JPH0443127Y2 - - Google Patents

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JPH0443127Y2
JPH0443127Y2 JP19409286U JP19409286U JPH0443127Y2 JP H0443127 Y2 JPH0443127 Y2 JP H0443127Y2 JP 19409286 U JP19409286 U JP 19409286U JP 19409286 U JP19409286 U JP 19409286U JP H0443127 Y2 JPH0443127 Y2 JP H0443127Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器に係り、特に化粧料を充填すべ
きコンパクト容器や他の用途に使用し得る容器に
関する。
〔従来の技術〕
従来、コンパクト容器としては受皿の後側に蓋
体を回動開閉自在に蝶着したものが一般的であ
り、この受皿内に化粧料を充填したものが多い。
但し、蓋体の内面側に化粧料を充填したものも
ないわけではなく、例えば、実開昭60−103409号
公報に記載されたコンパクト容器[第9図a,
b,c]のようなものが知られている。これは、
外筒21内に内筒22を回動自在に収容し、外筒
21の一側面を切欠き、内筒22の内面側に化粧
料3を収容し、内筒22を回動することにより内
筒22内面の化粧料3を外筒21の切欠き23か
ら覗かせるうにしたもので、外筒21を従来のコ
ンパクト容器の受皿と考え、内筒22を蓋体2と
考えれば、蓋体2内面に化粧料3を充填したもの
とみることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このようなコンパクト容器では蓋体2
を開いて始めて化粧料3が見えるものであるた
め、蓋体2を閉じた状態の時にはどのような種類
の化粧料3が収容されているか不明で、いちいち
開蓋しなければ内容物を確認出来ないという面倒
がある。
そこで、受皿に化粧料を充填したコンパクト容
器において蓋体を透明体とすることが考えられ、
このようにすれば内容物を視認できるようになる
が、その際見える化粧料は、化粧料筆等によりな
ぞつた跡のある化粧料の使用面であるため、見栄
えが悪い。
本考案はこのような従来技術に鑑みなされたも
ので、内容物として化粧料3を収容した場合、蓋
体を閉じた状態でも収容されている化粧料3を視
認でき、しかも、その視認の態様が極めて美しい
状態に保たれる容器とすることを技術的課題とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、受
皿1上に蓋体2を取り付けた容器において、次の
ような技術的手段をとつた。
すなわち、前記蓋体2は、閉蓋時に上方へと突
出した下面開口の内容物収容体2aを有し、この
内容物収容体2aを透明体で形成するとともに、
さらに、この内容物収容体2aの左右両端部を前
記受皿1に回動自在に軸支してなり、 前記受皿1は、前記内容物収容体2aに対応し
た上面部分に収容凹部4を形成し、この収容凹部
4の大きさを前記内容物収容体2aの回動反転時
に内容物収容体2aが収容可能な大きさとして容
器とした。
ここで、内容物収容体2aは、閉蓋時に上方へ
と突出した下面開口状態で、開蓋時の反転回動に
より収容凹部4無いに収容しうる大きさならよい
ので、前後方向の断面が4角形、3角形、もしく
は他の任意の形状でもよい。ただし、前後方向の
断面が円弧状であれば、内容積を最大にすること
ができる。従つて、左右方向の断面も円弧状、す
なわち、内容物収容体2a全体を半球状とするこ
ともできる。
〔作用〕
本考案の容器は化粧料3を充填してコンパクト
容器として使用するために開発されたものである
が、化粧料3の代わりに海綿がスポンジ等の発泡
体3を内容物収容体2a内に収容し、この発泡体
3に水を含ませれば、切手の糊塗布面に水分を付
与するための保水容器としても使用できる。化粧
料3を充填した場合、蓋体2を前後方向に回動さ
せて開くと、内容物収容体2aは回動により反転
し、収容凹部4内に収容されるので、内容物収容
体2aの内面に充填してある化粧料3が露出す
る。そして、この化粧料3の露出面から化粧筆等
で化粧料3をなぞつて取り、化粧に供する。従つ
て、化粧料3はこの露出面から使用されて消費さ
れる。
そして、蓋体2を開いた状態では内容物収容体
2aが収容凹部4内に収容されてしまうため、外
方に張り出して邪魔になるということはない。
また、蓋体2を閉じると内容物収容体2aが表
面に露出するが、この内容物収容体2aは透明体
で形成されているため内部に充填されている化粧
料3が透視でき、その色や種類を確認できる。そ
して、透視される化粧料3は化粧料3の底面であ
り、前記露出面ではないため、化粧料3が消費さ
れてもその消費が底面に達しない限り、蓋体2を
閉じた状態では視認しうる化粧料3の外観は美し
く保たれる。
次に、内容物収容体2a内に含水発泡体3を充
填した場合の作用について述べると、蓋体2を閉
じると内容物収容体2aが収容凹部4を覆う形と
なり、収容凹部4と内容物収容体2aとで囲まれ
る室内に含水発泡体3を密封するので、発泡体3
に含まれている水の蒸発を防ぎ保水することがで
きる。蓋体2を開き、発泡体3を露出させ、その
露出面に切手等の糊塗布面を接触させると糊塗布
面に水が着くので、封筒等に張り付ける。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
<実施例 1> 第1図乃至第3図に示したように、円形の平板
状をした受皿1が設けられ、この受皿1は中央に
半球状の収容凹部4が形成され、この収容凹部4
の左右両側に軸受溝5がそれぞれ形成されてい
る。また、収容凹部4の前側となる受皿1部分に
凹所6が形成され凹所6内前面に係止突起7が突
設されている。さらに、受皿1の下面周縁には周
壁8が垂設されて環状をなし、この周壁8の下端
が平たい底面をおりなしている。
そして、受皿1の上面に蓋体2が設けられ、こ
の蓋体2は前記収容凹部4を覆う内容物収容体2
aを有している。この内用物収容体2aは閉蓋時
に上方へと突出した下面開口の半球状に形状さ
れ、さらに、この内容物収容体2aは透明な合成
樹脂で形成されて内部を透視できるようになつて
いる。そして、内容物収容体2aの外径は前記収
容凹部4の内径と同一もしくはそれよりやや小径
に形成されている。この内容物収容体2aは左右
両側に前記軸受溝5に回動係止する回動軸9を有
しているが、この回動軸9と軸受溝5との関係を
みると、前記軸受溝5の内径は回動軸9の直径と
同一もしくはそれよりやや大径に形成されている
が、軸受溝5の上側入口は回動軸9の直径より狭
く形成され、回動軸9の抜け止めとなつている。
さらに、内容物収容体2aの前側縁に前記凹部6
に対応した舌片10が突設され、この舌片10の
下面に前記係止突起7に係脱自在のフツク片11
が垂設されている。
そして、内容物収容体2a内には内容物収容体
2aの内径と同一外径の球状をした粉末固形化粧
料3が固化充填されている。そして、内容物収容
体2aは透明体で形成されているため、充填され
て内容物収容体2aの内壁面に密着している粉末
固形化粧料3の底面が内容物収容体2aを通して
視認できる。
この実施例の作用は前記〔作用〕の項で化粧料
3を充填した場合の作用として述べたことと同様
であるため、その説明は省略する。
<実施例 2> 次に、他の実施例を第4図〜第8図に基づいて
説明する。但し、実施例1と同様の部分は同一の
符号を付してその説明を省略する。
この実施例において、受皿1は前端幅が後端幅
よりやや狭いほぼ矩形状に形成され、後側部寄り
部分の上面に収容凹部4が左右方向に細長く形成
されているとともに、前側部寄り部分に化粧料筆
等を収容すべき化粧具収容部12が形成されてい
る。そして、収容凹部4は前後方向の断面が円弧
状に形成されている。
そして、この収容凹部4を覆う蓋体2の内容物
収容体2aは、左右方向に広幅の第1収容部2b
と第1収容部2bより狭幅の第2収容部2cとを
左右方向に直線状に配列して有しており、これら
第1収容部2bと第2収容部2cとはいずれもそ
の前後方向の断面が円弧状に形成されている。そ
して、その曲率半径は前記収容凹部4の曲率半径
よりやや小さく形成されている。
また、内容物収容体2aの前側縁に突設された
舌片10は前記化粧具収容部12の上面を覆う大
きさに形成されている。
<実施例 3> この実施例では第1の実施例において、粉末固
形化粧料3の代わりに球形もしくは半球形のスポ
ンジを内容物収容体2aに嵌合したもので、スポ
ンジ3に水を含ませて保水容器して使用する場合
である。従つて、図としては変更点がなく、第1
図、第2図と同様である。また、作用は前記〔作
用〕の項で述べたことと同様であるため省略す
る。
なお、発泡体3は球形とするよりも半球形と
し、平面を設けた方が切手等への水の塗布がしや
すい。なお、図示しないが、受皿1に可撓性のあ
る貯水袋を内蔵し、この貯水袋を外部から押せる
ようにするとともに、貯水袋から収容凹部4内に
水を供給しうるようにすれば、蓋体の回動時に発
泡体3に水を供給しうる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、化粧料を収容すべきコンパク
ト容器として、あるいは発泡体を収容すべき保水
容器としても使用でき、汎用性が高い。
そして、コンパクト容器として使用した場合、
蓋体を閉じたまま化粧料の色や種類を確認できる
ので、複数有している場合にどのコンパクト容器
を選択すべきかを蓋体を開かずとも容易に判断で
きる。
しかも、化粧料の使用の程度に拘りなく、内容
物収容体を介して化粧料の底面を奇麗な状態で視
認できるため、外観上優れている。
また、発泡体を収容した場合は、蓋体を閉じれ
ば水の蒸発を防ぐ保水作用を奏し、水を何度も供
給しなくとも良く、切手等への水の塗布使用にお
いてその使い勝手が良い。
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその前後方向での断面図、第3図はその
開蓋状態の断面図、第4図は他の実施例を示す平
面図、第5図はその正面図、第6図はその縦断正
面図、第7図はその前後方向の断面図、第8図は
その側面図、第9図a,b,cは従来例を示す斜
視図である。 1……受皿、2……蓋体、2a……内容物収容
体、4……収容凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受皿1上に、蓋体2を取り付けた容器であつ
    て、 前記蓋体2は、閉蓋時に上方へと突出した下面
    開口の内容物収容体2aを有し、この内容物収容
    体2aを透明体で形成するとともに、さらに、こ
    の内容物収容体2aの左右両端部を前記受皿1に
    回動自在に軸支してなり、 前記受皿1は、前記内容物収容体2aに対応し
    た上面部分に収容凹部4を形成し、この収容凹部
    4の大きさを前記内容物収容体2aの回動反転時
    に内容物収容体2aが収容可能な大きさとしたこ
    とを特徴とする容器。
JP19409286U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH0443127Y2 (ja)

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JP19409286U JPH0443127Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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JP19409286U JPH0443127Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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