JPH0442322Y2 - - Google Patents

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JPH0442322Y2
JPH0442322Y2 JP1986108498U JP10849886U JPH0442322Y2 JP H0442322 Y2 JPH0442322 Y2 JP H0442322Y2 JP 1986108498 U JP1986108498 U JP 1986108498U JP 10849886 U JP10849886 U JP 10849886U JP H0442322 Y2 JPH0442322 Y2 JP H0442322Y2
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rail
scaffolding
scaffold
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rails
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は建設現場の上下左右多数の枠体より成
る足場内において、機材の水平移動を容易に行う
ことが出来る機材の水平移動装置に使用せしめる
建設現場におけるレールに関するものである。
従来の技術 従来、建設現場の足場は最も最初に構築され、
建築物本体の建造から外装、内装まで利用される
ものであり、上層部への機材の移送には種々の工
夫がなされているが、水平移動においては各階層
の足場板上を作業員が持ち運んでいるとしても、
足場は狭く安定性に欠けていた為、実情において
は25Kg程度までが限度であり重量物の水平移動は
困難であり、機材を落下せしめたり人身事故を発
生する等甚だ危険性を有していた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は建設現場の足場内において、機材の水
平移動を容易且つ安全に行う機材の水平移動装置
に使用せしめる建設現場におけるレールを提供せ
んとするものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案はかかる点に鑑み、足場の各階層の上方
で連続した枠体の横桿の下方に足場の長手方向水
平で足場板と同一方向に取付けたレールを取付
け、該レールの両端に夫々対応する凹部と凸部を
形成し、レールの長手方向の長さLを1800mmと成
し、凹部の深さWを29mm以上と成し、凸部の高さ
Hを29mm以上と成したもの、及びレール固定用の
孔は長手方向の中心間距離L′を29mm以上と成した
建設現場におけるレールを提供して上記欠点を解
消せんとしたものである。
作 用 本考案は建設現場の足場内において、各階層の
上方に取付けたレールを走行する案内台車に適宜
手段を用いて機材を載置、掛合、支持等をせしめ
て機材を容易に且つ安全に水平方向の移動をする
のである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、 1は建設現場において上下左右多数の枠体2,
2a……により構築せしめた足場であり、該足場
1は複数の階層3,3a……を構成せしめ、各階
層3,3a……の下方には足場板4,4a……を
据付け、又足場1の各階層3,3a……の上方に
は横桿5,5a……を固設せしめている。
尚、横桿5,5a……は枠体2,2a……の腕
管、該腕管下方の補強管を活用するか、或いは別
体として固設せしめても良い。
6,6a……は足場1の各階層3,3a……の
上方で連続した枠体2,2a……の横桿5,5a
……の下方に固定具7,7a……を介して足場1
の長手方向水平で足場板4、4a……と同一方向
に取付けたレールであり、該レール6,6a……
は先端に折曲部8,8a……を有するコ字状の溝
形鋼のレール部材9,9a……を背中合わせにて
構成し、該レール部材9,9a……は長手方向に
おいて長さLは1800mmを有し、端部において一方
を凹部10,10a……と成し、他方は凹部1
0,10a……に対応する様に凸部11,11a
……と成しており、凹部10,10a……の深さ
W及び凸部11,11a……の高さHは少なくと
も29mm以上とし、メートル足場及びインチ足場共
に対応出来る様に成している。
尚、12,12a,13,13a……はレール
6,6a……及びレール部材9,9a……の補強
部材である。
次に横桿5,5a……にレール6,6a……を
取付ける固定具7,7a……の構成を具体的に説
明すると、14,14a……は逆U字状を成し下
端方に上部大径の長孔15,15a……を穿設せ
しめた吊り金具であり、該吊り金具14,14a
……は足場1に固設せしめた横桿5,5a……に
上方より被冠せしめる様に外嵌せしめており、一
方各レール6,6a……の各接続部においてレー
ル6,6a……の上部は、更に上方より一側を横
U字状と成した長尺の保持基板16により被冠及
び外嵌せしめると共に、保持基板16の上方より
一側を横U字状と成した短尺の保持板17,17
aにより被冠及び外嵌せしめ、該保持板17,1
7aの上方よりボルト18,18aによりレール
6,6a……、保持基板16、保持板17,17
aを緊締せしめており、又保持基板16の中央部
には上部に上記吊り金具14,14a……の長孔
15,15a……に嵌入せしめるピン19,19
a……を固設せしめた取付金具20,20aを立
設固定せしめて、足場1に固設せしめた横桿5,
5a……にレール6,6aを固定具7,7a……
を介して水平に取付けている。
尚、21,21aはレール部材9,9a……の
上部に穿設せしめたボルト18,18a用の孔で
あり、該孔21,21aは凸部11,11a……
側のみ長手方向に長孔(中心間距離L′は29mm以
上)と成して、レール部材9,9a……の凹部1
0,10a……及び凸部11,11a……の形成
と同様に2種の寸法の足場に対応出来る様に成し
ている。
22はコ字状の案内台車であり、該案内台車2
2の上方にはシヤフト23,23a……を嵌装せ
しめ、該シヤフト23,23a……は案内台車2
2の外側よりキープレート24,24a……、ボ
ルト25,25a……、平板26,26a……に
より案内台車22に固定せしめ、一方シヤフト2
3,23a……の他端はレール6,6a……内に
延出し、シヤフト23,23a……には軸受2
7,27a、カラー28,28a,ナツト29,
29aによりレール6,6a……下部に当接せし
めるローラー30,30aを回転自在に取付け
て、案内台車22をレール6,6a……にて走行
自在と成している。
尚、31は案内台車22の補強板である。
又、レール6,6a……の水平走行自在に支持
せしめた案内台車22の下端部には吊り棚32、
綱(図示せず)、あるいは滑車33を固設せしめ、
滑車33には枠体34にロール35を固定せしめ
た回転軸36を回転自在に支持せしめ、該回転軸
36の一端にはハンドル37を取付け、又ロール
35には先端にフツク38を取付けた綱39を巻
回せしめている。
尚、第1図に示す様に滑車33を固設せしめた
場合、綱39の他端は駆動部40に連繋せしめて
も良い。
次に本考案に係る建設現場における機材の水平
移動装置に使用せしめるレールの作用について説
明すると、 作業員は足場板4,4a……上を移動すると共
に、機材Mにおいては主に足場1の外側よりウイ
ンチ、リフト等で階層3,3a……へ機材Mを運
搬せしめ、次に吊り棚32へ載置せしめるかフツ
ク38へ掛合せしめて、ハンドル37を回転して
綱39を巻回し機材Mを足場より上昇させ、次に
直接押引するか、或いは案内台車22に係累せし
めたロープ(図示せず)を引いて機材Mを足場1
内で水平移動せしめるのである。
〔考案の効果〕
要するに本考案は、足場1の各階層3,3a…
…の上方で連続した枠体2,2a……の横桿5,
5a……の下方に足場1の長手方向水平で足場板
4,4a……と同一方向に取付けたレール6,6
a……を取付けたので、作業員は足場板4,4a
……上を移動し、又狭く不安定な足場1内で機材
Mの水平移動を用に安全に且つ迅速に行うことが
出来、又人手による制限重量(約25Kg)が大巾に
増量(約200〜400Kg)にすることが出来、又レー
ル6,6a……の両端に夫々対応する凹部と凸部
を形成し、レール6,6a……の長手方向の長さ
Lを1800mmと成し、凹部の深さWを29mm以上と成
し、凸部の高さHを29mm以上と成したので、各足
場単体にレール6,6a……を取付ける場合に、
レール6の両端の凹部10と凸部11を嵌合すれ
ば案内台車22のローラー30,30aが最低限
凹部10或いは凸部11上を走行出来てメートル
足場(1800mm)及びインチ足場(1829mm)に対応
出来るのである。
又、レール固定用の孔21は長手方向の中心間
距離L′を29mm以上と成せば、固定具7,7a……
により足場1内により強固且つ容易にレール6,
6a……を取付けることが出来る等その実用的効
果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は水平移動装置の施工状態を示す正面図、第2
図は同上側面図、第3図は第2図の一部拡大図、
第4図は要部を示す正面図、第5図は同上側面
図、第6図は本考案に係るレールの平面図、第7
図は他の実施例を示す側面図である。 1……足場、6,6a……レール、7,7a…
…固定具、10……凹部、11……凸部、21…
…孔、22……案内台車、30,30a……ロー
ラー、L……長さ、W……深さ、H……高さ、
L′……中心間距離。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 足場の各階層の上方で連続した枠体の横桿の
    下方に足場の長手方向水平で足場板と同一方向
    に取付けたレールを取付け、該レールの両端に
    夫々対応する凹部と凸部を形成し、レールの長
    手方向の長さLを1800mmと成し、凹部の深さW
    を29mm以上と成し、凸部の高さHを29mm以上と
    成したことを特徴とする建設現場におけるレー
    ル。 (2) レール固定用の孔は長手方向の中心間距離
    L′を29mm以上と成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の建設現場におけ
    るレール。
JP1986108498U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0442322Y2 (ja)

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JPS6314603U JPS6314603U (ja) 1988-01-30
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