JPH044512Y2 - - Google Patents

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JPH044512Y2
JPH044512Y2 JP1984156309U JP15630984U JPH044512Y2 JP H044512 Y2 JPH044512 Y2 JP H044512Y2 JP 1984156309 U JP1984156309 U JP 1984156309U JP 15630984 U JP15630984 U JP 15630984U JP H044512 Y2 JPH044512 Y2 JP H044512Y2
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soil
shutter
film
ridge
conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圃場を耕耘して畝立成形するととも
に、この圃場をフイルムで被覆する畝立マルチ装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の畝立マルチ装置は、たとえば、
実開昭59−14548号公報に記載の構造が知られて
いる。この公報記載の構造は、畝成形体によつて
畝立成形された各畝および各畝溝の全面をフイル
ム繰出機構から繰出されたフイルムで被覆し、こ
のフイルムの各畝溝に相当する位置上に畝立成形
のために耕耘された耕耘土の一部をコンベヤによ
つて連続的に放出し、この耕耘土を畝溝のフイル
ム上に帯状に落下してフイルムを押え付けるよう
にした構造である。
また、特開昭59−135818号公報に記載されてい
るように、コンベヤの搬出端部の後方下部に耕耘
土を複数の畝溝のフイルム上に落下させる複数の
シユートを設け、この複数のシユートの上端部と
前記コンベヤの搬出端部との間に前記複数のシユ
ートに耕耘土を分配する分配機構をカムを介して
後方及び左右方向回動自在に設けた構造のものが
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記実開昭59−14548号公報記載の構造では、
耕耘土の一部を少量ずつ取り入れてこれを畝溝の
フイルム上に連続的に帯状に載置する構造のた
め、フイルムを押え付ける力が弱く、風圧などに
よつて比較的簡単に剥離される場合がある等の問
題を有している。
またフイルム押え付け用の耕耘土は帯状になつ
ているため、雨水を土中に排出する排水孔をその
畝溝に開設すると、雨水とともにフイルム押え用
の耕耘土がその排出孔から流出し、雨上り後等に
おいてはフイルム押え効果がさらに弱くなること
がある等の問題を有している。
また、特開昭59−135818号公報記載の構造で
は、分配機構の分配回動によつてコンベヤから搬
出される耕耘土が複数のシユートに対して順次間
欠的に分配されるとともに、この複数のシユート
から落下される塊体は、各畝溝のフイルム上には
前後方向において左右異なる位置に千鳥状に落下
されるので、移植機によつて移植苗を移植する際
には、移植機の車輪が畝溝上の塊体を交互に乗り
上げながら進行するため、移植機が左右方向にロ
ーリングするとともに、移植苗が傾いて移植され
るという不都合が生じ、また、各畝溝毎に塊体の
落下当初位置が異なるため、スタート位置のフイ
ルム上には塊体が落下されない部分が生じ、手作
業によつてフイルム押え用の土を載せなければな
らない手数を要する、という問題がある。
そこで、本考案は上記点に鑑みてなされたもの
で、コンベヤからの耕耘土を一時的に貯溜して比
較的大きな塊体とするとともに、この塊体を複数
の畝溝のフイルム上に断続的に左右略同位置に落
下させることができるようにし、これにより、フ
イルムがスタート位置から風圧等に十分に耐え得
るように部分的に強く押え付けることができ、こ
の塊体と塊体との間に排水孔を開設して耕耘土の
流出を防ぐことができ、移植苗の移植時には移植
機が左右にローリングすることを防いで移植苗を
垂直上に移植することができる畝立マルチ装置を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の畝立マルチ装置は、回動自在に軸架さ
れた耕耘ロータリと、この耕耘ロータリの後方部
に配設され巾方向所定の間隔毎に畝を造成する畝
成形体と、この畝成形体によつて畝立された耕土
上にフイルムを繰出すフイルム繰出機構と、上記
耕耘ロータリによつて耕耘された耕耘土の一部を
搬入するとともに、これを後上方に向つて搬送す
るコンベヤと、このコンベヤの搬出端部に対向し
て上下方向回動自在に設けられこの搬出端部から
の耕耘土を一時的に貯溜する土溜板部を有しかつ
この土溜板部上の耕耘土を畝溝のフイルム上に向
つて断続的に排出する土溜シヤツターと、この土
溜シヤツターの下方部に設けられ土溜シヤツター
からの耕耘土を複数の畝溝のフイルム上に左右同
位置に落下させる複数の分岐シヤートとを具備し
たものである。
〔作用〕
本考案は上記のように構成することによつて圃
場を耕耘ロータリで耕耘砕土しつつ進行するとと
もに、この耕耘土の一部はコンベヤに搬入され畝
成形体によつて順次畝立成形される。またこれと
ともに、フイルム繰出機構からフイルムが順次繰
出され畝成形体によつて成形された畝及び畝溝上
がフイルムで被覆される。またコンベヤに搬入さ
れた耕耘土の一部は順次搬送されその搬出端部か
ら土溜シヤツター内に搬入されこれが土溜シヤツ
ター内に一時的に貯留される。そして土溜シヤツ
ター内に予定した分量の耕耘土が貯留されるであ
ろう所定時経過後において土溜シヤツターが上方
に回動され、土溜シヤツター内の耕耘土が複数の
分岐シユートに排出されるとともに、この複数の
分岐シユートによつて耕耘土は複数の畝溝のフイ
ルム上に一定の間隔毎に左右略同位置に落下さ
れ、フイルムは耕耘土からなる比較的大きな塊体
で部分的に押え付けられる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において1は機枠で、この機枠1の下部に耕
耘ロータリ2が回動自在に横架され、この耕耘ロ
ータリ2は上記機枠1に設けたミツシヨン3に連
動媒体4を介して連動連結され、このミツシヨン
3の入力軸5は前方に向けて突出されている。ま
た上記耕耘ロータリ2の上部にこれを被覆したカ
バー体6が設けられている。
つぎに、上記機枠1の後方部に連結フレーム7
が連設され、この連結フレーム7の後部に吊持支
杆8を介してその巾方向に所定の間隔毎に複数個
の畝を造成並設する畝成形体9が固着され、この
畝成形体9の両側下部に接地体10が略水平状に
固着されているとともに上記吊持支杆8の下端部
に上記畝成形体9の各溝成形部に相当する位置に
配設した接地輪11が高さ調節自在にかつ回動自
在に軸架されている。
また上記連結フレーム7の後端部に複数の支持
アーム12が水平状でかつ相対して略平行状に延
在され、この相対する支持アーム12の後部間に
連設された水平状の支杆13の前後部に前部アー
ム14および後部アーム15が位置変換自在でか
つ相対して平行状に垂設されている。そして上記
前部アーム14の下端部にフイルム繰出機構16
が連結されている。このフイルム繰出機構16
は、略コ字形状の支枠17にフイルム繰出軸18
が回動自在に横架され、このフイルム繰出軸18
にフイルム19のロール体20が支架されてい
る。また上記後部アーム15の下端部に横杆21
が連結され、この横杆21の長さ方向に上記畝成
形体9によつて成形された各畝aの各畝溝b内を
転動する複数の押え輪22がアーム23を介して
回動自在に軸架されている。
つぎに、上記相対する吊持支杆8及び上記相対
する支持アーム12間にコンベヤ24が後上りに
傾斜して連設されている。このコンベヤ24は、
コンベヤフレーム25を有し、このコンベヤフレ
ーム25の前端部に従動輪26が支軸26aを介
して回動自在に軸架されているとともに、従動コ
ンベヤフレーム25の後端部に駆動輪27が駆動
軸28を介して回動自在に軸架され、この駆動輪
27及び上記従動輪26の間に係止突起29を所
定の間隔をおいて多数突出した無端回行体30が
回行自在に懸架されている。また従動コンベヤ2
4の上記駆動軸28の一端部に回動円盤31の中
心部が固着され、この回動円盤31の偏心位置に
突出した連杆32に第1の連動アーム33の一端
部が回動自在に枢着され、この第1の連動アーム
33の他端部に回動軸34を介して第2の連動ア
ーム35の先端部が回動自在に枢着され、この第
2の連動アーム35の基端部が上記コンベヤフレ
ーム25の後端部上に一体に立設された相対する
側枠36の前端中間部間に横架された支軸37に
回動自在に枢着されている。また上記コンベヤフ
レーム25の上記相対する側枠36の後端中間部
間に回動中心軸38が横架され、この回動中心軸
38の両端部に土溜シヤツター39の基端部が上
下方向回動自在に枢着されている。
この土溜シヤツター39は、平面視コ字形状に
形成され中間部の略垂直状の土溜板部40が上記
コンベヤ24の搬出端部に対向するようになつて
いるとともに、この土溜板部40の両端部に上記
コンベヤフレーム25の側枠36の外側に係合す
る側板41が相対して一体に連設され、この相対
する側板41の先端部側が略三角形状に形成さ
れ、この両側の側板41の三角形状部の角部が上
記回動中心軸38に回動自在に枢着されている。
また上記土溜板部41の上端部に係止突起42が
突設され、この係止突起42と上記回動軸34と
の間にコイルスプリング43が張設され、このコ
イルスプリング43にて土溜シヤツター39が第
2図時計方向の下方に附勢され、その土溜板部4
0が上記コンベヤ24の搬出端部に対向するよう
になつており、そしてこの状態を保持するため側
枠36の後方下部に側板41の三角形状部の下側
縁部44を係止する下部ストツパー45が突設さ
れている。この場合、回動軸34、支軸37、コ
イルスプリング43及びこのコイルスプリング4
3の一端部を係合した係止突起42は略同一線上
に位置するようになつている。また側枠36の後
方上部に側板41の三角形状部の上側縁部46を
係止する上部ストツパー47が突設され、この上
部ストツパー47に上側縁部46が係合した状態
では第2図反時計方向の上方に附勢支持されるよ
うになつている。
つぎに、上記機枠1に出力機構48が設けら
れ、この出力機構48は上記ミツシヨン3の入力
軸5に連動媒体49を介して連動連結されてい
る。また上記出力機構48の出力軸50にユニバ
ーサルジヨイント51を介して伝動軸52の一端
部が連結されているとともに、この伝動軸52の
他端部に上記コンベヤ24の駆動軸28に連動連
結された駆動軸28の入力軸53がユニバーサル
ジヨイント54を介して連結されている。なお、
上記出力軸50、伝動軸52、及び入力軸53は
ケース体55内に設けられている。
さらに、上記コンベヤ24の搬出端部に上記土
溜シヤツター39を介して複数の分岐シユート5
7が配設され、かつこれが上記支持アーム12の
後端部に固定されている。この複数の分岐シユー
ト57はその搬入部58を相互に近接して上記土
溜シヤツター39の下方部に臨ませて開口すると
ともに、この搬入部58より下方側を次第に進行
方向に対して左右方向外方に拡開傾斜され、この
複数の分岐シユート57の下端部の搬出部59は
それぞれ左右同位置において上記各押え輪22の
後上方に臨ませて開口されている。
つぎに、上記構造の作用を説明する。
トラクタの懸架機構に機枠1の各連結部56を
連結するとともに、トクラタの出力軸にミツシヨ
ン3の入力軸5を連結する。そしてトラクタで本
機を牽引進行しその耕耘ロータリ2で圃場を耕耘
砕土するともに、畝成形体9の各成形部で畝を畝
立成形し、またこれと同時に各成形部によつて畝
立された耕耘土にフイルム繰出機構16のロール
体20からのフイルム19が繰出されるととも
に、このフイルム19が畝溝bにおいて押え輪2
2によつて押え付けられる。
またこれとともに、連動駆動される耕耘ロータ
リ2によつて耕耘された耕耘土の一部は連動駆動
されているコンベヤ24の無端回行体30に放出
されて順次搬入され、この耕耘土は無端回行体3
0によつて搬送されるととも、これがその搬出端
部からこの搬出端部の搬入方向外側を閉塞した第
2図実線に示す状態の土溜シヤツター39におけ
る土溜板部40上に順次搬入され、この土溜シヤ
ツター39内に一時的に貯留堆積される。またこ
の際、無端回行体30を回行駆動する駆動軸28
に止着した回動円盤31がその駆動輪27と同時
に回動されるので、この回動円盤31の偏心位置
に連杆32を介して連繋した第1の連動アーム3
3が第2図時計方向の連動されて下降回動される
とともに、この第1の連動アーム33に回動軸3
4を介して連繋した第2の連動アーム35は支軸
37を支点として回動軸34と係止突起42との
間に張設したコイルスプリング43に抗して第1
の連動アーム33と同様に第2図時計方向に連動
回動される。この場合、土溜シヤツター39はコ
イルスプリング43によつて時計方向に回動しよ
うとするが、下部ストツパー45に係止されて回
動が停止されている。そして回動円盤31がさら
に回動され第1の連動アーム33が下降回動から
上昇回動に移行するとともに、コイルスプリング
43の復帰力と相俟つて第2の連動アーム35が
次第に押上げ回動され、その相互を連繋した回動
軸34が土溜シヤツター39の回動中心軸34を
乗り越えて上方に移動されると同時的にコイルス
プリング43の復帰力によつて土溜シヤツター3
9は回動中心軸34を支点として上方に強制的に
回動され、その土溜板部40が略垂直状に移行さ
れ、この土溜板部40上に貯留された耕耘土は瞬
間的に複数の分岐シユート57の各搬入部58内
に落下され、この各分岐シユート57を滑落して
その搬出部59から押え輪22で押えられた複数
の畝溝bのフイルム19上にはそれぞれ1つの比
較的大きな塊体cとして左右略同位置に落下さ
れ、この左右部の各塊体cによつてフイルム19
が押え付けられる。
また回動円盤31がさらに回動されると、土溜
シヤツター39は再び下降回動され、そして第1
及び第2の連動アーム33,35及びコイルスプ
リング43が第2図実線に示す状態になると土溜
シヤツター39の土溜板部40上に無端回行体3
0から耕耘土の一部が順次貯留堆積される。そし
て、回動円盤31が略一回転されると再び土溜シ
ヤツター39は上昇回動され、その堆積された耕
耘土は落下され、分岐シユート57を介して畝溝
bのフイルム19上に塊体cとして滑落、落下さ
れ、この塊体cによつてフイルム19が押え付け
られる。
このように、回動円盤31の1回転毎に土溜シ
ヤツター39は昇降回動され、そこに貯留堆積さ
れた耕耘土の一部は所定の塊体cとして分岐シユ
ート57を介して畝溝bのフイルム19上に断続
的に滑落、落下され、フイルム19はその塊体c
によつて断続的に押え付けられる。
つぎに、前記実施例ではコンベヤ24の無端回
行体30によつて搬送された耕耘土はその搬出端
部から土溜シヤツター39に対して直接放出して
搬入する場合について説明したが、これに限ら
ず、たとえば第4図に示すように、コンベヤ24
の搬出端部と土溜シヤツター39との間の下部間
に搬出端部からの耕耘土を土溜シヤツター39に
案内する案内ローラ60を回動自在に軸架すると
ともに、この案内ローラ60と同軸に回動円盤6
1を設け、この回動円盤61の偏心位置に第1の
連動アーム33を前記実施例と同様に連結するよ
うにするとよい。これにより、コンベヤ24の搬
出端部から放出される耕耘土は案内ローラ60の
回動によつて下方に落下することを防ぎ、土溜シ
ヤツター39内に確実に搬入することができる。
なお、上記の場合、案内ローラ60は、コンベヤ
24の駆動軸28に同速または減速の動力伝達機
構62を介して連動連結し、上記駆動軸28の回
動で、回転軸63を介して延長側枠64の間に軸
架した案内ローラ60を同速または減速して回転
駆動するようにするとよい。また土溜シヤツター
39の底体すなわち土溜板部40は円弧状に形成
するようにするとよい。
また前記実施例では土溜シヤツター39は、第
1の連動アーム33及び第2の連動アーム35を
介して断続的に連動回動する場合について説明し
たが、これに限らず、たとえば第5図に示すよう
に、土溜シヤツター39の回動中心軸38の下側
近傍に連杆65を突設し、この連杆65を連動杆
66の一端部に形成された案内長溝67内に回動
かつ移動自在に挿入し、この連動杆66の他側部
を回動円盤61の偏心位置に突出された連杆32
に回動自在に枢着し、上記土溜シヤツター39の
連杆65と延長側板64に突出された支軸37と
の間にコイルスプリング43を張設すようにする
とよい。これにより、回動円盤61の回動で連動
杆66は回動しつつコイルスプリング43に抗し
て身退動されるとともに、これに連動されて土溜
シヤツター39は断続的に回動中心軸38を中心
にして上下方向に回動され、土溜シヤツター39
内に搬入された耕耘土はその都度断続的に落下さ
れる。また土溜シヤツター39を連動回動するリ
ンク機構が簡素化されることによつて部品点数が
少なく構造が簡単となり、コストを低減すること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上下方向回動自在の土溜シヤ
ツターによつてコンベヤからの耕耘土を比較的大
きな塊体として複数の分岐シユートに対して断続
的に落下させることができるとともに、この複数
の分岐シユートによつて比較的大きな塊体を複数
の畝溝のフイルム上の左右略同位置に対して確実
に誘導落下させることができ、またこの各塊体が
左右略同位置でフイルムを押え付けることによつ
て移植苗の移植時には畝溝上を移動する移植機が
左右にローリングすることがなく、この移植機に
よつて移植苗を垂直状に移植することができ、ま
たこの各塊体によつてフイルムをスタート位置か
ら風圧等に十分耐え得るように強く押え付けるこ
とができ、またフイルム上に塊体を断続的に落下
することによつてこの各塊体間には耕耘土のない
部分が生じるので、この耕耘土のない部分のフイ
ルムに排水孔を開設することによつて雨水等の排
水を円滑に行うことができ、耕耘土を有する部分
に排水孔を形成するもに比べ耕耘土の流出を確実
に防止することでき、したがつて、作業性にすぐ
れた畝立マルチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は畝
立マルチ装置の側面図、第2図は同上土溜シヤツ
ター機構部を示す拡大側面図、第3図は同上作動
説明図、第4図は他の実施例を示す土溜シヤツタ
ー機構部の側面図、第5図は更に他の実施例を示
す土溜シヤツター機構部の側面図である。 2……耕耘ロータリ、9……畝成形体、16…
…フイルム繰出機構、19……フイルム、24…
…コンベヤ、39……土溜シヤツター、40……
土溜板部、57……分岐シユート、60……案内
ローラ、a……畝、b……畝溝、c……塊体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回動自在に軸架された耕耘ロータリと、この
    耕耘ロータリの後方部に配設され巾方向所定の
    間隔毎に畝を造成する畝成形体と、この畝成形
    体によつて畝立された耕土上にフイルムを繰出
    すフイルム繰出機構と、上記耕耘ロータリによ
    つて耕耘された耕耘土の一部を搬入するととも
    に、これを後上方に向つて搬送するコンベヤ
    と、このコンベヤの搬出端部に対向して上下方
    向回動自在に設けられこの搬出端部からの耕耘
    土を一時的に貯溜する土溜板部を有しかつこの
    土溜板部上の耕耘土を畝溝のフイルム上に向つ
    て断続的に排出する土溜シヤツターと、この土
    溜シヤツターの下方部に設けられ土溜シヤツタ
    ーからの耕耘土を複数の畝溝のフイルム上に左
    右略同位置に落下させる複数の分岐シユート
    と、を具備したことを特徴とする畝立マルチ装
    置。 (2) 土溜シヤツターは、コンベヤの搬出端部に耕
    耘土を土溜シヤツターに案内する案内ローラを
    介して上下方向回動自在に連設されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の畝立マルチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59135818U (ja) * 1983-03-03 1984-09-11 石川島播磨重工業株式会社 線条材巻装置

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