JPH0441934A - 樹脂製インペラのバランス修正方法 - Google Patents

樹脂製インペラのバランス修正方法

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JPH0441934A
JPH0441934A JP14579190A JP14579190A JPH0441934A JP H0441934 A JPH0441934 A JP H0441934A JP 14579190 A JP14579190 A JP 14579190A JP 14579190 A JP14579190 A JP 14579190A JP H0441934 A JPH0441934 A JP H0441934A
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JP
Japan
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balance
impeller
unbalance
cutting
resin
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JP14579190A
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Inventor
Hikari Iio
光 飯尾
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、ターボチャージャのコンプレッサ側に用い
られる樹脂製インペラのアンバランスを低減するのに利
用される樹脂製インペラのバランス修正方法に関するも
のである。 (従来の技術) エンジンの出力を向上させる手段として、ターボチャー
ジャやスーパーチャージャなどの過給装置があり、前者
のターボチャージャにおいてそのコンプレッサ側にはア
ルミニウム合金製インペラが用いられている。 この種のターボチャージャにおいて、コンプレッサイン
ペラおよびタービンロータにアンバランスが存在すると
、ベアリングに加わる負荷が急激に増加してベアリング
の耐久性の低下や高速回転中の異音発生の原因となる。 したがって、コンプレッサインペラおよびタービンロー
タは、まず単体でバランス修正を行い、さらにセンター
ベアリングハウジングに組み付けた後に、アッセンブリ
状態でのバランス修正を行うことが必要である。 タービンロータはシャフトが付いた状態で背板部および
ボス部で修正を行うが、コンプレッサインペラではボス
部でシャフトをナツトにより固定するため、ボス部の切
削によってバランス修正を行う場合に切削量が大きいと
きにはボス部の強度低下の原因となる。 コンプレッサインペラのボス部のアンバランスは、ボス
部の切削量の自由度が小さいため、本来は金型の精度管
理により最小限度に留める必要があるが、精度のよい金
型を用いても精密射出成形では成形機の設置場所の温度
や原料の物性のわずかな相違等の影響で成形収縮率の変
化が生じるため、ボス部のアンバランス修正方法は非常
に重要である。 メタルタービンロータのボス部のバランス修正方法とし
ては、ボス部に修正穴をあける方法やボス部に切削部を
形成する方法が実用化されているが、セラミックスター
ビンロータの場合には切削部より脆性破壊が生じやすい
ため、特開昭59−12101号のようにボス部に加工
用金属製固定ねじを設ける手段や、特開昭63−198
702号のようにバランス修正体を溶射によって接着す
る手段等が考えられてきた。 また、アルミニウム合金製インペラの/くランス修正は
、前記メタルタービンロータと同様に、第7図に示すよ
うに、アルミニウム合金製インペラ21のボス部21a
にバランス修正穴22をあける方法や、第8図に示すよ
うにアルミニラ合金製インペラ31のボス部31aに切
削部32を形成する方法で行われているが、このような
バランス修正方法は樹脂製インペラにおいては最適とは
言えない。 第7図および第8図に示すように、インペラポス部21
a、31aでのバランス修正は、ボス部の半径rとボス
部円周上にアンバランスがあるとした場合のアンバラン
ス量Wの積: rawが規定値以下となるように修正が
行われる必要がある。 一方、精密鋳造によって製造されるアルミニウム合金製
インペラのアンバランスは非常に大きいが、鋳造後の加
工によりアンバランスは減少し、バランス修正昨のアン
バランス量はr @w=0.5程度となる。 また、射出成形によって製造される樹脂製インペラのア
ンバランス量はr・w= 0.4〜0.5であり、アル
ミニウム合金製インペラとほぼ同等である。 第1図および第2図に例示した樹脂製インペラ11のボ
ス部11aのアンバランス発生要因としては、第5図(
a)に示すようなバリ110等に起因してアンバランス
部Uが生ずる場合と、第5図(b)に示すような軸穴1
1bのずれによってアンバランス部Uが生ずる場合があ
るが、精密射出成形で製造する樹脂製インペラのアンバ
ランスの発生要因は、第5図(b)に示したような微妙
な軸穴11bのずれによることが多く、金型の精度や成
形条件等に左右されるために常にアンバランス量を規定
値以下に維持することは容易ではない。 (発明が解決しようとする課題) そこで、樹脂製インペラのアンバランス量がアルミニウ
ム合金製のそれと大差ないために、第7図および第8図
に示したアルミニウム合金製インペラ21.31のため
のバランス修正方法か適用可能であると考えられがちで
あるが、実際には樹脂製インペラの比重はアルミニウム
合金製のそれの約1/2であるために上記手法は適切と
はいえない。 第6図においてアルミニウム合金製インペラの修正に斜
線部に相当する切削部32を得るための切削を要した場
合、同量のアンバランスr・Wを有する樹脂製インペラ
の場合には当然斜線部以上の切削を要する。 また、樹脂製インペラの比重はアルミニウム合金製イン
ペラの約1/2であるから、切削量を2倍にすればアル
ミニウム合金製インペラの場合と等価となるように感じ
られるが、実際には切削量を2倍にしてもアルミニウム
合金製インペラの場合と同等のアンバランス量にするこ
とはできない。 たとえば、第6図に示すように切削量が増加するにした
がって切削部32のボス部31aの中心からの距離は減
少する。ところがアンバランスの修正基準はrawであ
るから、切削量が増加し、ボス部中心からの距1Ilr
が減少すると切削によって改善されるアンバランス量r
awは著しく減少する。 第6図において、X0部で体積にしてv0Cmj切削し
、この時の切削重量をWoとすると(説明を簡単にする
ため、点xOにおいて重量Woの減少があると仮定する
ことにする。以下、同様な仮定を前提として計算を行う
)、この時のアンバランス量の減少はro・WQである
が、切削が進んでX、部でバランス修正をする場合、v
o Cm’切削してもアンバランスの減少は約r、・W
oであり、X0部を切削する場合と比較すると同量の切
削を行ってもアンバランスはr1/ r o Lか減少
しない。 つまり、同体積の切削を行うと半径の1/2の部位での
切削は円周部での切削の1/2しかアンバランスを減少
させる効果はない、したがって、樹脂製インペラの場合
、アンバランス、itrewがおなじでも比重が小さい
ためにアルミニウム合金製インペラよりも切削量が大き
くなり、切削量が大きいために切削部のボス部中心から
の距離が小さくなり、このために切削体積当りのアンバ
ランスの減少量が減るためにますます切削量が大きくな
るという悪循環が起こる。従って、第7図および第8図
のような修正方法では不良品や低強度のインペラが非掌
に多く発生するという問題点があった。 このように、従来のアルミニウム合金製インペラのボス
部のバランス修正方法を樹脂製インペラに適用しようと
すると、アルミニウム合金製インペラの比重が2.7前
後であるのに対して樹脂製インペラの比重は1.4〜1
.5であるため、アルミニウム合金製インペラと同程度
のアンバランスが生じると、アンバランスを修正するた
めにはボス部をアルミニウム合金製インペラの場合の2
倍以上切削する必要があり、このようなボス部の大きな
切削は高速回転を繰り返すインペラの耐久性の低下をも
たらし、これは同時に樹脂製インペラの信頼性の低下を
意味する。 そして、樹脂製インペラの破損が生じると樹脂製インペ
ラの破片は吸気通路を通ってシリング−内に吸い込まれ
、エンジンを破壊する可能性があるため、ボス部の切削
量はできるだけ小さくしなければならないという問題点
があり、これらの問題点を解決することが課題となって
いた。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、ターボチャージャ用樹脂製インペラのバラン
スを修正するに際し、バランス修正時の切削量を低減し
、ボス部の強度が十分に確保された状態にして、樹脂製
インペラのバランス修正を行うことによりアンバランス
の低減が可能となる樹脂製インペラのバランス修正方法
を提供することを目的としている。
【発明の構成】 (課題を解決するための手段) この発明に係わる樹脂製インペラのバランス修正方法は
、ターボチャージャ用樹脂製インペラの/ヘランスを修
正するに際し、前記樹脂製インペラのボス部にバランス
部材挿入穴を設け、前記樹脂製インペラ材料よりも比重
の大きい金属ないしはセラミックスよりなりかつ当該4
11@製インペラの有するアンバランスを十分に低減可
能とする重量のバランス部材を前記バランス部材挿入穴
に挿入して前記樹脂製インペラのバランスを修正する構
成としたことを特徴としており、このような樹脂製イン
ペラのバランス修正方法の構成を前述した従来の課題を
解決するための手段としている。 この発明に係わる樹脂製インペラのバランス修正方法の
実施態様において、前記樹脂製インペラのボス部の半径
をro、軸穴中心からバランス修正位置までの距離をr
l とし、r1=kr。 としたとき、比重dpの樹脂製インペラのボス部円周上
にWのアンバランス量を有する場合に、 ((w/k)/ (dx−dp))/ (w/dp)<
1を満たす比重d!を有する材料をバランス部材の素材
として用いることにすることが可能であり、また、同じ
〈実施態様において、前記樹脂製インペラのボス部の半
径をr Oy軸穴中心からバランス修正位置までの距離
をrlとし、r+ =kr、)としたとき、比重dpの
樹脂製インペラのボス部円周上にWのアンバランス量を
有し、かつボス部半径の172の位置の部位で修正を行
う場合に、 ((2W/(dr−dp))/ (w/dp)<1を満
たす比重dxを有する材料をバランス部材の素材として
用いることにすることが可能である。 (発明の作用) この発明に係わる樹脂製インペラのバランス修正方法は
、上記した構成を有しているので、アンバランスを有す
る樹脂製インペラのバランスを修正するに際し、バラン
ス修正に必要なボス部の切削量が少なくてすむものとな
り、したがってボス部の強度が十分に確保された状態に
して、樹脂製インペラのバランス修正が遂行されてアン
バランスの低減がなされるようになる。 (実施例) 以下、この発1町の実施例を図面に基づいて説明する・ 第1図および第2図は、この発明が適用される樹脂製イ
ンペラを示すものであって、この樹脂製インペラ11は
、ボス部11aおよび軸孔11bにシャフト12を貫通
し、背部をスリーブ13に当接させた状態でワッシャ1
4を介してナツト15を締め付けることにより固定され
る構造をなすものである。 第3図はこの発明の一実施例を示す図であって、樹脂製
インペラ11がもつアンバランス量オよびアンバランス
部位は、バランス修正に使用されている汎用のバランス
測定機によって容易に計測可能である。 第3図に示すように矢印U方向で示すA部にアンバラン
スがある場合、軸孔11bに対して対称の位置に相当す
るA部部でバランス修正を行う。 この場合、修正は軸孔11bや外周に近いと強度的に不
利なため、ボス部半径の1/2に相当する部位が望まし
い。 そこで、この部位に例えばドリル等を用いて細孔を設け
ることによりこれをバランス部材挿入穴11Cとし、樹
脂製インペラ材料よりも大きな比重を有する金属やセラ
ミックス等で作成したバランス部材(例えば、細517
)を挿入してバランス修正を行う。 この場合、バランス部材挿入穴(細孔)11Cの形状は
、加工が簡単なことおよび応力集中を小さくできること
から円柱形状が望ましい。 この実施例において、第4図に示すように、アンバラン
スUの修正に円周上でwgの切削を要する場合、同じく
第4図に示すごと〈半径の172の部位で本発明を適用
すると、樹脂製インペラ11の比重を約1.45とする
と、円周部でwgの修正に要する切削量v0は、 V、=w/1.45=0.6897wcm3となり、半
径の1/2の部位で修正するのに要する重量は中心から
の距離が1/2になったために2倍に増加し2wgであ
る。 また、挿入するバランス部材17を鉄(比重:約7.8
)とすると、体1fi1cm3当りの重量差は、 7.8−1.45=6.35g/cm’となる。 したがって、2wgの修正に要する切削部体績Vlは、 V、=2w/6.35=0.315wcmjV、/Vo
=0.315w10.6897w=0.457 であり、第1表にも示すように1円周部を切削する場合
の45.7%に切削量を低減できる。 なお、バランス部材17として鉛(比重:約11.34
)を使用すると、切削量は29.3%に留めることが可
能となる。 (比較例1) 本発明は金属製タービンロータ等にも適用可能であり既
に公知のように考えられがちではおるが1次に示すよう
にむしろ逆効果になってしまフ・ すなわち、アンバランスの修正に円周上でwgの切削を
要する場合、半径の172の部位で本発明を適用すると
、タービンロータの素材である鋼の比重を約7.8とす
ると1円周部でwgの修正に要する切削量■。は、 V0=w/7.8=0.1282wcmAとなり、半径
の1/2の部位で修正するのに要する重量は上記と同様
に2wgである。 また、挿入するバランス部材(17)を鉛とすると、体
積1cm’当りの重量差は。 11.34−7.8=3.54g/cm3となる。 したがって、2wgの修正に要する切削部体端■1は、 Vl =2w/3.54=0.5650wcm’V、/
V0=0.5650w10.1282w−4,407 となり、円周部を切削する場合の約4.4倍に切削量が
増加し、第1表にも示すようにむしろ逆効果となってし
まう。 (比較例2) 本発明はセラミックス製タービンロータ等にも適用可能
であると考えられるが、次に示すようにむしろ逆効果に
なってしまう。 すなわち、アンバランスの修正に円周上でwgの切削を
要する場合、半径の1/2の部位で本発明を適用すると
、セラミックスタービンロータの比重を約3.2とする
と、円周部でwgの修正に要する切削量■。は、 V、=w/3.2=0.3125wcmjとなり、半径
の172の部位で修正するのに要する重量は上記と同様
に2wgである。 また、挿入するバランス部材(17)を鉄とすると、体
積1cm’当りの重量差は、 7.8−3.2=4.6g/cmj となる。 したがって、2wgの修正に要する切削部体端v1は、 Vl  =2w/4.6=0.4310wcm3V、/
Vo  =0 .4310w10 .3125w=  
1  、 379 となり、円周部を切削する場合の約1.4倍に切削量が
増加し、第1表にも示すようにむしろ逆効果となってし
まう。 (比較例3) さらにアルミニウム合金製インペラにおいても、アンバ
ランスの修正に円周上でwgの切削を要する場合、半径
の1/2の部位で本発明を適用すると、アルミニウム合
金製インペラの比重を約2.8とすると、円周部でwg
の修正に要する切削量voは。 V、=w/2.8=0.3571wcm3となり、半径
の1/2の部位で修正するのに要する重量は上記と同様
に2wgである。 また、挿入するバランス部材(17)を鉄とすると、体
11cm’当りの重量差は、 7.8−2.8=5.0g/cm’ となる。 したがって、2wgの修正に要する切削部体端V、は v、=2w15.0=0.4000wcmAV I/ 
V o = 0 、4000 w / 0 、3571
 w二1120 となり、円周部を切削する場合の約1.1倍に切削量が
増加し、むしろ逆効果となってしまり。 ところで1本発明を樹脂製インペラに適用する場合、樹
脂製インペラの比重を1.45としたときには、切削量
の低減が生じるのはV、/V0くlの時であるから、 Vl <0.6897wcm”である必要があり、バラ
ンス部材17の比重をdとすると、d−1゜45=2.
8998より、dは4.3498以上でなくてはならな
いこととなる。 より一般的に言えば、樹脂製インペラ11の比重をct
p、バランス部材17の比重をdxとし、修正位置をボ
ス部半径の1/2の部位とすると、VO=w/dp、体
積1cm3当りの重量差はdI−dp、V+ =2w(
dx−dp) であ6c7)で、 v、/v0<iであるためには、 V 1/ V 。 = (2w/ (d 5−dp))/ (w/d p)
 <1である必要がある。 さらに、修正位置を任意とすれば、ボス部半径をr。、
@穴中心から修正位置までの距離をrlとし、r1=k
r6とすると、円周上でのアンバランス量Wと等価なア
ンバランス量W、はr。 w=rl ewlより、w、=w/にとなる。したがっ
て、 Vl /Vo= ((w/k)/(dx−dp))/(w/dp)<1で
ある必要がある。 そして、本発明においては、例えばボス部11aに形成
するバランス部材挿入穴の形状を一定とし、バランス部
材17の形状も一足として、バランス部材17の比重が
異なるものを用意しておけば、樹脂製インペラの成形条
件等の変化に伴うアンバランス量の変化に柔軟に対処す
ることができるようになる。 このように、本発明に係わるバランス修正方法は、樹脂
製インペラにおいてはじめて著しい効果を示すものであ
り、樹脂の比重が小さいために挿入材料であるバランス
部材上の比重差が大きくなることに着目してなされた発
明である。
【発明の効果】
この発明に係わる樹脂製インペラのバランス修正方法で
は、ターボチャージャ用樹脂製インペラのバランスを修
正するに際し、前記樹脂製インペラのボス部にバランス
部材挿入穴を設け、前記樹脂製インペラ材料よりも比重
の大きい金属ないしはセラミックスよりなりかつ出線樹
脂製インペラの有するアンバランスを十分に低減可能と
する重量のバランス部材を前記バランス部材挿入穴に挿
入して前記樹脂製インペラのバランスを修正する構成と
したから、バランス修正時の切削量を低減することが可
能であり、したがってボス部の強度が十分に確保された
うえで樹脂製インペラのバランス修正を行うことにより
アンバランスの低減をはかることが可能であるという著
しく優れた効果がもたらされ、例えばバランス部材挿入
穴形状を一定とし、バランス部材を変更する(つまり、
比重を変える)ことによって成形条件等の変化に伴うア
ンバランス量の変化に柔軟に対処できるという著しく優
れた効果ももたらされる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図はこの発明が適用れる樹脂製インペ
ラの各々斜面説明図およびシャフトに固定した状態の断
面説明図、第3図はこの発明の実施例を示す樹脂製イン
ペラのボス部の斜面説明図、第4図はこの発明の実施例
による切削装置を示す説明図、第5図(a)(b)は樹
脂製インペラのボス部におけるアンバランス発生要因を
各々示す説明図、第6図はバランス修正にボスを切削す
る場合の説明図、第7図および第8図は従来のアルミニ
ウム合金製インペラのバランス修正方法を各々示す斜面
説明図である。 11・・・樹脂製インペラ、lla・・・ボス部、11
b・・・軸孔、llc・・・バランス部材挿入穴、17
・・・バランス部材。 特許出願人  日産自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ターボチャージャ用樹脂製インペラのバランスを
    修正するに際し、前記樹脂製インペラのボス部にバラン
    ス部材挿入穴を設け、前記樹脂製インペラ材料よりも比
    重の大きい金属ないしはセラミックスよりなりかつ当該
    樹脂製インペラの有するアンバランスを十分に低減可能
    とする重量のバランス部材を前記バランス部材挿入穴に
    挿入して前記樹脂製インペラのバランスを修正すること
    を特徴とする樹脂製インペラのバランス修正方法。
JP14579190A 1990-06-04 1990-06-04 樹脂製インペラのバランス修正方法 Pending JPH0441934A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009803A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toshiba Home Technology Corp ファンモータ
CN113803273A (zh) * 2021-10-20 2021-12-17 江阴市新启点环境科技有限公司 一种具有交错式叶片分布结构的合金铝叶轮

Cited By (3)

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