JPH0443782Y2 - - Google Patents

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JPH0443782Y2
JPH0443782Y2 JP12668287U JP12668287U JPH0443782Y2 JP H0443782 Y2 JPH0443782 Y2 JP H0443782Y2 JP 12668287 U JP12668287 U JP 12668287U JP 12668287 U JP12668287 U JP 12668287U JP H0443782 Y2 JPH0443782 Y2 JP H0443782Y2
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JP
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liquid level
float
stem
level detector
liquid
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JP12668287U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液槽の側壁に取り付けてその液槽内
の液面レベルを検出するための液面検出器、特に
フロートに取り付けた磁石の移動によりリードス
イツチを開閉するようにした液面検出器に関する
ものである。
〔従来の技術及び問題点〕
従来、このような液面検出器は、例えば第3図
に示すように、液面を検出すべき液体を受容した
液槽の側壁Aに例えばその周面に設けられた雄ネ
ジ部等により取り付けられた例えば金属、合成樹
脂等から成る栓体1と、内側の端面から水平方向
内側に向かつて延びているステム2と、このステ
ム2に内蔵された常開型のリードスイツチ3と、
上記ステム2に対して遊隙をもつて嵌合されてい
て上下方向に移動可能になつている横向きの中空
円筒状のフロート4と、このフロート4が上記ス
テム2から脱落しないように該ステム2の先端に
固定配置されたリング5とから構成されており、
さらにフロート4の内面の上方又は下方には磁石
(図示せず)が埋設されている。
このような構成の液面検出器によれば、検出す
べき液面が所定レベルよりも低い場合にはフロー
ト4が重力により下降していて、磁石とリードス
イツチ3とが大きく離れ又は接近していることに
より、リードスイツチ3がオン又はオフとなつて
いるが、該液面が上昇して所定レベルより高くな
ると、フロート4が浮力によつて液面に従つて上
昇し、前記磁石がリードスイツチ3に接近又は離
反することにより、リードスイツチ3がオフ又は
オンにされ、かくして液面の検出を行うようにし
ている。
しかしながら、上述のように構成された液面検
出器においては、液面が所定レベルよりも低いと
きにはフロート4が下降しており、液面が所定レ
ベルより高いレベルから該所定レベルより低いレ
ベルに変動した場合には、濡れによりフロート4
の内面上部とステム2との間に液体が残留するこ
とになり、特に液体の粘度が高い場合には液体の
表面張力に基づいてフロート4の内面上部がステ
ム2に吸着されることとなる。このため、この状
態から液面が再び上昇したときにフロート4が液
体の浮力に抗してその上昇が遅れることがある。
かくして、液面検出器の不動作、誤動作の原因
となつている。
〔考案の目的〕
本考案は、以上の点に鑑み、液面を測定すべき
液体の表面張力により、フロート内面の上部が下
降状態でステムに吸着しないようにした、液面検
出器を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記目的は、本考案によれば、液槽の側壁に取
り付けられるべき栓体の内側の端面から水平方向
内側に向かつて延びていて且つリードスイツチを
内蔵するステムと、液面を検出すべき液体より比
重が軽くなるように形成され且つ該ステムに対し
て遊隙をもつて嵌合されていて上下方向に移動可
能になつている横向きの中空円筒状のフロート
と、該フロートの内面の上方又は下方に埋設され
た磁石とを含んでいる横型の液面検出器におい
て、フロートの内面に円周方向に延び且つ上記ス
テムに対して遊隙をもつて嵌合される環状の突条
部を設けることにより達成される。
この考案によれば、フロートの内面に円周方向
に環状の突条部が設けられているので、フロート
が下降した状態でも、該突条部の先端がステムに
当接することにより、その内面上部はステムに完
全には当接せず、濡れによつて該フロートがステ
ムに吸着されるようなことはなく、かくして液面
が再び所定レベルよりも高くなつた場合に、フロ
ートは液面の上昇と共に、遅れることなく連動し
て浮上し得るから、液面検出器が不動作、誤動作
等の不都合を生ずることがない。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
詳細に説明する。
第1図は本考案による常開型の液面検出器の一
実施例を示しており、液面検出器10は、液面を
検出すべき液体を受容した液槽の側壁Aに、例え
ばその周面に設けられた雄ネジ部等により取り付
けられた例えば金属、合成樹脂等から成る栓体1
1と、この栓体11の内側の端面から水平方向内
側に向かつて延びているステム12と、該ステム
に内蔵された常開型のリードスイツチ13と、上
記ステム12に対して遊隙をもつて嵌合されてい
て上下方向に移動可能になつている横向きの中空
円筒状のフロート14と、このフロート14が上
記ステム12から脱落しないように、該ステム1
2の先端に固定配置されたリング15とから構成
されている。尚、上記フロート14は液面を検出
すべき液体よりも比重が軽くなるように、浮上性
の樹脂発泡体等の材料から形成されている。
以上の構成は、従来の横型の液面検出器と同様
の構成である。
本考案によれば、さらにフロート14には、そ
の内面において円周方向に延び且つ上記ステム1
2に対して遊隙をもつて嵌合される環状の突条部
14aが形成されていると共に、該内面の上方又
は下方に図示しない磁石が埋設されている。
本考案による液面検出器の実施例は以上のよう
に構成されており、検出すべき液面が所定レベル
よりも低い場合にはフロート14が重力により下
降していて、磁石とリードスイツチ13とが大き
く離れていることにより、リードスイツチ13が
オフとなつているが、該液面が上昇して所定レベ
ルより高くなると、フロート14が浮力によつて
該液面に従つて上昇し、前記磁石がリードスイツ
チ13に接近することにより、リードスイツチ1
3がオンにされ、かくして液面の検出が行われ
る。
ここで、液面が所定レベルより低い場合には、
第2図に示すように、フロート14の内面に形成
された前記突条部14aが栓体11から水平方向
に延びるステム12上に当接することにより、フ
ロート14の内面の上部はステム12上に密着せ
ず、図示のように斜めに位置せしめられ、該フロ
ート14の内面は一端でのみステム12に接する
ことになり、該フロート14の内面とステム12
との間には空隙Sが画成されることになる。この
状態から、液面が所定レベル以上に変動すると、
空隙Sのためにフロート14が液体の表面張力に
よりステム12上に吸着されていないことから、
該フロート14は液面の上昇に従つて遅れること
なく連動して上昇する。かくして、液面検出器1
0は不動作、誤動作を生ずることなく、正確に動
作し得る。
尚、上記実施例においては、フロート14の内
面に設けられた突条部14aは、該フロート14
の円周方向に沿つて連続した環状に形成されてい
るが、これに限らず、例えば適宜に間隔をあけて
断続的に環状に形成した突条部であつても同様の
効果を得ることが可能である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、液槽の側壁
に取り付けられるべき栓体の内側の端面から水平
方向内側に向かつて延びていて且つリードスイツ
チを内蔵するステムと、液面を検出すべき液体よ
り比重が軽くなるように形成され且つ該ステムに
対して遊隙をもつて嵌合されていて上下方向に移
動可能になつている横向きの中空円筒状のフロー
トと、該フロートの内面の上方又は下方に埋設さ
れた磁石とを含んでいる横型の液面検出器におい
て、フロート内面に円周方向に延び且つ上記ステ
ムに対して遊隙をもつて嵌合される環状の突条部
が設けられているので、フロートが下降した状態
でも、該突条部の先端がステムに当接することに
より、その内面上部はステムに完全には当接せ
ず、濡れによつて該フロートがステムに吸着され
るようなことがない。
かくして本考案によれば、液面が再び所定レベ
ルよりも高くなつた場合に、フロートは液面の上
昇と共に、遅れることなく連動して浮上し得るか
ら、液面検出器が不動作、誤動作等の不都合を生
ずることがなく、円滑に上下動を行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による液面検出器の一実施例の
概略断面図、第2図は第1図の実施例のフロート
の下降状態を示す概略断面図である。第3図は従
来の液面検出器の一例を示す概略断面図である。 10……液面検出器、11……栓体、12……
ステム、13……リードスイツチ、14……フロ
ート、14a……突条部、15……リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 液漕の側壁に取り付けられるべき栓体の内側の
    端面から水平方向内側に向かつて延びていて且つ
    リードスイツチを内蔵するステムと、液面を検出
    すべき液体より比重が軽くなるように形成され且
    つ上記ステムに対して遊隙をもつて嵌合されてい
    て上下方向に移動可能になつている横向きの中空
    円筒状のフロートと、該フロートの内面の上方又
    は下方に埋設された磁石とを含んでいる横型の液
    面検出器において、 上記フロート内面に円周方向に延び且つ上記ス
    テムに対して遊隙をもつて嵌合される環状の突条
    部が設けられていることを特徴とする、液面検出
    器。
JP12668287U 1987-08-20 1987-08-20 Expired JPH0443782Y2 (ja)

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JP12668287U JPH0443782Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12668287U JPH0443782Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS6433621U JPS6433621U (ja) 1989-03-02
JPH0443782Y2 true JPH0443782Y2 (ja) 1992-10-15

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ID=31378424

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JP12668287U Expired JPH0443782Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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JP5472150B2 (ja) * 2011-02-17 2014-04-16 株式会社デンソー 液面レベル検出器

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JPS6433621U (ja) 1989-03-02

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