JPH0443320Y2 - - Google Patents

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JPH0443320Y2
JPH0443320Y2 JP8844986U JP8844986U JPH0443320Y2 JP H0443320 Y2 JPH0443320 Y2 JP H0443320Y2 JP 8844986 U JP8844986 U JP 8844986U JP 8844986 U JP8844986 U JP 8844986U JP H0443320 Y2 JPH0443320 Y2 JP H0443320Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ドライフイルムを自動的にカツテイ
ングしてラミネートするラミネータにおいて、前
記のドライフイルムをセツトするときあるいはラ
ミネータ本体の調整等を行うとに、ラミネータ本
体を引き出したりあるいは元の位置に収納するた
めに用いる自動出し入れ装置に関する。
[従来の技術] オートカツトラミネータにおいては、ドライフ
イルムをラミネータ本体にセツトするとき、ある
いはラミネータ本体の調整を行うときには、作業
空間の関係上、前処理装置、後処理装置よりラミ
ネータ本体を離間して作業をする必要から前記本
体を前・後処理装置より引き出すことが行われて
いる。そして、前記したドライフイルムのセツト
等は略30分〜1時間に1回程度行われるのが普通
である。そして、従来は前記したようなラミネー
タ本体の引き出し、あるいは引き出した本体をド
ライフイルムのセツト後に元の位置に収納すると
き等はすべて手作業で行つていた。しかしなが
ら、上記の手作業はラミネータ本体の重量等の問
題で極めて困難な作業であり、作業性あるいは生
産性に問題があつた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、前記した現状に鑑みてなされたもの
で、ラミネータ本体の引き出しあるいは収納を半
自動化することにより前記の問題点を解決するこ
とをその目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る係脱自在な自動出し入れ装置は、
両ロツドシリンダと、該両ロツドシリンダと所定
の間隔を隔てて配設された一端寄りにテーパ部が
形成された移動杆と、前記両ロツドシリンダのロ
ツド及び移動杆のそれぞれの両端を連結した被移
動体の一方の側板の外側及び内側から被移動体を
押す本体移動用押圧板及び本体収納用押圧板と、
一端に常時前記移動杆に当接するように付勢され
た滑動子を軸支するとともに、他端が前記した被
移動体の一方の側板の内側に係脱可能となるごと
く回動自在に軸支した係止杆とよりなることを特
徴とするものである。
[作用] 本考案に係る係脱自在な自動出し入れ装置は、
重量のある係止状態の被移動体を移動して出し入
れするのに際し、両ロツドシリンダと、該シリン
ダと平行に配設された一端寄りにテーパ部が形成
された移動杆とを、それらの一方の端部を本体移
動用押圧板で連結し、他方の端部を本体収納用押
圧板で連結し、他方の端部を本体収納用押圧板で
連結して前記ロツドと移動杆とを同時に移動する
ようになし、常時付勢力によつて前記移動杆に当
接される滑動子を一端に設けた係止杆を被移動体
の一方の側板の内側に係脱自在となし、前記両ロ
ツドシリンダを駆動してロツドを移動し、該ロツ
ドの移動とともに移動杆の移動するので、移動杆
に付勢力によつて常時当接する係止杆の一端寄り
の滑動子は前記の移動杆のテーパ部に乗り上げら
れてその結果係止杆は軸を中心として時計回りに
回動し係止杆の他端によつて係止されている被移
動体の一方の側板の内側より係止杆を離脱させ、
更にロツド及び移動杆の移動によりその一方の端
部に固定の本体移動用押圧板が被移動体の一方の
側板の外側より被移動体を押圧して引き出し方向
に移動せしめる。このように被移動体を起動せし
めた後手動等によつて引き出すようにする。
そして、前記したように被移動体が引き出され
たとき、両ロツドシリンダの他方端と移動杆の他
方端に連結固定された本体収納用押圧板は、前記
被移動体の一方の側板の内側に当接される状態と
なつているのでシリンダを前記と反対方向に駆動
せしめると、本体収納用押圧板は被移動体を収納
方向に移動させ、この移動によつて係止杆は移動
杆のテーパ部により反時計方向に回動され、被移
動体の収納とともに係止杆の他端部は被移動体の
一方の側板の内側に係止されることとなる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、Aは被移動体であるラミネータ本
体を示し、従来より良く知られているように、ラ
ミネータ本体の前後には、ローラ15,15によ
つて搬送される基板のセンタリング装置20、予
熱ロール部21、除電、除塵装置部22等を含む
前処理部B、ローラ15′,15′,15′……を
有するコンベヤ装置23等よりなる後処理装置C
がある。そして、前記のラミネータ本体Aは蓋体
Eとともに車輪Dにより移動可能とされている。
1は後処理装置C側に固定された両ロツドシリ
ンダで、2はそのロツドである。3は前記した両
ロツドシリンダ1と所定の間隔を隔てて平行に配
設された移動杆であり、該移動杆3は、両側に大
径部4,4′を有し、一方に偏して小径部5とそ
れに続くテーパ部6とが形成されている。
7は、前記両ロツドシリンダ1のロツド2の一
端と前記移動杆3の一方の大径部4の端部のそれ
ぞれにボルト7′,7′で固定された本体移動用押
圧板であり、また、8は同様に前記両ロツドシリ
ンダ1のロツド2の他端と前記移動杆3の他方の
大径部4′の端部にそれぞれにボルト8′,8′に
よつて固定された本体収納用押圧板である。した
がつて、両ロツドシリンダ1の駆動によりロツド
2が移動すると、前記押圧板7,8を介して移動
杆3も前記ロツド2の移動とともに移動するもの
である。
9は係止杆であり、該係止杆9は一方に偏した
位置に軸10に回動自在に軸支されるとともに、
前記の偏つた短部側の端部に前記移動杆3並びに
該移動杆3のテーパ部に沿つて滑動する滑動子1
1を回転自在に軸支してある。12は前記した係
止杆9に軸支された滑動子11側の前記係止杆9
端に一端を固定し、他端を前記両ロツドシリンダ
1に止着されたばねであり、該ばねにより前記滑
動子11を常時移動杆3に当接するように付勢し
ている。
14は、ラミネータ本体Aが収納されるとき、
その収納位置を定めるために床に固設された位置
決め用係止具であり、ラミネータ本体Aが収納さ
れた状態においては、前記の係止杆9の滑動子1
1は、移動杆3の小径部5に当接され、したがつ
て、係止杆9は前記の滑動子11の部分を下に他
端部を上に傾斜状態となり係止杆9の前記他端部
は被移動体であるラミネータ本体Aの本体フレー
ムの一方の側板13(引き出し方向の奥側の側
板)の内側13bに係止されることとなり、係止
杆9と前記側板13の外側にある位置決め用係止
具14とで前記側板13を挟持するようにしてい
る。
このとき、ロツド2の一端と移動杆3の一端を
連結固定する本体移動用押圧板7は前記の位置決
め用係止具14の外側において該位置決め用係止
具14と所定の間隔を有して位置しており、ま
た、ロツド2の他端と移動杆3の他端を連結固定
する本体収納用押圧板8は、被移動体であるラミ
ネータ本体Aの両側板13,13′の間に位置し
ている(第3図参照)。
本考案の実施例は、上記のように構成されるの
で、その作用について説明すると、ラミネータ本
体Aが収納されている状態においては、上記した
ように係止杆9の他端部はラミネータ本体Aのフ
レームの一方の側板13の内側13bに係止さ
れ、該係止杆9と位置決め用係止具14とで前記
の側板13を挟持している。そして、この状態に
おいては上記したように本体移動用押圧板7及び
本体収納用押圧板8は、本体の一方の側板13の
外方の位置決め用係止具14の外側及び本体の両
側板13,13′の間に位置している。
ラミネータ本体Aにドライフイルムをセツトす
るために、図示しない電磁弁を作動して両ロツド
シリンダ1を駆動し、ロツド2を移動すると、該
ロツド2の両端部にそれぞれ固定される本体移動
用押圧板7及び本体収納用押圧板8は前記の移動
杆3の両端にそれぞれ固定されているので、前記
のロツド2の移動と同時に移動杆3も移動し、こ
の移動に伴つて移動杆3の小径部5に当接されて
いた係止杆9の滑動子11が移動杆3の小径部5
に続くテーパ部6に乗り上げ前記係止杆9を軸1
0を中心として時計回り方向に回動させ、ラミネ
ータ本体フレームの一方の側板13の内側13b
に係止していた係止杆9の端部を前記側板13よ
り外すこととなる。この係止杆9とフレームの一
方の側板13との係止が解除されたとき、前記し
たフレーム側板13の外側13aの外方に所定の
間隔で位置していた本体移動用押圧板7が前記の
フレームの一方の側板13の外側13aに当接し
てロツド2の移動につれて本体Aを押すことにな
り、本体Aを起動させる。このように、重量物で
ある本体Aを起動させればその後は割合小さな力
を加えるのみで本体Aを移動することができ、手
動によつても十分移動が可能となる。
そして、前記したようにラミネータ本体Aが手
動によつて引き出されたとき、本体Aの前記一方
の側板13は、前記した両ロツドシリンダ1のロ
ツド2の他端と移動杆3の大径部4′の端部に固
定されている本体収納用押圧板8を乗り越えるこ
となく前記側板13の内側13bに上記本体収納
用押圧板8が当接するように両ロツドシリンダ1
のロツド2の長さ及びそのストロークを調整して
あるので、前記したように本体Aが引き出された
ときその側板13の内側13bに本体収納用押圧
板8が当接され、両ロツドシリンダ1の次の作動
のために待機する。
上記の状態においてラミネータ本体Aにドライ
フイルムがセツトされたとき、両ロツドシリンダ
1を前述の引き出しのときとは逆方向に作動させ
れば、該ロツドシリンダ1のロツド2の移動によ
り、ロツド2及び移動杆3の大径部4′の端部に
固定された本体収納用押圧板8も共に移動し、こ
の本体収納用押圧板8はそれが当接している本体
Aのフレーム側板13の内側13bを本体収納側
に押し移動のための起動力を与え本体Aを移動さ
せる。前記の移動杆3の移動により、該移動杆3
に常時当接している係止杆9の滑動子11は移動
杆3のテーパ部6により下方に滑動し、これにつ
れて係止杆9は軸10を中心として反時計方向に
回動し、滑動子11とは反対側の係止杆9端部は
上方に傾動し、係止杆9は傾斜状態となり、滑動
子11が移動杆3の小径部5の位置にあるとき、
前記傾斜している係止杆9の前記端部を、収納方
向に移動してくる本体Aのフレーム側板13の低
部がばね12ににより押し下げることによつて本
体Aは移動しそのフレーム側板13の外側13a
が位置決め用係止具14に衝接して本体Aは所定
の位置で停止され、係止杆9はばねの付勢により
元の傾斜状態となり係止杆9の端部は本体Aのフ
レーム側板13の内側13bに係合し、前記フレ
ーム側板13は係止杆9と位置決め用係止具14
とで挟持状にロツクされることとなる。
そして、上記した本体Aの収納時には、両ロツ
ドシリンダ1のロツド2の一端と移動杆3の一端
に連結固定される本体移動用押圧板7は、本体A
のフレーム側板13の収納方向の外側にありロツ
ドと共に移動しているので本体Aの収納にはなん
ら障害にはならない。
本実施例は、以上詳述したように、重量のある
被移動体であるラミネータ本体Aをその係止状態
を自動的に解除するとともに、移動のための起動
をシリンダにて行ない、移動後は割り合い小さな
力を加えるのみで良いので手動によつても十分に
移動が可能であり、また、収納においても前記と
同様その起動はシリンダにより行ない、その後は
手動でも十分可能であり、収納されたときには自
動的に係止状態にロツクがなされるものである。
[考案の効果] 本考案に係る係脱自在な自動出し入れ装置は、
係止状態にある重量物の被移動体を移動して出し
入れするに際し、両ロツドシリンダと、該シリン
ダと平行に配設された一端寄りにテーパ部が形成
された移動杆とを、それらの一方の端部を本体移
動用押圧板で連結し、他方の端部を本体収納用押
圧板で連結して前記ロツドと移動杆とを同時に移
動するようにし、常時付勢力によつて前記移動杆
に当接される滑動子を一端に設けた係止杆を被移
動体の一方の側板の内側に係脱自在となし、前記
ロツドシリンダを駆動してロツドを移動し、該ロ
ツドの移動とともに移動杆も移動するので、係止
杆の一端の滑動子は、前記の移動杆のテーパ部に
乗り上げ、その結果、係止杆は軸を中止として時
計回りに回動し係止杆の他端によつて係止されて
いる被移動体の側板の内側より係止杆を離脱さ
せ、更にロツドの移動によりその端部に固定の本
体移動用押圧板が被移動体の一方の側板の外側か
ら被移動体を押して引き出し方向に移動せしめ
る。このように被移動体を起動させた後は重量物
であつても手動等による小さな力でも引き出しが
可能となる。
また、本体の収納においても、両ロツドシリン
ダの他方端と移動杆の他方端に連結固定された本
体収納用押圧板にて被移動体の前記一方の側板の
内側より被移動体を引き出し時とは逆方向に押
し、収納方向に移動せしめる。この移動によつて
係止杆は移動杆のテーパ部により反時計方向に回
動され、被移動体の収納時には係止杆の他端は被
移動体の一方の側板の内側に係止されることとな
る。
このように、本考案においては、被移動体の引
き出しあるいは収納において重量物である被移動
体をその起動時のみシリンダを作動せしめ、その
後は手動等にて移動させることができ、その作業
性及び生産性の向上に役立つものであり、また、
被移動体の係止、解除等は自動的に実施できるも
のでその実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図
はオートカツトラミネータの全体平面図、第2図
は同正面図、第3図は、本体が収納されていると
きの要部の説明図、第4図は、本体が引き出され
たときの要部の説明図である。 A……ラミネータ本体、1……両ロツドシリン
ダ、2……ロツド、3……移動杆、6……テーパ
部、7……本体移動用押圧板、8……本体収納用
押圧板、9……係止杆、11……滑動子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両ロツドシリンダと、該両ロツドシリンダと所
    定の間隔を隔てて配設された一端寄りにテーパ部
    が形成された移動杆と、前記両ロツドシリンダの
    ロツド及び移動杆のそれぞれの両端を連結した被
    移動体の一方の側板の外側及び内側から被移動体
    を押圧する本体移動用押圧板及び本体収納用押圧
    板と、一端に常時前記移動杆に当接するように付
    勢された滑動子を軸支するとともに、他端が前記
    した被移動体の一方の側板の内側に係脱可能とな
    るごとく回動自在に軸支した係止杆とよりなるこ
    とを特徴とする係脱自在な出し入れ装置。
JP8844986U 1986-06-12 1986-06-12 Expired JPH0443320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8844986U JPH0443320Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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JP8844986U JPH0443320Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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Publication Number Publication Date
JPS62200429U JPS62200429U (ja) 1987-12-21
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ID=30946562

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JP8844986U Expired JPH0443320Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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JPS62200429U (ja) 1987-12-21

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