JPH0443719Y2 - - Google Patents

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JPH0443719Y2
JPH0443719Y2 JP9679288U JP9679288U JPH0443719Y2 JP H0443719 Y2 JPH0443719 Y2 JP H0443719Y2 JP 9679288 U JP9679288 U JP 9679288U JP 9679288 U JP9679288 U JP 9679288U JP H0443719 Y2 JPH0443719 Y2 JP H0443719Y2
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burner
spark plug
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cap
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガステーブルこんろ、ガス炊飯器
等のガスバーナに関する。
〔従来の技術〕
煮こぼれ防止キヤツプを被装せしめたガステー
ブルこんろ等のガスバーナにあつては、点火プラ
グを中央部の通気孔内に設置すると煮汁等の付着
が全くないので、機能面、耐久性等の点で甚だ有
益であり、また、外観上の体裁もよくなるもので
あるが、従来の技術としては、たとえば、特開昭
60−86316号公報に示されているように、下方環
状部102、中間部103、上方部104及び保
護キヤツプ105を脱着自由に組み合わせてなる
ガスバーナの中央部に形成された通気孔内に点火
プラグ10を取付け設置するにあたり、下方環状
部102に一体形成せる取付けフランジ52と上
方部104に一体形成せる取付けフランジ51と
に点火プラグ10を挿通支持している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の技術にあつては、点火プラグ10を
下方環状部102と上方部104に跨がつて取付
けているため、特に、ガスバーナのメーカー側に
おける組み立て時又はユーザー側における掃除等
のための分解、組み立て時等に多大の手間と困難
性をともなうばかりでなく、その固定手段にも一
定性がないので放電ギヤツプ寸法にも狂いが生ず
る等の問題点があつた。
この考案は、従来の技術の有するかかる問題点
に鑑みてなされたもので、放電ギヤツプ寸法の確
保及びガスバーナの組み立て分解の簡易化等を目
的としたガスバーナを提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案によるガ
スバーナは、バーナ本体にバーナキヤツプを脱着
自由に備え中央部には通気孔を有し上部に煮こぼ
れ防止キヤツプを被装せしめたガスバーナであつ
て、該ガスバーナの通気孔内に点火プラグを取付
け設置するにあたり、該点火プラグを備え器体側
に取付け固定されたプラグ取付け部材の位置決め
板をバーナ本体に設けた縦横の放電ギヤツプを定
める当接面と係合段部とからなる位置決め溝に係
脱自由に設けて、横方向の放電ギヤツプに対して
は当接面と点火プラグの関係寸法を決め、縦方向
の放電ギヤツプに対しては係合段部と点火プラグ
の関係寸法を決めて放電ギヤツプ寸法の精度を常
時一定に確保しうるようにしたものである。
〔作用〕
上記のように構成されたこの考案のガスバーナ
は、バーナ本体に設けた当接面と係合段部とから
なる位置決め溝に器体側に取付け固定せしめたプ
ラグ取付け部材の位置決め板を係合することによ
つて横方向の放電ギヤツプに対しては当接面と点
火プラグの関係寸法が決められ、縦方向の放電ギ
ヤツプに対しては係合段部と点火プラグの関係寸
法が決められるため放電ギヤツプ寸法の精度は常
時一定に確保しうるものである。また、バーナ本
体とバーナキヤツプは脱着自由となつているの
で、バーナ本体に対しバーナキヤツプを上方へ抜
き取ればこれらは分離でき、バーナ本体とプラグ
取付け部材も係脱自由となつているので、バーナ
本体を上方へ持ち上げればプラグ取付け部材との
係合は外れるためバーナ本体、バーナキヤツプ、
プラグ取付け部材は相互に分解できるとともに、
器体側に取付け固定されているプラグ取付け部材
に対しバーナ本体を上方からその位置決め板に位
置決め溝を係合して嵌めつければ放電ギヤツプ寸
法の精度は前述の理により一定に確保され、バー
ナ本体に対しバーナキヤツプを上方から嵌着すれ
ばこれらの組み立てができるものである。
〔実施例〕
以下この考案によるガスバーナの実施例につい
て図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図において、Aはバーナ本体
であつて、ループ状混合室8を有するバーナ主体
9と該ループ状混合室8と連通する混合管10と
からなつており、バーナ主体9の上部開口の外周
縁部に平滑状載置面11を形成し内縁部は筒状体
12に形成されている。Bはバーナキヤツプで、
外周縁部の下面に上記バーナ主体9の平滑状載置
面11上に載置する多数のスリツト状炎孔溝13
を形成し内縁部には上記バーナ主体9の筒状体1
2に嵌着できる筒状体14を形成し、スリツト状
炎孔溝13の外縁上部に煮汁等が炎口内に流入す
るのを防ぐ庇15を突設しており、上記バーナ本
体Aに対し該バーナキヤツプBをその筒状体14
をバーナ本体Aの筒状体12に嵌めつけ、スリツ
ト状炎孔溝13をバーナ本体Aの平滑状載置面1
1上に載せて嵌めつければ上部外周縁に多数の主
炎口を備え中央部には通気孔1を有するガスバー
ナが形成される。そして、バーナ本体Aからバー
ナキヤツプBを上方へ抜き取ればこれらが分離で
きるようになしている。2は煮こぼれ防止キヤツ
プで、上記ガスバーナの上部に一定の間隔を存し
て備えられ、該キヤツプ2によりガスバーナの主
要部を被つている。なお、この煮こぼれ防止キヤ
ツプ2は図示しないがガスバーナのバーナキヤツ
プBに支持脚等を介して一体に取付けるほか、そ
の他任意の手段を用いてバーナキヤツプその他に
取付けるものである。
3は点火プラグで、上記ガスバーナの通気孔1
内に後述するプラグ取付け部材5を介してその電
極16の尖鋭端部をバーナキヤツプBの筒状体1
4の一側上方部に列穿せる火移り用炎口17に指
向しかつこれらの間には最適な放電ギヤツプを存
して取付け設置するもので、たとえば、第1図及
び第2図に示した実施例は、有底筒状のプラグ取
付け部材5の底壁に一体形成せる角筒18に点火
プラグ3の基端に形成した角軸部19を嵌挿して
点火プラグ3の方向性を規制し、その下部細軸部
20に板ばね等のような復元力をもつた材料で作
出せるクリツプ21を嵌めつけて(第5図参照)、
プラグ取付け部材5に対し点火プラグ3を強固に
取付け固定せしめ、該プラグ取付け部材5の周壁
の一部を位置決め板6とし、これをバーナ本体A
の筒状体12の内周面に設けた環状の係合溝22
における一部分の縦横の放電ギヤツプx,yを定
める当接面aと係合段部bとからなる位置決め溝
7にガタつきのないように係合し、該プラグ取付
け部材5の下部に固設した支持杆23を介して器
体4に設けた支持突板24に締付けボルト25に
より固定せしめることにより横方向の放電ギヤツ
プxに対しては位置決め溝7の当接面aと点火プ
ラグ3の関係寸法Xを決め、縦方向の放電ギヤツ
プyに対しては係合段部bと点火プラグ3の関係
寸法Yを決めて放電ギヤツプ寸法の精度を常時一
定に確保しうるように構成している。なお、支持
杆23の取付孔26を長孔としてプラグ取付け部
材5の上下方向の位置決め調節を可能となしてい
る。図中、27は上記プラグ取付け部材5の底壁
に穿つた通孔、28は点火プラグ3へのリード線
である。
また、第3図及び第4図に示した実施例は、プ
ラグ取付け部材5として〓状に屈折した板体を用
い、その水平部に一体形成せる角筒18に点火プ
ラグ3の基端に形成した角軸部19を嵌挿して点
火プラグ3の方向性を規制し、その下部細軸部2
0に板ばね等のような復元力をもつた材料で作出
せるクリツプ21を嵌めつけて(第5図参照)、
プラグ取付け部材5に対し点火プラグ3を強固に
取付け固定せしめ、該プラグ取付け部材5の先端
にはバーナ本体Aの筒状体12に形成せる係合溝
22の一部分の縦横の放電ギヤツプx,yを定め
る当接面aと係合段部bとからなる位置決め溝7
に適合する位置決め板6を一体に起立形成し、該
位置決め板6を位置決め溝7にガタつきのないよ
う係合し、該プラグ取付け部材5の垂下部、すな
わち、支持杆23を器体4に設けた支持突板24
に締付けボルト25により固定せしめて横方向の
放電ギヤツプxに対しては位置決め溝7の当接面
aと点火プラグ3の関係寸法Xを決め、縦方向の
放電ギヤツプyに対しては係合段部bと点火プラ
グ3の関係寸法Yを決めて放電ギヤツプ寸法の精
度を常時一定に確保しうるように構成している。
なお、支持杆23の取付孔26を長孔としてプ
ラグ取付け部材5の上下方向の位置決め調節を可
能となしている。この実施例において、ガスバー
ナの構造は先の実施例と同一であるため同一部分
に同一符号を付してその説明は省略する。
上記2つの実施例の説明においては、同一部分
に同一符号を付して説明した。
上記構成において、点火プラグ3を角筒18と
角軸部19の嵌着によりその方向性を規制して取
付け固定したプラグ取付け部材5に一体形成せる
位置決め板6をバーナ本体Aの筒状体12に設け
た位置決め溝7に係合するにあたり、該位置決め
板6を図示左方へ押圧して位置決め溝7の当接面
aに位置決め板6の外面を押し当て当接して横方
向の放電ギヤツプxに対する当接面aと点火プラ
グ3の関係寸法Xを定め、その状態で位置決め板
6を図示上方へ押圧して位置決め溝7の係合段部
bにその上端面を押し当て当接せしめて縦方向の
放電ギヤツプyに対する係合段部bと点火プラグ
3の関係寸法Yを定めた後、その位置を保持して
プラグ取付け部材5を器体4側の支持突板24に
支持杆23を介して締付けボルト25により固定
すれば、点火プラグ3を予め決められた所定の位
置に位置決めできるのでガスバーナの通気孔1内
に点火プラグ3がその先端電極16の尖鋭端部を
火移り用炎口17に指向しかつこれらの間には予
め決められた最適な放電ギヤツプx,yを存して
取付け設置できる。しかして、点火時に点火プラ
グ3の先端電極16からのスパークで火移り用炎
口17に着火し、該火移り用炎を介して主炎口に
着火せしめるものである。
また、バーナ本体AとバーナキヤツプBは脱着
自由であり、バーナ本体Aとプラグ取付け部材5
は係脱自由であるから、バーナ本体A、バーナキ
ヤツプB、プラグ取付け部材5は各別に分離でき
る。
〔考案の効果〕
この考案は、上記のように構成したから、次に
記載する効果を奏する。
プラグ取付け部材の位置決め板をバーナ本体の
当接面と係合段部とからなる位置決め溝に係合す
るだけで縦横の放電ギヤツプが決められるため放
電ギヤツプ寸法の精度が常時一定に確保でき点火
時におけるスパークの放電動作は安定する。
また、バーナ本体とバーナキヤツプ及びバーナ
本体とプラグ取付け部材とは相互に脱着が自由に
行えるようになつているので、これらの組み立て
分解が簡易に行いうる。したがつて、メーカーに
おける組み立て作業の簡易化にともなう作業能率
の向上は勿論のこと、ユーザーにおいてこれらを
掃除する場合等にもこれらを各別に分離して掃除
できるから甚だ便利であり、その組み立てに際し
ては器体側に固定されたプラグ取付け部材の位置
決め板にバーナ本体の位置決め溝を上方から嵌め
つけ係合してプラグ取付け部材にバーナ本体を組
み付けるだけでこれらは組み立てられ、しかも、
放電ギヤツプ寸法の精度は一定に確保されるため
ユーザー側においても予め決められた放電ギヤツ
プが常に得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるガスバーナの実施例を
示した断面図、第2図は一部切欠平面図、第3図
は異なる実施例の断面図、第4図は一部切欠平面
図、第5図は点火プラグ固定部の一部を拡大して
示した断面図である。 A……バーナ本体、B……バーナキヤツプ、1
……通気孔、2……煮こぼれ防止キヤツプ、3…
…点火プラグ、4……器体、5……プラグ取付け
部材、6……位置決め板、7……位置決め溝、a
……当接面、b……係合段部、x,y……放電ギ
ヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナ本体AにバーナキヤツプBを脱着自由に
    備え中央部には通気孔1を有し上部に煮こぼれ防
    止キヤツプ2を被装せしめたガスバーナであつ
    て、該ガスバーナの通気孔1内に点火プラグ3を
    取付け設置するにあたり、該点火プラグ3を備え
    器体4側に取付け固定されたプラグ取付け部材5
    の位置決め板6をバーナ本体Aに設けた縦横の放
    電ギヤツプx,yを定める当接面aと係合段部b
    とからなる位置決め溝7に係脱自由に設けて、横
    方向の放電ギヤツプxに対しては当接面aと点火
    プラグ3の関係寸法Xを決め、縦方向の放電ギヤ
    ツプyに対しては係合段部bと点火プラグ3の関
    係寸法Yを決めて放電ギヤツプ寸法の精度を常時
    一定に確保しうるようにしたことを特徴とするガ
    スバーナ。
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