JPH0442271A - 電子写真方式印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、高性能な転写装置を有する電子写真方式印刷
装置に関するものである。

〔発明の背景〕

電子写真方式の印刷装置では、感光体に形成されたトナ
ー像の被転写体への転写方式としては、コロナ放電によ
る転写方式が用いられてきたが、高温時に転写性が悪く
、またコロナワイヤの汚れや被転写体のシワ等で、転写
不良を生じやすいという欠点を有していた。これにかね
るものとして、表面がＭ電体で構成されているベル１−
を帯電し、該ベルトで被転写体を感光体へ押圧すること
により転写を行なうことが提案されてきているが、上記
方法では、転写性は、無端ベルトの電気特性の変化によ
り大きく左右される。

第４図は、従来技術の一例について示した断面図である
。

無端ベル１へ１は、駆動ローラ２ａと従動ローラ２ｂ、
２ｃの間に伸長され、テンションローラフにより被転写
体６を感光体３へ密着せしめるため、所定の張力を付与
され、被転写体６を感光体３へ押圧している。帯電装置
１８、除電装置１９、クリーナユニット８も設けられて
いる。正常な転写を得るためにはベルト１の表面電位は
適切に維持されなければならない。しかしながら、無端
ベルト１の表面には、帯電１８によるコロナ放電の際に
生成されるイオン性物質や、空気中の塵埃等が付着し、
これにより無端ベルト１の電気抵抗、誘電率が経時変化
し表面電位が低下したり、また、被転写体６への電荷流
入量も変化し転写性及び用紙搬送性が変化する等、の不
都合を住しる。

上述した不具合を防止するため、従来技術では、比較的
短い間隔で無端ベルト１を、定期的に交換しなければな
らないという欠点を有していた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、」二連した従来術の欠点をなくし、無
端ベル１への電気特性の経時変化を軽減することである
。

〔発明の概要〕

第５図は、無端ベル１〜の表面電位の経時変化を示した
図である。

実線は無雑ベルトの表面をわずかに、定期的に研磨した
部分の電位を示し１点線は研磨しない部分の電位を示す
ものである。

コロナ放電時にはオゾン及び、ＮＯｘが生成されること
が知られており、これらのイオン及び、空気中の塵埃が
ベルト表面に付着することによりベル１−の表面電位が
低下したものと考えられ、図示のごとく、定期的な表面
のわずかな研磨によりベルトの電位低下は緩和される。

上記から、ベルトの電気特性の経時変化は、ベルト表面
に付着する異物および表面膜の劣化が原因と考えられ、
かつ、表面付着異物はベルト表面のわずかな研磨により
除去できることに着目し、ベルｊ〜の表面を定期的にわ
ずかに研磨することにベルトの電気特性の経時変化を緩
和し、ベルトの寿命を伸ばすよう工夫したものである。

〔発明の実施例〕

第１図、第２図は本発明の一実施例を示す断面図、第３
図は斜視図であり、第１図は印刷時及び停止時を示すも
の、第２図は表面研磨時を示すものである。

図１において、無端ベルｌ−１はサイドプレー１〜１０
．１−１に軸受１３を介して係止された駆動ローラ２ａ
と従動ローラ２ｂ、２Ｃ、テンションローラフにより支
持されており、印字動作時は、テンションローラ７が張
力付加部材１４、及び１５によりへ方向へけん引される
ため、無端ベル１〜］は張力を付与され、駆動ローラ２
ａによりＢ方向へ駆動される。上記状態で図示されぬ用
紙供給装置より用紙６が供給されると、用紙６は帯電装
置１８により帯電された無端ベル１−１に吸着され搬送
される。用紙６がドラム３に押圧される過程でトナー５
が用紙６上に転写され、転写装置１７の下流に設けられ
た図示されぬ定着装置へ導かれる。印刷動作が完了する
と、無雑ベル１−１の即動が停止されるとともにカム１
−２が９０°暉動され、スプリング１６の作用により転
写装置１７は、駆動シャフト２ａの回転軸の回りに回転
し、無端ベルト］がドラム３より逆旅する。この状態を
第１図に２点鎖線で示す。

次に、第２図により、無端ベルト１表面の研磨動作につ
いて説明する。

印刷装置の電源投入直後のイニシャライズ動作において
、カム１２は停止状態からさらに９ｏ’ｆｌ［ｇ動され
、転写装置１７は駆動シャフ１〜２ａの回転軸の回りに
回転しこれにより無端ベルト１の表面は研磨剤を含んだ
ローラ２０に接触する。この状態で、無端ベル１−１及
びローラ２０が駆動され、無端ベル１−１の表面ばロー
ラ２０により研磨される。

上記一連の動作により、無端ベルト１の表面上の付着物
は除去され、これにより無端ベル１〜１の電気特性の経
時変化は緩和される。

ここで、ローラ２０は、研磨剤を微量含有するスポンジ
であり、無端ベルトの基層は、厚さ０．３ｍｍ、電気抵
抗１０’Ω■以下のゴム状物質で、表面層は、厚さ３０
μｍ、電気抵抗１０１６Ωσのポリエステルで、帯電装
置１８にはプラスＤ　Ｃ５Ｋ　ｖが、除電装置１９には
、Ａ　Ｃ１０Ｋ　ｖ５００臣のコロナが印加されており
、ベル１への送り速度は、約３００ｎｗｎである。

以上実施例にはローラ２０は、を設けたが、これはスポ
ンジでなく研磨剤を微量含有するブラシでもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、正常な転写を得るための無端ベルＩ・
の電位の維持を聞書する無端ベルト表面の付着物を除去
できるため、無端ベルトの電位の経時変化を緩和でき、
長時間安定した転写性を有する印刷装置を供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例を示す転写装置の断面
図、第３図はその斜視図、第４図は従来例を示す転写装
置の断面図、第５図は本発明の効果を示す説明図である
。 図において、１は無端ベルト、２ａｌｔｉ［Ｋ動ローラ
、２ｂ、２ｃは従動ローラ、３は感光体、５は１ヘナー
、６は被転写体、２０は、研磨部材である特許出願人の
名称　日立工機株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、軸方向に互いに平行に配置されている２本以上のロ
   ーラと、該ローラに支持されている一部または全部が誘
   電材料で構成されている無端ベルトと、該無端ベルトを
   帯電するための帯電部材と、前記無端ベルトに隣接して
   配された感光体とを有し、前記無端ベルトに静電吸着し
   て搬送される被転写体を前記感光体に押圧し前記感光体
   表面に坦持されている静電的に帯電されたトナーを前記
   被転写体に転写する装置を有する印刷装置において、前
   記無端ベルトの表面をわずかに削り取る手段を有するこ
   とを特徴とする電子写真方式印刷装置。 ２、前記無端ベルトの表面をわずかに削り取るための手
   段は、無端ベルトの表面に接離できるよう構成された部
   材からなることを特徴とする請求項１に記載の電子写真
   方式印刷装置。 ３、前記無端ベルトの表面をわずかに削り取るための部
   材は、微小な研磨材を含んだスポンジ材部材であること
   を特徴とする請求項２に記載の電子写真方式印刷装置。 ４、前記無端ベルトの表面をわずかに削り取るための部
   材は、微小な研磨剤を含んだブラシ状部材であることを
   特徴とする請求項２に記載の電子写真方式印刷装置。 ５、前記無端ベルトの表面をわずかに削り取るための操
   作は、前記電子写真方式印刷装置の電源投入直後のイニ
   シャライズ動作の中で行われるように構成されたことを
   特徴とする請求項１に記載の電子写真方式印刷装置。