JPH0444179B2 - - Google Patents

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JPH0444179B2
JPH0444179B2 JP5968883A JP5968883A JPH0444179B2 JP H0444179 B2 JPH0444179 B2 JP H0444179B2 JP 5968883 A JP5968883 A JP 5968883A JP 5968883 A JP5968883 A JP 5968883A JP H0444179 B2 JPH0444179 B2 JP H0444179B2
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JP
Japan
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temperature
air
refrigeration
return air
blown
Prior art date
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JP5968883A
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English (en)
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JPS59185965A (ja
Inventor
Makoto Watabe
Akyoshi Katahara
Katsumi Oshitani
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5968883A priority Critical patent/JPS59185965A/ja
Publication of JPS59185965A publication Critical patent/JPS59185965A/ja
Publication of JPH0444179B2 publication Critical patent/JPH0444179B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンテナ用冷凍装置、特に海上コンテ
ナ用冷凍装置に適したの温度制御装置に関するも
のである。
第1図に従来のコンテナ用冷凍装置の冷媒回路
と、その温度制御方式の例を示す。冷却運転の場
合、温度制御器10の指令により運転を行なう圧
縮機1により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、
凝縮器2にて放熱し、凝縮液化して絞り装置8に
至る。ここで減圧された冷媒は、蒸発器4に入
り、同蒸発器4を流れる空気より熱を奪い、蒸
発、気化して圧縮機1に戻り冷凍サイクルを完了
する。
この間において冷凍装置への戻り空気6は、蒸
発器4を通る間に冷却され、低い温度の吹き出し
空気7となつて庫内へ吹き出される。温度検知器
8により検出された冷凍装置への戻り空気6の温
度が設定温度に到達すると、温度制御器10は圧
縮機1の運転を停止させ、冷却運転を中止する。
また外部よりの熱侵入等により庫内温度が上昇
し、冷凍装置への戻り空気6の温度が一定値以上
設定温度よりも高くなると、温度制御器10は再
度圧縮機1の運転を指令し、冷却運転を再開す
る。
加熱運転の場合は、冷凍サイクルは作動するこ
となく、ヒータ11により加熱される。温度制御
器10の指令によりヒータ11に通電されると、
冷凍装置への戻り空気6はヒータ11により加熱
され、より高い温度の吹き出し空気7となつて庫
内へ吹き出される。温度検出器8により検出され
た冷凍装置への戻り空気6の温度が設定温度に到
達すると、温度制御器10はヒータ11への通電
を停止させ、加熱運転を中止する。外部への熱の
流出により庫内温度が下降し、冷凍装置への戻り
空気6の温度が一定値以上設定温度よりも低くな
ると、温度制御器10は再度ヒータ11への通電
を指令し、加熱運転を再開する。海上コンテナの
場合、航路によつては、冷却運転を要する地域か
ら加熱運転を要する地域へ、あるいは逆に加熱運
転を要する地域から冷却運転を要する地域へと運
ばれることがあり、幅広い温度範囲環境の中でコ
ンテナ内部を一定の温度に維持する必要がある。
また、保存する物品によつては、凍結点以下で
凍結して保存する冷凍品の場合と、凍結点以上の
温度で保存する冷蔵品の場合とがあり、広範囲な
温度設定が行なわれる。特に冷蔵品の場合は、凍
結点ぎりぎりで、かつ、冷凍点以下にならないよ
うに高精度な温度制御を必要とするものがある。
上記した方式のコンテナ用冷凍装置の制御方法
では、冷却運転の場合において、冷凍装置への戻
り空気6の温度と庫内への吹き出し空気7の温度
がそれぞれコンテナにおける最も高い温度と、最
も低い温度に相当し、このような温度を検出して
制御しているため、物品の温度は間接的にしか制
御し得ず、凍結点ぎりぎりに温度設定して物品の
温度を制御することは困難である。
例えば、フルーツやチルドビーフ等の凍結点ぎ
りぎりの温度で管理することにより、より高い品
質を保持しようとする物品を保存する場合、コン
テナ内において、最も低い温度となる吹き出し空
気7の温度が物品の凍結点を下回らないように、
設定温度は、戻り空気温度との温度差に見合つた
だけ凍結点より高く設定しなければならないこと
になる。そして戻り空気温度がこの設定温度に到
達した時点で冷却運転が停止し、これより一定値
(通常は1度以上)だけ温度が上昇した時点で運
転するというサイクルをくり返すことになる。
そのため長期間保存の場合のように、より凍結
点近くの温度に保持しようとする時でもある程度
の温度差はどうしてもつくこととなる。さらに加
熱運転の場合にあつては、吹き出し空気7の温度
の方が戻り空気6よりも高くなるため、品温は設
定温度よりも高くなり、その温度差(凍結点と保
持温度の差)はさらに大きくなる。
この欠点を補なうものとして第2図に示す方式
が従来提案されている。この第2図の方式の場
合、冷蔵品のような凍結を起こすことなく、かつ
凍結点近傍で保存したい場合は、庫内への吹き出
し空気7中に設けられた温度検知器9により温度
制御が行なわれ、冷凍食品等の充分な低温を必要
とする食品の場合には、冷凍装置への戻り空気6
中に設けられた温度検知器8を用いて温度制御を
行なう。なお、温度検知器8を用いての温度制御
は第1図の場合と同じである。また温度検知器9
を用いての温度制御は次の如く行なわれる。
冷却運転の場合、庫内への吹き出し空気7の温
度が設定温度よりも十分高い場合の冷凍サイクル
は第1図の場合と同じとなる。庫内温度が低下し
て庫内への吹き出し空気7の温度が設定温度に近
づくにつれ、温度制御器10は弁5の開度を大き
くするように指令を出す。この結果圧縮機1を出
た高温、高圧の冷媒ガスの一部は、放熱すること
なく蒸発器4に入るため、蒸発器4において冷媒
が周囲より奪う熱量は減少する。すなわち、冷凍
能力は低下する。
吹き出し空気7の温度がさらに設定温度に近づ
くにつれ、温度制御器10は弁5の開度をさらに
大きくするように指令を出す。この結果、安定条
件において吹き出し空気7の温度は設定温度に一
致し、この時の冷凍能力は、冷凍負荷と一致す
る。この時戻り空気6の温度は冷凍負荷を、循環
空気の熱容量で除いた値だけ、吹き出し空気7よ
り高くなる。このようにより低温である吹き出し
空気7の温度をコントロールすることにより、冷
却運転の場合は、設定温度を物品の凍結点の極め
て近傍に設定することが可能となる。
しかしながら、上記のように設定すると加熱逆
転の場合に問題を生じることになる。加熱運転時
は冷凍サイクルの作動は必ずしも必要ではなく、
ヒータ11により加熱される場合につき説明す
る。温度制御器10の指令によりヒータ11に通
電されると、冷凍装置への戻り空気6はヒータ1
1により加熱され、より高い温度の吹き出し空気
7となつて庫内へ吹き出される。
温度検出器9によつて検出された吹き出し空気
7の温度が一定温度に到達すると、温度制御器1
0はヒータ11への通電を停止させ、加熱運転を
中止する。外部への熱の流出により庫内温度が下
降し、吹き出し空気7の温度が、一定値以上設定
よりも低くなると、温度制御器10は再度ヒータ
11への通電を指令し、加熱運転を再開する。
この場合、冷凍装置への戻り空気6の温度が吹
き出し空気7の温度よりも低くなるため、設定温
度が物品の凍結点の近くに設定されていると、戻
り空気6の温度は凍結点を下回つてしまい、物品
の凍結損傷につながることとなる。このため、第
2図の方式の場合も第1図の例と同じく、設定温
度を物品の凍結近傍に設けることはできないとい
う欠点を有する。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、冷凍装置への戻り空気の温度と、
吹き出し空気の温度の両方を傑出すると共に、両
者の比率演算結果でコントロールすべき温度を決
定することにより、凍結点近くに温度設定してよ
り高精度に物品温度を制御することができるコン
テナ冷凍装置の温度制御装置を提供せんとするも
のである。
以下本発明の実施例を図面について説明する
と、第3図に本発明の実施例を示すコンテナ用冷
凍装置の温度制御装置を示す。なお、この例にお
いては、冷媒回路においてドライヤ等、制御回路
においても電源等の本発明に影響しないものは省
略してある。また第1図、第2図と同一の部分は
同一の符号で示してある。図において1は圧縮
機、2は凝縮器、3は絞り装置、4は蒸発器、5
は弁、6は冷凍装置への戻り空気、7は庫内への
吹き出し空気、8は温度検知器、9は温度検知
器、10は温度制御器、11はヒータであり、こ
れらは第1図及び第2図と同じである。また12
は比率演算器である。
第4図は比率演算器12の機能例を示すもので
温度検出器8及び9のうち、低い方の温度をTL
高い方の温度をTH、比率をαとするとき、代表
温度TRは、TR=TL+α(TH−TL)で演算される。
ここで比率αは温度制御器10の設定温度により
決められる。
第5図は温度制御装置の機能ブロツク図で、温
度制御器10は、温度設定手段20、冷凍条件用
サーモスタツト21、冷蔵条件用サーモスタツト
22、サーモスタツト選択手段23、偏差算出手
段24、比較手段25,26,27、演算手段2
8、弁駆動手段29、圧縮機駆動手段30、ヒー
タ駆動手段31より構成され、比率演算器12は
比率設定手段32、低温側温度選択手段33、高
温側温度選択手段34、及び代表温度決定手段3
5より構成されている。温度検知器8及び9より
検出された温度は比率演算器12に伝えられる。
この比率演算器12は、比率設定手段32と低温
側温度選択手段33と高温側温度選択手段34と
代表温度決定手段35で構成されており、低温側
温度選択手段33は常に、温度検知器8及び9に
より検出された温度のうち低い側の温度TLを選
択しており、高温側温度選択手段35は、常に高
い側の温度THを選択している。比率設定手段3
2は温度設定手段20により設定れた温度に応じ
て、冷蔵条件の温度が例えば凍結を起こすことな
く、かつ、凍結点近傍で保存したいため0℃に設
定されている場合は、比率αとして例えば0.3を
設定する。代表温度決定手段35は、この比率α
と低温側温度選択手段33の選択結果TLと高温
側温度選択手段34の選択結果THとから代表温
度TRを上記式TR=TL+α(TH−TL)により演算
し決定する。比率αは、設定温度に応じて決定さ
れ、冷凍条件の温度が例えば−18℃に設定されて
いるときは0.8とするなど、管理温度に応じた空
気温度の分布(設定温度よい高い部分の割合と低
い部分の割合)を設定することができる。
一方、温度制御器10では、比率演算器12に
より決定された代表温度TRと温度設定手段20
により設定された温度との差が偏差算出手段24
により算出される。また、サーモスタツト選択手
段23は、温度設定手段20により設定された温
度に応じて、冷蔵条件の温度、例えば0℃が設定
されている場合は、冷蔵条件用サーモスタツト2
1を選択し、冷凍条件の温度、例えば−18℃が設
定されている場合は、冷凍条件用サーモスタツト
22を選択する。この偏差算出手段24により算
出された偏差は、サーモスタツト選択手段23に
より選択されたサーモスタツトにおいて設定され
ている値と比較手段25,26,27により比較
され、サーモスタツトの設定値と偏差に応じて圧
縮機駆動手段30やヒータ駆動手段31を作動さ
せ、圧縮機1の駆動やヒータ11への通電を指令
する。また演算手段28により、比例制御を行な
うための演算が実行され、その結果が弁駆動手段
29に伝達され、弁5を適正な開度に保つよう指
令する。
以上の構成において、冷却運転の場合は、当然
のことながら冷凍装置への戻り空気6の温度より
も庫内への吹き出し空気7の温度の方が低くな
る。従つて冷蔵品の貯蔵時は、庫内への吹き出し
空気7中に設けられた温度検知器9の方の温度
に、戻り空気6と吹き出し空気7の温度差のα1
を加えた値が比率演算器12により決定され、こ
の温度が設定温度になるように冷凍装置は制御さ
れる。冷凍品の貯蔵時は、庫内への吹き出し空気
7中に設けられた温度検知器9の方の温度に、戻
り空気6と吹き出し空気7の温度差のα2倍を加え
た値が比率演算器12により決定され、この温度
が設定温度になるように冷凍装置は制御される。
次に加熱運転の場合は、冷凍装置への戻り空気
6の温度の方が、庫内への吹き出し空気7の温度
よりも低くなる。従つて冷蔵品の貯蔵時は、冷凍
装置への戻り空気6中に設けられた温度検知器8
の方の温度に、戻り空気6と吹き出し空気7の温
度差のα1倍を加えた値が比率演算器12により決
定され、この温度が設定温度になるように冷凍装
置は制御される。
また冷凍サイクルの作動がない場合の制御は次
のように行なわれる。温度制御器10の指令によ
りヒータ11に通電されると、冷凍装置への戻り
空気6は、ヒータ11により加熱され、より高い
温度の庫内への吹き出し空気7となつて庫内へ吹
き出される。この場合先に述べたとおり、温度検
知器8と9の検知した温度は、比率演算器12に
より演算決定され、この場合は戻り空気6中に設
けられた温度検知器8により検出された温度に、
戻り空気6と吹き出し空気7の温度差のα1倍を加
えた値が代表温度として決定され、この温度が設
定された温度まで上昇した時、温度制御器10は
ヒータ11への通電を停止し、加熱運転を中止す
る。外部への熱の流出により庫内温度が下降し、
比率演算器12により決定された代表温度が設定
値まで降下すると、温度制御器10は再度ヒータ
11への通電を指令し、加熱運転を再開する。
次に冷凍サイクルの作動がある場合の制御は次
のように行なわれる。この冷凍サイクルの作動を
伴なう加熱運転は、冷却運転の条件から外気が下
がる等により加熱運転が必要となつた場合等であ
り、ほとんど加熱能力を必要としない場合とな
る。ここではヒータ11も通電している場合につ
き例を示す。
圧縮機1により圧縮された高温、高圧の冷媒ガ
スは、その一部が凝縮器2にて放熱し、凝縮液化
して絞り装置8に至り、減圧される。圧縮機1に
より圧縮された高温、高圧の冷媒ガスは一部は、
温度制御器10によりその開度を調節された弁5
を経て、高温のまま減圧され、絞り装置8を経た
冷媒と共に蒸発器4に入る。
この弁5の開度は、蒸発器4にて冷媒が蒸発器
4を流れる空気より奪う熱量を、ヒータ11によ
り加えられた熱量から差し引いたものが、外部へ
流出する熱量と一致するように、すなわち比率演
算器12により決定された代表温度が一定となる
ように温度制御器10により調節される。蒸発器
4を出た冷媒は、圧縮機1に戻り、冷凍サイクル
を完了する。
外気温度が変動した場合、例えば、外気が上昇
した場合、所要加熱能力は減少するので、冷凍サ
イクルの冷凍能力が増大するように、温度制御器
10は弁5の開度を小さくするように指令を出
す。更に外気温度が上昇して、加熱が不要となり
冷却を必要とするようになれば、戻り空気6の温
度よりも吹き出し空気7の温度が低くなるため、
比率演算器12は吹き出し空気7の温度に、戻り
空気6と吹き出し空気7の温度差のα1倍を加えた
値を代表温度として決定することになる。
また外気が低下した場合は、所要加熱能力が増
大するので、冷凍シアクルの冷凍能力が減少する
ように、温度制御器10は弁5の開度を大きくす
るように指令を出し、代表温度と設定値が一致す
るように調節することにより負荷と冷凍装置の加
熱能力とが一致するように調節される。
冷凍品の貯蔵の場合は、一般には加熱をしてま
で一定の温度で保持する必要のあることはない。
また設定温度に対して空気温度がかなり低くなつ
た場合であつても、貯蔵品に対して有害となるこ
とはない。従つてヒータ11に通電される必要は
なく、また弁5も閉のままでよい。即ち、加熱運
転は不要であり、考慮する必要はない。
従つて、この場合は必ずしも前述した如く温度
検知器8および9の演算結果としての代表温度を
制御する必要はなく、一方のみ、例えば戻り空気
6中に設けられた温度検知器8の温度が制御され
てもよい。
前記実施例では、冷凍サイクルにおけるその冷
凍能力の減少方法として、ホツトガスバイパスの
例を示したが、これは必ずしもホツトガスバイパ
スである必要はなく、例えば温度制御器10の指
令により圧縮機1の回転速度を変化させてもよい
し、弁5を蒸発機4と圧縮機1の間に設けて、冷
媒循環両を調整する方法を用いてもよい。
また前記実施例では、負荷に見合う冷凍能力を
得る方法として、冷凍サイクルにより得られる冷
凍能力を制御する例を示したが、これはヒータ1
1に対する入力を制御することによつてもその目
的は達成される。この場合、冷凍サイクルは一定
の冷凍能力を有しておればよいので、弁5のよう
な外部よりその開度が調整される弁は不要であ
る。
以上に説明した如く、本発明におけるコンテナ
用冷凍装置の温度制御装置によると、従来のもの
のように単に冷凍装置への戻り空気温度又は、吹
き出し空気温度を検出して、これが設定温度とな
るよう制御するものではなく、両検出温度のう
ち、低の方の温度をTL、高い方の温度をTH、設
定温度により決められる比率をαとしたとき、
TL+α(TH−TL)によつて代表温度TRを求め、
この戻り空気温度と吹き出し空気温度との間のよ
り物品に地階温度を代表温度TRとして検出し、
これが設定温度となるよう制御できるため、冷蔵
品を保存する場合に、設定温度をより冷凍点近く
に設定して温度制御することが可能となり、物品
に応じた適正な温度維持によつて保存物品の品質
を保持することができるようになる。
尚、本発明の1変形として、冷蔵品貯蔵時に
は、吹き出し空気7中に設けられた温度検知器9
の温度とか、低い側の温度を制御し、冷凍品貯蔵
時には温度検知器8又は9の比率演算結果として
の代表温度を制御することも可能であるが、本発
明の範囲を逸脱するものではない。
また、前記実施例においては温度検知器8と9
の温度を同一に扱つているが、演算結果の例とし
ては、各々の検出温度をT8,T9とするとき代表
温度を{T8+α(T9−T8)}とするように両者の
相対的温度にすることも可能であり、設定温度に
応じた比例配分をすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来のコンテナ用冷凍
装置の温度制御装置の回路図、第3図は本発明の
実施例を示すコンテナ用冷凍装置の温度制御装置
の回路図、第4図は比率演算器の機能例を示す
図、第5図は、温度制御装置の機能ブロツク図で
ある。 1……圧縮機、2……凝縮機、4……蒸発器、
6……冷凍装置への戻り空気、7……庫内への吹
き出し空気、8,9……温度検知器、10……温
度制御器、12……比率演算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 庫内からの戻り空気温度と、庫内への吹出し
    空気温度を各々検出する手段を有するコンテナ用
    冷凍装置の温度制御装置において、前記2つの温
    度検出手段の検出温度のうち、低い方の温度を
    TL、高い方の温度をTH、設定温度により決めら
    れる比率をαとしたとき、代表温度TRをTR=TL
    +α(TH−TL)で演算する比率演算手段と、この
    代表温度が設定温度となるよう制御する温度制御
    手段とを備えたことを特徴とするコンテナ用冷凍
    装置の温度制御装置。
JP5968883A 1983-04-05 1983-04-05 コンテナ用冷凍装置の温度制御装置 Granted JPS59185965A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5968883A JPS59185965A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 コンテナ用冷凍装置の温度制御装置

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JPS59185965A JPS59185965A (ja) 1984-10-22
JPH0444179B2 true JPH0444179B2 (ja) 1992-07-20

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