすることができる。紫外線を吸収
させるたtに、例えばベンゾフェノン系紫外線吸収剤を
0.03%程度混入させてもよい。
熱重合は、それぞれの成型物の形状に合わせて成型物と
すればよく、公知のように型枠を組んだ中に、上記単量
体を流入しキャスト法等によって重合成型物とすること
ができる。
すればよく、公知のように型枠を組んだ中に、上記単量
体を流入しキャスト法等によって重合成型物とすること
ができる。
しかし、前記成型物は、表面層の酸性基量が0、5 X
l0−2μmoA/cゴであり、前記の防曇効果が得ら
れない。
l0−2μmoA/cゴであり、前記の防曇効果が得ら
れない。
そこで、次の処理工程を行なう。
まづ、300nm以下の波長を有する紫外線を、前記成
型物表面に照射する。この紫外線照射は、本発明でいう
成型物の表面層に影響を及ぼし、重合体のエステル結合
の一部を切断できる程度のエネルギーが必要であり、約
4eV以上のエネルギーを付与する紫外線域が望ましい
。そこで本発明方法では紫外線は、300nm以下の波
長、好ましくは180〜300nm内の波長を含むこと
が望ましい。
型物表面に照射する。この紫外線照射は、本発明でいう
成型物の表面層に影響を及ぼし、重合体のエステル結合
の一部を切断できる程度のエネルギーが必要であり、約
4eV以上のエネルギーを付与する紫外線域が望ましい
。そこで本発明方法では紫外線は、300nm以下の波
長、好ましくは180〜300nm内の波長を含むこと
が望ましい。
本発明によれば、300nm以下の波長を含む紫外線の
照射量は、目的とする酸性基量として6×10−2μm
oβ/ cr1以上を生成させるためには、300nm
以下の波長域の照射量として500mJ/cn!以上を
照射することが好ましい。この理由は明らかでないが、
本発明の成型物の表面層が、紫外線照射によって、エス
テル結合の一部が切断され活性化され空気中の酸素等と
反応し酸性基が生成すると考えられる。したがって照射
量の範囲としては、種々検討の結果、300nm以下の
波長域での紫外線量が、少なくとも500mJ/cn!
以上から12000mJ/cIIlの範囲表面層に照射
されることが望ましい。しかしながら、本発明でいう成
型物の表面層は、重合条件等によって架橋密度や分子量
の異なる表面が得られるため、酸性基として6 Xl0
−2μmon/c%以上生成できればよく紫外線照射量
として前記の値に限定されるものでない。
照射量は、目的とする酸性基量として6×10−2μm
oβ/ cr1以上を生成させるためには、300nm
以下の波長域の照射量として500mJ/cn!以上を
照射することが好ましい。この理由は明らかでないが、
本発明の成型物の表面層が、紫外線照射によって、エス
テル結合の一部が切断され活性化され空気中の酸素等と
反応し酸性基が生成すると考えられる。したがって照射
量の範囲としては、種々検討の結果、300nm以下の
波長域での紫外線量が、少なくとも500mJ/cn!
以上から12000mJ/cIIlの範囲表面層に照射
されることが望ましい。しかしながら、本発明でいう成
型物の表面層は、重合条件等によって架橋密度や分子量
の異なる表面が得られるため、酸性基として6 Xl0
−2μmon/c%以上生成できればよく紫外線照射量
として前記の値に限定されるものでない。
以上のような方法で本発明の成型物の表面層に酸性基が
axlo−2μmoβ/cnf以上生成せしめた表面変
性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物
を得ることができる。
axlo−2μmoβ/cnf以上生成せしめた表面変
性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物
を得ることができる。
この成型物は以上の製造法から明らかなように、表面層
に生成した酸性基層の領域とその内面との境界面が明確
でない構造とを有している。
に生成した酸性基層の領域とその内面との境界面が明確
でない構造とを有している。
本発明の成型物は、以上説明したような方法で得られる
が、引き続き、生成した酸性基(カルボキシル基および
水酸基)と反応しやすい化合物(エポキシ化合物等)に
よる後処理を行なってもよい。また多量に存在する官能
基を利用して各種化合物と反応または表面処理すること
により更に別の機能を付与することも可能である。
が、引き続き、生成した酸性基(カルボキシル基および
水酸基)と反応しやすい化合物(エポキシ化合物等)に
よる後処理を行なってもよい。また多量に存在する官能
基を利用して各種化合物と反応または表面処理すること
により更に別の機能を付与することも可能である。
以下、本発明を実施例により更に説明するが、本発明が
これに限定されないことはもとよりである。
これに限定されないことはもとよりである。
実施例1
ジエチレングリコールビスアリルカーボネート単量体へ
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート3重量%を混
入し、40℃の温度で粘度70CPSになるまでガラス
容器中で予備重合を行なう。次いで、二枚のドーム型を
したガラスモールド材からなる凸レンズ型枠を準備し、
前記予備重合液を注入する。そして温水中にて40℃か
ら90℃までゆるやかに昇温させ20時間重合を行なう
。重合後、型枠から取出したレンズを残存応力を消すた
めに100℃の温度で2時間熱処理を行ない凸レンズ成
型物を得た。凸レンズ成型物の酸性基量は、0.5XI
O−2μmOβ/ ctlであり、水に対する濡れ性に
劣り防曇性は認められなかった。
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート3重量%を混
入し、40℃の温度で粘度70CPSになるまでガラス
容器中で予備重合を行なう。次いで、二枚のドーム型を
したガラスモールド材からなる凸レンズ型枠を準備し、
前記予備重合液を注入する。そして温水中にて40℃か
ら90℃までゆるやかに昇温させ20時間重合を行なう
。重合後、型枠から取出したレンズを残存応力を消すた
めに100℃の温度で2時間熱処理を行ない凸レンズ成
型物を得た。凸レンズ成型物の酸性基量は、0.5XI
O−2μmOβ/ ctlであり、水に対する濡れ性に
劣り防曇性は認められなかった。
前記凸レンズ成型物の両面から、中心波長254nmを
有する低圧水銀灯により照射量として4000mJ/
ant照射した。照射した表面層の酸性基量は12×1
0−2μmo R/CI+!であった。
有する低圧水銀灯により照射量として4000mJ/
ant照射した。照射した表面層の酸性基量は12×1
0−2μmo R/CI+!であった。
本実施例の凸レンズは防曇効果としてパランクに位置付
けされ、極めて優れた性能を有していた。
けされ、極めて優れた性能を有していた。
なお、本例の凸レンズを本文記載の塩基染料により染色
後、切断し、その断面を顕微鏡により観察した結果、第
1図に示したように表面層にのみ染色されており、高い
密度で酸性基が生成してしまた。また表面層とその内面
の成型物とが明確な境界面を有していなかった。
後、切断し、その断面を顕微鏡により観察した結果、第
1図に示したように表面層にのみ染色されており、高い
密度で酸性基が生成してしまた。また表面層とその内面
の成型物とが明確な境界面を有していなかった。
比較例
実施例1と同一のジエチレングリコールヒ゛スアリルカ
ーボネートを重合して得た凸レンズ成型物の両面へ、3
00nm以下の紫外線をカントするフィルターで遮光し
、中心波長365nmを有する高圧水銀灯て照射量40
00mJ/cMを該凸レンズの両面から照射した。照射
した表面層の酸性基は、照射前と同一であり、変化が認
められなかった。当然のことなから防曇効果も認められ
なかった。
ーボネートを重合して得た凸レンズ成型物の両面へ、3
00nm以下の紫外線をカントするフィルターで遮光し
、中心波長365nmを有する高圧水銀灯て照射量40
00mJ/cMを該凸レンズの両面から照射した。照射
した表面層の酸性基は、照射前と同一であり、変化が認
められなかった。当然のことなから防曇効果も認められ
なかった。
以上説明したように、本発明の表面変性ジエチレングリ
コールビスアリルカーボネート成型物は、透明なジエチ
レングリコールビスアリルカーボネート成型物の表面層
に、酸性基が6X10−2μmof/ cut以上存在
するように構成されるものであるから、水に対する表面
の濡れ性を有し優れた防曇効果を奏する。
コールビスアリルカーボネート成型物は、透明なジエチ
レングリコールビスアリルカーボネート成型物の表面層
に、酸性基が6X10−2μmof/ cut以上存在
するように構成されるものであるから、水に対する表面
の濡れ性を有し優れた防曇効果を奏する。
また、本発明の該成型物の製造法は、透明なジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート成型物の表面に、3
001m以下の波長を含む紫外線を照射し、該成型物の
表面層に6 Xl0−’μmoβ/CI+!以上の酸法
基を生成せしめるように構成したものであるから、極め
て簡易な工程で実施でき、しかも簡易な設備で実施でき
る効果を奏する。更に本発明方法は、従来より要望され
ていた特性を十分に具備する成型品を製造できる効果を
奏する。
グリコールビスアリルカーボネート成型物の表面に、3
001m以下の波長を含む紫外線を照射し、該成型物の
表面層に6 Xl0−’μmoβ/CI+!以上の酸法
基を生成せしめるように構成したものであるから、極め
て簡易な工程で実施でき、しかも簡易な設備で実施でき
る効果を奏する。更に本発明方法は、従来より要望され
ていた特性を十分に具備する成型品を製造できる効果を
奏する。
第1図は、本発明の表面変性ジエチレングリコールビス
アリルカーボネート成型物の一実施例の凸レンズの構成
図である。 1・・・ジエチレングリコールビスアリルカーボネート
成型物、 2・・・表面層、 A・・・表面変性ジエチレングリコールビスアリルカー
ボネート成型物。
アリルカーボネート成型物の一実施例の凸レンズの構成
図である。 1・・・ジエチレングリコールビスアリルカーボネート
成型物、 2・・・表面層、 A・・・表面変性ジエチレングリコールビスアリルカー
ボネート成型物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、透明なジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト成型物の表面層に、酸性基が6×10^−^2μmo
l/cm^2以上存在していることを特徴とする表面変
性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物
。 2、透明なジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト成型物の表面に、300nm以下の波長を含む紫外線
を照射し、該成型物の表面層に6×10^−^2μmo
l/cm^2以上の酸性基を生成せしめることを含んで
なる、表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネート成型物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15150690A JPH0445134A (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15150690A JPH0445134A (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445134A true JPH0445134A (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=15520001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15150690A Pending JPH0445134A (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 表面変性ジエチレングリコールビスアリルカーボネート成型物及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445134A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006075338A1 (en) * | 2005-01-17 | 2006-07-20 | Shriram Institute For Industrial Research | A process for polymerisation of diethylene glycol bis allyl carbonate |
US8070472B2 (en) | 2008-01-21 | 2011-12-06 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Apparatus for rolling and forming food dough |
US8123513B2 (en) | 2005-06-03 | 2012-02-28 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Apparatus for rolling food dough |
-
1990
- 1990-06-12 JP JP15150690A patent/JPH0445134A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006075338A1 (en) * | 2005-01-17 | 2006-07-20 | Shriram Institute For Industrial Research | A process for polymerisation of diethylene glycol bis allyl carbonate |
GB2436768A (en) * | 2005-01-17 | 2007-10-03 | Shriram Inst Ind Res | A Process for polymerisation of diethylene glycol bis allyl carbonate |
GB2436768B (en) * | 2005-01-17 | 2009-10-14 | Shriram Inst Ind Res | A Process for polymerisation of diethylene glycol bis allyl carbonate |
US8123513B2 (en) | 2005-06-03 | 2012-02-28 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Apparatus for rolling food dough |
US8070472B2 (en) | 2008-01-21 | 2011-12-06 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Apparatus for rolling and forming food dough |
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