JPH0443032B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0443032B2 JPH0443032B2 JP61049823A JP4982386A JPH0443032B2 JP H0443032 B2 JPH0443032 B2 JP H0443032B2 JP 61049823 A JP61049823 A JP 61049823A JP 4982386 A JP4982386 A JP 4982386A JP H0443032 B2 JPH0443032 B2 JP H0443032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- pin
- vehicle body
- along
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 10
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、車体を載せて走行可能な走行台車に
ピンが突設され、走行台車の搬送方向に沿つて走
行可能な移動部材には前記ピンを嵌入し得る凹部
が設けられる自動車組立用搬送装置に関する。
ピンが突設され、走行台車の搬送方向に沿つて走
行可能な移動部材には前記ピンを嵌入し得る凹部
が設けられる自動車組立用搬送装置に関する。
(2) 従来の技術
従来、かかる搬送装置では、移動部材としての
無端状チエンを搬送方向に沿つて走行させ、その
チエンに設けた凹部にピンを単に嵌入するだけ
で、走行台車を走行せしめている。
無端状チエンを搬送方向に沿つて走行させ、その
チエンに設けた凹部にピンを単に嵌入するだけ
で、走行台車を走行せしめている。
(3) 発明が解決しようとする問題点
ところが、ピンが凹部から脱落してしまうおそ
れがあり、それにより停止してしまつた走行台車
に後続の走行台車が追突し、走行台車上の車体が
損傷する心配がある。
れがあり、それにより停止してしまつた走行台車
に後続の走行台車が追突し、走行台車上の車体が
損傷する心配がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ピンの凹部からの脱落にも拘わらず走行台
車が停止してしまうことを防止して、走行台車上
の車体が衝突により損傷するのを確実に防止し得
るようにした自動車組立用搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
あり、ピンの凹部からの脱落にも拘わらず走行台
車が停止してしまうことを防止して、走行台車上
の車体が衝突により損傷するのを確実に防止し得
るようにした自動車組立用搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本発明によれば、搬送方向に沿う走行台車の後
部に当接し得るストツパが、凹部よりも搬送方向
に沿う後方側で移動部材に突設される。
部に当接し得るストツパが、凹部よりも搬送方向
に沿う後方側で移動部材に突設される。
(2) 作用
ピンが凹部から脱落してもストツパが走行台車
に当接することにより走行台車は移動部材ととも
に走行し続け、後続の走行台車が追突することが
回避される。
に当接することにより走行台車は移動部材ととも
に走行し続け、後続の走行台車が追突することが
回避される。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、自
動車の組立工程で、車体1は走行台車2上に載置
され、その走行台車2により搬送方向3に向けて
搬送される。しかも搬送方向3に沿つて搬送され
る途中で車体1には各部品が組付けられるが、そ
れらの部品の組付特性に応じて車体1は、その前
後方向を搬送方向3に一致させた姿勢と、幅方向
を搬送方向3に一致させた姿勢とを切換えながら
搬送され、走行台車2上での車体1の高さも調節
される。
明すると、先ず第1図および第2図において、自
動車の組立工程で、車体1は走行台車2上に載置
され、その走行台車2により搬送方向3に向けて
搬送される。しかも搬送方向3に沿つて搬送され
る途中で車体1には各部品が組付けられるが、そ
れらの部品の組付特性に応じて車体1は、その前
後方向を搬送方向3に一致させた姿勢と、幅方向
を搬送方向3に一致させた姿勢とを切換えながら
搬送され、走行台車2上での車体1の高さも調節
される。
第3図において、走行台車2は矩形状の基台4
を備える。この基台4には、基台4の長手方向に
沿つて二列に並んだ複数の第1車輪5と、それら
の第1車輪5の配列方向と直交する方向に二列に
並んだ複数の第2車輪6とがそれぞれ軸支され
る。
を備える。この基台4には、基台4の長手方向に
沿つて二列に並んだ複数の第1車輪5と、それら
の第1車輪5の配列方向と直交する方向に二列に
並んだ複数の第2車輪6とがそれぞれ軸支され
る。
第4図において、各第1車輪5が床面7上に設
置しているときに、各第2車輪6は床面7から浮
いているように、第1および第2車輪5,6が配
設される。これにより第1車輪5を用いて基台4
をその長手方向に走行させる状態と、第2車輪6
を用いて基台4をその幅方向に走行させる状態と
を切換えることが可能となる。
置しているときに、各第2車輪6は床面7から浮
いているように、第1および第2車輪5,6が配
設される。これにより第1車輪5を用いて基台4
をその長手方向に走行させる状態と、第2車輪6
を用いて基台4をその幅方向に走行させる状態と
を切換えることが可能となる。
再び第1図において、走行台車2による搬送方
向の途中には、1あるいは複数の変換位置Pが設
定されており、この変換位置Pで走行台車2の向
き、すなわち走行台車2上の車体1の向きが90度
だけ角変位せしめられる。たとえば、走行台車2
はその長手方向を搬送方向3に一致させた状態で
変換位置Pまで走行せしめられ、この変換位置P
で90度だけ角変位せしめられた後、長手方向を搬
送方向3に直交せしめた姿勢で走行を再開するよ
うになる。
向の途中には、1あるいは複数の変換位置Pが設
定されており、この変換位置Pで走行台車2の向
き、すなわち走行台車2上の車体1の向きが90度
だけ角変位せしめられる。たとえば、走行台車2
はその長手方向を搬送方向3に一致させた状態で
変換位置Pまで走行せしめられ、この変換位置P
で90度だけ角変位せしめられた後、長手方向を搬
送方向3に直交せしめた姿勢で走行を再開するよ
うになる。
走行台車2を変換位置Pまで走行せしめるため
に、一対の第1駆動チエン8が搬送方向3に沿つ
て配設される。これらの第1駆動チエン8は、無
端状チエンであつて相互に平行に配設される。し
かもこれらの第1駆動チエン8には、走行台車2
における基台4の長手方向両端に当接して走行台
車2を挟持しながら駆動せしめるために、第5図
で示すように、挟持突部9,10が相互に間隔を
あけて突設される。また、両第1駆動チエン8間
の床面7には、ガイド溝11が平行に設けられお
り、基台4の長手方向両端下面にはガイド溝11
内に突入する一対のピン12が突設される。
に、一対の第1駆動チエン8が搬送方向3に沿つ
て配設される。これらの第1駆動チエン8は、無
端状チエンであつて相互に平行に配設される。し
かもこれらの第1駆動チエン8には、走行台車2
における基台4の長手方向両端に当接して走行台
車2を挟持しながら駆動せしめるために、第5図
で示すように、挟持突部9,10が相互に間隔を
あけて突設される。また、両第1駆動チエン8間
の床面7には、ガイド溝11が平行に設けられお
り、基台4の長手方向両端下面にはガイド溝11
内に突入する一対のピン12が突設される。
また、変換位置Pからは、一対の移動部材とし
ての第2駆動チエン13が搬送方向3に沿つて平
行に配設される。しかもこれらの第2駆動チエン
13と平行に一対のガイドレール14が床面7上
に敷設される。これらのガイドレール14は、走
行台車2がその長手方向を搬送方向3と直交する
向きとしたときには第2車輪6を載せて案内する
ものであり、第2車輪6がガイドレール14上に
載つたときには第6図で示すように第1車輪5が
床面7から浮いた状態となる。
ての第2駆動チエン13が搬送方向3に沿つて平
行に配設される。しかもこれらの第2駆動チエン
13と平行に一対のガイドレール14が床面7上
に敷設される。これらのガイドレール14は、走
行台車2がその長手方向を搬送方向3と直交する
向きとしたときには第2車輪6を載せて案内する
ものであり、第2車輪6がガイドレール14上に
載つたときには第6図で示すように第1車輪5が
床面7から浮いた状態となる。
第7図および第8図において、第2駆動チエン
13には、走行台車2のピン12を嵌入するため
の凹部としての孔17を有する嵌合部材18が固
設される。しかも搬送方向3に沿つて孔17より
も後方側で第2駆動チエン13には、走行台車2
における基台4の搬送方向3に沿う後端に当接し
得るストツパ15が突設される。
13には、走行台車2のピン12を嵌入するため
の凹部としての孔17を有する嵌合部材18が固
設される。しかも搬送方向3に沿つて孔17より
も後方側で第2駆動チエン13には、走行台車2
における基台4の搬送方向3に沿う後端に当接し
得るストツパ15が突設される。
再び第4図において、変換位置Pにおいて床面
7にはピツト19が設けられており、このピツト
19内には、走行台車2を載せて90度だけ角変位
せしめるための回転テーブル20が昇降自在に配
設されるとともに、その回転テーブル20を角変
位駆動するための回動駆動手段21と、回転テー
ブル20を昇降せしめるための昇降駆動手段とし
ての昇降シリンダ22とが収納される。
7にはピツト19が設けられており、このピツト
19内には、走行台車2を載せて90度だけ角変位
せしめるための回転テーブル20が昇降自在に配
設されるとともに、その回転テーブル20を角変
位駆動するための回動駆動手段21と、回転テー
ブル20を昇降せしめるための昇降駆動手段とし
ての昇降シリンダ22とが収納される。
回転テーブル20は円板状に形成されており、
この回転テーブル20の上面にはその鉛直軸線ま
わりに等間隔をあけて複数たとえば4つの位置決
めシリンダ23が配設される。各位置決めシリン
ダ23は、そのピストンロツド23aを回転テー
ブル20の上面から上方に突出させる状態と前記
上面よりも下方に引き込む状態との間で伸縮作動
可能であり、これらの位置決めシリンダ23のピ
ストンロツド23aを嵌入し得る4つの嵌合凹部
24が走行台車2における基台4の下面に設けら
れる。
この回転テーブル20の上面にはその鉛直軸線ま
わりに等間隔をあけて複数たとえば4つの位置決
めシリンダ23が配設される。各位置決めシリン
ダ23は、そのピストンロツド23aを回転テー
ブル20の上面から上方に突出させる状態と前記
上面よりも下方に引き込む状態との間で伸縮作動
可能であり、これらの位置決めシリンダ23のピ
ストンロツド23aを嵌入し得る4つの嵌合凹部
24が走行台車2における基台4の下面に設けら
れる。
また、回転テーブル20の上面には、床面7の
ガイド溝11に連なるガイド溝25が設けられ
る。
ガイド溝11に連なるガイド溝25が設けられ
る。
回転テーブル20の中央下面から鉛直下方に突
設された軸26は、円板状の支持板27によつて
回転自在に支承される。しかも回転テーブル20
の下面および支持板27の上面間には、複数のロ
ーラ28が配設される。
設された軸26は、円板状の支持板27によつて
回転自在に支承される。しかも回転テーブル20
の下面および支持板27の上面間には、複数のロ
ーラ28が配設される。
ピツト19の底部に固定された底板29上に、
鉛直軸線を有する昇降シリンダ22が固定されて
おり、この昇降シリンダ22のピストンロツド3
0の先端すなわち上端は支持板27の中央下面に
当接する。また昇降シリンダ22を囲繞する複数
の案内筒31が底板29上に立設されており、支
持板27の下面から下方に突設したガイドロツド
32が案内筒31にそれぞれ摺合される。したが
つて、昇降シリンダ22の伸縮作動により、支持
板27すなわち回転テーブル20が昇降する。
鉛直軸線を有する昇降シリンダ22が固定されて
おり、この昇降シリンダ22のピストンロツド3
0の先端すなわち上端は支持板27の中央下面に
当接する。また昇降シリンダ22を囲繞する複数
の案内筒31が底板29上に立設されており、支
持板27の下面から下方に突設したガイドロツド
32が案内筒31にそれぞれ摺合される。したが
つて、昇降シリンダ22の伸縮作動により、支持
板27すなわち回転テーブル20が昇降する。
回動駆動手段21は、支持板27から側方に突
設されたブラケツト33に鉛直軸線を有して支
持、固定されるモータ34と、該モータ34の出
力軸の先端に固設される駆動歯車35と、該駆動
歯車35に噛合すべく回転テーブル20の外周面
全面にわたつて刻設される被動歯車36とから成
る。この回動駆動手段21によれば、モータ34
を一定時間だけ作動せしめることにより、回転テ
ーブル20を90度だけ回動することができる。
設されたブラケツト33に鉛直軸線を有して支
持、固定されるモータ34と、該モータ34の出
力軸の先端に固設される駆動歯車35と、該駆動
歯車35に噛合すべく回転テーブル20の外周面
全面にわたつて刻設される被動歯車36とから成
る。この回動駆動手段21によれば、モータ34
を一定時間だけ作動せしめることにより、回転テ
ーブル20を90度だけ回動することができる。
走行台車2における基台4上には、車体1の幅
よりも大きな間隔を基台4の長手方向にあけて一
対の円筒状ガイドポスト37が立設される。一方
車体1の左右両側底部は受部材38によつてそれ
ぞれ受けられるものであり、これらの受部材38
は各ガイドポスト37に沿つて昇降可能である。
よりも大きな間隔を基台4の長手方向にあけて一
対の円筒状ガイドポスト37が立設される。一方
車体1の左右両側底部は受部材38によつてそれ
ぞれ受けられるものであり、これらの受部材38
は各ガイドポスト37に沿つて昇降可能である。
第9図において、ガイドポスト37内には昇降
筒39が摺合されており、ガイドポスト37の上
端から突出した昇降筒39の上端からは支持部材
40がガイドポスト37の外面に沿つて垂下さ
れ、この支持部材40の下端に受部材38が固設
される。
筒39が摺合されており、ガイドポスト37の上
端から突出した昇降筒39の上端からは支持部材
40がガイドポスト37の外面に沿つて垂下さ
れ、この支持部材40の下端に受部材38が固設
される。
昇降筒39の下端にはナツト41が固設され、
このナツト41にはスクリユウシヤフト42が螺
合される。スクリユウシヤフト42の上端には、
昇降筒39内を摺動し得るガイド部材43が固設
され、スクリユウシヤフト42の下端には第1傘
歯車44が固設される。
このナツト41にはスクリユウシヤフト42が螺
合される。スクリユウシヤフト42の上端には、
昇降筒39内を摺動し得るガイド部材43が固設
され、スクリユウシヤフト42の下端には第1傘
歯車44が固設される。
第10図において、ガイドポスト37の内面に
は、軸方向に延びる溝45が全長にわたつて設け
られており、昇降筒39の外面には該溝45に摺
合する突部46が突設される。これにより、昇降
筒39は軸線まわりの回転動作を阻止されるが、
軸方向移動を許容されており、したがつてスクリ
ユウシヤフト42の回転動作に応じて昇降筒39
が昇降する。しかも昇降筒39には、支持部材4
0を介して受部材38が連結されているので、ス
クリユウシヤフト42の回転動作に応じて受部材
38が昇降する。
は、軸方向に延びる溝45が全長にわたつて設け
られており、昇降筒39の外面には該溝45に摺
合する突部46が突設される。これにより、昇降
筒39は軸線まわりの回転動作を阻止されるが、
軸方向移動を許容されており、したがつてスクリ
ユウシヤフト42の回転動作に応じて昇降筒39
が昇降する。しかも昇降筒39には、支持部材4
0を介して受部材38が連結されているので、ス
クリユウシヤフト42の回転動作に応じて受部材
38が昇降する。
ガイドポスト37の下端は基台4内に突入して
おり、このガイドポスト37の下端にはギヤボツ
クス47が嵌入、固定される。このギヤボツクス
47内には第1傘歯車44が回転自在に支承され
る。またギヤボツクス47の側部には、基台4の
内方側に延びる支持筒48が接続されており、こ
の支持筒48が回転自在に支承された第2傘歯車
49がギヤボツクス47内で第1傘歯車44に噛
合する。
おり、このガイドポスト37の下端にはギヤボツ
クス47が嵌入、固定される。このギヤボツクス
47内には第1傘歯車44が回転自在に支承され
る。またギヤボツクス47の側部には、基台4の
内方側に延びる支持筒48が接続されており、こ
の支持筒48が回転自在に支承された第2傘歯車
49がギヤボツクス47内で第1傘歯車44に噛
合する。
両ガイドポスト37間で基台4の内部には、図
示しない駆動源が搭載されており、その駆動源に
連なる伝動軸50が第2傘歯車49に同軸に連結
される。これにより駆動源の作動に応じて両受部
材38が昇降する。
示しない駆動源が搭載されており、その駆動源に
連なる伝動軸50が第2傘歯車49に同軸に連結
される。これにより駆動源の作動に応じて両受部
材38が昇降する。
次にこの実施例の作用について説明すると、車
体1は走行台車2の両受部材38上に載せられ
る。この状態で車体1の前後方向を搬送方向3に
直交させた姿勢で走行台車2が変換位置Pへと走
行してくる。すなわち、両第1駆動チエン8の走
行に応じて両挟持突部9,10間に挟まれた走行
台車2が、第1車輪5を床面7上で転動させなが
ら変換位置Pへと移動する。この際、ピン12が
ガイド溝11によつて案内されるので、走行台車
2の進行方向がずれることはない。
体1は走行台車2の両受部材38上に載せられ
る。この状態で車体1の前後方向を搬送方向3に
直交させた姿勢で走行台車2が変換位置Pへと走
行してくる。すなわち、両第1駆動チエン8の走
行に応じて両挟持突部9,10間に挟まれた走行
台車2が、第1車輪5を床面7上で転動させなが
ら変換位置Pへと移動する。この際、ピン12が
ガイド溝11によつて案内されるので、走行台車
2の進行方向がずれることはない。
変換位置Pに走行台車2が達すると、位置決め
シリンダ23が伸長作動してピストンロツド23
aの先端が位置決め凹部24に嵌合し、走行台車
2の回転テーブル20上での位置決めがなされ
る。
シリンダ23が伸長作動してピストンロツド23
aの先端が位置決め凹部24に嵌合し、走行台車
2の回転テーブル20上での位置決めがなされ
る。
次いで昇降シリンダ22の伸長作動により、回
転テーブル20が上昇し、ピン12がガイド溝1
1から抜けるとともに第1車輪5も床面7から浮
く。
転テーブル20が上昇し、ピン12がガイド溝1
1から抜けるとともに第1車輪5も床面7から浮
く。
そこで、回動駆動手段21により回転テーブル
20を90度だけ角変位し、回転テーブル20を降
下せしめる。これにより、各第2車輪6がガイド
レール14上に載せられるとともに、ピン12が
嵌合部材18の孔17に嵌合する。
20を90度だけ角変位し、回転テーブル20を降
下せしめる。これにより、各第2車輪6がガイド
レール14上に載せられるとともに、ピン12が
嵌合部材18の孔17に嵌合する。
このようにピン12が孔17に嵌合して第2車
輪6がガイドレール14上にあることを検出した
時点で、第2駆動チエン13の走行を開始するこ
とにより、走行台車2は車体1の前後方向を搬送
方向3に一致させた姿勢で搬送方向3に沿う前方
に向けて走行し始める。
輪6がガイドレール14上にあることを検出した
時点で、第2駆動チエン13の走行を開始するこ
とにより、走行台車2は車体1の前後方向を搬送
方向3に一致させた姿勢で搬送方向3に沿う前方
に向けて走行し始める。
このように走行台車2が走行している途中で、
何らかの理由によりピン12が孔17から脱落し
た場合を想定する。この場合、走行台車2は第2
駆動チエン13の走行にも拘わらず停止するが、
第2駆動チエン13のストツパ15が走行台車2
に当接することにより、走行台車2の走行が再開
される。したがつて、後続の走行台車2が追突す
ることは避けられ、車体1が走行台車2からはみ
出している状態であつても、前後の走行台車2上
の車体1が相互に衝突して損傷することを防止す
ることができる。
何らかの理由によりピン12が孔17から脱落し
た場合を想定する。この場合、走行台車2は第2
駆動チエン13の走行にも拘わらず停止するが、
第2駆動チエン13のストツパ15が走行台車2
に当接することにより、走行台車2の走行が再開
される。したがつて、後続の走行台車2が追突す
ることは避けられ、車体1が走行台車2からはみ
出している状態であつても、前後の走行台車2上
の車体1が相互に衝突して損傷することを防止す
ることができる。
このようにして車体1はその向きを90度ずつ変
化させて移動することが可能であり、また車体1
を昇降させることも可能であるので、車体1に組
付けるべき部品に応じて車体1の向きおよび高さ
を選択することができ、組付作業能率が向上す
る。
化させて移動することが可能であり、また車体1
を昇降させることも可能であるので、車体1に組
付けるべき部品に応じて車体1の向きおよび高さ
を選択することができ、組付作業能率が向上す
る。
以上の実施例では、ピン12を走行台車2に固
定的に突設したが、第2駆動チエン13との連結
時にピン12をシリンダなどで突出するようにし
てもよい。
定的に突設したが、第2駆動チエン13との連結
時にピン12をシリンダなどで突出するようにし
てもよい。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、搬送方向に沿う
走行台車の後部に当接し得るストツパが、凹部よ
りも搬送方向に沿う後方側で移動部材に突設され
るので、ピンが凹部から脱落してもストツパで走
行台車を押すことができ、後続の走行台車の追突
を防止し、車体の損傷を生じるのを防止すること
ができる。
走行台車の後部に当接し得るストツパが、凹部よ
りも搬送方向に沿う後方側で移動部材に突設され
るので、ピンが凹部から脱落してもストツパで走
行台車を押すことができ、後続の走行台車の追突
を防止し、車体の損傷を生じるのを防止すること
ができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は全体平面図、第2図は第1図の側面図、第
3図は走行台車の拡大平面図、第4図は変換位置
の縦断側面図、第5図は第1図の−線拡大縦
断面図、第6図は第1図の−線拡大断面図、
第7図は第2駆動チエンの拡大側面図、第8図は
第7図の平面図、第9図は第3図の−線拡大
断面図、第10図は第9図の−線拡大断面図
である。 1……車体、2……走行台車、3……搬送方
向、12……ピン、13……移動部材としての第
2駆動チエン、15……ストツパ、17……凹部
としての孔。
1図は全体平面図、第2図は第1図の側面図、第
3図は走行台車の拡大平面図、第4図は変換位置
の縦断側面図、第5図は第1図の−線拡大縦
断面図、第6図は第1図の−線拡大断面図、
第7図は第2駆動チエンの拡大側面図、第8図は
第7図の平面図、第9図は第3図の−線拡大
断面図、第10図は第9図の−線拡大断面図
である。 1……車体、2……走行台車、3……搬送方
向、12……ピン、13……移動部材としての第
2駆動チエン、15……ストツパ、17……凹部
としての孔。
Claims (1)
- 1 車体1を載せて走行可能な走行台車2にピン
12が突設され、走行台車2の搬送方向3に沿つ
て走行可能な移動部材13には前記ピン12を嵌
入し得る凹部17が設けられる自動車組立用搬送
装置において、搬送方向3に沿う走行台車2の後
部に当接し得るストツパ15が、凹部17よりも
搬送方向3に沿う後方側で移動部材13に突設さ
れることを特徴とする自動車組立用搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61049823A JPS62205875A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 自動車組立用搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61049823A JPS62205875A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 自動車組立用搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62205875A JPS62205875A (ja) | 1987-09-10 |
JPH0443032B2 true JPH0443032B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=12841818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61049823A Granted JPS62205875A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 自動車組立用搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62205875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2581320B2 (ja) * | 1994-06-23 | 1997-02-12 | 日本電気株式会社 | 携帯型無線装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6069227U (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-16 | 関東自動車工業株式会社 | 自動車搬送用早送りコンベア装置 |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP61049823A patent/JPS62205875A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2581320B2 (ja) * | 1994-06-23 | 1997-02-12 | 日本電気株式会社 | 携帯型無線装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62205875A (ja) | 1987-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2196593A (en) | Transporting a vehicle bodies in assembly line | |
KR100800180B1 (ko) | 로드용 가이드 장치를 구비한 리프팅 장치 | |
JPH02139161A (ja) | ドッキングステーションに関しての積荷搬送プラットホームの位置決めのための位置決め装置 | |
JPH0443032B2 (ja) | ||
JPS62218305A (ja) | 自動車ボデイのリフテイング台車 | |
JPH0462914B2 (ja) | ||
JPH0442233B2 (ja) | ||
JPS62261583A (ja) | 自動車組立用車体搬送装置 | |
CN219057586U (zh) | 一种车辆纵梁运载装置 | |
JPH0443031B2 (ja) | ||
JP2682316B2 (ja) | 昇降搬送装置用支柱 | |
CN213087582U (zh) | 一种agv+悬挂式斜置停车的停车系统 | |
JPH03178859A (ja) | オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置 | |
JPH0627487Y2 (ja) | オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の傾動装置 | |
JPH06212822A (ja) | 屋上駐車装置 | |
JP2682526B2 (ja) | 昇降搬送装置 | |
JPH03178860A (ja) | オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置 | |
JP3203436B2 (ja) | 重量物搬送装置 | |
JPH0417877B2 (ja) | ||
SU1449529A1 (ru) | Грузоподъемное устройство | |
SU776829A1 (ru) | Поточно-механизированна лини дл сборки и сварки металлоконструкций | |
JPS5975854A (ja) | 移動式車両整備作業台 | |
KR200220623Y1 (ko) | 직관잡기에 의한 차량이송장치를 갖는 주차설비 | |
CN115821006A (zh) | 热处理炉用自动料车系统 | |
JPH0771935B2 (ja) | 磁気浮上式鉄道におけるコイル取付体の運搬・設置装置 |