JPH0442073Y2 - - Google Patents

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JPH0442073Y2
JPH0442073Y2 JP13529687U JP13529687U JPH0442073Y2 JP H0442073 Y2 JPH0442073 Y2 JP H0442073Y2 JP 13529687 U JP13529687 U JP 13529687U JP 13529687 U JP13529687 U JP 13529687U JP H0442073 Y2 JPH0442073 Y2 JP H0442073Y2
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product
cylinder unit
guide hole
slide member
burr
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は摩擦溶接後の製品外周に残るバリの打
抜きと製品の払出しを連続的に行うようにした装
置に関する。
(従来の技術) 棒状ワーク或いはワークの棒状部同士を軸を一
致させて突き合せ、一方のワークを他方のワーク
に押付けつつ高速で回転せしめることで、双方の
突き合せ面を摩擦熱で溶融させ、次いで回転を停
止することで溶融部を冷却固化して溶接する摩擦
溶接が従来から広く利用されている。
そして上記のようにした摩擦溶接された製品の
接合部にはバリが環状の形成されるので製品をバ
ケツト等へ払出す前に当該バリを除去する必要が
ある。
このための装置として実開昭61−162326号に開
示される装置が知られている。この装置は油圧に
よつて進退動するスピンドル軸内に高圧エア油路
を穿設し、またスピンドル軸先端に摩擦溶接後の
製品を摺動自在に保持するガイド部材を取付け、
スピンドル軸を油圧によつて突出させ製品外周部
に形成されたバリをダイに衝突せしめてバリを環
状に打抜き、次いで高圧エアーによつて製品を払
出すようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来装置にあつては、ガイド部材のガ
イド孔に挿入されている製品の後端面に高圧エア
ーを作用させ、製品をガイド孔に沿つて摺動せし
めて払出すようにしているが、高圧エアーを受け
る端面の面積が小さいため、製品がガイド孔の途
中で引掛つて払出しができない場合や、高圧エア
ーによつて溶接部を急冷してしまうおそれがあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、摩擦溶接し
た棒材製品の一端側外周を保持するダイユニツト
に対向する位置にバリ抜き兼払出し装置を設け
た。
そして、ダイユニツトに向けて進退動自在な第
1のシリンダユニツトと、この第1のシリンダユ
ニツトのピストンロツド先端に取付けられるケー
スを設け、このケースに、棒材製品の他端側軸部
外周を摺動自在に挿通せしめるガイド孔を設ける
一方、このガイド孔に直交する方向に移動可能な
スライド部材を設けて切換え装置に連結し、この
スライド部材には、前記切換え装置によつて選択
的に前記カイド孔の内側開口部に臨むことの出来
る押圧部と貫通孔を設けた。
そしてこの押圧部によつて前記棒材製品の後端
面を押圧可能とし、更に前記第1のシリンダユニ
ツトのピストンロツド内には第2のシリンダユニ
ツトを組込み、この第2のシリンダロツドのエジ
エクターロツドを前記スライド部材の貫通孔を介
して進退動自在とした。
(作用) 摩擦溶接した製品の後端面にスライド部材の押
圧部を対向させ、この状態で第1のシリンダユニ
ツトを作動させてバリを環状に打抜き、次いでス
ライド部材の貫通孔を製品の後端面に対向させ、
第2のシリンダユニツトを作動させて製品とバリ
とを分離して製品を払出す。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係るバリ抜き兼払出し装置の
縦断面図、第2図は第1図のA−A線断面図であ
り、バリ抜き兼払出し装置1はダイユニツト20
に対向して設けられ、これらバリ抜き兼払出し装
置1及びダイユニツト20は図示しない摩擦溶接
機に並設される。
バリ抜き兼払出し装置1は基台2上にバリ抜き
を行うための第1のシリンダユニツト3を固設し
ている。第1のシリンダユニツト3は大径のシリ
ンダ4内にピストンロツド5を挿入し、ピストン
ロツド5の中間部にシリンダ4内周面に摺接する
ピストン6を設け、このピストン6によりシリン
ダ4内を油室S1,S2に画成し、油室S1,S
2に対して作動油を給排することでピストンロツ
ド5が進退動をなすようにしている。
また、ピストンロツド5内には製品の払出しを
行うための第2のシリンダユニツト7を設けてい
る。第2のシリンダユニツト7はエジエクターロ
ツド8の後端部を固着したピストン9によつてシ
リンダ内を油室S3,S4に画成し、これら油室
S3,S4に対し油路10,11を介して作動油
を給排することでエジエクターロツド8が進退動
するようにしている。
また、前記ピストンロツド5先端部にはケース
12を固着している。このケース12は前部をガ
イド部13とし、このガイド部13に製品W1が
挿入されるガイド孔14を形成し、更にケース1
2には凹部15を形成し、この凹部15内に上方
から切換えシリンダユニツト16によつて上下動
するスライド部材17を配設し、スライド部材1
7には押圧部材18を嵌め込むとともに貫通孔1
9を穿設している。
一方、ダイユニツト20は第2図にも示すよう
に摩擦溶接機側を開放した支持枠21に軸22,
23を介して揺動部材24,25の基部を回動自
在に支持し、これら揺動部材24,25に製品W
1を摺動自在に保持する略半円形状のダイ片2
6,27を固着し、バリW2を除去した後の製品
W1を払い出す案内筒29を導出している。
以上の如き構成のバリ抜き兼払出し装置の作用
を以下に述べる。
先ず、摩擦溶接機によつて2つの棒状部材が溶
接された製品W1が搬送ユニツトによつてバリ抜
き兼払出し装置1とダイユニツト20間に運ばれ
る。この場合打抜き第1のシリンダユニツト3は
後退し、ダイユニツト20のダイ片26,27は
開状態にある。この後、第1のシリンダユニツト
3が前進してケース12のガイド孔13に製品W
1の後部を挿入し、ダイ片26,27が閉じるこ
とで製品W1の前部を摺動自在に保持する。次い
で第3図に示すようにピストンロツド5に突出動
をなさしめ、製品W1の後端部を押圧部18で受
けたまま製品W1を衝撃的に押し出し、バリW2
をダイ片26,27に衝突せしめ製品W1とバリ
W2とを分離する。
この後第4図に示すように、切換えシリンダユ
ニツト16によつてスライド部材17を下降さ
せ、貫通孔19とエジエクターロツド8との位置
を合せた後、第2のシリンダユニツト7の作動で
エジエクターロツド8に突出動をなさしめること
でバリW2から製品W1を抜き出し、案内筒29
を介して製品W1を製品バケツト等へ払出す。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、摩擦溶接
された製品からバリを打抜く工程と製品の払出し
工程とを連続して行うことができ、特にバリを打
抜くシリンダユニツト内に製品を払出すシリンダ
ユニツトを配設したためスペース的に有利で、更
に高圧エアーでなくシリンダユニツトで機械的に
製品を払出すようにしたので途中で引掛る等の不
利もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバリ抜き兼払出し装置の
縦断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第
3図及び第4図は作用を示した第1図と同様の縦
断面図である。 尚、図面中、1はバリ抜き兼払出し装置、3は
第1のシリンダユニツト、5はピストンロツド、
7は第2のシリンダユニツト、8はエジエクター
ロツド、12はケース、16は切換えシリンダユ
ニツト、17はスライド部材、18は押圧部材、
19は貫通孔、W1は製品、W2はバリである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 摩擦溶接によつて生じた棒材製品の軸部外周の
    バリを取り除き、製品をバリと分離させて払出す
    ようにしたバリ抜き兼払出し装置において、この
    装置は、前記棒材製品の一端側外周を摺動自在に
    保持するダイユニツトに対向して設けられ、該ダ
    イユニツトに向けて進退動自在な第1のシリンダ
    ユニツトと、この第1のシリンダユニツトのピス
    トンロツド先端に取付けられるケースとを備え、
    このケースに、前記バリを挟んで棒材製品の他端
    側軸部外周を摺動自在に挿通せしめるガイド孔を
    設ける一方、このガイド孔に直交する方向に移動
    可能なスライド部材を設けて切換え装置に連結
    し、このスライド部材には、前記切換え装置によ
    つて選択的に前記ガイド孔の内側開口部に臨むこ
    との出来る押圧部と貫通孔を設け、この押圧部に
    よつて前記棒材製品の後端面を押圧可能とすると
    ともに、前記第1のシリンダユニツトのピストン
    ロツド内には前記スライド部材の貫通孔を介して
    製品を払出すためのエジエクターロツドを進退動
    させる第2のシリンダユニツトを組込んだことを
    特徴とする摩擦溶接におけるバリ抜き兼払出し装
    置。
JP13529687U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0442073Y2 (ja)

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JP13529687U JPH0442073Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6442787U JPS6442787U (ja) 1989-03-14
JPH0442073Y2 true JPH0442073Y2 (ja) 1992-10-02

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