JPH0442743B2 - - Google Patents

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JPH0442743B2
JPH0442743B2 JP2235826A JP23582690A JPH0442743B2 JP H0442743 B2 JPH0442743 B2 JP H0442743B2 JP 2235826 A JP2235826 A JP 2235826A JP 23582690 A JP23582690 A JP 23582690A JP H0442743 B2 JPH0442743 B2 JP H0442743B2
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JP
Japan
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cassette tape
cassette
box
motor
vtr
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Application number
JP2235826A
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JPH03224163A (ja
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Kichizaemon Okazaki
Yasuo Watanabe
Yasuo Iioi
Takeji Yamamoto
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2235826A priority Critical patent/JPH03224163A/ja
Publication of JPH03224163A publication Critical patent/JPH03224163A/ja
Publication of JPH0442743B2 publication Critical patent/JPH0442743B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカセツトテープを自動的に装着するあ
るいは排出する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のビデオテープレコーダ(以下VTRとい
う)においては、テレビ受像機の上あるいはテレ
ビ収納箱の中等でテレビと別個に配置されてい
る。カセツトの装着はVTRの上面側からカセツ
トテープを挿入して装着する、いわゆるトツプロ
ーデイング方式のものであつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、例えばテレビ受像機とVTR
の一体形の機器に、上記カセツトテープ装着機構
をそのまま採用すると、機器の大きさが著るしく
大きくなる欠点があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、カセツトテープをVTRの前面より挿入し
てVTRの操作面積を小さくし全体の大きさを小
さくするとともに、カセツトテープを自動的に装
着できるいわゆるフロントローデイング方式のカ
セツトテープの装着排出装置であつて、VTRの
前面に設けたカセツトテープ挿入口から挿入され
たカセツトテープを保持するカセツトボツクス
を、カセツトテープの挿抜が可能な第1の位置
と、VTR内部の装着位置(装着完了位置)にカ
セツトテープが装着された第2の位置との間で、
第1の位置から第2の位置(装着動作)および第
2の位置から第1の位置(排出動作)への移動を
モータの移動によつて行なうことにより、小形で
操作性に優れたカセツト装着排出装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のカセツト
テープ装着排出装置は、VTRの前面に設けたカ
セツトテープ挿入口から挿入されたカセツトテー
プを保持するカセツトボツクスと、前記カセツト
テープ挿入口に対しカセツトテープの挿抜可能な
第1の位置とVTR内部の装着位置に前記カセツ
トテープが装着された第2の位置との間で第1の
位置から第2の位置および第2の位置から第1の
位置へ前記カセツトボツクスを案内するガイド機
構と、前記カセツトボツクスを前記ガイド機構を
案内として往復移動をさせる動力伝達機構と、前
記動力伝達機構を駆動する正逆転可能なモータ
と、前記モータの回転を制御する制御手段とを設
け、前記カセツトボツクスを第1の位置から第2
の位置へ水平方向から垂直方向に向きを変えなが
ら移動するときには、前記カセツトボツクスに挿
入された前記カセツトテープの後端面が第1の位
置から前記カセツトテープ挿入口の近傍の位置に
位置せしめられたときに前記制御手段により前記
モータの正転を開始させ、また、前記カセツトボ
ツクスを第2の位置から第1の位置へ垂直方向か
ら水平方向に向きを変えながら移動するときに
は、前記カセツトテープの後端面が前記カセツト
テープの挿入口を通つて前記カセツトテープ挿入
口から離れた位置に位置せしめられたときに前記
制御手段により前記モータの逆転を停止させるよ
うにしたことを特徴とするものである。これによ
り、小形で操作性に優れたカセツトテープ装着排
出装置を達成することができる。
〔作用〕
上記構成に基づく作用を説明する。
VTRの前面に設けたカセツトテープ挿入口か
ら挿入されたカセツトテープを保持するカセツト
ボツクスは、カセツトテープ挿入口に対しカセツ
トテープの挿抜が可能な第1の位置と、VTR内
部の装着位置(装着完了位置)にカセツトテープ
が装着された第2の位置との間で、単一の正逆転
可能なモータとガイド機構により、第1の位置か
ら第2の位置(装着動作)および第2の位置から
第1の位置(排出動作)へ(装着時は水平から垂
直に、排出時は垂直から水平に向きをかえなが
ら)所定の経路に沿つて案内されて移動する。装
着時はモータを正転し、排出時はモータを逆転す
るだけで、モータの回転力によつて自動的にカセ
ツトテープを保持したカセツトボツクスを所定の
装着位置に装着しあるいは排出することができ
る。
このように、往路(装着動作)と帰路(排出動
作)とも同じガイド機構を使い、正逆転可能な単
一モータにより、装着動作と排出動作を、挿抜位
置(第1位置)から装着位置(第2位置)までの
全行程に亘り行うようにしたので、その移動案内
機構が簡単になり、小形で操作性に優れたカセツ
トテープ装着排出装置が得られる。
また、装着時には、カセツトテープの後端面が
第1の位置から前記カセツトテープ挿入口の近傍
の位置に位置せしめられたときに(即ち、カセツ
トテープの後端面がカセツトテープ挿入口にほぼ
一致したときに)制御手段によりモータの正転を
開始させ、一方、排出時には、カセツトテープの
後端面がカセツトテープ挿入口を通つてこの挿入
口から離れた位置に位置せしめられたときに(即
ち、カセツトテープの後端面がカセツトテープ挿
入口よりも相当量VTRの外部へ出たときに)制
御手段によりモータの逆転を停止させるように構
成されている。この構成によつて、装着時には、
カセツトテープ後端面がVTR内にほぼ入つたと
きに、始めてモータが作動するため、装着動作開
始後は、手指等によりカセツトテープを掴むこと
はできなくなり、カセツトボツクス内の所定位置
にカセツトテープを確実に保持した状態で装着動
作を行うことが可能になり、操作性、信頼性が向
上する。(カセツトテープの後端部分が未だある
程度VTRより外部に出ていて指でつまめるよう
な状態にあるうちにモータが始動してしまい、カ
セツトテープがカセツトボツクスからはずれたま
ま装着が行なわれるような誤作動を防止すること
ができる。) 一方、排出時には、カセツトテープの後端面が
カセツトテープ挿入口よりも確実に相当量外部へ
出た状態で排出動作が終了するので、その後で、
この外部へ出たカセツトテープ後端部部を容易に
手指でつまんで、カセツトテープ全体をVTR装
置外へ簡単に取り出すことができ、操作性が向上
する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す右側面
図、平面図、左側面図である。
始めに全体の構成について説明する。
全体の枠組はトツプ板20(第2図)と右側の
サイド板13(第2図、第1図)、左側のサイド
板14(第2図、第3図)でπ形に形成され、ネ
ジ止めで固定されている。モータ1(第1図、第
2図)が固定されたモータ保持板3は右側のサイ
ド板13に固定されている。又ウオーム5(第1
図)もモータ保持板3に回転自在に保持されてい
る。モータ1よりの動力はモータ1の軸に圧入さ
れているモータプーリ2からベルト4を介して、
ウオーム5の軸に圧入されているウオームプーリ
5aに伝えられる。右側サイド板13と左側サイ
ド板14との間に貫通して、回転自在に連結軸1
0(第2図)が保持され、その軸10の両側に平
歯車(小)8,8′が軸10と一体で回転するよ
うに固定されている。
軸10の右側に、シヤフト7a(第2図、第7
図)がめられた伝達板7が、軸10と一体に回
転するように固定され、かつ、軸10の右側に、
ウオームホイール6が、軸10に対し回転自在に
取り付けられている。このウオームホイール6に
は突起6aと溝6b(第1図、第7図)が設けら
れており、この突起6aと、伝達板7のめシヤ
フト7aとの間に、スプリング9が張設されてい
て、後述のカセツトボツクス18(第3図)をカ
セツトテープ42の排出方向に付勢して、このシ
ヤフト7aを溝6bの端部に係止している。
平歯車(左)11(第2図)は回転自在に左側
のサイド板14に、又平歯車(右)12は回転自
在に右側のサイド板13に取付られている。又平
歯車(左)11、平歯車(右)12は、各々平歯
車(小)8′,8とかみ合い、モータ1よりの動
力が伝達される。平歯車(左)11にはピン11
a(第3図)が植設されており、長穴11bが設
けられている。〔平歯車(右)12(第2図、第
1図)にも図示していないが同様のピン、長穴が
設けられている〕。左側のサイド板14(第2図、
第3図)には略「形のガイド穴14a,14b
(第3図、第5図、第6図)が設けられ、このガ
イド穴14a,14bにはめ合い摺動するピン1
8a,18bが植設されたカセツトボツクス18
が、左側のサイド板14と右側のサイド板13
(第2図)との間に摺動するようになつている。
〔右側のサイド板13にも図示していないが同様
の略「形のガイド穴が、また、このガイド穴には
め合い摺動するピンがカセツトボツクス18に設
けられている〕。カセツトボツクス18(第3図)
に植設されたピン18aに回動自在にリンクB1
7が取付けられ、このリンクB17に植設された
ピン17aに回動自在にリンクA16が取付けら
れ、ピン17aは左側のサイド板14の穴14a
にはめ合つて摺動し、このリンクA16に植設さ
れたピン16aが平歯車(左)11の穴11bに
はめこまれて、このピン16aと平歯車(左)1
1に植設されたピン11aとの間に、スプリング
15が植設されている。〔平歯車(右)12(第
2図、第1図)についても同様に構成されてい
る〕。
トツプ板20(第2図)には右側にサイド補助
板19(第2図、第3図)が固定されている。こ
のサイド補助板19にはスイツチA取付板21
(第3図)が固定され、スイツチA取付板21に
スイツチA23が固定されていると共に、スイツ
チA動作板22が、スイツチA取付板21に植設
されたピン21aを回転中心として回動自在に取
付けられている。又サイド補助板19にはスイツ
チB取付板25が固定され、スイツチB取付板2
5にスイツチB27が固定されると共に、スイツ
チB動作板26が、スイツチB取付板25に植設
されたピン25aを回転中心として回動自在に取
付けられている。さらにサイド補助板19にはピ
ン19a,19bが植設され、各々のピン19
a,19bを回転中心として揺動レバー28、オ
ープンレバー29が回動自在に取付けられ、か
つ、オープンレバー29に植設されたピン29a
と揺動レバー28に設けられた穴28aが嵌合し
て、オープンレバー29と揺動レバー28が連動
するようになつている。スイツチA動作板22と
スイツチA取付板21の切起し部の間にスプリン
グ24が張設され、スイツチB動作板26とスイ
ツチB取付板25の切起し部の間にスプリング3
0が張設され、各々スイツチA23、スイツチB
27をオンにするような付勢力を与えている。又
サイド補助板19の切起し部19cと揺動レバー
28との間にスプリング34が張設されている。
トツプ板20(第2図)の前面部の両側に設け
た折曲部(第1図、第3図)間に、シヤフト31
が取付けられ、このシヤフト31に回動自在にカ
セツトドア32(第1図)が取付けられ、このカ
セツトドア32にはピン32aが植設され、この
ピン32aとオープンレバー29の端面が当接す
るようになつている。さらにトツプ板20(第2
図)の中央にはスイツチC取付板35が固定され
ている。このスイツチ取付板35には、第4図に
示すように、ピン35によりスイツチ動作ピース
36が回転自在に取付けられ、又スイツチC38
が固定されており、スイツチ取付板35の切起し
部とスイツチ動作ピース36との間にスプリング
37がスイツチC38をオンになる方向に張設さ
れている。カセツトドア32(第3図)の前方に
はカセツトテープ挿入口41aを有するフロント
パネル41が設けてある。
次に動作について説明する。装着動作ではカセ
ツトテープ42を(第3図)VTRのフロントパ
ネル41のカセツトテープ挿入口41aの前より
後ろへカセツトボツクス18の中に挿入し(第3
図42a位置)、更にカセツトテープ42を押込
むと、カセツトボツクス18は後方に押され、カ
セツトボツクス18にリンクB17、リンクA1
6を通して連結された平歯車(左)11,同様に
構成された平歯車(右)12(第1図)、平歯車
(小)8は、第1図、第7図のA方向に回転させ
られ、伝達板7(第2図、第7図)もA方向に回
転させられ、シヤフト7aの回転により、カセツ
トテープの排出方向に付勢するスプリング9(第
1図)は、ウオームホイール6の溝6bの長手方
向に沿つてさらに伸ばされる。これにより第3図
のカセツトテープ42の突出距離・lとほぼ同じ
距離だけカセツトテープ42を押し込んだ所でス
イツチC38(第4図)を動作させるようにして
ある。
このスイツチC38は起動スイツチで、オンか
らオフになり、モータ1(第1図、第2図)をA
方向に回転させる。これによりスプリング9がカ
セツトテープ挿入前の状態まで戻り(縮み)、シ
ヤフト7aが溝6bの上端(第7図)に係止し、
平歯車(小)8、平歯車(右)12が第1図のA
方向に回転し、第2図の平歯車(小)8、平歯車
(左)11も軸10の回転を受けて同方向に回転
し、第3のリンクA16、リンクB17を介し
て、カセツトボツクス18はサイド板13,14
のガイド穴14a,14b(第3図、第5図)に
沿つて後方に移動し次いで下方に移動する。カセ
ツトテープ42が第3図の2点鎖線42bで示す
状態で装着完了となるが、この時点ではスイツチ
A23(第1図)は未だ動作せず、さらに平歯車
(右)(左)12,11はA方向に回転を続け、即
ちスプリング15(第3図)は伸ばされた状態と
なり、スプリング15の伸びがある一定量に達つ
したとき、スイツチA23(第1図)は平歯車
(右)12に植設されたピン12Cにより折曲部
22aが押されてスイツチA動作板22がA方向
に回動し、スイツチA23がオンからオフとなつ
て、モータ1のA方向回転が停止する。この時ス
プリング15は伸ばされたままでカセツトボツク
ス18は(第5図)18′の位置で停止する。こ
れによりカセツトボツクス18はスプリング15
(第3図)により下方に押圧され、テープ走行を
安定に保つ。
排出動作では、本図に図示していないが、イジ
エクトスイツチがあり、これを動作させることに
より、モータ1が第2図のB方向に回転し、ウオ
ームホイール6が第1図のB方向に回転して、ス
プリング9により伝達板7のシヤフト7aを同じ
方向に回転させることにより、平歯車(小)8,
8′を通して平歯車(右)12、平歯車(左)1
1に回転を伝える。このことによりカセツトボツ
クス18(第3図)は下方より上方に移動し次い
で前方に移動する。スイツチB27は排出完了ス
イツチで、カセツトボツクス18が排出完了の状
態即ちカセツトテープが第3図の2点鎖線42a
で示す位置に達すると、平歯車(右)12に植立
されたピン12cにより折曲部26aが押されて
スイツチB動作板26がB方向に回動し、スイツ
チ27がオンからオフになり、モータ1のB方向
回転が停止し、カセツトテープ42の第2の位置
42bから第1の位置42aへの排出動作が完了
する。
本実施例においては、カセツトボツクス18
(第3図)の移動を案内する略「形の穴14aの
近くに第5図、第6図に示すようにガイド43が
配置されている。次にこのガイド43の役目につ
いて記述する。このガイド43に対して、カセツ
トボツクス18の左右両サイドにピン18cが植
設されている。このピン18cに係合する溝43
aを有するガイド43が、第1〜3図に図示しな
いが、左右のサイド板14,13にネジ締めされ
ている。第5図において、カセツトボツクスが破
線18で示す状態はカセツトテープ排出完了の状
態を示し、破線18′で示す状態はカセツトテー
プ装着完了の状態を示しており、この二つの状態
ではピン18cとガイド43とは係合せず無関係
である。第6図はカセツトボツクス18が水平移
動から垂直移動又はその逆方向に移動が切換わる
ところのガイド穴14a,14bのコーナ部分に
おける状態を示す。この状態において、今カセツ
トボツクスガイド43及びカセツトボツクスピン
18cがなく、カセツトボツクス18が上昇の場
合を考える。その場合カセツトボツクス18はピ
ン18aで駆動されるが、その時のカセツトボツ
クス18の矢印A方向の姿勢制御がなく、したが
つてピン18aを支点としてピン18bが回動す
る等不安定である。それに対して本実施例におい
ては、ピン18cがガイド43のガイド溝43a
に挿入されているので、ピン18aを支点とした
時にカセツトボツクス18はピン18cとガイド
溝43aの溝幅のガタで押えられ、カセツトボツ
クス18の姿勢が一定となる。
以上の実施例から明らかなように、本発明は、
VTRの前面に設けたカセツトテープ挿入口41
aから挿入されたカセツトテープ42を保持する
カセツトボツクス18と、前記カセツトテープ挿
入口に対しカセツトテープの挿抜可能な第1の位
置42aとVTR内部の装着位置に前記カセツト
テープが装着された第2の位置42bとの間で第
1の位置から第2の位置および第2の位置から第
1の位置へ前記カセツトボツクスを案内するガイ
ド機構14a,14b,16,17a,18a,
18bと、前記カセツトボツクスを前記ガイド機
構を案内として往復移動をさせる動力伝達機構
5,6,7,8,8′,10,11,12と、前
記動力伝達機構を駆動する正逆転可能なモータ1
と、前記モータの回転を制御する制御手段38,
27とを設け、前記カセツトボツクスを第1の位
置から第2の位置へ水平方向から垂直方向に向き
を変えながら移動するときには、前記カセツトボ
ツクスに挿入された前記カセツトテープの後端面
が第1の位置から前記カセツトテープ挿入口の近
傍の位置に位置せしめられたときに前記制御手段
により前記モータの正転を開始させ、また、前記
カセツトボツクスを第2の位置から第1の位置へ
垂直方向から水平方向に向きを変えながら移動す
るときには、前記カセツトテープの後端面が前記
カセツトテープの挿入口を通つて前記カセツトテ
ープ挿入口から離れた位置に位置せしめられたと
きに前記制御手段により前記モータの逆転を停止
させるようにしたものである。
〔発明の効果〕 以上詳しく説明したように、本発明によれば、
VTRの前面に設けたカセツトテープ挿入口から
カセツトテープを挿入するので、従来のVTRに
比べて操作面の面積が小さく出来る利点がある。
また、本発明は、VTRの前面に設けたカセツ
トテープ挿入口から挿入されたカセツトテープを
保持するカセツトホルダを、カセツトテープ挿入
口に対しカセツトテープの挿抜が可能な第1の位
置とVTR内部の装着位置にカセツトテープが装
着された第2の位置との間で、第1の位置から第
2の位置(装着動作)および第2の位置から第1
の位置(排出動作)への全行程の移動を正逆転可
能な単一のモータの切り換え操作によつて行なう
ため、操作性に優れたカセツトテープ装着排出装
置が得られる。また、装着あるいは排出動作は、
カセツトボツクスのガイド機構を含めた同一の機
構により単にモータの回転方向を切換えるだけで
行なえるため、簡単な機構により信頼性に優れた
カセツトテープ装着排出装置を備えたVTRを提
供できる。
また、本発明によれば、装着時には、カセツト
テープの後端面が第1の位置からカセツトテープ
挿入口の近傍位置に位置せしめられたときにモー
タの正転を開始させるようにしたので、モータに
よる装着動作開始後は、手指でカセツトテープを
抑えることはできなくなり、カセツトテープの後
端部分が指でつまめる程VTRより外部に出てい
るうちにモータが始動してしまつてカセツトテー
プが正しくカセツトボツクスに取り付けられない
状態で装着動作が行なわれるといつた誤操作を防
止することができる。従つて、カセツトテープを
カセツトボツクス内の所定位置に確実に保持した
状態で装着動作を行なうことが可能となり、動作
信頼性を大幅に向上することができる。
一方、排出時には、カセツトテープの後端面が
カセツトテープ挿入口を通つてこの挿入口から離
れた位置に位置せしめられたときに(カセツトテ
ープ後端面がカセツトテープ挿入口よりも相当量
(所定距離)VTRの外部へ出たときに)モータの
逆転を停止するようにしたので、カセツトテープ
の後端面がカセツトテープ挿入口よりも確実に相
当量VTRの外部へ出てから排出動作が終了し、
その結果、この外部へ出たカセツトテープ後端部
分を容易に手指でつまんでカセツトテープ全体を
VTR装置外へ簡単に取り出すことができ、操作
性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明によるカセツトテープ
装着排出装置の一実施例を示すもので、第1図は
右側面図、第2図は平面図、第3図は左側面図で
ある。第4図は第2図の中央に取付けられる起動
スイツチ取付部分の概要を示す拡大斜視図、第5
図はカセツトボツクスの排出完了、装着完了状態
を示す概略側面図、第6図はカセツトボツクスの
水平、垂直移動の切換わる状態を示す概略側面
図、第7図は第1図の一部の部品の分解斜視図で
ある。 1……モータ、5……ウオーム、6……ウオー
ムホイール、6a……突起、6b……溝、7……
伝達板、7a……シヤフト、8,8′……平歯車
(小)、9……スプリング、10……連結軸、1
1,12……平歯車、5,6,7,8,8′,1
0,11,12……動力伝達機構、13,14…
…サイド板、14a,14b……ガイド穴、1
6,17……リンク、18,18′……カセツト
ボツクス、18a,18b……ピン、14a,1
4b,16,17,17a,18a,18b……
ガイド機構、38……スイツチ、41……フロン
トパネル、41a……カセツトテープ挿入口、4
2……カセツトテープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 VTRの前面に設けたカセツトテープ挿入口
    から挿入されたカセツトテープを保持するカセツ
    トボツクスと、前記カセツトテープ挿入口に対し
    カセツトテープの挿抜可能な第1の位置とVTR
    内部の装着位置に前記カセツトテープが装着され
    た第2の位置との間で第1の位置から第2の位置
    および第2の位置から第1の位置へ前記カセツト
    ボツクスを案内するガイド機構と、前記カセツト
    ボツクスを前記ガイド機構を案内として往復移動
    をさせる動力伝達機構と、前記動力伝達機構を駆
    動する正逆転可能なモータと、前記モータの回転
    を制御する制御手段とを設け、前記カセツトボツ
    クスを第1の位置から第2の位置へ水平方向から
    垂直方向に向きを変えながら移動するときには、
    前記カセツトボツクスに挿入された前記カセツト
    テープの後端面が第1の位置から前記カセツトテ
    ープ挿入口の近傍の位置に位置せしめられたとき
    に前記制御手段により前記モータの正転を開始さ
    せ、また、前記カセツトボツクスを第2の位置か
    ら第1の位置へ垂直方向から水平方向に向きを変
    えながら移動するときには、前記カセツトテープ
    の後端面が前記カセツトテープの挿入口を通つて
    前記カセツトテープ挿入口から離れた位置に位置
    せしめられたときに前記制御手段により前記モー
    タの逆転を停止させるようにしたことを特徴とす
    るカセツトテープ装着排出装置。
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