JPH0230815B2 - - Google Patents

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JPH0230815B2
JPH0230815B2 JP57031577A JP3157782A JPH0230815B2 JP H0230815 B2 JPH0230815 B2 JP H0230815B2 JP 57031577 A JP57031577 A JP 57031577A JP 3157782 A JP3157782 A JP 3157782A JP H0230815 B2 JPH0230815 B2 JP H0230815B2
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JP
Japan
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nail
rectangular
rectangular workpiece
workpiece
nails
Prior art date
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Application number
JP57031577A
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English (en)
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JPS58149143A (ja
Inventor
Jun Ishihama
Takaaki Kurita
Yasuhiko Tamura
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP3157782A priority Critical patent/JPS58149143A/ja
Publication of JPS58149143A publication Critical patent/JPS58149143A/ja
Publication of JPH0230815B2 publication Critical patent/JPH0230815B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば原子力施設に使用されてい
る枠型フイルタを廃棄処理する際に、その木枠を
組み立てている釘を抜くため使用する矩形体ワー
クの釘抜き装置に関するものである。
〔従来の技術、及びその問題点〕
原子力施設において使用された枠型フイルタを
廃棄する際、木枠と濾材とは分離して、木枠は焼
却し、濾材は減容圧縮処理、又は溶融炉による処
理を行うのが一般的である。木枠を焼却する場
合、木枠を組み立てている釘は不燃物であるし、
また、釘を除かずに焼却すると燃焼炉の炉床の詰
まり等の不具合が生じるので、焼却処理をする前
に釘を抜き取る必要がある。
従来、この釘抜き作業は、放射能汚染されたフ
イルタを通常の釘抜きや気動式釘抜き機(実公昭
51−24636号公報)、あるいはバール等を使つて手
作業で行つていたので、作業環境の放射能汚染あ
るいは体内被曝が懸念されるという問題点があ
る。
この発明は上記事情に鑑みて提案されたもの
で、枠型フイルタ等の矩形体ワークの釘抜き作業
を矩形体ワークに直接手で触れることなく行うこ
とが可能で、放射能汚染のおそれをなくすことの
できる矩形体ワークの釘抜き装置を得ることを目
的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、回
転軸に直接または間接に設けられ互いに対向して
矩形体ワークをばねの作用で弾性的に挟持する挟
持部材と、該回転軸を回転させる回転手段とを備
えて矩形体ワークを回転自在に支持する支持装置
と、上記挟持部材または上記矩形体ワークの回転
中心軸に略直交する平面内に配設され矩形体ワー
クの釘抜きの際に矩形体ワークの釘抜き方向に固
定部材を移動させ該矩形体ワークを固定するクラ
ンプ装置と、釘の頭を掴む一対の爪が先端に開閉
自在に設けられた軸部材が、本体に軸方向に移動
自在に取り付けられ、該軸部材には軸部材を軸方
向に動かして上記支持装置に上記クランプ装置で
固定された矩形体ワークに一対の爪を開状態で打
ち付け、また一対の爪が釘の頭を掴んだ後におい
て軸部材を逆方向に動かして釘を引き抜く釘抜き
用シリンダが連結されるとともに、上記一対の爪
には、釘頭掴み用シリンダによつて一対の爪に対
して相対的に動かされて開状態の一対の爪を閉状
態とし釘の頭を掴ませる閉部材が付設され、上記
平面内に上記クランプ装置に対向し、かつ上記支
持装置を隔てて配設された釘抜き機と、矩形体ワ
ークの釘抜きの際に釘抜き機側の上記挟持部材に
クランプ装置で押し付けられて支持装置に固定さ
れた矩形体ワークの釘を抜く面に平行な面内にお
いて上記釘抜き機を移動可能に保持し矩形体ワー
クの釘位置に位置決めする位置決め装置と、上記
平面内において上記釘抜き機とクランプ装置とを
結ぶ線を横切る位置に配設され、かつ上記釘抜き
機とクランプ装置との間を横切る方向に矩形体ワ
ークを移動させて外部の矩形体ワークを上記支持
装置の対向する挟持部材の間に上記ばねの弾力に
抗して搬入し、また支持装置の対向する挟持部材
の間に支持された矩形体ワークを外部に搬出する
搬出入装置とを具備した構成としたものである。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に従つて説明
する。
第1図イ,ロ,ハは、原子力施設において用い
られている矩形、あるいは正方形の高性能エアフ
イルタ(以下、矩形体ワークという)1を示し、
この矩形体ワーク1は、矩形(この例では正方
形)筒状の木枠1aの内部において、グラスフア
イバ等よりなる濾材1bが多重に折り返され、ア
ルミニウム、アスベスト、あるいはクラフト紙等
よりなるセパレータ1cによつて間隔を保たれ、
木枠1aの内壁に接着剤で接着されたもので、い
わゆる枠型フイルタと呼ばれるものである。この
木枠縁部は、第1図ハに示すように組み立てられ
ており、木枠1aを組み立てている釘1dは、対
向する一対の木枠面1a′のそれぞれ両縁部に配さ
れる。それぞれの縁部の釘の列を釘列と称する。
この釘列は上、下面各2列ずつ合計4列である。
第2図と第3図において、2は釘抜き装置のフ
レームで、このフレーム2には釘抜き装置の第2
図において左右方向に平行な2本のガイドバー2
aが水平に固定されている。この2本のガイドバ
ー2aにはサドル3が嵌合しており、このサドル
3にはその2本のガイドバー2aに案内されて左
右方向に移動するようにされている。
また、フレーム2にはサドル3を左右方向に駆
動するシリンダ装置3aが設けられている。な
お、このシリンダ装置3aは油圧シリンダでも空
気圧シリンダでもよく、また、後述する他のシリ
ンダ装置についても同様であるので、いずれも説
明において油圧か空気圧かを区別しない。また、
フレーム2にはサドル3の左右方向移動限を規制
するストツパ2bが取り付けられている。前記ガ
イドバー2aとシリンダ装置3aは位置決め装置
を構成する。
前記サドル3には釘抜き機4が支持されてい
る。この釘抜き機4は、その本体41の上部に釘
抜き用シリンダ42を備え、また、釘頭掴み用シ
リンダ43を有し、釘抜きユニツト44を内蔵し
ている。また、本体41には水平なガイドバー4
5が固定され、このガイドバー45は、前記サド
ル3に設けられたガイドブツシユ3b(第7図)
に摺動可能に嵌合し、釘抜き機4はこのガイドバ
ー45を介してサドル3に支持されている。
前記釘抜きユニツト44の詳細を第4図〜第6
図に示す。この釘抜きユニツト44は、前記釘抜
き用シリンダ42のピストンロツド47に連結さ
れたくさびケーシング48を持ち、このくさびケ
ーシング48には、縦方向の円筒孔49があけら
れ、この円筒孔49に雌くさび50が嵌入してい
る。この雌くさび50には上側に勾配面51を持
つくさび孔52があけられ、また、くさびケーシ
ング48には、前記縦方向の円筒孔49と直交す
る横方向の円筒孔53もあけられており、この円
筒孔53に雄くさび54が嵌入している。前記釘
頭掴み用シリンダ43は、くさびケーシング48
に取り付けられており、そのピストンロツド55
に前記雄くさび54が連結されている。前記雄く
さび54は、前記側部分に勾配面56が形成さ
れ、前記雌くさび50のくさび孔52の勾配面5
1に接触している。この部分の断面を示すと第5
図の通りである。
前記くさびケーシング48の下部には連結管
(軸部材)57が固定され、この連結管57の下
端には爪保持部材58が取り付けられ、この爪保
持部材58にはピン59のまわりを回動して開閉
する一対の爪60が取り付けられている。
一方、前記雌くさび50には爪締め用ドローバ
(閉部材)61が取り付けられており、この爪締
め用ドローバ61は、つば部62を持ち、このつ
ば部62を介して爪締め用皿ばね63によつて下
方に付勢されている。
上記爪締め用ドローバ61の下端部にはくびれ
部64が形成され、このくびれ部64が爪60の
凸部65を係合しており、爪締め用ドローバ61
を下降させたとき爪60が開き、爪締め用ドロー
バ61を上昇させたときの爪60が閉じるように
されている。
サドル3が釘抜き機4を前後方向(第2図にお
いて紙面に直交する方向)に移動調節する機構に
ついて説明する。第7図において、前述の通り釘
抜き機4はこの釘抜き機4に固定されたガイドバ
ー45が、サドル3に設けられたガイドブツシユ
3bに摺動可能に嵌合することによつてサドル3
に支持されている。また、釘抜き機4の本体41
に一体に固定されたナツトブラケツト66にナツ
ト67が固定され、このナツト67にねじ軸68
が螺合している。このねじ軸68は釘抜き機4の
ガイドバー45と平行である。前記ねじ軸68の
端部は、サドル3のねじ軸支持ブラケツト3cの
支持穴にベアリングブツシユ69を介して嵌入さ
れ、このベアリングブツシユ69の両側において
ねじ軸68に抜止めカラー70が固定されてお
り、こうしてねじ軸68は回転は可能であるが長
手方向には移動しないようにサドル3に取り付け
られている。このねじ軸68の他端には、前後移
動操作用のハンドル46が取り付けられている。
また、前記釘抜き機4の下方には反転装置(支
持装置)5が設けられている。この反転装置5
は、上枠部5aと下枠部5bと側枠部5cとでコ
字状をなすワーク支持台5dを備え、このワーク
支持台5dの側枠部5cには反転軸(回転軸)5
eが一体に固定され、この反転軸5eはフレーム
2に回転可能に支持されている。反転軸5eの端
部にはピニオン5fが固定され、一方、このピニ
オン5fと噛み合うラツク5gがフレーム2固定
された案内枠5hに上下動可能に案内支持されて
おり、このラツク5gはフレーム2に設置された
シリンダ装置5iのピストンロツド5jに連結さ
れている。なお、シリンダ装置5iとピニオン5
f、及びラツク5gは回転手段を構成している。
また、ワーク支持台5dの上枠部5aおよび下
枠部5bには、矩形体ワーク1を案内するガイド
レール5kが設けられており、また、同じく上枠
部5a及び下枠部5bにはワーク支持台5d内に
搬入された矩形体ワーク1をばね力でクランプす
るスプリング式クランパ5lがそれぞれ2個ずつ
設けられている。このスプリング式クランパ5l
は、第8図に示すように、矩形体ワーク1が円滑
に導入されるように端部にテーパをつけた押圧板
(挟持部材)5mをコイルばね5nで矩形体ワー
ク1側に付勢した構造のものである。
前記ワーク支持台5dの下方には、釘抜きの際
に矩形体ワーク1を強固に掴むクランプ装置6が
設けられている。このクランプ装置6は、フレー
ム2のベース部分に設置されたシリンダ装置6a
を有し、このシリンダ装置6aのピストンロツド
6bにはクランプアーム6cが固定され、このク
ランプアーム6cには矩形体ワーク1を押圧する
押圧ブロツク(固定部材)6dが一体に固定され
ており、またクランプアーム6cの両端部のガイ
ド筒部6eがガイドロツド6fに案内されるよう
になつている。
また、ワーク支持台5dのワーク搬入側、およ
びワーク搬出側にはガイドレール7が設けられて
いる。ワーク支持台5dの下方には落下した釘を
受けるシユート2cが設けられている。
また、支持装置5の搬入側(第2図において左
方位置)には、釘抜き処理前の矩形体ワーク1を
搬入位置まで搬送する搬入コンベア8が設けら
れ、搬出側(第2図において右方)には、釘抜き
処理後の矩形体ワーク1を搬出位置から所定の場
所に搬出する搬出コンベア9が設けられている。
なお、前記搬入コンベア8、搬出コンベア9は単
に矩形体ワーク1を載せる台であつてもよい。
また、上記搬入コンベア8と搬出コンベア9の
間であつて支持装置5の前部分には、搬入コンベ
ア8上にある矩形体ワーク1を支持装置5に搬入
し、支持装置5の矩形体ワーク1を搬出コンベア
9上に搬出する搬出入装置10が設けられてい
る。この搬出入装置10は、第9図ないし第11
図に示すように左右両端の支柱10a,10bに
水平に固定されたガイドバー10cを有し、この
ガイドバー10cに嵌合してこのガイドバー10
cに沿つて摺動し得るスライド10dが設けられ
ている。このスライド10dの両端部には、矩形
体ワーク1を搬送するための搬送レバー10e,
10fが、ガイドバー10cの長手方向にスライ
ド10dと一体に移動するように係合しており、
そして、前記スライド10dの両端部を貫通して
ガイドバー10cと平行をなすキー溝付、または
スプライン付、または角形の駆動軸10gが両端
の支柱10a,10bに回動可能に支持されてお
り、前記搬出レバー10e,10fはこの駆動軸
10gにこの駆動軸10gと一体に回転するが摺
動可能に嵌合している。
この駆動軸10gの一端には回転レバー10h
が固定されており、この回転レバー10hは支柱
10aに取り付けられたシリンダ装置10iによ
つて90゜回動させられるようになつている。また、
ガイドバー10cの下方には、搬送シリンダ装置
10jが設けられ、このシリンダ装置10jのピ
ストンロツド10kにスライド10dが連結され
ている。この搬送シリンダ装置10jのストロー
クは、ワーク1を搬入コンベア8上の搬入位置
(第9図の矢印イの位置)から反転装置5の中心
の位置(第9図の矢印ロの位置)まで搬送する距
離である。なお、支柱10a,10bには前記ス
トロークを規制するストツパ10l,10mが取
り付けられている。
また、矩形体ワーク1の搬入、搬出、反転、お
よび釘抜きの際に若干発生するおそれのある放射
性塵埃の拡散を防止するための透明なフード11
が設けられ、フード11内の空気は図示せぬ排気
装置により吸引浄化されて同じく図示せぬメーン
ダクトから外部に排出されるようになつている。
なお、11a,11bは、フード11のドアで、
矩形体ワーク1の搬入、搬出時にスライドして開
閉する。このドア11a,11bの端部には搬出
入装置10のガイドバー10c、駆動軸10gお
よびスライド10dが貫通する切欠き部が設けら
れている。
なお、詳細は略すが、上述の釘抜き装置は、シ
ーケンス制御回路で構成された自動制御操作盤を
備えており、釘抜き機4のハンドル46の操作に
より釘抜き機4を前後方向に移動させる動作を除
き、すべて自動的に動作するようにされている。
次に上記の如く構成された釘抜き装置の動作に
ついて説明する。
(1) 原子力施設で使用されて放射能汚染された高
性能エアフイルタ、すなわち矩形体ワーク1
が、搬入コンベア8によつて釘抜き装置の搬入
位置、第9図イの位置まで送られてくる。
(2) 続いて、フード11のドア11a,11bが
開く、 (3) 次に、搬出入装置10のシリンダ装置10i
が作動して回転レバー10hを90゜回転させる
と、この回転レバー10hと一緒に駆動軸10
gが回転し、この駆動軸10gに取り付けられ
た搬送レバー10e,10fが上向きの状態か
ら横向きの状態まで90゜回転する。
(4) 続いて、搬送シリンダ装置10jのピストン
ロツド10kが第9図で右に動作してスライド
10dが右行し、このスライド10dの搬出レ
バー10e,10fによつて処理前の矩形体ワ
ーク1を反転装置5の支持台5dの中心位置ロ
まで搬出する。このワーク支持台5dに搬入さ
れた矩形体ワーク1は、上下2台のスプリング
式クランパ5lによる上下方向からの押圧力で
自由な動きを拘束される。この場合、ワーク支
持台5d内に処理済みの矩形体ワーク1がある
ときは、その矩形体ワーク1をスライド10d
の右側の搬出レバー10fによつて、ワーク支
持台5dの位置から搬出コンベア9の搬出位置
ハまで搬出する。
(5) 続いて、シリンダ装置10iが前記と逆方向
に作動して回転レバー10hが逆方向に90゜回
転し、したがつて、駆動軸10gを介して搬送
レバー10e,10fが逆方向に90゜回転して
元の上向き状態に復帰する。
(6) 続いて、搬送シリンダ装置10jのピストン
ロツド10kが左行してスライド10dは搬送
レバー10e,10fとともに始めの位置に復
帰する。この場合、搬送レバー10e,10f
は上向き状態となつているので、矩形体ワーク
1を避けて復帰する。
(7) 続いて、フード11のドア11a,11bが
閉ざされる。
(8) 続いて、クランプ装置6のシリンダ装置6a
のピストンロツド6dが上昇してクランプアー
ム6cを上昇させ、クランプアーム6cに取り
付けられた押圧ブロツク6dにより、矩形体ワ
ーク1を上方に押し付けてこれをワーク支持台
5dに強固に固定する。
(9) この時点において釘抜き機4は、例えば第2
図の如く右端位置にあつて、この釘抜き機4の
爪60が矩形体ワーク1の一方の釘列上に位置
しており、その釘列の釘抜きを次の通り行う。
フード11の図示せぬガラス窓から釘抜き機
4と釘1dの位置を確認しながら釘抜き機4の
ハンドル46を操作して釘抜き機4の前後方向
(第2図において紙面に直交する方向)に移動
させ、矩形体ワーク1の今抜こうとする釘1d
の位置に合わせる。この位置合せを詳しく説明
すると、第7図においてハンドル46を回転さ
せれば、ねじ軸68が回転し、このねじ軸68
はサドル3にねじ軸68の長手方向には移動し
ないよう取り付けられているので、このねじ軸
68と螺合するナツト67に推力を与え、した
がつて釘抜き機4はその推力によつてねじ軸6
8の長手方向に移動する。
続いて、操作盤の押釦を操作すれば、釘抜き
機4の釘抜き用シリンダ42のピストンロツド
47が下降し、これに連結された釘抜きユニツ
ト44が下降して、開いた状態にある爪60が
木枠1aに食い込み、続いて、釘頭掴み用シリ
ンダ43のピストンロツド55が前進して雄く
さび54が前進し、雄くさび54の勾配面56
が雌くさび50のくさび孔52の上側の勾配面
51に当つて雌くさび50が上方に押し上げら
れ、したがつて爪締め用ドローバ61が上昇し
て、そのくびれ部64に係合した爪60の凸部
65を押し上げ、したがつて爪60にはピン5
9のまわりに回動して閉じて釘頭を掴む。
続いて釘抜き用シリンダ42のピストンロツ
ド47が上昇して釘抜きユニツト44が上昇
し、釘1dは木枠1aから抜き取られる。続い
て釘頭掴み用シリンダ43のピストンロツド5
5が後退して雄くさび54が後退し、雌くさび
50および爪締め用ドローバ61は、雄くさび
54による拘束を解除されるので、爪締め用皿
ばね63の力で下降し、爪締め用ドローバ61
のくびれ部64に係合した爪60の凸部65を
下方に押し下げ、したがつて爪60は、ピン5
9のまわりに回動して左右に開き、釘1dを解
放する。解放された釘1dはシユート2cに落
下して集められる。なお、矩形体ワーク1の上
に載つた釘1dは後述のフイルタ反転の際にシ
ユート2cに落下する。
(10) 以後、同じ釘列の他の釘について、同様にハ
ンドル46の操作により釘抜き機4の釘位置合
わせを行い、操作盤の押釦操作により釘抜きを
行う。
(11) 上述の通り、右方の釘列についてすべての釘
抜きが完了した後操作盤の押釦を操作すると、
サドル3がシリンダ装置3aによつて第2図で
左に動かされて、このサドル3に支持された釘
抜き機4が矩形体ワーク1の左側の釘列の位置
まで移動する(第2図に2点鎖線で示す)。
(12) 続いて、前記(9)、(10)に述べた右側の釘列の釘
抜き操作と同様に左側の釘列の釘抜きを行う。
(13) 上記釘抜きが完了した後、押釦操作をすれ
ば、クランプ装置6が下降し、続いて反転装置
5のシリンダ装置5iのピストンロツド5jが
上昇し、ラツク5gが上昇してピニオン5fを
180゜回動させ、このピニオン5fと一体に回転
するワーク支持台5dを180゜反転させる。この
反転動作の際矩形体ワーク1は、スプリング式
クランパ5lによつてワーク支持台5dに、固
定されているので、ずれたり落下したりするこ
となく、ワーク支持台5dとともに反転する。
(14) 続いて、クランプ装置6が再び上昇して矩
形体ワーク1を固定する。
(15) 続いて、前記(9)〜(12)に述べた矩形体ワーク
1の片側面の釘抜き操作と同様に、現在上向き
となつている木枠1aの面について、右側の釘
列および左側の釘列の釘抜き操作を行う。
(16) すべての釘抜きが完了した後、押釦操作を
すればクランプ装置6が下降し、続いて反転装
置6が180゜反転して元の姿勢に復帰する。
(17) 続いて、前記(2)〜(4)の動作が行われて、搬
出入装置10により処理済みの矩形体ワーク1
が搬送コンベア9上の搬出位置ハに搬送され、
同時に、搬入コンベア8上の搬入位置イにある
処理前の矩形体ワーク1が反転装置5のワーク
支持台5d上の中心位置ロに搬送される。
以上で1個の矩形体ワーク1についての釘抜き
処理のサイクルが完了し、このサイクルの繰り返
しにより連続してフイルタの釘抜き処理が行われ
る。
第12図〜第14図は釘抜き機4の他の実施例
を示すもので、81は本体、82は釘抜き用シリ
ンダ、83は釘頭掴み用シリンダ、84は釘抜き
ユニツトで、この釘抜きユニツト84の構造が異
なつている。
この釘抜きユニツト84においては、そのくさ
びケーシング85の横方向の円筒孔86内に嵌入
した雌くさび87は先端側に下向きの勾配面88
を持ち、前記横方向の円筒孔86の下側に形成さ
れた縦方向の円筒孔89に嵌入する雄くさび90
は上端に勾配面91を持つている。前記雌くさび
87の勾配面88には、第13図に示すように溝
92が形成され、雄くさび90はこの溝92と係
合して回らないようにされている。
前記くさびケーシンゲ85の下側には連結管
(軸部材)93が取り付けられ、この連結管93
内にはスリツトを入れて2股にされた爪94を持
つ爪部材がクランプ用スリープ96および爪締め
用コーテイング(閉部材)97を介して嵌入して
おり、爪部材95は爪締め用ロツド98を介して
雄くさび90に連結されている。前記爪締め用コ
ーンリング97は2つ割りにされ、下方にすぼま
つた円錐状外面を持つ環状とされている。また、
前記連結管93の下端部には前記爪締め用コーン
リング97の円錐面とほぼ対応する円錐内面が形
成されている。
なお、雌くさび87の勾配面88に形成された
溝92と雄くさび90の勾配面91に形成された
突条とを第13図に示すように台形状とするとと
もに、上記突条が溝92に係合して抜けないよう
にし、前記釘頭掴み用シリンダ83の作動によつ
て雄くさび90が下方に移動するのみならず上方
にも移動する構成としてもよい。
上述の釘抜き機を動作を説明する。釘抜き用シ
リンダ82のピストンロツド99が下降して釘抜
きユニツト84が下降すると、開いた状態にある
爪94の先端が木枠1aに食い込み、続いて釘頭
掴み用シリンダ83のピストンロツド100が第
12図において左方に前進して雌くさび87が前
進し、その勾配面88によつて雄くさび90を押
下げる。すると、この雄くさび90と一体の爪部
材95が押し下げられるが、その際、爪部材95
のつば部101によりクランプ用スリープ96を
介して爪締め用コーンリング97が押し下げら
れ、この爪締め用コーンリング97は、連結管9
3の下端部円錐状内面に接しながら押し下げられ
る際に2つ割りの各々が内方に寄つて爪94を挟
み、この爪94を閉じさせる。したがつて爪94
は釘頭を掴む。続いて釘抜き用シリンダ82のピ
ストンロツド99が上昇して釘抜きユニツト84
が上昇し、釘1dが抜き取られる。
その後、釘頭掴み用シリンダ83により雌くさ
び87を第12図で右方に引き動かすと、爪締め
用コーテイング97と爪94等が上昇して開き、
引き抜いた釘を離す。
なお上記実施例においては矩形体ワーク1の右
方向の釘列および左方向の釘列における釘抜き機
4の停止位置はサドル3がシリンダ装置3aによ
り左行または右行した際に、フレーム2に取り付
けられたストツパ2bにより、位置決めされてい
るが釘列位置を検出するセンサを設け、これによ
り制御されるコントロールバルブを設けて、サド
ルを自動的に釘列位置へ移動して停止することも
できる。従つてサドル3に支持された、釘抜き機
4は左右方向の釘列位置合せを自動的に行なえ
る。
また、上記実施例におては、釘抜き機4の釘列
方向への移動をハンドルの手動操作によつて行つ
て一つの釘列についての各釘位置合せを行う機構
としているが、ねじ軸68ご回転駆動する駆動装
置を設け、かつ、釘の位置を検出するセンサを設
けて、自動的に釘抜き機4の釘列方向の移動を行
つて釘位置合せを行うようにすることもできる。
以上の実施例は、釘抜き装置を原子力施設で使
用された枠型フイルタの釘抜きに適用したもので
あるが、そのようなフイルタに限らず、通常のワ
ークの釘抜き装置として用いることもできること
は勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の釘抜き装置に
おいては、釘抜き機とクランプ装置は、支持装置
を隔てて相互に対向して配設され、クランプ装置
は釘抜き機による矩形体ワークの釘抜きの際に矩
形体ワークを釘の引抜き方向に向け押圧して強固
に固定する構成とされ、矩形体ワークをクランプ
した状態で釘抜き機と矩形体ワークの距離を常に
一定に保ち、また、釘抜き機を矩形体ワークに強
く衝突させて釘の頭を矩形体ワークから浮かす際
に矩形体ワークの姿勢を崩すことがないので、矩
形体ワークに打ちつけられた釘の頭を掴み損なう
といつた誤動作が少なく、釘抜きを確実に行うこ
とができる。
また、矩形体ワークの搬出入装置は、支持装置
を挟んで互いに対向させられた釘抜き機とクラン
プ装置の間を横切る方向に矩形体ワークを移動さ
せて外部の矩形体ワークを支持装置に搬入し、ま
た支持装置の矩形体ワークを外部に搬出する構成
とされているので、矩形体ワークの搬入、搬出に
当たつて釘抜き機やクランプ装置を横に退避させ
る必要がなく合理的であるとともに、矩形体ワー
クを支持する支持装置を中心にしてその周りに、
矩形体ワークを固定するクランプ装置、矩形体ワ
ークの釘を引き抜く釘抜き機、及び矩形体ワーク
を搬出入する搬出入装置が配設され、全体が一平
面内に収まつている関係から、全体をコンパクト
にまとめることができる。更にまた、上記のよう
な構成とされているため、釘抜き機やクランプ装
置等の作動を自動化して矩形体ワークに直接手を
触れることなく釘を引き抜くことが容易である。
また、矩形体ワークをばねの弾力によつて挟持部
材の間に挟持する構成とされ、支持装置の反転時
に矩形体ワークがずれ動いて定められた姿勢を崩
したり、落下したりするようなことがないので、
矩形体ワークと釘抜き機との関係が大きくずれる
ことがなく、したがつて、釘抜き作業を能率良く
迅速かつ的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図
イは矩形体ワークの斜視図、同図ロは同断面図、
同図ハは同一部詳細図、第2図は釘抜き装置の正
面図、第3図は同要部断面図の側面図、第4図は
釘抜き機の断面図、第5図は第4図における−
線断面図、第6図は第4図におけるB矢視図、
第7図は釘抜き機の釘列方向移動調節機構を示す
要部断面図、第8図はスプリング式クランパの断
面図、第9図は搬出入装置の正面図、第10図は
同平面図、第11図は第9図における要部のXI−
XI線断面図、第12図は釘抜き機の他の実施例を
示す断面図、第13図は第12図における雌くさ
びの側面図、第14図は第12図における爪のC
矢視図である。 1……矩形体ワーク、1d……釘、2a……ガ
イドバー、3……サドル、3a……シリンダ装
置、4……釘抜き機、5……反転装置(支持装
置)、5d……ワーク支持台、5e……反転軸
(回転軸)、5f……ピニオン、5g……ラツク、
5i……シリンダ装置、5m……押圧板(挟持部
材)、6……クランプ装置、6d……押圧ブロツ
ク(固定部材)、10……搬出入装置、41,8
1……本体、42,82……釘抜き用シリンダ、
43,83……釘頭掴み用シリンダ、57,93
……連結管(軸部材)、60,94……爪、61
……爪締め用ドローバ(閉部材)、97……爪締
め用コーンリング(閉部材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転軸5eに直接または間接に設けられ互い
    に対向して矩形体ワーク1をばね5nの作用で弾
    性的に挟持する挟持部材5mと、該回転軸5eを
    回転させる回転手段5f,5g,5iとを備えて
    矩形体ワーク1を回転自在に支持する支持装置5
    と、 上記挟持部材5mまたは上記矩形体ワーク1の
    回転中心軸に略直交する平面内に配設され矩形体
    ワーク1の釘抜きの際に矩形体ワーク1の釘抜き
    方向に固定部材6dを移動させ該矩形体ワーク1
    を固定するクランプ装置6と、 釘1dの頭を掴む一対の爪60,60/94,
    94が先端に開閉自在に設けられた軸部材57/
    93が、本体41/81に軸方向に移動自在に取
    り付けられ、該軸部材57/93には軸部材5
    7/93を軸方向に動かして上記支持装置5に上
    記クランプ装置6で固定された矩形体ワーク1に
    一対の爪60,60/94,94を開状態で打ち
    付け、また一対の爪60,60/94,94が釘
    1dの頭を掴んだ後において軸部材57/93を
    逆方向に動かして釘1dを引き抜く釘抜き用シリ
    ンダ42/82が連結されるとともに、上記一対
    の爪60,60/94,94には、釘頭掴み用シ
    リンダ43/83によつて一対の爪60,60/
    94,94に対して相対的に動かされて開状態の
    一対の爪60,60/94,94を閉状態とし釘
    1dの頭を掴ませる閉部材61/97が付設さ
    れ、上記平面内に上記クランプ装置6に対向し、
    かつ上記支持装置5を隔てて配設された釘抜き機
    4と、 矩形体ワーク1の釘抜きの際に釘抜き機4側の
    上記挟持部材5mにクランプ装置6で押し付けら
    れて支持装置5に固定された矩形体ワーク1の釘
    1dを抜く面に平行な面内において上記釘抜き機
    4を移動可能に保持し矩形体ワーク1の釘位置に
    位置決めする位置決め装置2a,3aと、 上記平面内において上記釘抜き機4とクランプ
    装置6とを結ぶ線を横切る位置に配設され、かつ
    上記釘抜き機4とクランプ装置6との間を横切る
    方向に矩形体ワーク1を移動させて外部の矩形体
    ワーク1を上記支持装置5の対向する挟持部材5
    mの間に上記ばね5nの弾力に抗して搬入し、ま
    た支持装置5の対向する挟持部材5mの間に支持
    された矩形体ワーク1を外部に搬出する搬出入装
    置10とを備えたことを特徴とする矩形体ワーク
    の釘抜き装置。
JP3157782A 1982-02-27 1982-02-27 矩形体ワークの釘抜き装置 Granted JPS58149143A (ja)

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