JPH0441594Y2 - - Google Patents
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- JPH0441594Y2 JPH0441594Y2 JP8809588U JP8809588U JPH0441594Y2 JP H0441594 Y2 JPH0441594 Y2 JP H0441594Y2 JP 8809588 U JP8809588 U JP 8809588U JP 8809588 U JP8809588 U JP 8809588U JP H0441594 Y2 JPH0441594 Y2 JP H0441594Y2
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- cylindrical spacer
- linear resistor
- discharge
- gap
- lightning arrester
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、主に、電気機器内に収容するため
の縮小形の避雷器に関するものである。
の縮小形の避雷器に関するものである。
[従来の技術]
電気機器内に収容する避雷器は、一般に非直線
抵抗体や放電間隙を積み重ねて絶縁物で被覆した
モールド形避雷器が実用化されている。
抵抗体や放電間隙を積み重ねて絶縁物で被覆した
モールド形避雷器が実用化されている。
[考案が解決しようとする課題]
ところが、電気機器は設置スペースの配慮から
その収納ケースの縮小が図られているため、特
に、既設の電気機器内に避雷器を内蔵しようとす
ると、収容スペースが狭いため実際には避雷器を
収納することができないという問題があつた。
その収納ケースの縮小が図られているため、特
に、既設の電気機器内に避雷器を内蔵しようとす
ると、収容スペースが狭いため実際には避雷器を
収納することができないという問題があつた。
[課題を解決するための手段]
前記の問題点を解決するために、この考案で
は、筒形スペーサの両端面に対しそれぞれ電極板
を介して同じく筒形の非直線抵抗体を接合すると
ともに、前記非直線抵抗体の開口側端面にギヤツ
プ電極をそれぞれ接合し、それらのギヤツプ電極
には前記筒形スペーサ及び非直線抵抗体の内部空
間を放電ギヤツプとする放電端子を設け、さらに
前記筒形スペーサ、非直線抵抗体及びギヤツプ電
極を、前記電極板の外部リード体を露出した状態
で被覆により包蔵するという手段をとつている。
は、筒形スペーサの両端面に対しそれぞれ電極板
を介して同じく筒形の非直線抵抗体を接合すると
ともに、前記非直線抵抗体の開口側端面にギヤツ
プ電極をそれぞれ接合し、それらのギヤツプ電極
には前記筒形スペーサ及び非直線抵抗体の内部空
間を放電ギヤツプとする放電端子を設け、さらに
前記筒形スペーサ、非直線抵抗体及びギヤツプ電
極を、前記電極板の外部リード体を露出した状態
で被覆により包蔵するという手段をとつている。
[作用]
本考案は非直線抵抗体と筒形スペーサとの間に
電極板を挾着して被覆の側面から電極板の外部リ
ード体を引き出すため、この外部リード体が高さ
方向へ突出せず、従つて、避雷器の高さを縮小で
きる。
電極板を挾着して被覆の側面から電極板の外部リ
ード体を引き出すため、この外部リード体が高さ
方向へ突出せず、従つて、避雷器の高さを縮小で
きる。
[実施例]
以下、この考案を具体化した実施例を第1図に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
磁器などのセラミツクス及びプラスチツクスな
どの絶縁材料からなる筒形スペーサ1の両端にそ
れぞれ筒形に形成した酸化亜鉛(ZnO)系の非直
線抵抗体2を設け、この筒形スペーサ1と非直線
抵抗体2との接合端面間にはそれぞれ側方に引き
出される外部リード体3aを備えた環状の電極板
3を挾み、ろう着などにより一体に接合固着して
いる。この外部リード体3aは電極板3に一体形
成するか、別体のものをろう着してもよい。
どの絶縁材料からなる筒形スペーサ1の両端にそ
れぞれ筒形に形成した酸化亜鉛(ZnO)系の非直
線抵抗体2を設け、この筒形スペーサ1と非直線
抵抗体2との接合端面間にはそれぞれ側方に引き
出される外部リード体3aを備えた環状の電極板
3を挾み、ろう着などにより一体に接合固着して
いる。この外部リード体3aは電極板3に一体形
成するか、別体のものをろう着してもよい。
前記筒形の非直線抵抗体2の他方の端面にはそ
れぞれギヤツプ電極4を同じくろう着などにより
接合固着して前記筒形スペーサ1と非直線抵抗体
2との直列体の内部を封塞している。
れぞれギヤツプ電極4を同じくろう着などにより
接合固着して前記筒形スペーサ1と非直線抵抗体
2との直列体の内部を封塞している。
前記ギヤツプ電極4は金属の蓋板5により非直
線抵抗体2に接合固着されるが、この蓋板5の中
央にはそれぞれ棒状の放電端子6を内方に向かつ
て突設してあり、この放電端子6間に放電ギヤツ
プGが形成されて直列体の内部に密閉封入され
る。
線抵抗体2に接合固着されるが、この蓋板5の中
央にはそれぞれ棒状の放電端子6を内方に向かつ
て突設してあり、この放電端子6間に放電ギヤツ
プGが形成されて直列体の内部に密閉封入され
る。
さらに、前記の直列体は、必要に応じて絶縁材
料をモールドして形成した被覆7により包蔵する
か、絶縁油あるいは絶縁ガス入り容器(図示略)
内に収容してもよい。
料をモールドして形成した被覆7により包蔵する
か、絶縁油あるいは絶縁ガス入り容器(図示略)
内に収容してもよい。
以上のように構成した避雷器では、外部リード
体3aが側方へ引き出され、筒形スペーサ1と非
直線抵抗体2との直列体の高さ方向には延びない
ので、その分高さを縮小できる。
体3aが側方へ引き出され、筒形スペーサ1と非
直線抵抗体2との直列体の高さ方向には延びない
ので、その分高さを縮小できる。
次に、第2図によりこの考案と近似した避雷器
について説明する。
について説明する。
磁器などのセラミツクス及びプラスチツクスな
どの絶縁材料からなる筒形スペーサ11の両端
に、それぞれ椀形に形成した酸化亜鉛(ZnO)系
の非直線抵抗体12を設けられて、この非直線抵
抗体12間に挾まれて筒形スペーサ11が接合固
着されている。この固着方法はろう着あるいは接
着のいずれでもよい。非直線抵抗体12は放電時
の電流密度を均一にするため、その厚みを一様に
Tとし、かつ筒形スペーサ11内で凸面側を一対
に相対させて放電端12aをなし、さらに、必要
に応じて溶射金属や金属箔などによる補助電極1
2bを設けている。前記により2個の放電端12
a間には放電ギヤツプGが形成されて筒形スペー
サ11内に密閉される。
どの絶縁材料からなる筒形スペーサ11の両端
に、それぞれ椀形に形成した酸化亜鉛(ZnO)系
の非直線抵抗体12を設けられて、この非直線抵
抗体12間に挾まれて筒形スペーサ11が接合固
着されている。この固着方法はろう着あるいは接
着のいずれでもよい。非直線抵抗体12は放電時
の電流密度を均一にするため、その厚みを一様に
Tとし、かつ筒形スペーサ11内で凸面側を一対
に相対させて放電端12aをなし、さらに、必要
に応じて溶射金属や金属箔などによる補助電極1
2bを設けている。前記により2個の放電端12
a間には放電ギヤツプGが形成されて筒形スペー
サ11内に密閉される。
なお、前記において筒形スペーサ11の内端縁
には、非直線抵抗体12の当接部に一致させて形
成した受け部11aが設けられている。前記非直
線抵抗体12は、放電端12aの背面側に形成さ
れた凹面12cに鉛などの電極板13を介して外
部リードである端子ボルト14及び15が接続さ
れる。
には、非直線抵抗体12の当接部に一致させて形
成した受け部11aが設けられている。前記非直
線抵抗体12は、放電端12aの背面側に形成さ
れた凹面12cに鉛などの電極板13を介して外
部リードである端子ボルト14及び15が接続さ
れる。
強化プラスチツクなどの絶縁筒16は、内壁の
両端部に設けたねじ部16a及び16bによつて
蓋板17及び18を装着して内部を封塞する。前
記端子ボルト14及び15はそれぞれ一方に非直
線抵抗体12の凹面側に一致させてほぼ半球形に
形成した接触端14a及び15aを設け、他方に
ねじ部を備えた接続ピン14b及び15bを設け
ている。
両端部に設けたねじ部16a及び16bによつて
蓋板17及び18を装着して内部を封塞する。前
記端子ボルト14及び15はそれぞれ一方に非直
線抵抗体12の凹面側に一致させてほぼ半球形に
形成した接触端14a及び15aを設け、他方に
ねじ部を備えた接続ピン14b及び15bを設け
ている。
前記一方の蓋板17は中央部に端子ボルト14
の接続ピン14bを螺着して絶縁筒16に装着す
るとともに、接触端14aを電極板13に当接し
て非直線抵抗体12を支持している。
の接続ピン14bを螺着して絶縁筒16に装着す
るとともに、接触端14aを電極板13に当接し
て非直線抵抗体12を支持している。
又、他方の蓋板18は中央部に孔18aを設
け、端子ボルト15の接続ピン15bを遊嵌して
絶縁筒16に装着するとともに、前記孔18aに
は接触端15aの背面に当接させて環形クツシヨ
ン材19を嵌装し、座金20を介して接続ピン1
5bに螺合したナツト21で締付けて接触端15
aを電極板13に圧接させることにより、非直線
抵抗体12を絶縁筒16内に収容して保持してい
る。
け、端子ボルト15の接続ピン15bを遊嵌して
絶縁筒16に装着するとともに、前記孔18aに
は接触端15aの背面に当接させて環形クツシヨ
ン材19を嵌装し、座金20を介して接続ピン1
5bに螺合したナツト21で締付けて接触端15
aを電極板13に圧接させることにより、非直線
抵抗体12を絶縁筒16内に収容して保持してい
る。
絶縁筒16は必要に応じてさらに、外側に絶縁
材料をモールド形成した被覆22内に包蔵させ
る。端子ボルト14及び15は避雷器の取付け、
あるいは、リード線の接続に使用される。
材料をモールド形成した被覆22内に包蔵させ
る。端子ボルト14及び15は避雷器の取付け、
あるいは、リード線の接続に使用される。
この近似例では、非直線抵抗体12を筒形スペ
ーサ11内に突出させて、一対に非直線抵抗体1
2間の空間に直接の放電ギヤツプGを形成して非
直線抵抗体12と放電ギヤツプとを一体にユニツ
ト化している。従つて、ギヤツプ放電のための電
極などの部材を省略して構造を簡素化でき、非直
線抵抗体12と放電ギヤツプGを収容する筒形ス
ペーサ11との直列体の高さを縮小して避雷器を
小形化できるので、部品点数が少なく安価な避雷
器を提供できる。
ーサ11内に突出させて、一対に非直線抵抗体1
2間の空間に直接の放電ギヤツプGを形成して非
直線抵抗体12と放電ギヤツプとを一体にユニツ
ト化している。従つて、ギヤツプ放電のための電
極などの部材を省略して構造を簡素化でき、非直
線抵抗体12と放電ギヤツプGを収容する筒形ス
ペーサ11との直列体の高さを縮小して避雷器を
小形化できるので、部品点数が少なく安価な避雷
器を提供できる。
又、あわせて、非直線抵抗体12を椀形に形成
し、その凸面側を放電端12aとして構成するこ
とにより、この放電端12aにおける電界が常時
高めらているので、放電ギヤツプGにおける放電
特性が安定する。
し、その凸面側を放電端12aとして構成するこ
とにより、この放電端12aにおける電界が常時
高めらているので、放電ギヤツプGにおける放電
特性が安定する。
さらに、前記近似例では、非直線抵抗体12と
放電ギヤツプGとを絶縁筒16内に収容して絶縁
モールドしているが、その他絶縁油あるいは絶縁
ガス入り容器内に収容してもよく、各種の電気機
器用避雷器として広く利用できる。
放電ギヤツプGとを絶縁筒16内に収容して絶縁
モールドしているが、その他絶縁油あるいは絶縁
ガス入り容器内に収容してもよく、各種の電気機
器用避雷器として広く利用できる。
[考案の効果]
以上詳述したように、この考案は筒形スペーサ
と非直線抵抗体との直列体を縮小して避雷器を小
形化することができ、電気機器内のスペースにコ
ンパクトに収容できる効果がある。
と非直線抵抗体との直列体を縮小して避雷器を小
形化することができ、電気機器内のスペースにコ
ンパクトに収容できる効果がある。
第1図はこの考案の実施例を示す正断面図、第
2図はこの考案の近似例を示す正断面図である。 1……筒形スペーサ、2……筒形の非直線抵抗
体、3……電極板、3a……外部リード体、4…
…ギヤツプ電極、5……蓋板、6……放電端子、
G……放電ギヤツプ。
2図はこの考案の近似例を示す正断面図である。 1……筒形スペーサ、2……筒形の非直線抵抗
体、3……電極板、3a……外部リード体、4…
…ギヤツプ電極、5……蓋板、6……放電端子、
G……放電ギヤツプ。
Claims (1)
- 筒形スペーサの両端面に対しそれぞれ電極板を
介して同じく筒形の非直線抵抗体を接合するとと
ともに、前記非直線抵抗体の開口側端面にギヤツ
プ電極をそれぞれ接合し、それらのギヤツプ電極
には前記筒形スペーサ及び非直線抵抗体の内部空
間を放電ギヤツプとする放電端子を設け、さらに
前記筒形スペーサ、非直線抵抗体及びギヤツプ電
極を、前記電極板の外部リード体を露出した状態
で被覆により包蔵したことを特徴とする避雷器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809588U JPH0441594Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809588U JPH0441594Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028890U JPH028890U (ja) | 1990-01-19 |
JPH0441594Y2 true JPH0441594Y2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=31312675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8809588U Expired JPH0441594Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441594Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5019849U (ja) * | 1973-06-26 | 1975-03-06 | ||
JPS525843U (ja) * | 1975-06-30 | 1977-01-17 | ||
JPS575345Y2 (ja) * | 1977-02-15 | 1982-02-01 | ||
WO1999027826A1 (fr) | 1997-12-01 | 1999-06-10 | Nippon Crescent Co., Ltd. | Procede et appareil permettant de distribuer des aliments sur une table tournante |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP8809588U patent/JPH0441594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028890U (ja) | 1990-01-19 |
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