JPH0442309Y2 - - Google Patents

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JPH0442309Y2
JPH0442309Y2 JP11694987U JP11694987U JPH0442309Y2 JP H0442309 Y2 JPH0442309 Y2 JP H0442309Y2 JP 11694987 U JP11694987 U JP 11694987U JP 11694987 U JP11694987 U JP 11694987U JP H0442309 Y2 JPH0442309 Y2 JP H0442309Y2
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drum
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gripping member
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horizontal arm
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、特にドラム罐を吊り揚げるのに適し
た吊り揚げ装置に関する。
従来技術の問題点 内容物の入つたドラム罐の重量は、内容物によ
つて変化するが、一般に500Kg程度である。ドラ
ム罐を、平地で短い距離移動するには、ドラム罐
を傾けて底面の外周部分で重量を地面に支持させ
ながら転がすことができる。しかしながら、長距
離の移動の場合には非能率であり、また障害物を
越えて移動すること、及び異なつた高さへの移動
はできない。
ドラム罐を長い距離に渡つて移動し、あるいは
障害物を越えて移動し、あるいは更に異なつた高
さへ移動する場合には、ドラム罐を横に倒して頂
板と底板に於ける耳部に一対のフツクを引つ掛け
て吊り揚げるか、ドラム罐の胴部を抱えてその下
側面を支持するクランプを用いて吊り揚げる方法
が行なわれていた。しかしながら、ドラム罐の開
口部は、一般に頂板に設けられており、内容物の
万一の漏出を防止するため、及びドラム罐を安定
に定置するために、ドラム罐は頂板を上方に配置
してストツクされるのが一般である。従つて上述
の方法では、ドラム罐を一旦横倒しにしてから吊
り揚げなければならない。この横倒し作業を人手
によつて行う場合には、能率が悪く、また危険が
伴う。また、この横倒し作業を機械で行う場合に
は、そのための装置が必要であり、また作業能率
が悪い。
ドラム罐の頂板を上方に配置したままで、ドラ
ム罐にロープをかけて吊り揚げたり、ドラム罐を
網に乗せて吊り揚げたり、あるいはフオークリフ
トを用いて搬送する方法も行なわれていた。この
場合には、ロープや網を用いる方法では、ドラム
罐の底部にロープをくぐらせ、あるいは網を敷き
込む際に、ドラム罐を傾ける作業が必要であり、
フオークリフトを用いる場合には、ドラム罐とそ
れを支持している基盤との間に隙間がある場合に
は問題はないが、隙間が無い場合には底面下にフ
オークを差し入れる際に、ドラム罐を傾けなけれ
ばならない。これらの予備作業は、能率を悪く
し、またそれを人手で行う場合には危険を伴う。
ドラム罐の頂板と胴部とのカール接合部(以下
耳部と言う)の3点を把持して吊り揚げる方法も
試みられているが、3点の把持部分における把持
機構を夫々操作することは能率が悪く、また3点
を同時に把持させる構造とする場合には、ドラム
罐の形状に歪みが無いことが前提となる。更に耳
部の把持される部分の寸法、殊に高さ方向の寸法
が比較的小さいために、万一、3つの把持部分の
内の1個所でも外れた場合には、ドラム罐が落下
する危険があり、信頼性にかける欠点があつた。
また、ドラム罐の胴部を側面からはさみ付けて
持ち上げる方法も考えられるが、これも万一滑り
が生じた場合には、ドラム罐を取り落とす危険が
ある。
実公昭55−26398号公報には、フオークリフト
に装着されるドラム罐用グリツパが開示されてい
る。このグリツパにおいては、取り付け枠に上下
2本の揺動杆の一端を夫々軸で枢着し、各揺動杆
の他端に遊動枠を夫々揺動ピンで軸着すると共に
該他端に夫々上部リンク及び下部リンクの各一端
を揺動ピンで軸着し、上部リンク及び下部リンク
の他端に下爪付きリンクをピンで軸着し、これら
の遊動枠、下爪付きリンク、上部リンク及び下部
リンクとで四辺形リンク機構を構成し、又上部リ
ンクの延長部分に下向きに屈曲した上爪を上部リ
ンクと一体的にに形成し、その上爪と前記下爪と
を対向させ、更に該遊動枠と取り付け枠の間、及
び遊動枠と上爪との間に夫々ばねを設けている。
使用に際して、フオークリフトのフオークに取
り付け枠の鞘を嵌合して取り付け、上爪と下爪の
開口部の高さをドラム罐の耳の高さと略々同じに
なるように、フオークリフトの高さを予め操作し
ておき、その状態でフオークリフトを運転してド
ラム罐に向かつて押し付けて、先ず、ドラム罐の
外周と下爪とを接触せしめる。更に若干フオーク
リフトをドラム罐に向かつて進めて揺動罐をばね
の弾力に抗して揺動させ、ドラム罐と取り付け枠
との間隔を狭め、その位置で取り付け枠を上昇さ
せると、先ず、下爪はドラム罐の外周に沿つて滑
りながら上昇し、耳の下端に突き当たり、更に取
り付け枠を上昇させると、上部リンクは停止して
いるピンを中心として回動して、上爪はドラム罐
の耳の上端を抱え込むようにして耳の内側に達
し、ここで下爪と共同して耳の基部をつかむ。更
に取り付け枠を上昇させると、耳は上爪と下爪と
の間に確実につかまれ、ドラム罐が上方に持ち上
げられる。
上述のドラム罐用グリツパは、構造が複雑であ
り、動作も複雑である。しかもフオークリフトで
は、上下方向の移動距離に制限がある。
従つて、本考案の目的は、構造及び操作が簡単
で、昇降距離に制限が無いドラム罐用吊り揚げ装
置を提供することである。
問題点を解決する手段 本考案によれば、吊り揚げ状態において略々垂
直に配向される垂直アーム部分と、上記垂直アー
ム部分の上端から略々直角に延長する水平アーム
部分とを有するL字状本体と、上記水平アーム部
分の自由端に枢着されており、一端に吊り点をも
つた吊り揚げレバーと、上記吊り揚げレバーに一
端が枢着され、他端が水平アーム部分に沿つて水
平方向に運動可能に案内されている締め付けアー
ムとを有し、上記水平アームと上記吊り揚げレバ
ーとの枢着点から上記垂直アームの内側までの長
さがドラム罐の半径にほぼ等しい長さとなつてお
り、上記吊り揚げレバーが上方に引かれたとき、
上記締め付けアームの他端とL字状本体の垂直ア
ーム部分との間にドラム罐の耳部を把持すると共
に、ドラム罐の重心のほぼ上方において安定にド
ラム罐を吊り揚げる構造となつている。
上記固定把持部材と可動把持部材との相対的運
動方向は、上記吊り揚げレバーと締め付けアーム
との枢着関係等を変更することにより、互いに逆
の方向とすることができる。
即ち、第1の形式では、上記L字状本体の固定
把持部材が、上記水平アーム部分における上記垂
直アームに近接した部分の下方に(水平アーム部
分と垂直アーム部分とのなす内角の内側に)設け
られ、それによつてドラム罐の耳部の内側面の基
部に当接されるようになつており、上記吊り揚げ
レバーと上記水平アーム部分との枢着点に関して
上記吊り点と反対の端部において上記締め付けア
ームの一端が枢着されており、上記締め付けアー
ムの他端は、上記水平アーム部分に設けられた把
持部材の外側に延長しており、上記可動把持部材
が、上記締め付けアームの他端部の下方において
上記固定把持部材に対向して設けられる。
第2の形式では、上記L字状本体の固定把持部
材が、上記垂直アーム部分における上記水平アー
ム部分に近接した部分の内側に(水平アーム部分
と垂直アーム部分とのなす内角の内側に)設けら
れており、それによつてドラム罐の耳部の外側面
の基部に当接されるようになつており、上記吊り
揚げレバーと上記水平アーム部分との枢着点と上
記吊り点との中間部分において上記締め付けアー
ムの一端が枢着されており、上記締め付けアーム
の他端は、上記垂直アーム部分に設けられた把持
部材の内側で終端しており、上記可動把持部材
が、上記締め付けアームの他端部の下方において
上記固定把持部材に対向して設けられている。
本考案の装置によつて、ドラム罐が吊り揚げら
れたとき、ドラム罐は固定把持部材と可動把持部
材との間で耳部を把持され、ドラム罐の胴部が垂
直アーム部分の下端部に当接されて、ドラム罐は
その中心軸をほぼ垂直にした状態で支持される。
万一、固定及び可動把持部材と耳部との間に滑り
が生じたとき、ドラム罐が落下する恐れがある。
従つて、上記固定把持部材及び上記可動把持部材
には、ドラム罐の耳部に対して広い面積で接触す
る把持面が与えられてしつかりと把持されること
が望ましい。
把持部材の面積を増大させても、一旦滑りが生
じた場合には、増大された把持面は殆ど効果を持
たない。従つて垂直アームに枢着されたラツチ手
段を設けて、ドラム罐の底板側の耳部に係合し
て、ドラム罐の滑り運動を制限することが望まし
い。
本考案の装置によつて、ドラム罐が吊り揚げら
れたとき、ドラム罐は固定及び可動把持部材によ
つて把持された部分を支点として、ドラム罐の重
心が上記支点の直下に移動しようとする力が働
く。この力は垂直アームの下端がドラム罐の胴部
に当接されて支持される。ドラム罐の半径の垂直
アームの長さが1:1であり、ドラム罐の内容物
込みの重量が500Kgであつたとすれば、垂直アー
ムの下端部にかかる荷重は500Kgであり、これに
よつて、ドラム罐の胴部に損傷を与える可能性が
ある。これを回避するために、上記垂直アーム部
分の下端部にドラム罐の胴部に広い面積で当接さ
れる当接部材が設けるのが望ましい。
以上に本考案の概要を述べたが、以下に実施例
を通じて本考案を更に詳述する。
実施例の説明 第1図は、本考案の一実施例によるドラム罐用
吊り揚げ装置の側面図、第2図はその装置の正面
図である。
ドラム罐用吊り揚げ装置は、L字状本体10
と、吊り揚げレバー30と、締め付けアーム50
とを有する。
L字状本体10は、吊り揚げ状態において略々
垂直に配向される垂直アーム部分11と、上記垂
直アーム部分の上端から略々直角に延長する水平
アーム部分15とを有する。
垂直アーム部分11は、固定把持部材12を有
し、それは垂直アーム部分における水平アーム部
分に近接した部分の内側(水平アーム部分と垂直
アーム部分とのなす内角の内側)に位置付けられ
ている。
吊り揚げレバー30は、軸ピン31によつて水
平アーム部分の自由端部に枢着されている。吊り
揚げレバーの一端には目穴もしくは吊り点32が
設けられており、この目穴32に、クレーンのケ
ーブル又は、ケーブルの先端に設けられたフツク
がかけられて、吊り揚げられる。
締め付けアーム50は、その一端が軸ピン51
によつて、吊り揚げレバーに枢着されており、他
端は、水平アーム部分に沿つて垂直アームの方向
に延長している。締め付けアーム50の他端に
は、水平方向に細長い案内スロツト52が設けら
れている。スロツト52には案内ピン16が挿通
されており、案内ピン16は、水平アーム部分に
固定されている。かくて、締め付けアーム50
は、吊り揚げレバーが、第1図において時計方向
に回動されるとき、右方向に水平に移動する。
締め付けアームの他端の下側面には、可動把持
部材17が設けられている。
かくて、ドラム罐の耳部は、吊り揚げレバーの
吊り点32が上方に引きあげられるとき、固定把
持部材12と、可動把持部材17との間に把持さ
れる。
第2図から判るように、この実施例では、L字
状本体10は、一対のL字状の側板10a,10
bから構成されており、それらは固定把持部材1
2によつて結合されている。
この実施例では、垂直アーム部分の下端に、ド
ラム罐の胴部に広い面積で当接する当接部材13
が設けられており、一対の側板10a,10b
は、当接部材13によつても固定されている。
吊り揚げレバー30は、一枚の板状の部品から
なり、締め付けアーム50は、一対の板状の部材
50a,50bを有し、それらは可動把持部材1
7によつて互いに結合されているものとして示さ
れている。
吊り揚げレバー30は、締め付けアームの一対
の板状部材50a,50bの間に配置されて、軸
ピン51で枢着されており、それらの組み立て体
は、L字状本体の一対の側板10a,10bの間
に配置されて、吊り揚げレバー30と水平アーム
部分との軸ピン31による枢着によつて相互結合
されている。
水平アーム部分15の上方に示された部分18
は、そこに固定された取つ手であつて、本考案の
ドラム罐用吊り揚げ装置を運搬し、あるいは操作
する際に利用される。
垂直アーム部分と水平アーム部分とが結合され
ている隅部には、一点鎖線で示されているドラム
罐Dの耳部Eを受け入れる凹部Rが設けられてい
る。
第1図及び第2図に示された装置を用いてドラ
ム罐を吊り揚げる場合、ドラム罐Dの胴部に対し
て、垂直アーム部分をおしあて、且つ水平アーム
部分をドラム罐の頂板に乗せて配置させ、その状
態を維持しつつ吊り点を上方に引き上げれば良
い。この際、当接部材13を支点として、L字状
本体が回転するのを防止するために、取つ手18
を作業者の手でドラム罐の中心軸方向に押し付け
ておくことが望ましい。かくてドラム罐の耳部E
は、固定及び可動把持部材12,17の間に把持
される。クランプ装置において、良く知られてい
るように、ドラム罐の重量に比例した把持力が生
じる。
上述の実施例において、一対の側板10a,1
0bは、コの字状に折り曲げられた一体的な部材
として形成されても良い。この場合には、固定把
持部材12、当接部材13は、L字状本体に対し
て取り外し可能に装着することができる。締め付
けアーム50の可動把持部材もまた、着脱可能に
することができる。それによつて、ドラム罐と同
様な耳部を持つた他の部品に適合した形状寸法の
可動把持部材と固定把持部材と当接部材とを装着
することによつて、ドラム罐以外の物品の吊り揚
げに本考案の吊り揚げ装置を利用することができ
る。吊り揚げレバー30に複数の吊り点を設ける
か、異なる位置に吊り点を有する吊り揚げレバー
に交換することにより、物品固有の重心の上方に
吊り点を位置付けることができる。
あるいは、L字状本体を一枚の板状部材で形成
し、吊り揚げレバー30及び締め付けアーム50
を一対の板状部材として、それらの間にL字状本
体を配置しても良い。
第3図は、本考案の他の実施例の側面図であ
る。この実施例においては、L字状本体の固定把
持部材12が、水平アーム部分における垂直アー
ム部分に近接した部分の下側(水平アーム部分1
5と垂直アーム部分11とのなす内角の内側)に
設けられている。
また、吊り揚げレバー30は、目穴32と反対
側の端部において締め付けアーム50と軸ピン5
1によつて枢着されており、吊り揚げレバー30
は軸ピン31によつてL字状本体10に枢着され
ている。
第1図における取つ手18は、この実施例では
設けられていない。
垂直アーム部分11の下端部には、吊り揚げの
際に、ドラム罐が固定把持部材12と可動把持部
材17との間から滑り出るのを防止するためのラ
ツチ手段70が設けられている。
ラツチ手段70は、様々な形式であり得るが、
この実施例では、掛け金部材71と、一対の板部
材からなる操作レバー75とを有するものとして
示されている。
掛け金部材71は下端に鈎部72を有し、上端
は、一対の操作レバー75の間に軸ピン72によ
つて枢着されて、組み立て体を構成する。
一対の操作レバー75は、L字状本体の一対の
側板10a,10bからそれらの内側に向かつて
延長する一対の軸ピン76によつて垂直アーム部
分11の下端部に枢着されている。一対の軸ピン
76の間にはギヤツプがあつて、その間で掛け金
部材は、一対の軸ピンの中心軸を横切つて第3図
において左右に移動可能になつている。
操作レバーが第3図に示された位置から反時計
方向に回動されたとき、鈎部72は、ドラム罐の
底板側の耳部に係合して、上方に持ち上げられ、
軸ピン72が一対の軸ピンの間を通つて第3図の
右側から左側に移動したとき、鈎部72と軸ピン
とを結ぶ直線は軸ピン76の左側にあり、その位
置で操作レバー75の更なる回動が停止ピン77
によつて阻止される。従つて鈎部72に荷重がか
かつたとき、ドラム罐の下方への移動を拘束す
る。
以上の点を除いて、第3図の実施例は第1図の
実施例と同様である。
この実施例では、吊り揚げに際して、締め付け
アーム30の移動方向が、第1図の実施例とは、
逆の方向となる。この実施例では、固定把持部材
12がドラム罐Dの耳部Eの内側の基部に係合す
るので、吊り上げレバー30が上方に引き上げら
れるとき、L字状本体10は、回動を阻止され
る。従つて、取つ手18は設ける必要がない。
上記ラツチ手段70の図示の構造自体は、公知
であり、また図示の構造のみに限定されるもので
はない。ラツチ手段70は、第1図の実施例にも
設けることが出来る。更にラツチ手段70は、必
須ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例によるドラム罐用
吊り上げ装置の側面図、第2図は、第1図の装置
の正面図、第3図は、他の実施例の側面図であ
る。 符号の説明、10……L字状本体、11……垂
直アーム部分、12……固定把持部材、13……
当接部材、15……水平アーム部分、16……案
内ピン、17……可動把持部材、18……取つ
手、30……吊り上げレバー、31……軸ピン、
32……目穴(吊り点)、50……締め付けアー
ム、51……軸ピン、52……案内スロツト、7
0……ラツチ手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 吊り揚げ状態において略々垂直に配向さ
    れる垂直アーム部分11と、上記垂直アーム部
    分の上端から略々直角に延長する水平アーム部
    分15とを有するL字状本体10と、 上記水平アーム部分の自由端に枢着31され
    ており、一端に吊り点32をもつた吊り揚げレ
    バー30と、 上記吊り揚げレバー30に一端が枢着51さ
    れ、他端が水平アーム部分に沿つて上記L字状
    本体の垂直アーム部分に向かつて水平方向に延
    長する締め付けアーム50とを有し、 上記吊り揚げレバーと上記L字状本体との相
    対的枢軸運動に際して、上記締め付けアームの
    上記他端を、上記水平アーム部分に沿つて案内
    する案内手段16,52を締め付けアームと水
    平アーム部分とに設け、 上記水平アームと上記吊り揚げレバーとの枢
    着点31から上記垂直アームの内側までの長さ
    がドラム罐の半径にほぼ等しい長さとなつてい
    ること、を特徴とするドラム罐用吊り揚げ装
    置。 [2] 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装
    置であつて、 上記垂直アーム部分11の内側の上記水平ア
    ーム部分15に近接した部分に固定把持部材
    (第1図、12)を設け、 上記締め付けアーム50の一端が、上記吊り
    揚げレバー30の吊り点32と上記吊り揚げレ
    バーと上記水平アーム部分との枢着点31との
    間に枢着(第1図、51)されており、上記締
    め付けアームの他端が上記水平アーム部分に沿
    つて延長し、かつ上記垂直アーム部分の手前で
    終端しており、その延長端部に可動把持部材
    (第1図,17)を上記固定把持部材12と対
    向して設けたこと、を特徴とするドラム罐用吊
    り揚げ装置。 [3] 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装
    置であつて、 上記水平アーム部分15の下側面の上記垂直
    アーム部分11に近接した部分に固定把持部材
    (第3図、12)を設け、 上記締め付けアーム50の一端は上記吊り揚
    げレバー30の上記吊り点32と反対側の端部
    において枢着(第3図、51)されており、そ
    の他端は上記水平アーム部分に沿つて上記垂直
    アーム部分に向かつて、かつ上記固定把持部材
    (第3図、12)を越えて延長し、その延長端
    部に上記固定把持部材12と対向する可動把持
    部材(第3図、17)を設け、 上記吊り揚げレバー30は、上記締め付けア
    ームとの枢着点(第3図、51)と吊り点32
    との中間において上記水平アーム部分と枢着3
    1されていること、を特徴とするドラム罐用吊
    り揚げ装置。 [4] 実用新案登録請求の範囲第1項〜第3項
    の内何れか1項記載の装置であつて、 上記可動把持部材12及び可動把持部材17
    は、ドラム罐の耳部の円筒状の面に沿つて延長
    する接触面を有すること、を特徴とするドラム
    罐用吊り揚げ装置。 [5] 実用新案登録請求の範囲第1項〜第4項
    の内何れか1項記載の装置であつて、 上記垂直アーム部分11の下端にドラム罐の
    底板側の耳部と係合して、ドラム罐の滑落を防
    止する拘束位置とドラム罐を釈放する釈放位置
    との間で動作するラツチ手段(第3図、70)
    を設けたことを特徴とするドラム罐用吊り上げ
    装置。 [6] 実用新案登録請求の範囲第1項〜第5項
    の内何れか1項記載の装置であつて、 上記垂直アーム部分11の下端部にドラム罐
    の胴部の円筒状の面に沿つて当接される当接部
    材13が設けられていることを特徴とするドラ
    ム罐用吊り揚げ装置。
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