JPH0442609Y2 - - Google Patents

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JPH0442609Y2
JPH0442609Y2 JP1986109254U JP10925486U JPH0442609Y2 JP H0442609 Y2 JPH0442609 Y2 JP H0442609Y2 JP 1986109254 U JP1986109254 U JP 1986109254U JP 10925486 U JP10925486 U JP 10925486U JP H0442609 Y2 JPH0442609 Y2 JP H0442609Y2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F13/072Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser of elongated shape, e.g. between ceiling panels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K11/00Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/04Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only lift valves
    • F16K11/056Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only lift valves with ball-shaped valve members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/89Arrangement or mounting of control or safety devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空調設備等の空気分配設備に使用され
るに適した空気流量制御装置に係る。
従来の技術 空調された空気を供給する共通のプレナムから
いくつかの室空間へ空調された空気を選択的に分
配する空調システムに於て、前記プレナムから各
室空間へ空気を導く分岐通路の開閉制御は、従来
ルーバ式のダンパを電磁式アクチユエータにより
作動させることにより行われていた。
考案が解決しようとする課題 かかる従来のダンパ構造では、ダンパを開閉作
動させるためにかなり強力な作動出力を有する大
型の電磁式アクチユエータを必要とし、そのため
に大容量の電気配線を必要としていた。又電磁式
アクチユエータは通常通電か非通電かに応じて二
つの作動位置のいずれかに切換わる装置であり、
かかるアクチユエータにてルーバ式ダンパを作動
させる構造では、ダンパの開度を任意の中間開度
に調節することができないという不便があつた。
本考案は、上記の如き空調システム等に於ける
ダンパと同様の作動を、プレナムを通つて供給さ
れる空気の圧力を利用して行うことができ、大容
量の電源を要することなく空気分配設備の空気流
量を制御することができ、しかも空気分配口の開
度を全開から全閉に至る任意の開度に設定するこ
とのできる空調用の空気流量制御装置を提供する
ことを課題としている。
課題を解決するための手段 上記の課題は、本考案によれば、空気分配設備
の空気流量制御装置であつて、 空気を供給するプレナムと、 ベローズが膨張又は収縮することによつて前記
プレナムから空気を分配されるべき領域への空気
の流れを制御するダンパ構造体と、 前記ダンパ構造体を作動させるシヤトル弁であ
つて、 内部に室を有する弁ハウジングと、 前記室を常時は互いに流体的に隔離された第
一、第二、及び第三の室に分割する第一及び第二
の常閉型の弁と、 前記プレナムと前記第一の室とを流体的に連通
する第一の通路手段と、 前記ベローズと前記第二の室とを流体的に連通
する第二の通路手段と、 排気口と前記第三の室とを流体的に連通する第
三の通路手段と、 前記弁ハウジング内に可動に配置され、中立位
置より第一の方向へ偏位することにより前記第一
の常閉型の弁を開弁させ、前記第一の通路手段と
前記第一の室と前記第二の室と前記第二の通路手
段を経て前記プレナムと前記ベローズとの間に流
体通路を与え、前記中立位置より第二の方向へ偏
位することにより前記第二の常閉型の弁と開弁さ
せ、前記第三の通路手段と前記第三の室と前記第
二の室と前記第二の通路手段を経て前記ベローズ
と前記排出口の間に流体通路を与えるシヤトル
と、を有するシヤトル弁と、 前記シヤトルを前記中立位置より前記第一の方
向又は前記第二の方向へ選択的に偏位させる電磁
的作動手段と、 を含む空気流量制御装置によつて達成される。
作用及び効果 上記の如く空気を供給するプレナムから任意の
空気を分配されるべき空間へ空気を分流する制御
を、プレナムを通つて供給される空気の圧力によ
り作動するベローズの膨張又は収縮による空気通
路の開閉制御によつて行い、その際、プレナム内
の空気圧をベローズ内へ導くか、ベローズ内を排
気系へ解放するか、そのどちらも行わずベローズ
を閉じた状態にするかの三つの作動状態を任意に
選択できる三方弁を電磁的に任意に切換えてベロ
ーズの膨張又は収縮を制御することにより、小容
量の電源によつてベローズを全開と全閉の間に大
きく開閉作動させることができ、しかも全開と全
閉の間の任意の開度に任意の時間に亙つて設定す
ることができる。
実施例 以下に添付の図を参照しつつ、本考案を実施例
について詳細に説明する。
第1図に於て、符号10は本考案に従つて作動
される空気分配ユニツト、即ちターミナルを示し
ている。空調された空気が、中央配給源(図示せ
ず)よりプレナム室12へ供給される。空気供給
分配プレート14には複数個のカラーを備えた孔
15が設けられており、プレナム室12から、プ
レート14の頂壁及び側壁により郭定された分配
室18内へ供給空気を均一に分配する。空気分配
パターンを最適化するためには、プレナム室12
より分配室18へ供給される空気は垂直方向以外
の速度成分を殆ど有していてはならない。孔15
のカラーはプレナム室12からの空気流の水平方
向の速度成分を偏向するようになつているので、
分配室18内の空気流の速度成分は垂直である。
分配室18の底部は互いに整合された遮断プレ
ート20及び21を含んでおり、また、プレート
20及び21にはそれぞれベローズにより係合さ
れる湾曲面が設けられ、プレナム室12より空調
されるべき空間領域へ供給される空調された空気
の流量を制御するダンパーを構成する。ベローズ
と遮断プレートとの間の孔の面積は、ベローズの
膨張量を変化させることにより、変化されるよう
になつている。ベローズ24及び25は典型的に
は36インチ(約91cm)の長さを有しており、完全
に膨張した状態より完全に収縮した状態との間に
移行する過程に於て、遮断プレート20及び21
と共働して孔の大きさを全閉状態より全開状態ま
で変化させるようになつている。
ベローズ24及び25は、実質的に凹状のプレ
ート30及び31と、デイフユーザトライアング
ル32よりなる中央仕切組立体上に適宜に装着さ
れている。プレート30及び31はV形のリセス
を有しており、ベローズ24及び25はそれらが
収縮されている時にはそれぞれプレート30及び
31のリセス内に収容されるようになつている。
このことによりベローズの作用壁と遮断プレート
との間に大きい面積が与えられる。更にリセス内
に収容された状態にあるベローズはプレート30
及び31に沿つて平滑な面をなし、空気の乱流を
最小限に抑える。
上述のダンパ構造体は、ターミナルに設けられ
た排出孔より実質的な距離だけ上流側の位置に配
置されており、ダンパ構造体と排出孔との間に十
分な距離を与えて、ダンパ構造体により発生され
る騒音を吸収するようになつている。騒音の吸収
を最大限に行なうために、下方へ延在してプレー
ト30及び31と共働して空気通路を形成する壁
34及び35が、ガラス繊維ブランケツトの如き
吸音材にてライニングされている。出口部材38
及び39が外向きのフレア状をなす下端部40及
び41を有しており、溶接等により壁34及び3
5に適宜に固定されている。
ダンパの制御は、電子インタフエース回路80
に制御されるシヤトル弁50により行なわれる。
第1図乃至第3図に於て、シヤトル弁50は三つ
のポート郭定部材51,52及び53を有してお
り、これらの部材は締り嵌め、溶接、ろう接等に
より任意の好適な通常の要領にて気密的にシヤト
ル弁ハウジング54内に受入れられている。ハウ
ジング54内にはポート郭定弁座56及び57が
固定的に配置されており、これらの弁座はハウジ
ングの内部をほぼ1/3に分割している。ボール弁
58がばね59により弁座56に着座するよう付
勢されている。ばね59は一端にてボア53b内
に受入れられており、ボア53aを囲繞する環状
肩部53cに当接している。同様に、ボール弁6
0がばね61により弁座57に着座するよう付勢
されている。ばね61は一端にてボア51b内に
受入れられ、ボア51aを囲繞する環状肩部51
cに当接している。ボア51aは絞り51dを有
している。シヤトル64が弁座56と57との間
にてシヤトル弁ハウジング54内に配置されてお
り、ボール弁58及び60の両方が対応する弁座
56及び57に同時に着座し得るような寸法を有
している。シヤトル64は溝部67により分離さ
れた溝を備えた一対のランド66及び68を有し
ている。シヤトル64はコイルによつて駆動され
る如きコイルのコアとして機能できるような好適
な材料にて形成されている。ランド66及び68
の外側にはそれぞれプランジヤ65及び69が設
けられている。
反対方向に巻回され、隔置されたコイル72及
び74がハウジング54を囲繞しており、それぞ
れライン76及び78により電子インタフエース
回路80に個別に電気的に接続されており、また
ライン77により共通に接続されている。電子イ
ンタフエース回路80は、少なくとも一つの入
力、通常、複数個の入力を受入れる。図示の如
く、流量センサ又は速度センサ82が、ライン8
3を経て、ターミナル10内を流れる空気の流量
を示す信号を供給する。室温センサ84がライン
85を経て、空間領域、即ち室内の検出された温
度を示す信号を供給する。照明スイツチは、占有
センサ86(空間領域が使用されているか否かを
検知するためのセンサ)として利用することがで
きる。何故ならば、空間領域が使用されている時
には一般に照明が点灯された状態にあり、従つて
ライン87上に信号が存在するか否かで照明が点
灯されているか否に応じた空間領域の使用状態
(使用されているか否か)を表すことができるこ
とになるからである。コンピユータ88がライン
89により電子インタフエース回路80と二方向
通信し得るよう接続されており、ターミナル10
の現状に関する情報を受けるようになつている。
コンピユータ88は、例えば、設定温度を変更す
ることにより、又は例えばスライド映写のために
照明が消灯されている場合に於て照明スイツチで
ある占有センサ86からの信号を凌駕する際に、
ターミナル10の局部制御に凌駕するための制御
信号を与えることができる。またコンピユータ8
8は他のターミナル、空気処理装置等と通信し得
る状態にあり、それらを制御する。
第4図に於て、電子インタフエース回路80は
入力部90と、出力部92と、スイツチング部9
4と、それぞれ最大速度(流量)、最小速度(流
量)、設定温度を設定するためのマニユアル調節
型ポテンシオメータ96〜98とよりなつてい
る。この回路は、特定の用途に必要な任意の全て
のセンサへ結線することができ、またシヤトル弁
50に接続することのできる必要なハードウエア
を含んでいる。センサからコンピユータ88へ出
力データを供給するための導線も設けられてい
る。
個々のセンサ82,84,86から電子インタ
フエース回路80の入力部90へ供給される入力
信号は、それらに対し適当な信号調整が行なわれ
た後に入力部90へ入力される。かかる信号調節
はセンサに於て行なわれてもよく、またA/D変
換器(図示せず)を経て電子インタフエース回路
に於て行なわれてもよい。これらの信号は、マニ
ユアル調節型のポテンシオメータ96〜98から
の信号と共に出力部92を経てコンピユータ88
へ供給される。入力部90は入力信号を受入れ、
出力信号を出力しないよう構成されている。同様
に出力部92は出力信号を出力し、入力信号を受
入れないよう構成されている。かかる構成によれ
ば、捩られた二本の導線よりなる一本のワイヤを
経てコンピユータ88と完全に通信することがで
きる。コンピユータのタイミング回路は、或る特
定の時間に出力信号を入力し、或る特定の時間に
入力部へ信号を供給することを可能にする。セン
サ及びシヤトル弁へ電力を供給すべくコンピユー
タ88より電子インタフエース回路へ結線された
他の一対の電力ワイヤも必要である。
コンピユータ88は出力部92より受けるデー
タを受信し、予めプログラムされたアルゴリズム
に従つてそれを翻訳する。入力部90へ戻される
信号により、データの翻訳に応じて、シヤトル弁
50を駆動するか否かが決定される。またコンピ
ユータはビルデイング・マネジメント・システム
(Building Management System)より局部的な
データを考量するアルゴリズム又はマニユアル設
定に凌駕する新たな指令を受入れる。ビルデイン
グ・マネジメント・システムは他のターミナルの
コンピユータ、冷却装置、空気処理装置、ポン
プ、他の環境管理装置の制御下にあり、又、夜間
のセツトバツク温度や負荷放出の如きエネルギの
管理計画に応じたものとなつている。
また、よりコスト的に有効なシステムに於て
は、一つのコンピユータによつて幾つかの電子イ
ンタフエース回路を運転することが可能である。
センサ及びマニユアル設定手段の配置によつて
は、全ての作動モードについて同一のコンピユー
タで各ターミナルを互いに独立に制御することが
できる。
第1図はプレナム空気がプレナム室12より導
管91、ボア51a、絞り51dを経て室54a
へ供給される中立状態、即ち安定な状態を示して
いる。着座したボール弁60はプレナム空気が室
54aより更に室54bへ流れることを阻止す
る。室54bは枝管95a及び95bを有する導
管93を経てベローズ24及び25と流体的に連
通している。着座状態のボール弁58及び60は
ベローズ24,25及び室54bより空気が流れ
ることを阻止する。シヤトル64は室54b内に
あり、ランド66に設けられた溝66a及びラン
ド68に設けられた溝68aは室54bを経て互
いに流体的に連通している。室54cはボア53
aを経て大気と流体的に連通している。ベローズ
24及び25は完全には膨張されていなければ空
気はターミナルを経て流れ得るようになつてい
る。
部屋の過冷房又は過暖房の如き局部的な条件に
応答して、又は空間領域の暖房若しくは冷房の設
定に凌駕するためのコンピユータの指令に応答し
て、ターミナルの出力が低減される必要がある場
合には、コイル74が電子インタフエース回路8
0により励磁される。コイル74の励磁によりシ
ヤトル64が第1図の位置より第2図の位置へ変
位せしめられ、プランジヤ69がボール弁60に
係合し、ばね61の閉弁方向への付勢力に抗して
ボール弁60がその弁座より離脱せしめられる。
ボール弁60が弁座より離脱すると、プレナム空
気は導管91、ボア51a、絞り51d、室45
a、弁座57を経て室54bへ供給される。この
場合、室54bのシヤトル64よりも弁座57の
側の部分は溝68aによりボア52aと連通さ
れ、また導管93,95a,95bによりベロー
ズ24及び25と連通され、これによりベローズ
が膨張せしめられる。絞り51dの直径は典型的
には0.06インチ(0.15cm)であり、この絞りはプ
レナム空気の流量を制限し、これによりベローズ
24及び25の膨張を制限する。コイル74の励
磁は駆動源に応じて或る一定時間であつてよく、
また一つ又は一連のパルス状であつてもよい。例
えば、過暖房若しくは過冷房は設定温度に到達す
るまで数分間ごとに一つのパルスを促すのに対
し、照明スイツチ(占有センサ)86の開成又は
コンピユータ88よりの信号はベローズ24及び
25が完全に膨張して空気がターミナルを経て流
れなくなるようにするに十分な時間に亙りコイル
74を励磁させる。コイル74が消磁されると、
シヤトル64は第1図の位置へ戻る。何故なら
ば、コイル74が消磁されると、ばね61がボー
ル弁60に復帰付勢力を与えてそれを再着座させ
るからである。
冷房不足若しくは暖房不足の如き局部的な条件
に応答して、又は冷え過ぎを解消する朝のウオー
ムアツプの如く空間領域の暖房設定若しくは冷房
設定に凌駕するコンピユータの指令に応答してタ
ーミナルの出力が増大される必要がある場合に
は、コイル72が電子インタフエース回路80に
より励磁される。コイル72の励磁によりシヤト
ル64が第1図の位置より第3図の位置へ変位せ
しめられ、プランジヤ65がボール弁58に係合
し、ばね59の閉弁方向への付勢力に抗してボー
ル弁がその弁座より離脱せしめられる。ボール弁
が弁座より離脱すると、ベローズ24及び25よ
り導管95a及び95b、導管93、ボア52
a、室54b、溝66a、弁座56、室54c、
及びボア53aを経て空気が大気中へ排出され、
これによりベローズ24及び25が収縮され、そ
の結果ターミナルを通る空気供給通路が開かれ
る。ボア53aを含む上述の空気排出通路には絞
り51dに対応する絞りが存在しないので、ベロ
ーズ24及び25の完全な収縮が必要とされない
限り、コイル72は通常パルス状に励磁される。
電子インタフエース回路80は、それが空間領
域の冷暖房の要求を受けてターミナル10を制御
するよう、コンピユータ88の制御下にあるコン
ピユータであつてよいが、システム全体を制御す
るコンピユータ88により凌駕されるものでなけ
ればならない。
流量センサ又は速度センサ82の検出結果が満
足されている定常的な状態から開始する一つの典
型的な作動に於ては、導管内の静圧を補償するに
必要な位置までベローズ24及び25が膨張せし
められ、シヤトル64がその通常の第1図の位置
にもたらされる。例えばシステム内の他のターミ
ナルが遮断されると、導管内の静圧は上昇する。
センサ82は流量の増大を検出し、ライン77及
び78を経てコイル74を励磁する信号を電子イ
ンタフエース回路80へ出力し、これによりシヤ
トル64が第2図の位置へ変位せしめられてボー
ル弁60が弁座より離脱せしめられ、センサ82
の検出結果が満足されるまでベローズ24及び2
5が膨張される。次いで連続的な又はパルス状の
励磁信号が解除され、シヤトル64が第1図の位
置に戻される。ベローズ24及び25はセンサ8
2が流量の低下を検出するまで膨張された状態に
維持される。次いでコイル72がライン76及び
77を経て励磁され、これによりシヤトル64が
第3図の位置へ変位せしめられてボール弁58が
弁座より離脱せしめられ、センサ82の検出結果
が再度満足されるまでベローズ24及び25が収
縮せしめられる。シヤトル64を変位させてボー
ル弁58及び60を開弁させるために、室温セン
サ84及びコンピユータ88よりの信号の如き他
の信号が個別に又は同時に使用されてよい。使用
される特定の入力は空調システムの仕様及び必要
とされる応答性次第であり、電気的ハードウエア
及びソフトウエアは必要とされる作動に基づき現
状のものであつてもよい。
以上に於ては本考案を特定の実施例について詳
細に説明したが、本考案はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、本考案の範囲内にて他の種々
の実施例が可能であることは当業者にとつて明ら
かであろう。例えば、各ターミナルに一つのベロ
ーズが使用されてよく、ボール弁58及び60は
他の適当な逆止弁に置換えられてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシヤトル弁により制御さ
れるターミナルの概略構成図である。第2図はシ
ヤトル弁を供給位置にて示す断面図である。第3
図はシヤトル弁を排出位置にて示す断面図であ
る。第4図は電子インタフエース回路を示す解図
である。 10……ターミナル、12……プレナム室、1
4……空気供給分配プレート、15……孔、18
……分配室、20,21……遮断プレート、2
4,25……ベローズ、30,31……プレー
ト、34,35……壁、36……ガラス繊維ブラ
ンケツト、38,39……出口部材、40,41
……下端部、50……シヤトル弁、51,52,
53……ポート郭定部材、54……ハウジング、
56,57……弁座、58……ボール弁、59…
…はね、60……ボール弁、61……ばね、64
……シヤトル、65……プランジヤ、66……ラ
ンド、67……溝部、68……ランド、69……
プランジヤ、72,74……コイル、76,7
7,78……ライン、80……電子インタフエー
ス回路、82……センサ、83……ライン、84
……室温センサ、85……ライン、86……占有
センサ、87……ライン、88……コンピユー
タ、89……ライン、90……入力部、91……
導管、92……出力部、93……導管、94……
スイツチング部、95a,95b……枝管、96
〜98……ポテンシオメータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空気分配設備の空気流量制御装置であつて、空
    気を供給するプレナムと、 ベローズが膨張又は収縮することによつて前記
    プレナムから空気を分配されるべき領域への空気
    の流れを制御するダンパ構造体と、 前記ダンパ構造体を作動させるシヤトル弁であ
    つて、 内部に室を有する弁ハウジングと、 前記室を常時は互いに流体的に隔離された第
    一、第二、及び第三の室に分割する第一及び第二
    の常閉型の弁と、 前記プレナムと前記第一の室とを流体的に連通
    する第一の通路手段と、 前記ベローズと前記第二の室とを流体的に連通
    する第二の通路手段と、 排気口と前記第三の室とを流体的に連通する第
    三の通路手段と、 前記弁ハウジング内に可動に配置され、中立位
    置より第一の方向へ偏位することにより前記第一
    の常閉型の弁を開弁させ、前記第一の通路手段と
    前記第一の室と前記第二の室と前記第二の通路手
    段を経て前記プレナムと前記ベローズとの間に流
    体通路を与え、前記中立位置より第二の方向へ偏
    位することにより前記第二の常閉型の弁を開弁さ
    せ、前記第三の通路手段と前記第三の室と前記第
    二の室と前記第二の通路手段を経て前記ベローズ
    と前記排出口の間に流体通路を与えるシヤトル
    と、を有するシヤトル弁と、 前記シヤトルを前記中立位置より前記第一の方
    向又は前記第二の方向へ選択的に偏位させる電磁
    的作動手段と、 を含む空気流量制御装置。
JP1986109254U 1985-07-18 1986-07-16 Expired JPH0442609Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US75612585A 1985-07-18 1985-07-18

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