JPH0443034Y2 - - Google Patents

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JPH0443034Y2
JPH0443034Y2 JP2285888U JP2285888U JPH0443034Y2 JP H0443034 Y2 JPH0443034 Y2 JP H0443034Y2 JP 2285888 U JP2285888 U JP 2285888U JP 2285888 U JP2285888 U JP 2285888U JP H0443034 Y2 JPH0443034 Y2 JP H0443034Y2
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JP
Japan
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nozzle
spur gear
rack
ice cream
setting means
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、アイスクリームの渦巻状充填装置の
改良に関するものである。
従来の技術 この種アイスクリームの渦巻状充填装置とし
て、容器台又はノズルを回転させ、アイスクリー
ムにねじりを与え、渦巻模様を形成する装置が公
知である(実公昭48−11191号公報、実公昭48−
11192号公報、特開昭51−79773号公報等参照)。
上記公知の装置は、回転動力として、電気式モ
ータと、比較的簡単かつ小形で大きい減速比が得
られるウオーム減速機との組合せを採用している
のが一般的であり、しかも、回転方向は一方向の
みとしていた。
考案が解決しようとする課題 従来の装置では、回転方向が一方向のみであつ
たため、形成できる渦巻模様が単調なものに制約
されるという問題点があつた。
また、従来、回転速度を変化させることによつ
て、渦巻模様を変化させることが提案されていた
が、これは、モータの回転数を高低2段に切換え
可能として実施していた程度であつた。
要するに、従来の装置は、回転方向が一方向の
みであり、回転速度の変化も乏しいため、形成さ
れる渦巻模様が単調であり、嗜好趣味の多様化傾
向に対処できないという問題点があつた。
本考案は、従来装置の上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、渦巻模
様を自由に変化させて嗜好趣味の多様化傾向に対
応し得るアイスクリームの渦巻状充填装置を提供
しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案は、フリーザ
からのアイスクリームを色違いの他の材料と共に
充填機に送り出すための送出筒の出口に、開閉弁
及びノズルを備え、ノズルの直下に容器台を有
し、ノズル又は容器台を回転させるようにしたア
イスクリームの渦巻状充填装置において、ノズル
又は容器台の円周上に同心的に固着したスパーギ
ヤと、スパーギヤに噛合させたラツクと、ラツク
を往復動させるエアシリンダと、エアシリンダへ
の供給エア量を流量制御弁を介して設定制御する
エアシリンダの速度設定手段と、 エアシリンダの供給方向切換弁を介してラツク
の作動方向を切換制御してラツクと噛合するスパ
ーギヤに正転、逆転、正逆転、反復正逆転等の複
数の作動モードを選択設定するための切換位置を
もつ作動モード設定手段とを具備したのである。
作 用 エアシリンダは、ラツクを往復動させ、ラツク
は、スパーギヤと噛合してスパーギヤを正逆回転
させ、スパーギヤは、ノズル又は容器台を同心的
に正逆回転させ、ノズルから送出されるアイスク
リームを容器中に自由な渦巻模様を形成させて充
填する。
エアシリンダの速度は、速度設定手段で任意に
設定でき、また、作動モードも、作動モード設定
手段で自由に設定でき、これら両方の組合せ設定
によつて、多様な渦巻模様を形成できる。
実施例 第1図は本考案装置の要部縦断側面図、第2図
は回転駆動部の平面図、第3図は速度設定手段の
一例を示す正面図、第4図は作動モード設定手段
の一例を示す正面図、第5図〜第7図は本考案装
置で形成される渦巻模様の形成例を示す容器の縦
断側面図であつて、第1図において、1はフリー
ザからのアイスクリームを充填機へ送り出すため
の送出筒、2は送出筒1の出口、3は出口2を開
閉し得る如く送出筒1に設置された開閉弁、4は
出口2の下部に配置されたノズル、5はノズル4
の取付部材、6はノズル4の円周上に同心的に固
着したスパーギヤ、7はスパーギヤ6と噛合する
ラツク、8はラツク7を往復動させるエアシリン
ダ、9は容器、10は容器台、a,bは色違いの
アイスクリームを示し、また、第3図及び第4図
において、11は速度設定手段、12は作動モー
ド設定手段を示している。
アイスクリームの原料は、フリーザ内におい
て、冷却状態下で攪拌されてアイスクリームとさ
れ、スクリユによつて送出筒1に送出され、この
場合、色違いの他の材料(例えば、チヨコレー
ト、他のアイスクリーム、添加材料等)を送出筒
1へ分割供給するように構成され、この構成は、
従来の渦巻状充填装置と同様であるので、その説
明は省略する。
第1図の実施例では、ノズル4を回転させるよ
うにした場合を示しており、このノズル4は、ベ
アリング5aを介して取付部材5に回転自在に軸
承され、この取付部材5はシール材5bを介して
送出筒1の出口2に取付けてある。
上記ノズル4にはスパーギヤ6が一体に固着し
てあり、これと噛合するラツク7は装置本体の一
部にガイドを介して摺動可能に支持され、かつ、
エアシリンダ8は、装置本体の一部に設けられ、
これらスパーギヤ6、ラツク7及びエアシリンダ
8は、装置本体のカバー内に収納される。スパー
ギヤ6の歯数は、容器の型態に応じて適当な歯数
のものを選択使用する。
そして、容器9は、透明又は半透明のプラスチ
ツク容器で構成され、渦巻模様が外部から透視で
きるものが多用されている。
第1図の実施例は、ノズル4を回転させるよう
にした場合を示しているため、容器台10は固定
しているが、逆にしてもよい。
速度設定手段11は、第3図に例示する如く、
速度レンジ11aの目盛の0から100まで、ダイ
ヤル11bで無段階に設定するようにし、エアシ
リンダ8への供給エア量を流量制御弁を介して無
段階的に制御するようにする。
作動モード設定手段12は、第4図に例示する
如く、「正転」、「逆転」、「正逆転」、「反復正逆転

等の複数のモード切換位置をもつモード切換ダイ
ヤル12aを設け、エアシリンダ8の作動方向切
換弁を切換制御してラツク7の作動方向を切換制
御し、このラツク7に噛合するスパーギヤ6の回
転方向を上記モードに選択設定させるものであ
る。
上記エアシリンダ8の流量制御弁及び作動方向
切換弁の制御は、速度設定手段11及び作動モー
ド設定手段12による設定条件を、マイコンを備
えた電子制御回路により適宜のアクチユエータと
センサを含む閉ループ回路で行わせるのが好まし
い。
本考案装置は、以上の構成からなり、次に動作
を説明する。
先ず、開閉弁1による出口2の開放時間が一定
であれば、正転のみで速度を早くすれば、ノズル
4の回転数が大となるので、第5図に示す様に細
かい渦巻模様となり、速度を遅くすれば、第6図
の如く渦巻模様は太くなる。
また、開閉弁1の開放時間中に、エアシリンダ
8を往復動作させれば、即ち、作動モード設定手
段12で「正逆転」モードに設定しておけば、第
7図に示す様に、容器9の下半部と上半部とで逆
の渦巻模様を形成させることができる。
さらに、「反復正逆転」モードに設定すれば、
容器9内で複数段に亘つて交互に逆の渦巻模様を
形成させることができ、速度設定手段11との組
合せによつて、一層多様な渦巻模様を形成させる
ことができる。
上記した速度設定手段11及び作動モード設定
手段12は、図示例に制約されず、速度表示をデ
ジタル化したり、作動モードを押釦選択式とし、
さらに、モードを多様化させることができ、ま
た、スパーギヤ6の歯数変更による模様変更も可
能である。
考案の効果 本考案によれば、容器台又はノズルの回転方向
の変化と回転速度の変化との組合せによつて、渦
巻模様を自由に変化させて嗜好趣味の多様化に対
応し得るアイスクリームの渦巻状充填装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の要部縦断側面図、第2図
は回転駆動部の平面図、第3図は速度設定手段の
一例を示す正面図、第4図は作動モード設定手段
の一例を示す正面図、第5図〜第7図は本考案装
置で形成される渦巻模様の形成例を示す容器の縦
断側面図である。 1……送出筒、2……出口、3……開閉弁、4
……ノズル、5……ノズル取付部材、6……スパ
ーギヤ、7……ラツク、8……エアシリンダ、9
……容器、10……容器台、a,b……色違いア
イスクリーム又はソース添加物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フリーザからのアイスクリームを色違いの他の
    材料と共に充填機に送り出すための送出筒の出口
    に、開閉弁及びノズルを備え、ノズルの直下に容
    器台を有し、ノズル又は容器台を回転させるよう
    にしたアイスクリームの渦巻状充填装置におい
    て、 ノズル又は容器台の円周上に同心的に固着した
    スパーギヤと、 スパーギヤに噛合させたラツクと、 ラツクを往復動させるエアシリンダと、 エアシリンダへの供給エア量を流量制御弁を介
    して設定制御するエアシリンダの速度設定手段
    と、 エアシリンダの供給方向切換弁を介してラツク
    の作動方向を切換制御してラツクと噛合するスパ
    ーギヤに正転、逆転、正逆転、反復正逆転等の複
    数の作動モードを選択設定するための切換位置を
    もつ作動モード設定手段とを具備したことを特徴
    とするアイスクリームの渦巻状充填装置。
JP2285888U 1988-02-22 1988-02-22 Expired JPH0443034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2285888U JPH0443034Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22

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JP2285888U JPH0443034Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22

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JPH01127478U JPH01127478U (ja) 1989-08-31
JPH0443034Y2 true JPH0443034Y2 (ja) 1992-10-12

Family

ID=31241347

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JP2285888U Expired JPH0443034Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22

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JPH01127478U (ja) 1989-08-31

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