JPH0444984B2 - - Google Patents

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JPH0444984B2
JPH0444984B2 JP59104571A JP10457184A JPH0444984B2 JP H0444984 B2 JPH0444984 B2 JP H0444984B2 JP 59104571 A JP59104571 A JP 59104571A JP 10457184 A JP10457184 A JP 10457184A JP H0444984 B2 JPH0444984 B2 JP H0444984B2
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Takanori Ninomya
Toshiaki Ichinose
Yasuo Nakagawa
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0444984B2 publication Critical patent/JPH0444984B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/11Region-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/187Segmentation; Edge detection involving region growing; involving region merging; involving connected component labelling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は検出された2値画像上のパターンによ
つて、外部から指定された複数の位置にある点の
間が連結されているか否かを検出する方法に係
り、特に複雑な形状パターンによる連結関係を検
出するに適した連結関係検出方法に関する。
〔発明の背景〕 回路パターンの検査などでは、断線、シヨート
などの欠陥を検出するために回路パターンをリニ
アセンサ等で撮影してこれを二値化した2値画像
を検出し、その特定の点の間が検出画像上のパタ
ーンによつて連結しているか否かをしらべること
がある。このような2値画像のパターンの連結関
係を調べる方法としては、特公昭58−16217「連結
領域検出方法」や「連結領域のぬりつぶし及び番
号づけに関する一考察」(信学技報IE78−9)に
開示される方式が知られていた。しかし、これら
の方式では、検出2値画像のパターン(値が1ま
たは0の部分)のうち、すべての連結したパター
ン各々の分離抽出を目的としている。
このため、例えば第1図に示すような5個の独
立したパターン(各閉領域をレベル1のパターン
とする)が2値画像の形で存在した時にはこれを
上記の方法で処理するとラベルと呼ばれる番号1
〜5がすべてのパターンに付され、これらはテー
ブル形式でメモリ上に格納される。しかし回路パ
ターンの断線等の検査のためにはこのようなすべ
てのパターンの分離は必ずしも必要ではなく、例
えば第1図の×印を付けた3つの点間の連結関係
のみが検出できればよいという場合があり、この
ためにはラベル1,4,5は不要である。また対
象とするパターン全体が非常に複雑なものである
場合は、リニアセンサを用いて例えば水平方向に
1ラインづつ二値画像信号を検出しながら同時に
連続性も検出するという方法がとられる。この時
には例えば第2図に示したように上方から水平な
検出ラインで順次二値化画像を検出しその連結性
をしらべていくとすると、検出ラインl1まで進
んだ時点ではラベル1,2を付されたパターンは
まだ別のものと判定されている。これが更に進ん
で検出ラインl2まで来た時にはラベル1,2を
もつパターンが連結していることがわかるから、
このことをメモリ上のテーブルに記憶しておく必
要がある。第3図はそのテーブルの構造を示す図
で、各ラベル1,2に対応ししてアドレス1,2
(これは実際には相対アドレスと考えてよい)が
割当てられており、その内容のデータとしては、
ラベル1,2のパターンがまだ孤立していると判
断されている時はラベル1及び2がそのまま書込
まれている。ところがこれらが連続したものであ
ることが判ると、そのデータの小さい方の値に書
換えられる。第3図はこの書換え後の状態を示し
ており、ラベル1,2をもつパターンは、そのデ
ータが同一なので連結していることがわかる。そ
してもし第2図のようなパターンが上方にn個に
枝分れしていればn個のアドレスをもつた第3図
のようなテーブルが必要となる。
以上のように、従来方式を用いてリニアセンサ
などで二値画像を検出しながら、そのすべてのパ
ターの連結関係を抽出していく場合、第1図で説
明した2値画像上に存する連結したパターンの数
に等しい個数のラベルと、第2図で説明したよう
な上方向に複数個に枝分れしたパターンの場合に
余分に必要とするラベル(n分岐のときn−1
個)とをすべて格納するだけのメモリ容量が必要
となる。しかるに検出対象とするパターンが第1
図や第2図のように単純なものでなく、極めて複
雑で大規模な回路パターン等の場合には、上記の
ような作業用のメモリ容量が非常に大きくなると
いう問題点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、検出された2値画像のパター
ンによつて複数位置の点の間の連結関係の検出
を、大規模なメモリを用いずに行える連結関係検
出方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、その連結関係を検出すべき点の各々
に相異る番号を付けてメモリ上のアドレスに夫々
対応づけ、ある点がいずれかのパターン上に見出
された時にはそのパターンのラベルとしてその点
の番号を付けて当該点対応のアドレスへデータと
して書込むとともに、同一パターンに相異るラベ
ルが付された時にはこれらを予め定められた方法
によつて上記メモリ上でそのうちの1つに書換
え、かくして任意の2つの点はその点対応のアド
レスに格納されたラベルが同一の時、かつその時
のみ結合関係にあると判定するようにしたことを
特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例によつて詳細に説明す
る。今、対象とするパターンが第4図であり、連
結関係をしらべたい点(以下グリツド点という)
にはグリツド番号1〜6が付されているとする。
リニアセンサ等によつて第4図上方のラインよ
り順次パターンの検出が行われていつたときまだ
1つもグリツド点が検出されていない状況では、
各パターンには第5図のように共通のラベル0が
付される。ここで「パターンにラベルを付ける」
ということは、メモリ内に検出されたパターン毎
のエリアを作成しておき、そのエリア内のラベル
らんにラベル記号(番号)を記入することを意味
し、その具体的方法は後述する。このパターン対
応の作業エリアとすぐ後で説明する連結テーブル
Tとは別のものである。
さて上記のラベルは、0に限らずグリツド番号
にないものであれば何でもよく、これを仮想グリ
ツド番号と呼ぶが、以下では番号0を使うことに
する。次にさらに検出が進み、第6図に示す状況
になつた場合を考える。1つのパターンが2つに
分岐を始めているが、まだグリツド点は検出され
ていない。しかしこのままラベル0を付したまま
にしておくと、ラベル0がまだグリツドを検出し
ていない全パターンに共通のラベルであるため、
後に分岐パターンにグリツド点が見出された時に
それらと他のパターンとの区別ができなくなる。
そこでこのようにラベル0のパターンに分岐が生
じたときは、グリツド番号、仮想グリツド番号に
もなくかつグリツド番号より常に大(又は小)の
番号(これを仮番号とよぶ)を仮ラベルとして付
す。ここではこの仮ラベルを7とする。さて、こ
こでグリツド点間の連結関係を記憶しておくため
の連結テーブルTについて述べる。このテーブル
Tは、第7図に示すように、アドレスA(I)の内容
をデータD(I)とすると、グリツド点Iの属するパ
ターンにラベルD(I)が付されていることを意味す
る。但しIが仮番号の時はその仮番号Iをつけた
パターンのラベルがD(I)であることを意味し、D
(I)=0はIがグリツド点の時はそのグリツド点が
まだ見出されていないことを意味し、Iが仮番号
の時はその仮番号がまだ使われていなことを意味
する。第6図の時点ではどのグリツド点I=1〜
6も見出されていないので第7図のようにD(I)=
0,I=1〜6であり、またI=7に対しては、
この分岐したパターンはまだ他のラベルとは連結
状態になく、自分自身に連結しているという意味
でD(7)=7とされている。次にさらに、検出が進
み、第8図のようにはじめてグリツド点1が検出
されたとする。この時はグリツド点1が発見され
たがまだ他のラベルをもつたパターンとは連結関
係にはないので、このパターンにはラベル1を付
け、更にテーブルT上でD(1)=1とする。次に、
さらにパターンの検出が進み第10図のようにグ
リツド点2が発見されたとする。この場合は点2
が発見されたパターンのラベルを2とし、更に連
結テーブルTのアドレスA(2)のデータをD(2)=2
とする。この時点ではテーブルTは第11図のよ
うになつている。しかしこの時は点2が見出され
たパターンにはすでに0以外のラベル7が付され
ているので、これを1つのラベルに統一して1つ
のパターンには1つのラベル付けが行われるよう
にする。このための一般的方法は、今同一パター
ンに上記のように2つのラベルにα,βがついた
とすると、テーブルTでD(α)=α1をよみ出しα
=α1ならここで止めてα0=α1とする。α≠ならD
(α1)=α2をよみ出しα1=α2ならα0=α2とする。

うでなければD(α2)=α3をよみ出すという操作を
くり返すと、必ずD(αk)=αkとなるαkがあるこ
とがテーブルTの作成方法から保証されるので、
αk=α0とする。この操作はフローチヤートで第
12図に示されている。この操作をβについても
実行しβ0を求め、min(α0,β0)とこのパターン
のラベルとし(仮信号がグリツド番号より常に小
の時はmax(α0,β0)をとる)、更にテーブルTの
D(α),D(β)もこの値とする。今の場合はラ
ベル2,7に対し第11図からわかるようにα0
2,β0=7であるからこのパターンにはラベル2
を付け、同時にテーブルTのD(2),D(7)も2とす
る。この時の連結テーブルTは第13図のように
なる。更にパターン検出が進み第14図のよう
に、グリツド点3が発見されたとする。この場合
もグリツド点2が発見された場合と同様、分岐し
た右側のパターンにはラベル3がつけられかつD
(3)=3が書き込まれるが、このパターンには既に
ラベル7が付いていたからラベルの統一化の処理
が行われる。この処理ではα=3,β=7であり
D(3)=3だからα0=α=3となるが、β=7に対
しては第13図からD(7)=2であるので続いて第
12図で説明したようにD(2)がしらべられD(2)=
2(第13図)だからβ0=2、従つてα0,β0の小
さい方の2がグリツド点3を見出したパターンに
ラベルとした付けられ、またテーブルTのD(3)も
2とされる。この時のテーブルTは第15図に示
されている。さらに検出が進み、第16図のよう
にグリツド点4が発見されたとすると、この場合
はグリツド点2を発見した第10図の場合と全く
同様な規則で処理が行われ、グリツド点4のあつ
たパターンのラベル及びテーブルTのD(4)の値は
ともに1とされる。第17図はこの時のテーブル
Tを示している。続いてグリツド点5,6の発見
が第18図のように行われるが、この際の処理は
グリツド点1の場合と全く同様であつて、それぞ
れのパターンにラベル5,6が付けられ、かつテ
ーブルTでD(5)=5,D(6)=6とされる(第19
図)。さらに検出が進み、第20図のようにラベ
ル5のパターンとラベル6のパターンが合流した
としよう。この場合には、1つのパターンにやは
り2つのラベルα=5,β=6が現れるので、第
12図で説明した方法によりα0=5,β0=6を求
め、このうちの小さい方のラベル5がこの合流し
たパターンにつけられ、またD(6)=5と書きかえ
られる(第21図)。
以上のようにして第4図のパターンに対して得
られた第21図の連結テーブルTは、任意の2つ
のグリツド点I,Jに対してD(I)=D(J)ならそれ
らのグリツド点は連結ており、そうでなければ連
結してないことを示している。
以上では、検出したパターンにラベルを付け
る、あるいはそのラベルを書換えるという処理を
常に行つており、説明上はこれを図面上で表して
きたが、ここでこのパターンへのラベル付けの具
体的な方法を述べる。
今ある走査時点tでリニアセンサ等により検出
した1ライン分の二値画像を第22図のようであ
つたとする。但しパターンの部分は太線でレベル
1とし、これと検出ラインとの交線(太線)を左
から順にセグメントS1 t,S2 t,S3 tと呼ぶ。更にこ
れらのセグメントの始点の座標をu1 t<u2 t<…と
し、終点の座標をv1 t<v2 t<…とすると、これら
は容易に検出可能であるから各セグメント対応の
先頭アドレスAPiをもつたラインテーブルLT1
第23図のように作れる。更にこのテーブルLT1
のラベルらんには初期値としてはすべて0(仮想
ラベル)をセツトしておき、例えば走査時にグリ
ツド点(これは予めその座標が入力され、グリツ
ド点位置テーブルとして与えられているとする)
があるセグメントSit上に見つかればそのセグメ
ントのラベルLitに当該グリツド点の番号Nを書
込む。むろんこの時は前述したように常に連結テ
ーブルTのD(N)もNとする。他のラベル付け、書
換え等もすべてこのラインテーブルLT1上のラ
ベルらんで行えばよいが、このようなラインテー
ブルは1走査毎に1つづつ出来るから、これらを
すべて別々に格納しておいたのではぼう大なメモ
リ容量になる。そこで本実施例では、時点tに於
て作成れたラインテーブルLT1と、1時点前の
t−1に作成されたラインテーブルLT0の2ラ
イン分のメモリだけを用いる。勿論このテーブル
LT0も第23図のテーブルLT1と同様な構成で
あり、そのセグメントS1 t-1,S2 t-1,…,始点
u1 t-1<u2 t-1<…,終点をv1 t-1<v2 t-1<…,ラベ
ルをL1 t-1,L2 t-1…等とすると、ラインテーブル
LT0,LT1の各セグメントSit-1とSjt-1とが同
一パターンのセグメントであるための必要十分条
件は、両セグメントを同一ライン上に書いた時に
重る部分があることであり、これは容易にわかる
ように vj t≧ui t-1かつvi t-1≧uj t …(1) である。従つてラインテーブルLT0,LT1を参
照し、式(1)を満すセグメントSit-1,Sjtのすべて
の組について、これらは同一パターン上にあると
して第5図〜第21図で説明ししたような処理を
順次行い、それが終了するとラインテーブルLT
1の内容をラインテーブルLT0にそつくり移し、
次の時点t+1でのラインの走査へ移り新しくラ
インテーブルLT1の内容を作成して上記のよう
な処理をくり返す。このようにすればパターンへ
のラベル付けの記憶管理は2ライン分のラインテ
ーブルLT0,LT1だけ用意すれば十分で、少な
いメモリ容量で作業ができる。また、グリツド点
間の連結関係を検出するにはグリツド数分のデー
タ領域は必ずしも確保しておかなければならず、
本実施例の連結テーブルTでもそうなつている
が、更に作業用の仮ラベルに対応する部分、即ち
パターンに分岐が生じた時の仮ラベルのデータ領
域が余分に必要である。これは分岐のあるパター
ンの数だけ必要だが、全体としては検出画像上の
独立した全パターンにラベルを付ける従来方法に
比べると大幅に少ないメモリ容量でよいことにな
る。
なおもし、分岐のあるパターンの数が予想より
多く、仮ラベルのテーブルが足りなくなつた場合
には次のような方法で復旧が可能である。即ち連
結テーブルTの仮番号のエリアに1ビツトのフラ
グを設ける。これらのフラグは処理を始める前の
状態においてはすべて0に初期設定されている。
これが第6図のような分岐時に1つづつ使われる
とその使われた仮番号は、目下使用中であること
を示すように対応フラグを1としておく。第24
図はこのようなフラグをもつた連結テーブルTの
例を示しており、仮番号5〜8がすべて使用済で
ある場合を示している。このようになつた時、又
新しい分岐が生じて仮ラベルが必要になると、ま
ずテーブルTをサーチし、各仮番号Jに対しJ=
αとして第12図の処理を実行し、その結果得ら
れたα0をD(J)の値とする。第24図のI=5〜8
にこれを実行すると、このIに対してすべてα0
5が得られ、連結テーブルTのデータらんは第2
5図のように書しなおされる。次にこのようにし
て得たテーブルTの仮番号もつラインテーブル
LT0,LT1のセグメントに対するラベルらんを
今書き換えたテーブルTのラベルに書きなおす。
例えば、ラインテーブルLT0又はLT1のあるセ
グメントのラベルが6であつたとすると、これは
第24図の結果から5に書換えられる。次に、こ
のように処理された2つのラインテーブルLT0,
LT1のラベルをサーチし、仮ラベル(ここでは
5〜8)を探す。発見された仮ラベル(ここでは
5)のフラグには1を立て他のフラグは0とす
る。この結果が第25図のフラグのらんに示され
ている。
以上の処理で使用中の仮ラベルの数が4から1
へ減少し、再びフラグが0の仮ラベルを選ぶこと
によつて新たな仮ラベルの付与が可能になる。以
上の処理は、すでに処理し終つた領域で付与され
た仮ラベルのうち、以降の処理に関係のない仮ラ
ベル(今の例では6〜8)を再使用可能にするこ
とに対応する。
第26図は以上に説明した連結関係検出方法を
具体的に実施するための装置の構成例を示す図で
あつて、本装置は、パターンを検出する部分と連
結関係の検出処理をする部分からなる。
まず、パターンの検出部では、光源3により照
明されたパターン2を結像レンズ4、リニアセン
サ5を用いて光電変換し、それを増幅器6で増幅
した後、2値化回路7で2値化し、デイジタル信
号入力インターフエイス8を介して、1検出ライ
ン毎に処理装置9に入力する。また2次元パター
ンの検出と、各検出ライン毎の処理を同期させて
行うために、処理装置9から各検出ラインの処理
が終了するたびに、インターフエイス回路10を
介してモータ制御回路11に信号を送り、モータ
12でテーブル1を送り方向の分解能だけ送る。
一方、連結関係の検出処理は処理装置9で行わ
れ、この処理方法に本発明が用いられる。処理装
置9としてはマイクロコンピユータ、ミニコンピ
ユータなどに本発明の処理を実行するソフトウエ
アを搭載したもの、そのソフトウエアをフエーム
ウエア化してビツトスライスマイクロコンピユー
タに組込んだもの、あるいは完全なハードワイア
ドロジツクで処理するもの等の種々のものが利用
できる。この処理装置9による処理は前述した通
りであるが、要約するとまず検出対象とするグリ
ツド点の番号及びその座標をキーボード13から
予め処理装置9へ入力し、その内部にグリツド点
位置テーブルを作成しておく。続いて連結テーブ
ルT及びラインテーブルLT0,LT1の初期設定
(ラベル、データ、フラグ等をすべて0にセツト)
を行い、センサによる走査を開始する。そして1
ライン分の走査とラインテーブルLT1の作成、
グリツド点があつた時のテーブルTへの書込みの
後、ラインテーブルLT0とLT1のセグメントの
連結関係をしらべる。そして今テーブルLT0の
セグメントSit-1とテーブルLT1のセグメントSjt
が連結しており、それらのラベルがL0,L1であ
つたとすると、(L0,L1)の値に応じて以下のよ
うに処理を行う。
(1) L0=0かつL1=0の場合 (1A)セグメントSjt-1に連結しているテーブ
ルLT1上のセグメントSjtが2個以上あり、かつ
それらSitのラベルがすべて0の時は連結テーブ
ルTのフラグが0の仮ラベルのなかの1つJを選
びL1=L0=Jとする。またアドレスA(J)のデー
タをJとし、フラグを1とする。これは第6図の
ような分岐発生時での処理である。
(1B)上記(1A)の条件が成立しない時は何
もしない。つまりまだグリツド点は見つからず、
分岐も生じているので仮想ラベル0をつけたまま
にしておく。
(2) L0≠0かつ、L1≠0の場合 この時は同一パターンに2つのラベル付けが行
われた時の処理であり、まずL0=αとして第1
2図に示す処理を行つて得られたα0をM0とし、
次にL1=αとして同様に得られたα0をM1とし、
続いてM=min(M0,M1)を求め(これは仮番
号>グリツド点番号>仮想ラベルとした時、この
不等号逆なら上記minをmaxとする)、ラインテ
ーブルLT0,LT1上でL0=L1=Mとする。ま
たテーブルTでD(M0)=D(M1)=Mとかきかえ
る。これによつて同一パターンには常に最小グリ
ツド番号Mのみが付される。
(3) L0,L1の一方のみが0の場合 まず0でないラベルをLとしたとき、L=αと
おいて第12図の処理を行い、得られたα0をMと
したときL0=L1=Mとする。これによつてすで
に0でないラベルがついているセグメントに連結
したセグメントに同じラベルが付けられていく。
以上の第26図の実施例は、本発明の方法を最
も有効に利用して実施するようにした装置例であ
り、大規模な画像の特定の点間の連結関係を小さ
な作業用メモリ容量で検出できるという効果があ
る。
第27図は本発明の方法を用いた装置の別の構
成例を示したもので、パターンの検出にTVカメ
ラ15を用い、一画面分の2値画像をメモリ16
に格納した後、1ライン分づつ読み出して処理す
るものである。即ち第26図の装置のリニアセン
サ5、テーブル1、モータ12、モータ制御回路
11の代わりにTVカメラ15を用いるもので、
このため装置全体は簡単になるが、上述のように
画像メモリ16を必要とするから、この分だけメ
モリ容量は大きくなる。他は前の装置とほぼ同じ
であつて、同様な本発明が得られる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、パターンへのラベル付
けを、検査対象としてのグリツド点を通過した時
と、パターンが分岐した時に限定しているため、
大規模な画面上の特定点間のパターンによる連結
関係を小さな作業用メモリによつて検出できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の連結関係検出法の説明
図、第4図は本発明の方法を説明するための対象
パターン例を示す図、第5図〜第21図は第4図
のパターンの連結関係を本発明の方法によつて検
出していく過程を示す図、第22図は1つの検出
ライン上のパターンセグメントとその座標の説明
図、第23図はラインテーブルの説明図、第24
図及び第25図は使用済仮番号を検出して再利用
可能とするための方法の説明図、第26図及び第
27図は各々本発明の方法を用いた検出装置の構
成例を示す図である。 2…パターン、5…リニアセンサ、7…2値化
回路、9…処理装置、15…TVカメラ、16…
画像メモリ、T…連結テーブル、LT0,LT1…
ラインテーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画面上の対象パターンを1ラインづつ順次走
    査しながら検出対象とするグリツド点がパターン
    によつて連結されているか否かを検出するための
    連結関係検出方法に於て、上記グリツド点の各々
    に互いに順序づけられた相異るグリツド符号及び
    画面上の座標を対応づけて予め格納しておくため
    のグリツド位置テーブルと、ある走査時点及びそ
    の1回前の走査時点に走査ラインとパターンとの
    交線として検出される各パターンのセグメント毎
    にその両端座標及び当該セグメントの属するパタ
    ーンのラベルを対応づけて格納するための第1ラ
    インテーブル及び第2ラインテーブルと、上記グ
    リツド符号の各々、及び該グリツド符号のいずれ
    よりも低位の順序を有しかつ互いに順序づけられ
    た複数個の仮符号の各々とそれらの符号が属して
    いるパターンのラベルとを対応づけて格納するた
    めの連結テーブルと、該連結テーブル上でグリツ
    ド符号もしくは仮符号の1つを入力符号とし、そ
    の入力符号対応のラベルが入力符号と等しくない
    時はそのラベルを更めて入力符号として対応ラベ
    ルをしらべ、これをくり返して入力符号と対応ラ
    ベルが等しくなつた時の符号を出力符号としてと
    り出すラベル処理手段とを備えるとともに、第1
    及び第2ラインテーブルと連結テーブルのラベル
    の値を上記グリツド符号及び仮符号のいずれとも
    異る仮想ラベルに初期設定して走査を開始し、各
    走査時点毎には、検出された第1ラインテーブル
    上のセグメント上にグリツド位置テーブルに格納
    されたグリツド点がある時には当該グリツド点の
    符号を第1ラインテーブルの当該セグメント対応
    のラベル及び連結テーブルの当該グリツド点対応
    のラベルとして書込み、続いて第1及び第2ライ
    ンテーブル上の各セグメント座標を比較すること
    によつて同一パターンに属すると判断されるセグ
    メントの対を順次とり出し、もし仮想ラベルを有
    する第2ラインテーブル上のセグメントと同一の
    パターンに属する第1ラインテーブル上のセグメ
    ントが複数個あり、かつその各々が仮想ラベルを
    有している時にはまだ使われていない上記仮符号
    の1つを第1ラインテーブル上の当該複数個のセ
    グメント対応のラベル及び連結テーブル上の上記
    仮符号対応のラベルとして書込むという第1処理
    を行い、もし同一パターンに属する第1及び第2
    ラインテーブルのセグメントの一方のみがグリツ
    ド符号もしくは仮符号をラベルとして有している
    時はその符号を入力符号として上記ラベル処理手
    段によつて出力符号を求め、該出力符号を双方の
    セグメントのラベルとして書込むという第2処理
    を行い、もし同一パターンに属する第1及び第2
    ラインテーブルのセグメントの双方がともにグリ
    ツド符号もしくは仮符号をラベルとして有してい
    る時にはその各符号を入力符号として上記ラベル
    処理手段によつて各出力符号を求め、該2つの出
    力符号のうちより高位の順序を有する符号を第1
    及び第2ラインテーブルの当該セグメントのラベ
    ル及び連結テーブルの当該グリツド符号もしくは
    仮符号のラベルとして書き込むという第3処理を
    行い、もし上記第1、第2もしくは第3処理のい
    ずれの条件にも該当しない時には何の処理も行わ
    ず、かくして上記同一パターンに属するセグメン
    トの対がすべて終了した時に上記第1ラインテー
    ブルの内容を第2ラインテーブルへ転送して次の
    走査へと進み、走査終了時点に於る連結テーブル
    上で同一ラベルを有するグリツド点がかつそのグ
    リツド点のみが同一パターンにより連結されてい
    ると判断するようにしたことを特徴とする連結関
    係検出方法。 2 前記連結テーブル上の各仮符号対応にその仮
    符号が使用中の時は1、未使用の時は0となるフ
    ラグを設けるとともに、該フラグがすべて1とな
    つた時には各仮符号を入力符号として前記フラグ
    処理手段を作動させ、もしその出力符号が仮符号
    であつた時には当該出力符号を得るまでにフラグ
    処理手段でチエツクされた全ての仮符号のうち上
    記出力符号のみの対応フラグを1とし他の対応フ
    ラグを0とすることによつて、使用済み仮符号を
    再使用可能とする機能を有せしめたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の連結関係検出方
    法。
JP59104571A 1984-05-25 1984-05-25 連結関係検出方法 Granted JPS60250480A (ja)

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