JPH09189475A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH09189475A JPH09189475A JP1948496A JP1948496A JPH09189475A JP H09189475 A JPH09189475 A JP H09189475A JP 1948496 A JP1948496 A JP 1948496A JP 1948496 A JP1948496 A JP 1948496A JP H09189475 A JPH09189475 A JP H09189475A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- drain
- air
- drain pan
- coil
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 庫内空気が循環する空気流路9中に空気循環
用のフアン5、空気冷却用の蒸発器4、この蒸発器4の
下流側に配設され蒸発器4で冷却された空気を再熱する
再熱ヒータ10及び蒸発器4で発生したドレンを受けるド
レンパン11を設置してなる冷凍装置において、その除湿
運転時、蒸発器4で発生したドレンが再熱ヒータ10によ
り加熱されて再蒸発することにより庫内空気の湿度を上
昇させるのを防止する。 【解決手段】 ドレンパン11内に再冷却コイル12を設置
する。
用のフアン5、空気冷却用の蒸発器4、この蒸発器4の
下流側に配設され蒸発器4で冷却された空気を再熱する
再熱ヒータ10及び蒸発器4で発生したドレンを受けるド
レンパン11を設置してなる冷凍装置において、その除湿
運転時、蒸発器4で発生したドレンが再熱ヒータ10によ
り加熱されて再蒸発することにより庫内空気の湿度を上
昇させるのを防止する。 【解決手段】 ドレンパン11内に再冷却コイル12を設置
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンテナ等に好適な
冷凍装置に関する。
冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナはその内部に貨物を収容し、冷
凍装置を運転することによって庫内温度を−25℃から+
25℃の範囲内で任意に設定された温度に維持しながら船
舶、トラック、鉄道車両等に積載して運搬される。
凍装置を運転することによって庫内温度を−25℃から+
25℃の範囲内で任意に設定された温度に維持しながら船
舶、トラック、鉄道車両等に積載して運搬される。
【0003】この冷凍装置の略示的系統図が図3に示さ
れている。コンテナC内に形成された庫内空気が循環す
る空気流路9にはモータ6により駆動される空気循環用
のフアン5、空気冷却用の蒸発器4、この蒸発器4の下
流側に配設され蒸発器4で冷却された空気を再熱する再
熱ヒータ10及び蒸発器4で発生したドレンを受けるドレ
ンパン11が設置されている。
れている。コンテナC内に形成された庫内空気が循環す
る空気流路9にはモータ6により駆動される空気循環用
のフアン5、空気冷却用の蒸発器4、この蒸発器4の下
流側に配設され蒸発器4で冷却された空気を再熱する再
熱ヒータ10及び蒸発器4で発生したドレンを受けるドレ
ンパン11が設置されている。
【0004】冷凍装置を運転すると、圧縮機1から吐出
されたガス冷媒は凝縮器2に入り、ここで凝縮液化す
る。この液冷媒は膨張弁3に入り、ここで絞られること
により断熱膨張して気液二相の冷媒となる。この冷媒は
蒸発器4に入り、ここでフアン5によって送風される庫
内空気を冷却することによって蒸発気化した後、圧縮機
1に戻る。
されたガス冷媒は凝縮器2に入り、ここで凝縮液化す
る。この液冷媒は膨張弁3に入り、ここで絞られること
により断熱膨張して気液二相の冷媒となる。この冷媒は
蒸発器4に入り、ここでフアン5によって送風される庫
内空気を冷却することによって蒸発気化した後、圧縮機
1に戻る。
【0005】圧縮機1の出口と蒸発器4の入口とを繋ぐ
ホットガスバイパス回路7に介装されたモジュレーティ
ングバルブ8の開度を調整することによって蒸発器4の
冷却能力を制御する。
ホットガスバイパス回路7に介装されたモジュレーティ
ングバルブ8の開度を調整することによって蒸発器4の
冷却能力を制御する。
【0006】蒸発器4に多量の霜が付着した場合や庫内
の温度を上昇させる場合には、フアン5を運転しながら
圧縮機1を停止して全てのヒータ10に通電する。
の温度を上昇させる場合には、フアン5を運転しながら
圧縮機1を停止して全てのヒータ10に通電する。
【0007】庫内の湿度を低下させる場合には、フアン
5及び圧縮機1を運転しながら2本のヒータ10に通電
し、蒸発器4で庫内空気を冷却して庫内空気中の水分を
凝結させることにより庫内空気の絶対湿度を低下させ、
かつ、この空気をヒータ10で加熱することにより相対湿
度を低下させる。
5及び圧縮機1を運転しながら2本のヒータ10に通電
し、蒸発器4で庫内空気を冷却して庫内空気中の水分を
凝結させることにより庫内空気の絶対湿度を低下させ、
かつ、この空気をヒータ10で加熱することにより相対湿
度を低下させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】庫内に球根を収容する
場合には、庫内を所定温度に維持しながら低湿度に維持
する必要があるが、上記従来の冷凍装置においては庫内
温度を所定温度に維持すると、その湿度は85%程度にし
か下がらず、従って、低湿度に維持することができなか
った。また、蒸発器4で発生したドレンがヒータ10で加
熱されることにより再蒸発して庫内空気を加湿するとい
う不具合があった。
場合には、庫内を所定温度に維持しながら低湿度に維持
する必要があるが、上記従来の冷凍装置においては庫内
温度を所定温度に維持すると、その湿度は85%程度にし
か下がらず、従って、低湿度に維持することができなか
った。また、蒸発器4で発生したドレンがヒータ10で加
熱されることにより再蒸発して庫内空気を加湿するとい
う不具合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、庫内空気が循環する空気流路中に空気循環用の
フアン、空気冷却用の蒸発器、この蒸発器の下流側に配
設され上記蒸発器で冷却された空気を再熱する再熱ヒー
タ及び上記蒸発器で発生したドレンを受けるドレンパン
を設置してなる冷凍装置において、上記ドレンパン内に
再冷却コイルを設置したことを特徴とする冷凍装置にあ
る。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、庫内空気が循環する空気流路中に空気循環用の
フアン、空気冷却用の蒸発器、この蒸発器の下流側に配
設され上記蒸発器で冷却された空気を再熱する再熱ヒー
タ及び上記蒸発器で発生したドレンを受けるドレンパン
を設置してなる冷凍装置において、上記ドレンパン内に
再冷却コイルを設置したことを特徴とする冷凍装置にあ
る。
【0010】しかして、蒸発器で発生したドレンが再熱
ヒータにより加熱されることによって再蒸発した場合で
あってもこの蒸気は再冷却コイルで冷却されることによ
り再び凝結してドレンパンに滴下する。
ヒータにより加熱されることによって再蒸発した場合で
あってもこの蒸気は再冷却コイルで冷却されることによ
り再び凝結してドレンパンに滴下する。
【0011】上記再冷却コイルを冷媒回路内において上
記蒸発器と並列に接続することができる。
記蒸発器と並列に接続することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示されている。図1に示すように、ドレンパン11内に
再冷却コイル12が設置され、この再冷却コイル12は図2
に示すように、冷媒回路内において蒸発器4と並列に接
続されている。
に示されている。図1に示すように、ドレンパン11内に
再冷却コイル12が設置され、この再冷却コイル12は図2
に示すように、冷媒回路内において蒸発器4と並列に接
続されている。
【0013】しかして、冷凍装置を運転すると、圧縮機
1から吐出されたガス冷媒は凝縮器2、膨張弁3を経て
蒸発器4及び再冷却コイル12に流入して蒸発した後、圧
縮機1に戻る。
1から吐出されたガス冷媒は凝縮器2、膨張弁3を経て
蒸発器4及び再冷却コイル12に流入して蒸発した後、圧
縮機1に戻る。
【0014】再冷却コイル12の出口側に介装された蒸発
圧力調整弁16によって再冷却コイル12の蒸発圧力を調整
すれば、再冷却コイル12の冷却能力を増減することがで
きる。
圧力調整弁16によって再冷却コイル12の蒸発圧力を調整
すれば、再冷却コイル12の冷却能力を増減することがで
きる。
【0015】ホットガスバイパス回路7に介装されたモ
ジュレーティングバルブ8の開度を調整すれば、蒸発器
4及び再冷却コイル12の冷却能力を増減することができ
る。
ジュレーティングバルブ8の開度を調整すれば、蒸発器
4及び再冷却コイル12の冷却能力を増減することができ
る。
【0016】一方、フアン5がモータ6によって駆動さ
れると、コンテナC内の庫内空気は空気流路9内を循環
し、この過程で蒸発器4を流過することにより冷却され
た後、再び再冷却コイル12によって冷却されて庫内に戻
る。
れると、コンテナC内の庫内空気は空気流路9内を循環
し、この過程で蒸発器4を流過することにより冷却され
た後、再び再冷却コイル12によって冷却されて庫内に戻
る。
【0017】庫内空気を蒸発器4で冷却すると、庫内空
気中の水分が蒸発器4の表面に凝結してドレンとなって
ドレンパン11に滴下する。このドレンは内外仕切壁15を
貫通するドレンパイプ13及びその先端に形成されたU字
状屈曲部14を経て外部に排出される。
気中の水分が蒸発器4の表面に凝結してドレンとなって
ドレンパン11に滴下する。このドレンは内外仕切壁15を
貫通するドレンパイプ13及びその先端に形成されたU字
状屈曲部14を経て外部に排出される。
【0018】除湿運転時にはヒータ10に通電される。す
ると、庫内空気は蒸発器4で冷却されることによって除
湿されてその絶対湿度が低下した後、再熱ヒータ10によ
り加熱されることによって設定温度となると同時にその
相対湿度が低下する。
ると、庫内空気は蒸発器4で冷却されることによって除
湿されてその絶対湿度が低下した後、再熱ヒータ10によ
り加熱されることによって設定温度となると同時にその
相対湿度が低下する。
【0019】この間、蒸発器4で発生したドレンは滴下
する過程で再熱ヒータ10により加熱されることによって
再蒸発するが、この蒸気は再冷却コイル12によって再び
冷却されることにより凝結してドレンパン11内に滴下す
る。
する過程で再熱ヒータ10により加熱されることによって
再蒸発するが、この蒸気は再冷却コイル12によって再び
冷却されることにより凝結してドレンパン11内に滴下す
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の冷凍装置においては、その除湿
運転時、蒸発器で発生したドレンが再熱ヒータにより加
熱されることによって再蒸発した場合であっても、この
蒸気は再冷却コイルで冷却されることにより再び凝結し
てドレンパンに滴下するので、ドレンの再蒸発に基づく
庫内湿度の上昇を防止できる。
運転時、蒸発器で発生したドレンが再熱ヒータにより加
熱されることによって再蒸発した場合であっても、この
蒸気は再冷却コイルで冷却されることにより再び凝結し
てドレンパンに滴下するので、ドレンの再蒸発に基づく
庫内湿度の上昇を防止できる。
【0021】また、蒸発器で冷却除湿された庫内空気を
再冷却コイルによって再度冷却して除湿することができ
るので、庫内湿度を従来のものに比し更に低減すること
ができる。
再冷却コイルによって再度冷却して除湿することができ
るので、庫内湿度を従来のものに比し更に低減すること
ができる。
【図1】本発明の実施形態を示す部分的断面図である。
【図2】上記実施形態の冷媒回路図である。
【図3】従来の冷凍装置の略示的系統図である。
9 空気流路 5 フアン 4 蒸発器 10 再熱ヒータ 11 ドレンパン 12 再冷却コイル
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】蒸発器4に多量の霜が付着した場合には、
圧縮機1、フアン5を停止して全てのヒータ10に通電
する。また、加熱運転の場合はヒータ10に通電して行
う。
圧縮機1、フアン5を停止して全てのヒータ10に通電
する。また、加熱運転の場合はヒータ10に通電して行
う。
Claims (2)
- 【請求項1】 庫内空気が循環する空気流路中に空気循
環用のフアン、空気冷却用の蒸発器、この蒸発器の下流
側に配設され上記蒸発器で冷却された空気を再熱する再
熱ヒータ及び上記蒸発器で発生したドレンを受けるドレ
ンパンを設置してなる冷凍装置において、 上記ドレンパン内に再冷却コイルを設置したことを特徴
とする冷凍装置。 - 【請求項2】 上記再冷却コイルを冷媒回路内において
上記蒸発器と並列に接続したことを特徴とする請求項1
記載の冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1948496A JPH09189475A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1948496A JPH09189475A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189475A true JPH09189475A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=12000634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1948496A Withdrawn JPH09189475A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09189475A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006121347A1 (en) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | Skope Industries Limited | Improved refrigeration apparatus |
CN106605113A (zh) * | 2014-09-16 | 2017-04-26 | 大金工业株式会社 | 制冷设备 |
CN114777391A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 青岛澳柯玛生物医疗有限公司 | 一种除湿功能系统 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP1948496A patent/JPH09189475A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006121347A1 (en) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | Skope Industries Limited | Improved refrigeration apparatus |
CN106605113A (zh) * | 2014-09-16 | 2017-04-26 | 大金工业株式会社 | 制冷设备 |
US20170219270A1 (en) * | 2014-09-16 | 2017-08-03 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration facility |
EP3168555A4 (en) * | 2014-09-16 | 2018-03-14 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration facility |
CN114777391A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 青岛澳柯玛生物医疗有限公司 | 一种除湿功能系统 |
CN114777391B (zh) * | 2022-04-27 | 2023-06-06 | 青岛澳柯玛生物医疗有限公司 | 一种除湿功能系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |