JPH0442784A - 温度調節装置を備えた超音波モータ - Google Patents

温度調節装置を備えた超音波モータ

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JPH0442784A
JPH0442784A JP2145871A JP14587190A JPH0442784A JP H0442784 A JPH0442784 A JP H0442784A JP 2145871 A JP2145871 A JP 2145871A JP 14587190 A JP14587190 A JP 14587190A JP H0442784 A JPH0442784 A JP H0442784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
temperature
rotor
ultrasonic motor
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2145871A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Sagara
信治 相良
Sueo Ozawa
尾澤 末男
Makoto Takagi
誠 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISEI DENKI SEISAKUSHO KK
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Original Assignee
TAISEI DENKI SEISAKUSHO KK
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TAISEI DENKI SEISAKUSHO KK, Fukoku Co Ltd, Fukoku KK filed Critical TAISEI DENKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2145871A priority Critical patent/JPH0442784A/ja
Publication of JPH0442784A publication Critical patent/JPH0442784A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、超音波モータが環境温度の変化や駆動による
自己発熱により、出力特性が不安定になるのを防止した
超音波モータに関する。
[従来の技術] 超音波モータは、ステータに圧電素子を接着して進行波
を発生できるようにし、ステータに圧接したロータを進
行波により回転できるようになっている。ロータが有効
に回転するためには、圧電素子によりステータに所定波
長の進行波を発生させなければならないが、環境温度の
変化や駆動による自己発熱の影響によりステータに所定
波長、振幅の進行波を発生することが困難なため、回転
ムラが生じやすい。そのため従来では、ステータに接着
した圧電素子にモニタ電極を接着してステータが不適切
に振動されている状態を検出し、その検出信号に基づき
超音波モータの駆動信号を制御するようにしたものがあ
る。
L発明が解決しようとする課題〕 従来の超音波モータでは、その環境温度などによるモー
タ特性の低下をステータでの振動状態をモニタ電極で検
出して、その検出信号に基づき駆動信号を制御している
が、それではステータに及ぼす温度などの悪影響をなく
すものではな(、駆動制御を十分に精度よく行なうこと
が困難であり、回転ムラを生じやすかった。また従来の
超音波モータでは、低温時にロータとステータとの圧接
状態が不適切となり、起動不能になることもあった。
そこで本発明は、超音波モータが環境温度の変化や駆動
による自己発熱が生じても、モータ駆動部を常に一定温
度に保てるようにし、所定の出力特性を安定に得られる
ようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成したものであり、ステータに
進行波発生用の圧電素子を接着し、ステータに圧接した
ロータを進行波により回転できるようにした超音波モー
タにおいて、温度調節装置を備えたものである。
温度調節のためには、ステータやロータを加熱、冷却す
る温度調節装置を設けて、ケーシング内に設けた温度セ
ンサの検出信号に応じて制御装置により温度調節装置を
稼動制御するようにした。
また温度調整のため、ステータに接着した圧電素子に加
熱回路を接続できるようにし、駆動回路と加熱回路とを
選択的に圧電素子に接続できる構成としてもよい。その
場合、超音波モータの温度が高(なりすぎることがある
ので、冷却ファンで冷却させる構成にしてもよい。
[作用] 上記の超音波モータでは、使用状態にあるときには、温
度センサによりモータ駆動部の温度を検出して、その検
出信号に基づきケーシング内が一定温度となるように制
御装置が温度調節装置を稼動する。このため環境温度が
変化しても、あるいはモータ駆動による自己発熱がある
場合でも、ステータやロータは一定温度状態に保たれ、
モータの駆動信号を制御しなくてもステータに所定の進
行波を生じさせ、かつロータとステータとの圧接力が所
定の状態に保たれるので、モータ特性は所定通り望まし
いものとなる。
圧電素子を選択的に加熱回路に接続できるようにした場
合は、超音波モータの駆動前に圧電素子を加熱回路に接
続してステータなどを加熱させ、モータ駆動時は、圧電
素子が駆動回路に接続されて、駆動の自己発熱を生じる
のでステータなどが温度低下するようなことはない。ま
たステータなどの温度が上がりすぎたときには、冷却フ
ァンで冷却する。
[実施例] 本発明の第1実施例を第1図により説明する。
ケーシングlの基板部分1aに円盤形のステータ2が固
定され、その基板部分1aの側の外周部に圧電素子3が
接着される。圧電素子3は、公知のように2組に区分さ
れてそれぞれに駆動回路Cから90°位相差の駆動信号
が印加されることにより、ステータ2に進行波が生じる
ようになっている。ステータ2の他の面の外周部には、
進行波の振幅を大きくするために放射状の突起2aが設
けられ、その放射状の突起2aにロータ4の外周部が圧
接される。ロータ4は、放射状の突起2aと接する外周
部にスライダ材が介在され、ステータ2の進行波により
ロータ4が回転するようになっている。
ロータ4は、摩擦材を介してバネ材5によりステータ2
側に押され、ロータ4がステータ2に対して適切な摩擦
力を生じるようになっている。バネ材5の基部は、出力
軸6の鍔部6aに固定され、ロータ4が回転したときに
バネ材5を介して出力軸6が一体に回転するようになっ
ている。出力軸6は、ステータ2とロータ4の各中心孔
及び基板部材1aの中心孔を貫通して外部に突出され、
出力軸6の両端部がケーシングlと基板部材1aに設け
た軸受7a、7bに保持されている。
ケーシングl内の基板部材1aの内壁に、ヒーター8が
配置され、ステータ2やロータ4を暖められるようにな
っている。またケーシング1内のステータ2やロータ4
に近い部分に温度センサ9が配置され、温度センサ9の
検出信号は制御装置10に送られるようになっている。
制御装置IOは、ヒータ、−8の稼動を制御する電気回
路を有し、温度センサ9の検出信号に応じてケーシング
1内が所定の温度以下にならないようにヒーター8を稼
動するようになっている。
前記実施例ではケーシングl内にヒーターのみを設けた
が、ヒーターと冷却ファンとを設けるようにして、制御
装置10により両者の稼動を制御できるようにし、ケー
シング内を所定温度に保てるようにしてもよい。例えば
起動時に、ケーシングl内の温度を上げてから、圧電素
子3に駆動信号を印加して駆動させ、駆動中にモータが
自己発熱して所定温度以上になると冷却ファンを稼動さ
せる。
なお、ケーシング内の温度調節装置はヒータや冷却ファ
ンに限るものではな(、その他の温度調節装置を使用で
きる。また超音波モータを高温環境状態で使用するとき
には、ケーシング内にヒーターを設けることなく冷却装
置のみを設けるようにする。
次に第2実施例を第2図により説明する。
この実施例では超音波モータの駆動のための構成は前記
と同一であるが、次の構成で異なるものである。ステー
タ2に接着した圧電素子3を進行波発生用の前記駆動回
路Cに接続させるだけでなく、圧電素子3を加熱するた
めの加熱回路11にも接続できるようにした。そして駆
動回路Cど加熱回路11とを切換装置12を介してそれ
らの一方を選択的に圧電素子3に接続できるようにした
。すなわち、駆動回路Cを圧電素子3に接続する前、あ
るいは駆動回路Cと圧電素子3との接続をOFFにした
ときに、加熱回路11を圧電素子3に接続させる構成と
する。
ロータ4とステータ2とを冷却する冷却ファン13をケ
ーシングlに設け、ケーシング1内に設けた温度センサ
9からの検出信号に基づいて制御装置14が冷却ファン
13を駆動制御する構成とした。
すなわち超音波モータの駆動中や、圧電素子3の加熱に
より駆動部の温度が高くなりすぎると、冷却ファン13
を駆動させるようにする。なお超音波モータの設置場所
が低温の場合には、冷却ファンは不要である。
[発明の効果] 本発明の超音波モータでは、温度調節装置によりステー
タやロータを所定の温度状態に保つことができるので、
環境温度の変化や自己発熱によりステータに所定の進行
波が生じなくなったり、ロタとステータとの圧接力が変
化するようなことはない。よってモータが回転ムラを生
じることはなく、また起動不能になるようなこともない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の温度調節装置を備えた超
音波モータの説明図、第2図は第2実施例の説明図であ
る。 2;ステータ 8: ヒータ 10、制御装置 12、切換装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステータに進行波発生用の圧電素子を接着し、ス
    テータに圧接したロータを進行波により回転できるよう
    にした超音波モータにおいて、ステータやロータを加熱
    および/または冷却する温度調節装置と、ステータとロ
    ータ付近の温度を測定する温度センサーと、温度センサ
    ーの検出信号に基づき温度調節装置を稼動制御する制御
    装置とを有することを特長とする温度調節装置を備えた
    超音波モータ。
  2. (2)ステータに圧電素子を接着して駆動信号を圧電素
    子に印加することによりステータに進行波を発生し、ス
    テータに圧接したロータを進行波により回転できるよう
    にした超音波モータにおいて、圧電素子を加熱するため
    の加熱回路を設けて、前記駆動回路と加熱回路とを選択
    的に圧電素子に接続させる切換装置を設けたことを特徴
    とする温度調節装置を備えた超音波モータ。
  3. (3)ステータやロータを冷却する冷却ファンと、ステ
    ータやロータ付近の温度を検出する温度センサと、温度
    センサからの検出信号に基づき冷却ファンを駆動する制
    御装置とを有する請求項2に記載の温度調節装置を備え
    た超音波モータ。
JP2145871A 1990-06-04 1990-06-04 温度調節装置を備えた超音波モータ Pending JPH0442784A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1363383A2 (en) * 2002-05-17 2003-11-19 Cosmos Italia S.R.L. Control circuit equipped with heating or cooling devices, particularly for direct current fans
JP2008131734A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Hitachi Ltd 駆動装置およびそれを用いた光ディスク装置
JP2010114986A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Nikon Corp 振動アクチュエータ、レンズ鏡筒および光学機器
CN109004798A (zh) * 2018-06-27 2018-12-14 武汉钢铁有限公司 一种永磁调速器冷却系统

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