JPH0443187Y2 - - Google Patents

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JPH0443187Y2
JPH0443187Y2 JP5145287U JP5145287U JPH0443187Y2 JP H0443187 Y2 JPH0443187 Y2 JP H0443187Y2 JP 5145287 U JP5145287 U JP 5145287U JP 5145287 U JP5145287 U JP 5145287U JP H0443187 Y2 JPH0443187 Y2 JP H0443187Y2
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JP
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liquid channel
liquid
cover
channel cover
water inlet
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JP5145287U
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JPS63158240U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、液体容器の注水口の構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
液体容器、例えばポツトの注水口は、内容器に
通じた液道にカバーを被せることにより構成され
る。第7図はその一例であり、ポツト肩体20に
くちばし状に突出した液道21を形成し、その液
道21の上面に液道カバー22を強制嵌合するこ
とにより注水口を構成する。液道カバー22の嵌
合構造は、液道21の外側面に形成した嵌合爪2
3と、液道カバー22の内側面に形成した嵌合爪
24との係合により一体化し、同時にシールを図
るようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の注水口は、上記のごとき構成であり、肩
体及び液道カバーにそれぞれ嵌合爪を形成する必
要がある。そのため、金型加工に手間がかかると
共に、金型内でのスライド構造が必要となるた
め、金型が複雑化するとともに、成形作業が能率
的でない問題があつた。
そこで、この考案は液道カバーの嵌合構造に改
良を加え、上記の問題点を解決することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は液
道の各側壁の上端面と、液道カバーの下面のいず
れか一方に複数個の穴を形成し、他方にその穴に
嵌合するピンを突設し、かつ液道カバーの下面に
液道の両側壁内面に密着するシール用リブを形成
したものである。
〔実施例〕
第1図から第5図に示す実施例は、ポツトの肩
体Aの上端部に液道1をくちばし状に突設したポ
ツトの例である。液道1の両側壁上端面には、そ
れぞれ3個所の穴2を流れの方向に配列して形成
してある。これらの穴2は側壁の高さの範囲内で
できるだけ深く形成される。
上記液道1の上面には両側壁間にわたる補強用
連結リブ3が形成され、またそのリブ3の前方に
凹所4が形成されている。この凹所4はフラツプ
5(第5図参照)の軸を支持する。
一方、液道カバー6は、液道1の上面をカバー
し得る大きさの板状に形成され、その下面に前記
の各穴2に密に嵌合するピン7を突設してあり、
またこれらのピン7の内側にシール用リブ8を形
成してある。シール用リブ8は、液道1の両側壁
の内面に密着せしめることにより(第4図参照)、
液漏れを防止するものである。
なお、液道カバー6の下面には、液道1の凹所
4に嵌合する小突起9が形成され、この小突起9
によりフラツプ5の軸を押えるようになつてい
る。
上記の液道カバー6を液道1の上面に嵌着する
と、第3図及び第4図に示すように、各ピン7が
各穴2に圧入により嵌合するとともにシール用リ
ブ8が液道1の両側壁内面に密着する。
液道カバー6を上記のように嵌着すると、液道
カバー6の一部に抜け方向の力が作用した場合、
ピン7が穴2内でこじられるため、抜けることが
ない。液道カバー6に撓みが生じる場合は、ピン
7が一層こじられるため、一層抜け難くなる。
また、液道カバー6の両端又は両側に同時に抜
け方向の力が作用することは、意図的にしないと
起こらないことなので、結局液道カバー6が抜け
る心配はない。
第5図は上記の構造でなる注水口10を備えた
ポツトの内部構造を示すものであり、注水口10
は、内容器11に中栓12を介して連通してお
り、外蓋13の押しボタン14の操作により中栓
12を開設し、ポツト全体を傾けると、注水口1
0から湯が流出する。
なお、上記実施例は、液道1を有する肩体Aを
ポツト胴部Bと別体に形成したものを示している
が、肩体Aと胴部Bを一体化した構造のポツトの
場合にも同様に適用することができる。
更に、上記実施例は、液道1側に穴2を形成
し、液道カバー6側にピン7を設ける構成にして
いるが、第6図に示すように液道カバー6の両側
壁下面に穴2を設け、液道1の両側上面に各穴2
に圧入により嵌合するピン7を設ける構造にして
もよい。この場合シール用リブ8は、前記の場合
同様に液道カバー6に形成される。
なお、以上の実施例では、ピン7を6本形成し
ているが、ピン7は流れの方向の前後両端の4本
てあつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は液道とその上面に嵌
着する液道カバーの一体化構造として、穴とピン
の嵌合構造をとるものであるから、成形金型が簡
単になるとともに、成形に要する時間も短縮する
ことができる。また、液道カバーにシール用リブ
を設けてあるので、簡単な嵌合構造であるにもか
かわらず、確実なシールを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の分解斜視図、第2図は液道カ
バーの底面図、第3図は注水口の断面図、第4図
は第3図の−線の断面図、第5図はポツトの
内部構造を示す断面図、第6図は他の実施例の断
面図、第7図は従来例の一部切欠分解斜視図であ
る。 1……液道、2……穴、6……液道カバー、7
……ピン、8……シール用リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体容器の内容器と連通した液道の上面に液道
    カバーを嵌着してなる液体容器の注水口におい
    て、上記液道の各側壁の上端面と、液道カバーの
    下面のいずれか一方に複数個の穴を形成し、他方
    にその穴に嵌合するピンを突設し、かつ液道カバ
    ーの下面に液道の両側壁内面に密着するシール用
    リブを形成したことを特徴とする液体容器の注水
    口。
JP5145287U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0443187Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5145287U JPH0443187Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JP5145287U JPH0443187Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63158240U JPS63158240U (ja) 1988-10-17
JPH0443187Y2 true JPH0443187Y2 (ja) 1992-10-13

Family

ID=30875725

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JP5145287U Expired JPH0443187Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JPS63158240U (ja) 1988-10-17

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