JPH044266Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044266Y2 JPH044266Y2 JP1849386U JP1849386U JPH044266Y2 JP H044266 Y2 JPH044266 Y2 JP H044266Y2 JP 1849386 U JP1849386 U JP 1849386U JP 1849386 U JP1849386 U JP 1849386U JP H044266 Y2 JPH044266 Y2 JP H044266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch lever
- lever
- clutch
- traveling
- working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、操縦ハンドルにおけるアーチ型の固
定握り杆の一側部に作業クラツチレバーと走行ク
ラツチレバーを夫々配設し、これら作業クラツチ
レバー及び走行クラツチレバーの前記固定握り杆
への接近移動操作によつて、作業クラツチ及び走
行クラツチがクラツチ入り操作されるように構成
した歩行型農機のクラツチ操作構造に関する。
定握り杆の一側部に作業クラツチレバーと走行ク
ラツチレバーを夫々配設し、これら作業クラツチ
レバー及び走行クラツチレバーの前記固定握り杆
への接近移動操作によつて、作業クラツチ及び走
行クラツチがクラツチ入り操作されるように構成
した歩行型農機のクラツチ操作構造に関する。
〔従来の技術〕
歩行型農機におけるクラツチの操作構造として
は、例えば、実開昭59−68047号公報に示されて
いるように、自走式芝刈り機において、作業クラ
ツチレバー（刈刃クラツチレバー）と走行クラツ
チレバーを各々独立に接近して操縦ハンドルに設
け、一方のクラツチレバーにもう一方のクラツチ
レバーと係合し両クラツチレバーを一体操作でき
るようにした係合機構を設けた構造がある。
は、例えば、実開昭59−68047号公報に示されて
いるように、自走式芝刈り機において、作業クラ
ツチレバー（刈刃クラツチレバー）と走行クラツ
チレバーを各々独立に接近して操縦ハンドルに設
け、一方のクラツチレバーにもう一方のクラツチ
レバーと係合し両クラツチレバーを一体操作でき
るようにした係合機構を設けた構造がある。
これによれば、前記係合機構を係合解除にすれ
ば作業及び走行クラツチレバーを各々独立で操作
でき、係合状態とすれば、一方のクラツチレバー
を操作することによりもう一方のクラツチレバー
も連動させて両者一体で操作できるものである。
ば作業及び走行クラツチレバーを各々独立で操作
でき、係合状態とすれば、一方のクラツチレバー
を操作することによりもう一方のクラツチレバー
も連動させて両者一体で操作できるものである。
すなわち、前記両クラツチレバーの単独操作か
ら同時操作へ、又はその逆へ切替える度ごとに、
クラツチレバーにおける係合機構の係合状態切替
え操作を人為的に行わねばならない操作上の難点
があつた。
ら同時操作へ、又はその逆へ切替える度ごとに、
クラツチレバーにおける係合機構の係合状態切替
え操作を人為的に行わねばならない操作上の難点
があつた。
ここで本考案の目的は、前述のようなクラツチ
レバー同志の係合状態切替え操作等を行うことな
く、簡単な握り操作で作業及び走行クラツチレバ
ーの単独及び同時操作を行えるようにすることに
ある。
レバー同志の係合状態切替え操作等を行うことな
く、簡単な握り操作で作業及び走行クラツチレバ
ーの単独及び同時操作を行えるようにすることに
ある。
本考案の特徴は冒記した歩行型農機のクラツチ
操作構造において、走行クラツチレバーを操縦ハ
ンドルの固定握り杆と略同形状のアーチ型に形成
し、走行クラツチレバーの一側部に走行クラツチ
レバー外周に添うように片持ち式の作業クラツチ
レバーを配置すると共に、作業クラツチレバーが
走行クラツチレバーに添う範囲における走行クラ
ツチレバーの一部分を、レバー基部側に屈曲成形
してあることにあり、その作用及び効果は次のと
おりである。
操作構造において、走行クラツチレバーを操縦ハ
ンドルの固定握り杆と略同形状のアーチ型に形成
し、走行クラツチレバーの一側部に走行クラツチ
レバー外周に添うように片持ち式の作業クラツチ
レバーを配置すると共に、作業クラツチレバーが
走行クラツチレバーに添う範囲における走行クラ
ツチレバーの一部分を、レバー基部側に屈曲成形
してあることにあり、その作用及び効果は次のと
おりである。
前述の構造において、作業クラツチレバーが走
行クラツチレバーに添う範囲外の箇所においては
走行クラツチレバーのみを単独で揺動握り操作で
き、前述の作業クラツチレバーが走行クラツチレ
バーに添う範囲においては作業クラツチレバー及
び走行クラツチレバーを両者一体で揺動握り操作
できると共に、前記範囲内において走行クラツチ
レバーがレバー基部側に屈曲成形してある部分に
おいては作業クラツチレバーのみを単独で揺動握
り操作できるのである。
行クラツチレバーに添う範囲外の箇所においては
走行クラツチレバーのみを単独で揺動握り操作で
き、前述の作業クラツチレバーが走行クラツチレ
バーに添う範囲においては作業クラツチレバー及
び走行クラツチレバーを両者一体で揺動握り操作
できると共に、前記範囲内において走行クラツチ
レバーがレバー基部側に屈曲成形してある部分に
おいては作業クラツチレバーのみを単独で揺動握
り操作できるのである。
又、走行クラツチレバーが操縦ハンドルの固定
握り杆と略同形状のアーチ型に形成している為
に、走行クラツチレバーを揺動握り操作できる範
囲が広いものとなつている。
握り杆と略同形状のアーチ型に形成している為
に、走行クラツチレバーを揺動握り操作できる範
囲が広いものとなつている。
以上説明したように、握り操作位置を適時変更
することにより作業クラツチレバー及び走行クラ
ツチレバーの単独操作、両者同時操作ができるよ
うになつて歩行型農機の操作性が向上した。又、
走行クラツチレバーがアーチ型で握り操作可能範
囲が広くなつているので、機体側方よりの走行ク
ラツチレバーの操作も可能となり、走行クラツチ
レバーを操作しながらの車輌への搭載、倉庫への
格納等が容易となつた。
することにより作業クラツチレバー及び走行クラ
ツチレバーの単独操作、両者同時操作ができるよ
うになつて歩行型農機の操作性が向上した。又、
走行クラツチレバーがアーチ型で握り操作可能範
囲が広くなつているので、機体側方よりの走行ク
ラツチレバーの操作も可能となり、走行クラツチ
レバーを操作しながらの車輌への搭載、倉庫への
格納等が容易となつた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第２図に、本考案を適用した歩行型農機の一例
としての歩行型芝刈り機が示される。この芝刈り
機は、左右一対の前車輪１，１及び後車輪２，２
を備え、刈刃３を縦軸芯P1周りで回動するよう
に内装した刈刃ハウジング４の上側にエンジン５
を搭載し、エンジン出力を作業クラツチ１０であ
る刈刃クラツチ１０を会して前記刈刃３に伝達す
るとともに、エンジン出力の一部をデイスク式無
段変速装置１３及び差動機構１４を介して前記後
車輪２，２に伝達し、かつ、前記刈刃ハウジング
４の後部に操縦ハンドル６及び集草容器７を設け
て構成している。
としての歩行型芝刈り機が示される。この芝刈り
機は、左右一対の前車輪１，１及び後車輪２，２
を備え、刈刃３を縦軸芯P1周りで回動するよう
に内装した刈刃ハウジング４の上側にエンジン５
を搭載し、エンジン出力を作業クラツチ１０であ
る刈刃クラツチ１０を会して前記刈刃３に伝達す
るとともに、エンジン出力の一部をデイスク式無
段変速装置１３及び差動機構１４を介して前記後
車輪２，２に伝達し、かつ、前記刈刃ハウジング
４の後部に操縦ハンドル６及び集草容器７を設け
て構成している。
次に本考案を適用している操縦ハンドル６に設
けた走行クラツチレバー８及び作業クラツチレバ
ー９である刈刃クラツチレバーについて詳述する
と、第１図及び第２図に示すように、操縦ハンド
ル６後部の横軸芯P2周りにアーチ型の走行クラ
ツチレバー８を揺動自在に軸支すると共に走行ク
ラツチレバー８の支持ボス部に設けた操作アーム
８ａと走行クラツチ（図示せず）とをレリーズワ
イヤ１１を介して連動連結している。
けた走行クラツチレバー８及び作業クラツチレバ
ー９である刈刃クラツチレバーについて詳述する
と、第１図及び第２図に示すように、操縦ハンド
ル６後部の横軸芯P2周りにアーチ型の走行クラ
ツチレバー８を揺動自在に軸支すると共に走行ク
ラツチレバー８の支持ボス部に設けた操作アーム
８ａと走行クラツチ（図示せず）とをレリーズワ
イヤ１１を介して連動連結している。
又、前記走行クラツチレバー８の一側部外側に
前記横軸芯P2周りに片持ち式の刈刃クラツチレ
バー９を揺動自在に軸支している。この刈刃クラ
ツチレバー９は図に示すように横軸芯P2から走
行クラツチレバー８外周に沿つて走行クラツチレ
バー８中央付近まで延出配置されると共に、刈刃
クラツチレバー９の支持ボス部に設けた操作アー
ム９ａと刈刃クラツチ１０とをレリーズワイヤ１
２を介して連動連結されている。そして、刈刃ク
ラツチレバー９が走行クラツチレバー８に沿う範
囲において、図に示すように走行クラツチレバー
８の一部をレバー基部側に屈曲成形して凹部８ｂ
を形成している。従つて、図に示すＡ付近で走行
クラツチ８のみを単独で操縦ハンドル６の固定握
り杆への揺動握り操作、Ｂ付近で走行クラツチレ
バー８及び刈刃クラツチレバー９の同時揺動握り
操作、Ｃ付近で刈刃クラツチレバー９のみを単独
で揺動握り操作できるのである。
前記横軸芯P2周りに片持ち式の刈刃クラツチレ
バー９を揺動自在に軸支している。この刈刃クラ
ツチレバー９は図に示すように横軸芯P2から走
行クラツチレバー８外周に沿つて走行クラツチレ
バー８中央付近まで延出配置されると共に、刈刃
クラツチレバー９の支持ボス部に設けた操作アー
ム９ａと刈刃クラツチ１０とをレリーズワイヤ１
２を介して連動連結されている。そして、刈刃ク
ラツチレバー９が走行クラツチレバー８に沿う範
囲において、図に示すように走行クラツチレバー
８の一部をレバー基部側に屈曲成形して凹部８ｂ
を形成している。従つて、図に示すＡ付近で走行
クラツチ８のみを単独で操縦ハンドル６の固定握
り杆への揺動握り操作、Ｂ付近で走行クラツチレ
バー８及び刈刃クラツチレバー９の同時揺動握り
操作、Ｃ付近で刈刃クラツチレバー９のみを単独
で揺動握り操作できるのである。
本考案は歩行型芝刈り機でけではなく走行クラ
ツチと作業クラツチを備えた歩行型耕耘機等にも
採用できる。
ツチと作業クラツチを備えた歩行型耕耘機等にも
採用できる。
図面は本考案に係る歩行型農機のクラツチ操作
構造の実施例を示し、第１図は操縦ハンドルのク
ラツチレバー支持部付近の正面図、第２図は歩行
型芝刈り機の全体側面図である。 ６……操縦ハンドル、８……走行クラツチレバ
ー、９……作業クラツチレバー、１０……作業ク
ラツチ。
構造の実施例を示し、第１図は操縦ハンドルのク
ラツチレバー支持部付近の正面図、第２図は歩行
型芝刈り機の全体側面図である。 ６……操縦ハンドル、８……走行クラツチレバ
ー、９……作業クラツチレバー、１０……作業ク
ラツチ。
Claims (1)
- 操縦ハンドル６におけるアーチ型の固定握り杆
の一側部に作業クラツチレバー９と走行クラツチ
レバー８を夫々配設し、これら作業クラツチレバ
ー９及び走行クラツチレバー８の前記固定握り杆
への接近移動操作によつて、作業クラツチ１０及
び走行クラツチがクラツチ入り操作されるように
構成した歩行型農機のクラツチ操作構造であつ
て、前記走行クラツチレバー８を操縦ハンドル６
の固定握り杆と略同形状のアーチ型に形成し、走
行クラツチレバー８の一側部に走行クラツチレバ
ー８外周に添うように片持ち式の作業クラツチレ
バー９を配置すると共に、作業クラツチレバー９
が走行クラツチレバー８に添う範囲における走行
クラツチレバー８の一部分を、レバー基部側に屈
曲成形してある歩行型農機のクラツチ操作構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1849386U JPH044266Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1849386U JPH044266Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62129622U JPS62129622U (ja) | 1987-08-17 |
| JPH044266Y2 true JPH044266Y2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=30812211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1849386U Expired JPH044266Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044266Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP1849386U patent/JPH044266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62129622U (ja) | 1987-08-17 |
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