JPH0444629A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0444629A
JPH0444629A JP15319790A JP15319790A JPH0444629A JP H0444629 A JPH0444629 A JP H0444629A JP 15319790 A JP15319790 A JP 15319790A JP 15319790 A JP15319790 A JP 15319790A JP H0444629 A JPH0444629 A JP H0444629A
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Hideo Hatanaka
畠中 秀夫
Masaru Higashioji
賢 東陰地
Hideaki Koe
秀明 向江
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分1 本発明は、オーディオテープ、ビデオテープ、フロッピ
ーディスクなどの磁気記録媒体に関するもので、更に詳
しくは、非磁性支持体の一方の面に磁性層、他の一方の
面に下塗り層を介してバックコート層を有する磁気記録
媒体に関するものである。 従来の技術 磁気記録媒体は、電磁信号の記録用として広く使用され
ており、使用の態様に合わせてテープ状、ディスク状、
あるいはカード状などの種々の形態のものが利用されて
いる。このような磁気記録媒体の中でテープ状のものは
、オーディオ、ビデオ機器あるいはコンピュータ用など
の磁気記録媒体として、これまで種々のものが実用化さ
れている。 近年、高密度記録への要求が高まるにつれて、記録信号
の短波長化とともに、特に、テープ状磁気記録媒体にお
いては、記録容量の大容量化を目的としたテープ全厚の
薄手化が進みつつある。 記録信号の短波長化については、非磁性支持体上に磁性
粉とその結合剤とを含む磁性層を設けてなる塗布型磁気
記録媒体、非磁性支持体上に真空蒸着、スパッタリング
、イオンブレーティング、メツキ法などにより磁性金属
層を形成してなる金属薄膜型磁気記録媒体のいずれを問
わず、磁性層の高平滑化が不可避となっている。2性層
の高平滑化に伴い、特に、テープ状磁気記録媒体におい
ては、その走行性や耐久性に不具合が生じ易くなる。 これらの問題点を改善する策としては、非磁性支持体上
における磁性層が設けられていない側に、結合剤中に無
機質粉末を分散させてなるバックコート層C以下、バッ
ク層と略す)を形成させることが既に提案され、利用さ
れているが、従来技術によって形成されたバック層では
、走行耐久性改善が必ずしも充分ではなかった。 また、テープ状磁気記録媒体におけるテープ全厚の薄手
化については、テープ剛性の著しい低下によるテープの
走行耐久性の著しい低下や、磁気へツFとテープの当た
り性の低下による電磁変換特性の低下を生じ易いが、こ
れらの問題点を改善する策としては、非磁性支持体、あ
るいは磁性層やバック層の強度を増加させることが既に
検討されている。非磁性支持体の強度を増加させる例と
しては、テープ状磁気記録媒体の代表的な非磁性支持体
材料であるポリエチレンテレフタレートC以下、PET
と略す〕やポリエチレンナフタレートC以下、PENと
略す)のようなポリエステル系材料の代わりに芳香族ポ
リアミド、芳香族ボリイiFを用いるといった高強度材
料の検討例1があるが、従来材料のPETやPENに比
べ極めて高価格である他、磁性層、バックコート層の接
着性の不足や吸湿性が大きいといった問題があった。一
方、磁性層やバック層の強度を増加させる例では、−般
に、磁性層やバック層中の結合剤樹脂のガラス転移点を
上げることが効果的であるものの、樹脂の高質化に伴い
塗膜の平滑化処理が行い難くなることや、磁性粉やその
他の無機質粉末の分散性や架橋剤との反応性、塗膜の耐
摩耗性を同時に満足させることが極めて難しくなるなど
多くの問題が生じていた。 発明が解決しようとする課題 以上のように、磁気記録の高密度化、大容量化を図るた
めに媒体磁性層の高平滑化や媒体の薄手化が強く求めら
れる中で、電磁変換特性を損なうことなく、充分な走行
耐久性を有するテープ状磁気記録媒体を比較的低コスト
で提供することは極めて困難であった。 本発明は上記問題を解決するもので、電磁変換特性を損
なったり、耐久性を低下させたりすることなく、媒体磁
性層の高平滑化や媒体の薄手化を可能とするテープ状の
士気記録媒体を提供することを目的としている。 課題を解決するための手段 上記問題を解決するために、本発明の第1の手段は、非
磁性支持体の一方の面に磁性層を有し、他の一方の面に
結合剤中に無機質粉末を分散させてなる下塗り層を介し
てバック層を有する磁気記録媒体であって、前記下塗り
層中の無機質粉末が、板状比C平均直径/平均厚み)2
0以上、150以下の平板状粉末でおり、かつ前記下塗
り層中の結合剤と前記無機質粉末との配合割合が、前記
結合剤100重量部当たり前記無機質粉末を100重量
部以上、400重量部以下としたものである。 また、本発明の笛2の手段は、上記第1の手段において
、下塗り層を磁性層と非母性支持体との間にも形成せし
めているものである。 本発明をビデオテープを例にとり具倖的に説明する。な
お、成分の部数はすべて重量部を示すものとする。 本発明における下塗り要用無機質粉末に板状無機質粉末
を用いる目的は、塗膜面内方向で弾性率の異方性が極め
て少なく、かつ、高い弾性率を得ることにある。この下
塗り層を、非磁性支持体上における比較的高弾性率を有
する磁性層とは反対面にバック層の下塗り層として介在
させることにより、テープ長手方向および幅方向の弾性
率を同時に効率よく向上さセることができ、テープの薄
手化に伴う強度低下を補うことが可能となる。 さらに、本発明における前記下塗り層を、非磁性支持体
とバック層の間だけでなく、非磁性支持体と磁性層間に
も介在させる
【とにより、ビデオテープの弾性率をさら
に向上させて、強度低下を補うことができる。 本発明における前記下塗り履用板状無機質粉末の粉末形
状ならびに板状比は、次のように定義されるものである
。すなわち、この板状無機質粉末は平板状であり、その
平面形状は、特に限定されろことはなく、円形、楕円形
、三角形、四角形、その他の多角形など任意の形状であ
ってよい、また、この下塗り履用板状無機質粉末の板状
比とは、板状粉末の平均厚みに対する粉末の平均直径の
比(平均直径/平均厚み)であり、この場合の平均直径
とは、上記の各厘平面形状を有する粉末におAする最大
差渡し長さと最小差渡し長さとの平均値である。 本発明で使用される前記板状無機質粉末の板状比は、2
0以上、150以下であり、特には、30へ・120で
あるものが好ましい、板状無機質粉末の板状比が20未
満だと塗膜の弾性率を充分に上げることが難しく、その
結果、テープの弾性率(テープの剛性)も充分に上げる
ことが難しくなる。一方、無機質粉末の板状比が150
以上になると、これらを結合剤中に分散させる際に板状
粉末の折れ(構造破壊)が生じ易く、塗膜の充分な弾性
率向上が望めなくなることの他、塗膜の表面平滑性の確
保も難しくなる。 本発明における前記下塗り層用板状無櫻質粉末の種類と
しては、特に制限はなく、天然に産するもの、合成され
たものなどを使用することができる。天然産の板状無機
質粉末の例としては、雲母、カオリン、窒化ホウ素、グ
ラファイトなどがあり、合成された板状無機質粉末の例
としては、F@!03、Cr、03 、 Al3O3、
ZaOlMgCO,、BaSO4などがある。 本発明で使用される上記下塗り履用板状無機質粉末とし
て特に好ましいものは、酸化鉄系非磁性粉末、例えばα
−F@、O,の他、グラファイト、窒化ホウ素、カオリ
ン、雲母があり、これらを単独、もしくは複数種組み合
わせて使用することができ、これらは上述の形状を有す
るものとして好適であり、また結合剤の分散性にも優れ
ている。 上記のような粉末形状および板状比を有する平板状無機
質粉末で天然産以外のものは、それ自体公知の方法によ
って製造することができる。例えば、α−F・、03の
板状粉末は、トリエタノールアミン鉄C厘)錯体を水熱
反応によって徐々に分解することにJつで得ることがで
きる。 また、本発明において前記下塗り層中に含有せしめる板
状無機質粉末と結合剤との配合割合は、結合剤100!
i部当たりの板状無機質粉末を100重量部以上、40
0重量部以下とすることが必要である。前記板状無機質
粉末の配合割合が100重量部未満の場合、前記下塗り
層の弾性率を充分に上げることが難しくなる一方、40
0重量部を越えると、無機質粉末の充填性の低下による
前記下塗り層の弾性率低減や脆弱化を招くなどの問題が
生じる。 本発明になる前記下塗り履用結合剤は、繊維素系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、アクリル系′IN脂、ゴム系樹脂などの熱
可塑性樹脂に、イーソシアネート化合物を組み合わせた
ものや、放射線感応性不飽和二重結合を有する樹脂(化
合物〕を組み合わせたものなど従来知られているものが
広く使用可能である。 なお、前記下塗り層の構成成分とL7ては、前記板状無
機質粉末と前記結合剤の他に、脂肪酸および、もしくは
脂肪酸エステルを分散剤ならびに潤滑剤として組み合わ
せることが可能である。 また、本発明になる前記下塗り層は、表面平滑性の調整
や塗膜の弾性率や耐摩耗性を向上させる目的で、カレン
ダロールによる平滑化処理を行ってもよい。 本発明で得られる磁気記録媒体の磁性層は、上記のごと
き塗布型磁性層と金属薄膜型磁性層とがあるが、特に限
定されるものではなく、いずれであってもかまわない。 本発明で得られるテープ状磁気記録媒体のバック層につ
いては、通常、非磁性粉末、結合剤、更に必要に応じて
加えられる帯電防止剤、潤滑剤と溶剤より成るバック層
用塗料を、非磁性支持体上に形成された本発明になる下
塗り層に塗布、乾燥後、必要りこ応じ、(:゛表面平滑
化処理や塗膜の硬化処理等を施1“こ゛、とによ一つズ
形成オろことが7.″きる。 本発明になる磁気g′1.録媒体の構δ、届”eあろj
]i−:’!の下塗り層、磁性層ならびにバック層の形
成i1ついて−は、2層もしくは3層を同時、J’3る
い!」、各層を逐次形If、−a乙など、その順序、同
時塗上の121合わセ!?二つい′(”−は特に限定さ
れるものではない。 本発明になるa!牲層杉成に用いられる磁性ネ・1とし
ては、γF 6 z 03、Co含有γFa2Os、 
Cs含4q” リ04、CrQ、、バリウムツユ“ライ
トなどの酸化1杓系磁性1“の他、Fa、 Fe□□−
Ni、F * −C−などの磁性層Jg lel:い[
,1に性合金などがいずi+も使用可能:でJ)ろ。 本発明1ζ′なるパック層中に含有セしぬる非磁性粉末
は、走行性の改善のみ一゛らで、導電性、遮光性面でも
利点り、・イ:1′1イ)カー・ポンプシックの他、酸
化亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウムなどがイ」
昨、これらを単独もしくは複数種紐しメ合わせて使用す
ることができる他、塗膜の耐摩耗性改善など、必要に応
じてアルミナ、二酸化クロム、酸化チ々ンを−どの高硬
度粉末を併用する?、とができろ。 i発明Il?得られろテープ状磁気翫・1紗繕体の塗布
型の磁性層おJびバック層用結合にと1.T、は1、前
ij下塗り春用結合剤同様、1m紫糸樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニメ41し11.ボリコ′スケル
糸樹脂、アクリル糸鋸ν、イアー系掻l脂などσ〉熱可
塑性樹脂F、イソシアネ−1・化合物な組み合わ@たも
a)や、放射線一応性不飽和ニ”、IE結合ケ・有てる
樹w化合物を組み合わ(゛た40)など従豪知らn、 
”TいるもO・)が広く使m用能□でJ::+ 6゜未
発明で使用される磁気1に媒体用非磁性支拉ぶ体材質と
しては、PETやRJiJ’Jなとのル°すs−7,9
ル(ボリュチ・レンやポリプロピ1./二/など0)ポ
リ1し・フィン、セルロー・・・スト・リアセテート、
七AIIJ〜・・スジアセチ−・・−トなどの竜メ、/
ロー・ス誘導体、ポリカー・・ボネート、lり塩化ビニ
ル、ボリイiド、見1族ボリア°11″など、特には限
定されないが、支持体O)耐久性5強度5価格等の総合
特性面から上記基材のうちポリエステ^・・系支持体を
用いることが望ましい。 本・発明で得られるブー・−ブ状磁気ail妓、体の構
成層であるh記−ト塗り層、磁性層およびバック履用塗
料の混線分散にあfH−qでは、各種の髭練機、例えば
、ロールミル、ニーダ、アトライ少、ダブル!プラネタ
リミキサ、船1キ寸、高速スト−・ンミル、アジアータ
jル、サンドミル、ビンミル、ボールミル、ペブルミル
、高速攪拌機、超音波分散機など7i?Thi独もしく
は複@、種組み@せ゛C使用4゛ろことができる。 作用 上記第1の1段により、1:塗り履として剛性が高めら
れたものが得られ、この下塗り層を非を性支持体上にお
ける磁性層とは反対の面にバック層の下塗り唐として介
在さセろことから、磁気記録媒体最外層の特性を損なう
ことなく磁気記録媒体全体の剛性を高めろことができ、
その結果、優ズまた電磁変換特性、走行耐久性な有する
長時間記録の可能な、テープ状などの磁気記録媒体を低
コストで提供することができる。 また、第2の手段により、下塗り層を、磁性層と非磁性
支持体どの閤JZ−も形成ゼしめたので、気記録媒体の
剛性4:・−・層高めることができる。 実施例 以ド、本発明の実施例を#:1.朋1ろ。 i実施例1) 磁性層用塗料−の調製; 強磁性Co含有γF′すO3 自 ポリウレタン樹脂        ・−10部水酸基含
有ルビ・酢ビ共重合樹脂   ・・−・110部αAl
!1(33[平均粒径=0.3μax、)      
−7部力・・・−ボ;8・ブノ”ツク〔平均粒径−50
口μ〕  ・・・ 1部i;リスデミ・・・酸・=・ 
2部 ステアリン酸シブ゛ル       −・ 1部混合有
m溶剋 〔巨)′l−メ、ビン7′シクロヘ:Jr号ノン−3:
2:1 )−2SO部 上記組成物を加圧コーグとサンドi友を用いて混線分散
を行った後、ポリイソシアネート化合物〔日本ポリウレ
タン社製、コロネートL)5部を添加混合して得られた
混線物を平均孔径1μmのフィルターで濾過して磁性層
用塗料閲を調製した。 下塗り履用塗料C人−1)の調製: 平板状αF・、03(無機質粉末) ポリウレタン樹脂(結合剤]   −・ 18部塩化ビ
ニル系共重合樹脂(結合剤)−18部混合有機溶剤 (MiX/ )ルエン/シクロへキサノン−3:2:1
)−200部 上記組成物を加圧ニーダとサンドミルを用いて混線分散
を行った後、ポリイソシアネート化合物〔日本ポリウレ
タン社製、コロネートL″3C結合剤)9部を添加混合
して得られた混繊物を平均孔径2声鵬のフィルターでP
遇して下塗り履用塗料(ム−1)を調製した。 バック層用塗料の)の調製; カーボンブラック〔平均−欠粒径−20mμ〕・・・1
00部 aAl、O,[平均直径−0,3μm]=  3部ポリ
ウレタン樹脂        ・−・ 45部ニトロセ
ルロース樹脂      −・ 45部混合有機溶剤 (MEK/トルエン/シクロヘキサノン冨2:2:1:
)−・600部 上記組成物をボールミルで混合分散して混線物を取り出
した後、ポリイソシアネート化合物〔日本ポリウレタン
社製、コロネートL〕10部を混練物に添加し、高速攪
拌機で攪拌混合を行ったものを平均孔径2μ象のフィル
ターで濾過してバック層用塗料向を調製した。 磁性層用塗料的を6μ馳厚のPETフィルム上に塗布、
磁場配向、乾燥処理を施した後、スーパーカレンダロー
ルによる鏡面加工処理を施して厚さ15μmの磁性層を
有する原反ロールを得た。この原反ロール上の磁性層と
は反対の面に、下塗り履用塗料(ム−l)を塗布、乾燥
処理を施した後、スーパカレンダロールによる鏡面加工
処理、次いで熱処理を施して厚さ3μmの下塗り層を形
成した1次いで仁の下塗り層上にバック層用塗料の)を
塗布、乾燥、次いで熱処理を施して厚さ0.5μmのバ
ック層を形成した。これを2分の1インチ幅に裁断して
ビデオテープ試料(250Ill長)を作成した。 〔実施例2) 実施例1における下塗り層(ム−1)中の平板状αF 
@zO1を板状比5−30かつ平均直径−0,3μmの
ものに変えた他は、実施例1と全く同様にして下塗り履
用塗料(A−2)を調製した後、更に実施例1と全く同
様にしてビデオテープ試料(250ml長)を作成した
。 C実施例3】 実施例1における下塗り履(ム−1)中の平板状αF・
103  を板状比−90かつ平均直径−1,0μ−の
ものに変えた他は、実施例1と全く同様にして下塗り履
用塗料(ム−3)を調製した後、更に実施例1と全く同
様にしてビデオテープ試料(250m長)を作成した。 (実施例4) 実施例1における下塗り層(A−11中の平板状αF・
ZOJ  を板状比−120かつ平均直径−2,0μm
のものに変えた他は、実施例1と全く同様にして下塗り
履用塗料(ム−4)を調製した後、更に実施例1と全く
同様にしてビデオテープ試料(25OEO長)を作成し
た。 (実施例5) 実施例3で用いた下塗り履用塗料(A−33を6μm厚
のPETフィルム上に塗布、乾燥処理を施した後、スー
パーカレンダロールによる鏡面加工処理、次いで熱処理
を施して厚さ0.5μmの下塗り層を形成した。この下
塗り層上に磁性層用塗料−を塗布、磁場配向、乾燥処理
を施した後、スーパーカレンダロールによる鏡面加工処
理を施して厚さ2.5μ−の磁性層を有する原反ロール
を得た。さらに、この原反ロール上の磁性層とは反対の
面に、上記下塗り履用塗料Cム−3)を塗布、乾燥処理
を施した後、スーパーカレンダロールによる鏡面加工処
理、次いで熱処理を施して厚さ2.5μ冨の下塗り層を
形成した0次いで、この下塗り層上にバック層用塗料の
)を塗布、乾燥、次いで熱処理を施して厚さ0.5μm
のバック層を形成した。これを2分の1インチ幅に裁断
してビデオテープ試料(2502長)を作成した。 (実施例6) 実施例5における磁性層の下塗り層厚を0.5μmから
1.0μ閣に、バック層の下塗り層厚を2.5μmから
2.0μmにそれぞれ変えた他は、全て実施例5と同様
にしてビデオテープ試料(250Elll長)を作成し
た。 (実施例7) 下塗り履用塗料Cム−5)の調製; 平板状αF・、0.(無機質粉末) ポリウレタン樹脂(結合剤)   ・・・ ]、2ff
i塩化ビニル系共重合樹脂(結合剤)−12部混合有機
溶剤 (MEK/トルエン/シクロヘキサノン冒3:2:1)
・・・200部 上記組成物を加圧ニーダとサンドミルを用いて混線分散
を行った後、ポリイソシアネート化合物〔日本ポリウレ
タン社製、コロネートL〕(結合剤)6部を添加混合し
て得られた混練物を平均孔径2μmのフィルターで濾過
して下塗り履用塗料(A−5)を調製した0次いで、実
施例1における下塗り層(ムー工)を上記下塗り層(A
−5)に変えた他は、実施例1と全く同様にしてビデオ
テープ試料(250部長)を作成した。 C実施例8) 下塗り履用塗料(ム−6)の調製; 平板状αF・、01(無機質粉末) ポリウレタン樹脂(結合剤)   ・−・ 38部塩化
ビニル系共重合樹&(結合剤)=38部混含有機溶剤 (MEK/l−Jレニン/シクロヘキサノン寓3:2:
1 )・・・300部 上記組成物を加圧ニーダとサンドミルを用いて混線分散
を行った後、ポリイソシアネート化合物〔日本ポリウレ
タン社製、コロネートL’s(結合剤)12部を添加配
合して得られた混線物を平均孔径2μmのフィルターで
濾過して下塗り履用塗料(A−5)を調製した。次いで
、実施例1におけろ下塗りII(A−11を下塗り層C
人−6)に変えた他は、実施例1と全く同様にしてビデ
オテープ試料(250部長)を作成した。 C比較例1) 磁性層用塗料間を9μm厚のPETフィルム上に塗布、
磁場配向、乾燥処理を施した後、スーパーカレンゲクー
ルによる鏡面加工処理を施して厚さ2.5μmの磁性層
を有する原反ロールを得た。この原反ロール上の磁性層
とは反対の面に、バック層用塗料の】を塗布、乾燥、次
いで熱処理を施して厚さ0.5μmのバック層を形成し
た。これを2分の1インチ幅に裁断してビデオテープ試
料(250部長)を作成した。 (比較例2) 実施例1における下塗す履用塗料(人−IJ中のαF・
、01  を粒状のもの(平均粒径#0.5μm)に変
えた他は、実施例1と全く同様にして下塗り履用塗料(
a−13を調製した後、更に実施例1と全く同様にして
ビデオテープ試料を作成した。 (比較例3) 実施例1におけろ下塗り履用塗料(A−1)中のαF・
、0.を粒状のもの(平均粒径−1,0μm)に変えた
他は、実施例1と全く同様にして下塗り履用塗料(a−
2)を調製した後、更に実施例1と全く同様にしてビデ
オテープ試料を作成した。 (比較例4) 実施例5における下塗り履用塗料(A−3)を比較例2
で用いた下塗り履用塗料(a−2)に変えた他は、実施
例5と全く同様にしてビデオテープ試料を作成した。 (比較例5) 実施例1における下塗り履用塗料(ム−1)中のαF 
m s 03 を針状のものC長軸長−0,3μm/短
軸長−0,03μm )に変えた他は、実施例1と全く
同様にして下塗り履用塗料(畠−3)を調製した後、更
に実施例1と全く同様にしてビデオテープ試料ヲ作成し
た。 以上の各実施例および比較例で得られた種々のビデオテ
ープ試料について、それぞれ以下に示す評価試験を行っ
た。 (1)表面粗さCμm) 磁性層、バック層の表面粗さは、ランク・テーラ−・ホ
ブソン社製のクリステップ触針型表面粗さ計を用いて測
定した。値は粗さチャートにおけるピーク高さの自乗平
均平方根を算出して求めた。 (参考文献; National T*ahai@al
 Reportマ・1.28 No、3 J@鳳・19
82 p、520 ya)テープステイフネスC町1 東洋ms銖)製のルーブステイフネステスターを用い、
テープの長手(MD)および幅(TD)方向のステイフ
ネスC座屈強度)を求めた。 (3)RF比出力dE) S−VH8用VTRを用い、各試料テープそれぞれにつ
いて、ν出力(a@ 7MHz )  を測定した0表
中の測定値は、8−Vl(S基準テープ(約19μm厚
)の測定値との相対比較値として示した。 441テープの走行耐久性 各試料テープを40℃、80%RHの環境下でそれぞれ
100回再生走行させた後の各試料テープの形状変化に
ついて目視観察結果を示した。 各試料テープそれぞれの評価試験結果を第1表に示す。 第1表から明らかなように、本発明により得られた磁気
記録媒体は、電磁変換特性、走行耐久性ともに優れてい
ることがわかる。 発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、特定範囲の板状
比を有する無機質粉末と結合剤とを特定の配合割合で分
散せしめて得られる高剛性層を、非磁性支持体とバック
層との間に下塗り層として形成せしめることから、電磁
変換特性に悪影蕃を及ぼすことなく、テープ状などの磁
気記録媒体全体の剛性を高めることができ、結果として
、走行耐久性、電磁変換特性ともに優れた磁気記録媒体
筒 表 を提供することができる。また、非磁性支持体と磁性層
との闇にも同様の下塗り層を形成することにより一層剛
性が高められた磁気記録媒体が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非磁性支持体の一方の面に磁性層を有し、他の一方
    の面に結合剤中に無機質粉末を分散させてなる下塗り層
    を介してバックコート層を有する磁気記録媒体であつて
    、前記下塗り層中の無機質粉末が、板状比(平均直径/
    平均厚み)20以上、150以下の平板状粉末であり、
    かつ前記下塗り層中の結合剤と無機質粉末との配合割合
    が、前記結合剤100重量部当たり前記無機質粉末を1
    00重量部以上、400重量部以下とした磁気記録媒体
    。 2、下塗り層を磁性層と非磁性支持体との間にも形成せ
    しめている請求項1記載の磁気記録媒体。
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JPH01185824A (ja) * 1988-01-20 1989-07-25 Toshiba Corp 磁気記録媒体

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