JPH044316Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH044316Y2
JPH044316Y2 JP1985148144U JP14814485U JPH044316Y2 JP H044316 Y2 JPH044316 Y2 JP H044316Y2 JP 1985148144 U JP1985148144 U JP 1985148144U JP 14814485 U JP14814485 U JP 14814485U JP H044316 Y2 JPH044316 Y2 JP H044316Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke
cylinder
case
detector
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985148144U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6257891U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985148144U priority Critical patent/JPH044316Y2/ja
Publication of JPS6257891U publication Critical patent/JPS6257891U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH044316Y2 publication Critical patent/JPH044316Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> この考案は、光電式やイオン化式煙感知器など
に関するもので、特に煙流入特性の良い薄型の煙
感知器のケースに関するものである。
<従来技術> 煙感知器の煙検出機構や回路部は、ケースの中
に収容されているが、このケースは蓋部とカバー
部とで構成されている。
ところで、煙感知器は直下よりの煙および天井
面を伝わつてくる煙のいずれをも感知器内に流入
させるため、感知器のケースの下面と天井面近く
の上部側壁の2箇所に煙流入口を設けていた。
また気温や湿度などの変化により空気中の水蒸
気が凝縮し、その水滴が蓋部に溜まるので、この
水滴を感知器ケース内に入れることなく排水でき
るように煙流入口の位置または形状を考える必要
があつた。
<従来技術の問題点> しかし上記のような構成の煙感知器は、ある程
度大きな感知器には好適であつたが、近年求めら
れている背の低い薄型の煙感知器には、感知器ケ
ースの2箇所に煙流入口を設けることができず不
適当であつた。
<問題点を解決するための手段> 椀状のカバー部に蓋部を被せ、内部に煙検出機
構や回路部を収容する煙感知器のケースにおい
て、蓋部の周縁部分に樋部を、またカバー部は筒
体とこれに支柱を介して支持される上記筒体の開
口部の径より小径の底壁とよりなり、上記筒体の
下端開口部の周縁が断面ハ字状に切除されて環状
の煙流入口が構成するようにしたものである。
<作用> この考案の感知器のケースでは、感知器直下の
煙が感知器ケースの大径部分の筒体と小径部分の
底壁とでなる環状の間隙を通して感知器内に、ま
た天井面を伝わつてくる煙がケースの側壁の大き
な開口を通じて感知器内に流入する。その際、筒
体の下端周縁のハ字状の断面で煙は感知器内へと
スムーズにその流れが変更される。また感知器の
表面を伝わつてくる水滴もこの部分で阻止され、
水滴は下方へ直接落下する。
<実施例> この考案の一実施例を第1図、第2図および第
3図により説明するが、同一図面符号は、その名
称も機能も同一である。
図において、11は煙感知器で、例えば光電式
感知器である。
この煙感知器11は、蓋部12とカバー部13
とからなるケース14を有し、このケース14の
中にはラビリンスおよび投受光部からなる煙検出
機構15と増幅器および発振器などの回路部16
が収容される。
蓋部12には、円筒状の周壁17と、この周壁
17と接続する底壁18と、筒状の樋部19とが
設けられる。そして底壁18は排水を考慮して中
央部が高く、その周部は、周壁17に向かつて下
方に傾斜している。
上記樋部19は、蓋部12の周縁部分に設けら
れ、その上端は底壁18の上面に開口し、その下
端は、周壁17のほぼ下端まで伸びており、樋部
19の内壁には段状の係合部20が設けられる。
カバー部13は、筒体21とこれに複数個の支
柱22を介して支持された筒体21の開口部の径
よりも小径の底壁23とより構成され、筒体21
の下端周縁24が断面ハ字状に切除されて環状の
煙流入口25が構成される。
またカバー部13の上縁部分26には、樋部1
9に挿入される突柱27と、環状立壁28が設け
られる。
突柱27は、樋部19の長さより長くその頭部
には樋部19の係合部20と係合する鉤状の係合
部29が設けられる。
さらに樋部19に対応する部分の上縁部分26
は、外方に向かつて下方に傾斜しており、かつ、
樋部19の下端との間で排水用の隙間30が構成
される。なお図において、31は天井などのベー
スと係合する取付金具である。
次にこの考案の感知器の作動について説明す
る。
火災の発生により煙が感知器の直下より矢印A
のように上昇すると、筒体21の開口部とこれよ
りも小径の底壁23との間でなる間隙aとハ字状
に切除された周縁24を通じて煙流入口25内へ
と流入する。煙流入口25に流入した煙は、回路
部16などとも衝突し変更され、矢印A′のよう
に煙検出機構15内へと流入する。
また天井面を伝わつてくる矢印Bの煙は、煙流
入口25の大きな側部開口bにより捕捉され、矢
印B′のように煙検出機構15内へと流入する。
また蓋部12の底部18の上面に結露などによ
つて溜まる水は、樋部19の内壁を伝わつて落下
し、カバー部13の上縁部分26に至り、隙間3
0から落下する。
しかしここで落下せず感知器の表面を伝わつて
大きな開口部を備えた煙流入口25へと流れて
も、この流入口25を構成する筒体21の周縁2
4が断面ハ字状またはナイフエツヂ状に切除され
ているので、この位置で水滴は落下し感知器内に
入ることがない。
なお上記実施例では煙検出機構を光電式とした
が、イオン室などを備えたイオン化式の煙検出機
構としてもよい。また上記樋部19はこの構造に
限ることなく単なる溝のようなものでもよい。
<効果> この考案の煙感知器のカバーは以上のように構
成され作用するので、煙感知器を薄型としても直
下及び天井面を伝わつてくる煙が感知器内に充分
に流入するとともに、結露などにより感知器表面
を水滴が流れても、煙流入口を通つて水滴が感知
器内に入ることのない煙感知器のケースが得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の煙感知器の一実施例の断面
図、第2図は第1図の底面図、第3図は第1図の
平面図である。 12……蓋部、13……カバー部、14……ケ
ース、15……煙検出機構、16……回路部、1
9……樋部、21……大径の筒体、22……支
柱、23……筒体21の開口部の径よりも小径の
底壁、24……筒体の下端周縁、25……煙流入
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 椀状のカバー部に蓋部を被せ、内部に煙検出機
    構や回路部を収容する煙感知器のケースにおい
    て、蓋部の周縁部分に樋部を、またカバー部は筒
    体とこれに支柱を介して支持される上記筒体の開
    口部の径より小径の底壁とよりなり、上記筒体の
    下端開口部の周縁が断面ハ字状に切除されて環状
    の煙流入口が構成されたことを特徴とする煙感知
    器のケース。
JP1985148144U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH044316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985148144U JPH044316Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985148144U JPH044316Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6257891U JPS6257891U (ja) 1987-04-10
JPH044316Y2 true JPH044316Y2 (ja) 1992-02-07

Family

ID=31062147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985148144U Expired JPH044316Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH044316Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0193896A (ja) * 1987-10-05 1989-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 煙感知器
JPH082796Y2 (ja) * 1988-01-29 1996-01-29 ホーチキ株式会社 感知器の水抜き構造
JP3932504B2 (ja) * 2001-10-31 2007-06-20 能美防災株式会社 火災感知器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49102395A (ja) * 1972-09-21 1974-09-27
JPS49131798A (ja) * 1973-04-17 1974-12-17
JPS5437272U (ja) * 1977-08-11 1979-03-10
JPS5627596U (ja) * 1979-08-10 1981-03-14
JPS5912717U (ja) * 1982-07-16 1984-01-26 ダイキヨ−・ベバスト株式会社 乗物の屋根窓

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49102395A (ja) * 1972-09-21 1974-09-27
JPS49131798A (ja) * 1973-04-17 1974-12-17
JPS5437272U (ja) * 1977-08-11 1979-03-10
JPS5627596U (ja) * 1979-08-10 1981-03-14
JPS5912717U (ja) * 1982-07-16 1984-01-26 ダイキヨ−・ベバスト株式会社 乗物の屋根窓

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6257891U (ja) 1987-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH044316Y2 (ja)
GB2034028A (en) Optical smoke detector
CN113168753B (zh) 火灾或烟雾报警器
JPH09330607A (ja) 屋外用照明ランプ、特に柱頂部照明ランプのためのランプカバー
GB2212657A (en) Ionization smoke detector
US5857769A (en) Condensation diversion system in a lamp fixture
US2766678A (en) Chimney cap
US3997073A (en) Grease disposal apparatus
JPH044315Y2 (ja)
JPH0747553Y2 (ja) 軒庇構造
JP2003248877A (ja) 煙感知器
US11466852B2 (en) End fitting for an exhaust pipe
JPH0744686Y2 (ja) 線香立て
JPH0342547Y2 (ja)
JPS5928350Y2 (ja) 光電式感知器
KR890006113Y1 (ko) 장독 뚜껑
EP0809074B1 (en) Ice-free discharge structure
JPH0129440Y2 (ja)
JPH0522727Y2 (ja)
JP2521718Y2 (ja) エンジンのエアクリーナの下向き吸入型吸気管の防水カバー
JPH0213891Y2 (ja)
JPS5840185Y2 (ja) 屋根裏換気装置
JPH0537821Y2 (ja)
JPH0127013Y2 (ja)
JPH0610016Y2 (ja) 換気棟の防水構造