JPH0441641Y2 - - Google Patents

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JPH0441641Y2
JPH0441641Y2 JP1983155797U JP15579783U JPH0441641Y2 JP H0441641 Y2 JPH0441641 Y2 JP H0441641Y2 JP 1983155797 U JP1983155797 U JP 1983155797U JP 15579783 U JP15579783 U JP 15579783U JP H0441641 Y2 JPH0441641 Y2 JP H0441641Y2
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JP
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frequency
circuit
output
signal
conversion circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、FM受信装置のミユーテイング信号
発生回路に関する。
一般に、ミユーテイング信号は中間周波数増幅
段(IF段)から得た直流出力を検知して得る。
IF段は複数のトランジスタ差動対から形成され
ており、夫々トランジスタ差動対から信号を得、
その出力を平滑して信号強度に応じた直流出力を
得て、所定のミユーテイング・レベルで信号を発
生するようにされている。
このようなミユーテイング回路では、IF段か
ら信号を得、入力信号強度に応じた直流出力を得
る回路の占める割合が大きく安価なFM受信装置
を得るためには、簡便な回路に置き換えた方が有
利である。
本考案は、この点を考慮してなされたもので、
極めて簡便な手段によつて、しかも精度よくミユ
ーテイング信号を発生できるミユーテイング信号
発生回路を提供するものである。
以下、本考案のミユーテイング信号発生回路に
ついて図面に基づき説明する。
第1図は本考案のミユーテイング信号発生回路
の一実施例を示す回路図である。第2図は入力信
号対出力特性とクオドラーチヤ検波器からの直流
出力を示した図である。また、第3図は本考案の
概念を説明するための図である。
第1図は、本考案のミユーテイング信号発生回
路を示しており、11がミユーテイング信号発生
回路である。FM受信装置の出力段がバツフア回
路12に接続され、かつ抵抗14とコンデンサ1
5からなる平滑回路13を介して比較器17の一
方の入力端子に接続される。比較器17の他方の
入力端子にミユーテイング・レベルを設定する基
準電圧源16が接続されている。18は比較器の
出力を得るミユート端子である。
また、第1図実施例のFM受信装置はクオドラ
ーチヤ検波方式であつて、アンテナ1、高周波増
幅段2、混合回路3と局部発振回路4からなる周
波数変換回路5、セラミツク・フイルタからなる
帯域通過フイルタ6、IF段7、クオドラーチヤ
検波器8、低域通過フイルタ9から構成されてい
る。10はオーデイオ信号の出力端である。
第2図はFM受信装置の入力信号対出力特性を
示す図であり、aは変調信号出力であり、bは雑
音出力である。点線cは本考案に係るミユーテイ
ング信号発生回路11の平滑回路13の出力端
P1の直流出力を示しており、クオドラーチヤ検
波器8の直流出力レベルを示している。点線cの
直線部分イのレベルはその受信装置の設定したレ
ベルにより異なる。また、弱入力電界領域、すな
わちS/N比が悪化する領域ロでは、クオドラー
チヤ検波器8からの直流出力が直線部分のレベル
dから上方C1或いは下方C2にレベルの変化が生
じる。
次に、第3図に第2図を併せクオドラーチヤ検
波器からの直流出力が弱入力電界時に変動するこ
とについて説明する。
第3図のfは帯域通過フイルタ6のフイルタ特
性を示し、Hがその周波数帯域の中心点(中心周
波数)を示している。本考案のFM受信装置は帯
域通過フイルタ6の中心点(中心周波数)Hより
周波数変換回路5の出力である中間周波数をわず
かにずらすことに特徴を有する。
これは、局部発振回路の発振周波数を、通過帯
域フイルタの中心周波数と受信信号と発振周波数
とにより発生する中間周波数とがわずかにずれる
ように、設定しておくことによつて実現される。
または、局部発振回路の発振周波数は所定の中間
周波数を発生するように周波数に設定しておき、
中心周波数が所定の中間周波数とずれたように帯
域通過フイルタ6を用いることによつて実現され
る。
この例では、局部発振周波数を所定の値だけず
らして設定したことにより中間周波数の最大信号
強度部をH点より僅かにずれたI点に設定する。
従つて、このFM受信装置のS字カーブjの中心
点はK点に設定される。クオドラーチヤ検波器8
は、入力信号の電界強度が強いとき、即ち強度信
号が第2図のイの領域に存在するときは、第3図
に示すように帯域通過フイルタ6の中心点Hより
僅かにずれたI点の信号gを検波することになる
が実用上支障はない。第2図のイの領域の信号が
クオドラーチヤ検波器8に供給されると、S字カ
ーブjの中心点Kを基準として振動する出力が得
られる。そして、入力信号強度がイの領域からロ
の領域、即ちS/Nが悪化する領域に入ると、帯
域通過フイルタ6を通過したFM性ノイズは、IF
段7を介してクオドラーチヤ検波器8に供給され
て検波され、FM性ノイズによる検波出力がえら
れる。信号強度の強い場合には、リミツタが充分
に掛かつた信号gが入力されており、I点を中心
として左右対称の信号が供給され、偏つたバイア
ス点Kで出力信号が振動する。この場合、最大振
幅を調整することで歪みのない出力が得られる。
しかし、弱電界時、帯域通過フイルタ6を通過し
てFM性ノイズは、S字カーブjの中心点Kを基
準として正或いは負の方向に偏つた周波数帯域の
成分がクオドラーチヤ検波器8に供給される。こ
の周波数帯域のノイズ成分により出力が平滑回路
13で平滑されるので、K点より上昇した直流出
力eが得られることになる。従つて、第3図に示
したA領域とB領域の面積差が直流出力の上昇
C1として現れる。第2図に示すようにクオドラ
ーチヤ検波器8の直流出力Cのレベルは弱入力電
界時にd電位からe電位に上昇する。直流レベル
Cの電位は容易に300mV以上の電位の上昇をも
たらすことができる。そして、帯域通過フイルタ
6の中心点Hより周波数変換回路5の中間周波数
のずれが大きくなればその直流レベルCの上昇も
大きくなる。また、周波数変換回路5の中間周波
数のずれを上記実施例と反対方向に設定すれば、
第2図に示すように直流レベルCの電位と下方
C2に変動する。
上記の例では通過帯域フイルタ6の中心点に対
し周波数変換回路5の中間周波数をずらした場合
について説明いたが、前記のように、帯域通過フ
イルタ6の定められた中間周波数から偏つた点を
中心周波数とする帯域通過フイルタを使用したと
しても同様な結果を得ることができる。
また、ミユーテイング信号発生回路11は弱入
力電界時にクオドラーチヤ検波器からの出力が変
動する特性を利用し、比較器17を用いてこの
S/Nの悪化する領域ロを検知し、ミユーテイン
グ信号を得るものである。従つて、基準電圧源1
6の電位は第2図に示したd,e間の所定のレベ
ルに設定すればよい。
上述の如く本考案に係るミユーテイング信号発
生回路は周波数変換回路5の中間周波数または帯
域フイルタ6のその周波数帯域を中心点よりずら
すころによつて、弱入力電界時にクオドラーチヤ
検波器の直流レベルが変動することを利用し、所
定のミユーテイング・レベルで比較器を差動さ
せ、ミユーテイング信号を得るものであり、簡単
な回路によりミユーテイング信号発生回路を構成
できる極めて効果的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るミユーテイング信号発生
回路の一実施例を示す回路図、第2図は入力信号
対出力特性を示す図、第3図は本考案のミユーテ
イング信号発生回路の動作を説明する為の図であ
る。 11……ミユーテイング信号発生回路、13…
…平滑回路、17……比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の値に発振周波数が設定された局部発振回
    路を有して受信周波数と偏つた中間周波数に変換
    する周波数変換回路5と、該周波数変換回路の後
    段に接続された所定の値の中間周波数を中心周波
    数とする帯域通過フイルタ6、又は所定の値に発
    振周波数が設定された局部発振回路を有して受信
    周波数を所定の中間周波数に変換する周波数変換
    回路5と該周波数変換回路の次段に接続された当
    該中間周波数の値からずれた値を中心周波数とす
    る帯域通過フイルタ6の何れかの回路系から得ら
    れる出力が、IF段7を介しクオドラーチヤ検波
    器8に供給され、該クオドラーチヤ検波器の検波
    出力から音声出力を得ると共に、該検波出力がミ
    ユーテイング信号発生回路の平滑回路13に供給
    され、該平滑回路から得られる直流出力とミユー
    テイングを掛けるレベルを設定する為の基準電圧
    源16からの基準電圧とが比較器17に供給され
    ることを特徴とするミユーテイング信号発生回
    路。
JP15579783U 1983-10-07 1983-10-07 ミユ−テイング信号発生回路 Granted JPS6064646U (ja)

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JP15579783U JPS6064646U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 ミユ−テイング信号発生回路

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JP15579783U JPS6064646U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 ミユ−テイング信号発生回路

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JPS6064646U JPS6064646U (ja) 1985-05-08
JPH0441641Y2 true JPH0441641Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=30343978

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JP15579783U Granted JPS6064646U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 ミユ−テイング信号発生回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111201A (en) * 1978-02-20 1979-08-31 Nec Corp Signal processing circuit

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216036Y2 (ja) * 1980-12-18 1987-04-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54111201A (en) * 1978-02-20 1979-08-31 Nec Corp Signal processing circuit

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JPS6064646U (ja) 1985-05-08

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