JPH0442441Y2 - - Google Patents

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JPH0442441Y2
JPH0442441Y2 JP5250688U JP5250688U JPH0442441Y2 JP H0442441 Y2 JPH0442441 Y2 JP H0442441Y2 JP 5250688 U JP5250688 U JP 5250688U JP 5250688 U JP5250688 U JP 5250688U JP H0442441 Y2 JPH0442441 Y2 JP H0442441Y2
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opening
tier
hollow part
square
soil
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、角石塔と呼ばれる、角石を三段に
積み重ねられた墓石の改良に関するものである。
(従来の技術) 角石塔は、四角柱状の石を3段に積み重ねられ
て形成され、下段の角石の下に納骨されるように
なっている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが近年、墓石用の石材、加工賃の高騰、
さらには墓地の高騰により、人の永遠の眠りにつ
くべき墓の入手がますます困難になっている。
又、従来の納骨は、遺骨を骨壺に納めて下段の
石の下に納めるようになっているため、いつまで
も遺骨が土に帰らず、したがって、遺骨がいっぱ
いになると、新たに墓地を購入しなければならな
いという欠点があった。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案は、安価提供できるうえ、遺骨
を土に帰すことにより、一つの狭い墓地で何代に
もわたって使用できる角石塔を提供することを目
的とするもので、以下の構成を要旨とする。
即ち、下段は、四角筒状に連結された4枚の側
板上に、中央部に吹き抜け用開口部を有する天井
板が被せられて、少なくとも連結された側板内に
土が露出するよう立地されている。又、1枚の側
板には納骨用開口部が設けられている。
下段に載置される中段は、前記吹き抜け用開口
部と連通する中空部と、該中空部と連通しかつ外
気と連通する通気口を有する。
中段に載置される上段は、中空部を有する。
(作用) 下段は4枚の側板で四角筒状に連結され、その
上に吹き抜け用開口部を有する天井板が被せられ
て形成されている。しかがって、組み立てが簡単
で軽量である。又、1枚の側板には納骨用開口部
が設けられ、しかも少なくとも連結された側板内
に、土が露出するよう立設されているので、遺骨
を土に浅く埋めることができる。
中段及び上段は、それぞれ中空部を有するので
軽量である。
又、下段内部は、通気口と連通して外気が出入
りする結果、遺骨が露出した土に埋められること
とあわせてて遺骨の風化を速める。
(実施例) 以下、同示実施例に基づいてこの考案の角石塔
を説明する。
まず、第1図ないし第3図に於いて、1は下段
で、正四角筒状に連結された正面側板1a、左側
板1b、右側板1c、裏面側板1d、及び各側板
1a、1b、1c、1dに被せられた天井板1e
とから構成されている。これら各側板1a、1
b、1c、1d、及び天井板1eは、みかげ石な
どの研ぎ出し天然石を用いてもよいが、コンクリ
ートを研ぎ出したものを用いる。2は真鍮製かす
がいで、各側板1a、1b、1c、1dをそれぞ
れ上端部と下端部で連結するものである。かすが
い2を、ステンレスなどの耐候性、耐久性のある
材質にかえるのは任意であり、又、ボルト、ナッ
トなどの適当な固着具を用いることも任意であ
る。なお、図示しないが、各側板1a、1b、1
c、1dを連結して形成した正四角筒の四隅上に
小突起を設け、一方天井板1eの四隅にも前記小
突起に対応して小孔を凹設しておけば、天井板1
eの位置決めが容易であるうえ、天井板1eが動
かない。
3は納骨用開口部で、正面側板1aの中央部に
下に開口するコ字状に形成されているが、これを
裏面側板1dなどに設けることもできる。4は天
井板1e中央部に設けられた、正方形の吹き抜け
用開口部である。
この下段1は、一辺が90cm、高さが50cmであっ
て、各側板1a、1b、1c、1d、及び天井板
1eの厚みは、それぞれ10cmである。又、納骨用
開口部3の幅は30cm、高さは32cmであり、吹き抜
け用開口部4は一辺30cmである。
5は下段1に載置される中段であって、一辺55
cm、高さ30cmの正四角柱状に形成され、下段1と
同様に研ぎ出しコンクリート又は研ぎ出し天然石
を材質とする。6は縦断面が下に開口するコ字状
の中空部で、前記の吹き抜け用開口部4と連通す
るものである。この中空部6は、横断面が一辺35
cmの正方形をなし、高さは20cmである。
7は中空部6と連通し、かつ外気と連通する内
径6cmの通気口であり、中段5の裏面に開口して
いる。8はステンレスなどの耐候性、耐久性のあ
る材質の金網である。
9は研ぎ出しコンクリート又は研ぎ出し天然石
製の上段で、一辺28cm、高さ90cmの正四角柱状に
形成されて、中段5に載置される。10は中空部
である。上段9の転倒防止のために、実施例のよ
うに中段5の表面に凹設したくぼみに、上段9の
下端部を嵌め込むとよい。
この角石塔は、第4図に示すように、一辺180
cmの正方形の墓地の外周に、正面入口を1段を除
いて2段に積み重ねたコンクリートブロック11
内に立設される。12はベースで、不等沈下を防
ぐため鉄筋コンクリートを打ちこんで形成する。
このベース12は、深さが50cm、外周が縦130cm、
横135cmの長方形、内周が一辺70cmの正方形の額
縁状をなし、前記の下段1はベース12上に立設
される。したがって、下段1の内部に一辺70cmの
正方形の土Gが露出することになる。そこで遺骨
は、骨壺に納めず露出した土Gに浅く埋めてお
く。ベース12の下方には排水管を埋設しておく
とよい。
上記の角寸法はもとより任意であり、適宜変更
できることはいうまでもない。
なお、13は正面側板1aの納骨用開口部3を
塞ぐ水受けである。この外、図示しないが、記名
板、花入れ等を設けておく。
上記実施例では、墓地を一辺180cmの正方形と
したが、一辺150cmの正方形の墓地内でもこの考
案の角石塔を立設できる。
(考案の効果) 軽量、安価に提供できるうえ、軽量であるため
設置が容易である。
また、遺骨を土に埋め、しかも遺骨を埋めた土
に外気が流通するため風化が速く、したがって何
代にもわたって半永久的に使用できるので、墓地
を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は側部断面図、第2図は正面図、第3図
ベースに連結した側板を立設した状態の平面図で
ある。第4図はこの考案の角石塔を立設した墓地
の平面図である。 1……下段、1a、1b、1c、1d……側
板、1e……天井板、3……納骨用開口部、4…
…吹き抜け用開口部、5……中段、6……中空
部、7……通気口、9……上段、10……中空
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三段に積み重ねられる角石塔に於いて、下段
    は、四角筒状に連結された4枚の側板上に、中央
    部に吹き抜け用開口部を有する天井板が被せられ
    て、少なくとも連結された側板内に土が露出する
    よう立設されているとともに、1枚の側板には納
    骨用開口部が設けられており、下段に載置される
    中段は、前記吹き抜け用開口部と連通する中空部
    と、該中空部と連通しかつ外気と連通する通気口
    とを有しており、中段に載置される上段は、中空
    部を有することを特徴とする角石塔。
JP5250688U 1988-04-18 1988-04-18 Expired JPH0442441Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250688U JPH0442441Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18

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JP5250688U JPH0442441Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18

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JPH01154261U JPH01154261U (ja) 1989-10-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4559323B2 (ja) * 2005-08-25 2010-10-06 株式会社松戸家 墓及びこれを用いた墓組合せ体
JP3194023U (ja) * 2014-08-20 2014-10-30 株式会社日本石彫 墓の納骨室の換気構造
JP6639822B2 (ja) * 2015-08-05 2020-02-05 株式会社プレジャーライフ 墓石

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JPH01154261U (ja) 1989-10-24

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