JPH0443302Y2 - - Google Patents

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JPH0443302Y2
JPH0443302Y2 JP7274686U JP7274686U JPH0443302Y2 JP H0443302 Y2 JPH0443302 Y2 JP H0443302Y2 JP 7274686 U JP7274686 U JP 7274686U JP 7274686 U JP7274686 U JP 7274686U JP H0443302 Y2 JPH0443302 Y2 JP H0443302Y2
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fluid
floating
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fluid supply
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばフイルム延伸機のフイルム引
伸し部における支持機構等に適用される流体によ
り浮上されつつ走行する浮上走行装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、この種フイルム、合成樹脂シート、その
他帯状物の延伸機等にあつては、前記フイルム等
の支持機構として走行面に対して滑りまたは転が
りによる接触型の支持機構のものがあるが、これ
らの機構によると、フイルム等の支持走行体と走
行案内部材間の摩擦が大きく、また摩耗粉が発生
するという欠点がある。更には前記接触型の支持
機構ではどうしても潤滑剤が必要となり、そのた
めフイルム面にオイルミストが付着するという問
題もある。
磁気テープ等に使用される高級用途向フイルム
にあつては特に前記摩耗粉、オイルミスト等の異
物の付着は避けなければならないものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上述した摩耗粉、オイルミスト等の発
生をなくすべく開発されたもので、走行体を案内
面に接触させることなく浮上させ、円滑に走行さ
せるようにした浮上走行装置を提供しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) このため、本考案は固定面の走行方向に沿つて
複数個の流体供給孔を設けると共に、同供給孔に
流体を供給する手段を備え、他方浮上走行体の前
記固定面に対向する面にポケツトを設けるととも
に、前記流体供給孔の径より大きな巾を有する溝
を前記ポケツトに連結させて走行方向に設け、前
記溝の中央が前記流体供給孔ライン上に配置され
ることを特徴とする浮上走行装置を構成とし、こ
れを上記問題点の解決手段とするものである。
(作用) 固定面から流出される流体が、走行する浮上走
行体に形成したポケツト及び溝に連続的に供給さ
れ、その流体圧により浮上走行体は効率よく浮上
し、他の適当な駆動装置により固定面上を走行す
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面は本考案の実施例である浮上走行装置の概
念図を示し、第1図は同平面図、第2図は同側断
面図である。同図において、1は走行案内部材の
固定面、2a,2bは夫々浮上走行体、前記浮上
走行体2a,2b裏面中央には真円状の凹みであ
るポケツト3a,3bが形成され、同ポケツトに
連通し、走行方向に沿つて溝4a,4bが刻設さ
れている。5は前記固定面1の中央で走行体2
a,2bの走行方向に所定間隔をもつて穿孔され
た流体供給孔、6は同流体供給孔5に連通し、前
記走行案内部材の底面に開口する前記流体供給孔
より大径の流体溜である。7,8は夫々浮上走行
体2a,2bの隣接中央側面に設けられた連結部
材で、各連結部材7,8は連結ピン9をもつて連
結されるようになつている。10は流体供給源1
3に接続する流体供給配管で、前記流体溜6の開
口部に連結されている。なお、11は圧力計、1
2はバルブ、14は浮上走行体2a,2bを走行
させるための駆動機構を示す。
以上の構成において、いま流体供給源13より
同供給孔5を経て、固定面1と浮上走行体2a,
2bの間の隙間に流体が供給され、同隙間におい
て流体の粘性しぼり効果により圧力が発生し、浮
上走行体2a,2bは固定面1より浮上する。こ
のときの浮上量をhで示す。各流体供給孔5の中
心を結んだ線lと、浮上走行体の裏面に設けた溝
4a,4bの中心線が一致するように浮上走行体
2a,2bが固定面1上に配置され、駆動機構1
4により矢印で示すX方向に駆動走行される。
なお、固定面1に設けられた流体供給孔5の径
dと浮上走行体裏面の溝巾wはd<wとなつてお
り、浮上走行体2a,2bが走行方向に直角する
方向に多少ずれても流体を溝4a,4b内で吸収
できるようになつている。
また、図示実施例では、連結部材7,8の下面
が夫々浮上走行体2a,2bの裏面と一致するよ
うにして設けられているため、連結部が固定面1
の流体供給孔5の上に来たとき同連結部も流体の
作用を受けることになり、流体が無駄に使われる
ことなく、その消費効率を上げることができるも
のである。
(考案の効果) 以上、詳しく説明した如く本考案によると、固
定面から流体が走行体のポケツト部と溝部に向け
て連続的に供給されるため、走行体に対して安定
した浮上特性が得られるものである。また、本考
案では複数の浮上走行体間の連結部下面を同走行
体の裏面と一致させてあるため、連結部が固定面
の流体供給孔上に来た時も相変わらず流体の作用
が続き、流体の消費が効率よく行なわれることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す浮上走行装置
の概要平面図、第2図は第1図のA−A矢視断面
図である。 図の主要部分の説明、1……固定面、2a,2
b……浮上走行体、3a,3b……ポケツト、4
a,4b……溝、5……流体供給孔、7,8……
連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定面の走行方向に沿つて複数個の流体供給孔
    を設けると共に、同供給孔に流体を供給する手段
    を備え、他方浮上走行体の前記固定面に対向する
    面にポケツトを設けるとともに、前記流体供給孔
    の径より大きな巾を有する溝を前記ポケツトに連
    結させて走行方向に設け、前記溝の中央が前記流
    体供給孔ライン上に配置されることを特徴とする
    浮上走行装置。
JP7274686U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH0443302Y2 (ja)

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JP7274686U JPH0443302Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JP7274686U JPH0443302Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JPS62186817U JPS62186817U (ja) 1987-11-27
JPH0443302Y2 true JPH0443302Y2 (ja) 1992-10-13

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