JPH0441511Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0441511Y2 JPH0441511Y2 JP10753585U JP10753585U JPH0441511Y2 JP H0441511 Y2 JPH0441511 Y2 JP H0441511Y2 JP 10753585 U JP10753585 U JP 10753585U JP 10753585 U JP10753585 U JP 10753585U JP H0441511 Y2 JPH0441511 Y2 JP H0441511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- case
- cartridge
- running direction
- lower case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 3
- 230000003466 anti-cipated effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000005062 Polybutadiene Substances 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920002857 polybutadiene Polymers 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、A面側の上ケースを透明に、B面
側の下ケースを不透明にするテープカートリツジ
に係り、テープ走行方向の表示の仕方に工夫を凝
らしたものである。
側の下ケースを不透明にするテープカートリツジ
に係り、テープ走行方向の表示の仕方に工夫を凝
らしたものである。
元来、第2図に示すごときフイリツプス型のテ
ープカートリツジでは、カートリツジケース1を
上下反転してA面とB面とに切り替えるものであ
るが、オートリバース機構を持つプレイヤに装填
されることも少なくない。そこでは当然のことな
がらカートリツジケース1を上下に反転せずとも
済む。
ープカートリツジでは、カートリツジケース1を
上下反転してA面とB面とに切り替えるものであ
るが、オートリバース機構を持つプレイヤに装填
されることも少なくない。そこでは当然のことな
がらカートリツジケース1を上下に反転せずとも
済む。
専ら、オートリバース機構を持つプレイヤに装
填することを予想したテープカートリツジにおい
ては、それに適つた種々のデザイン趣向を凝らす
余地がある。とりわけテープカートリツジの使用
に際しA面からB面に裏返す必要がないことに着
目して、A面側の上ケース1aを透明にして内部
のテープ3およびハブ4の全てをA面から完全に
見えるようにし、B面側の下ケース1bは従来の
裏返し使用タイプのテープカートリツジと同様に
不透明のままにすることが有効である。かかる商
品デザインの構成によれば、在来の裏返し使用の
タイプのテープカートリツジと外観上判然と区別
することができ、この点でも上ケース1aを透明
に、下ケース1bを不透明に構成することの意義
が大きい。
填することを予想したテープカートリツジにおい
ては、それに適つた種々のデザイン趣向を凝らす
余地がある。とりわけテープカートリツジの使用
に際しA面からB面に裏返す必要がないことに着
目して、A面側の上ケース1aを透明にして内部
のテープ3およびハブ4の全てをA面から完全に
見えるようにし、B面側の下ケース1bは従来の
裏返し使用タイプのテープカートリツジと同様に
不透明のままにすることが有効である。かかる商
品デザインの構成によれば、在来の裏返し使用の
タイプのテープカートリツジと外観上判然と区別
することができ、この点でも上ケース1aを透明
に、下ケース1bを不透明に構成することの意義
が大きい。
このようにA面側の上ケース1aを透明に、B
面側の下ケース1bを不透明にした場合、上述の
ような利点を有するが、テープ走行方向の表示の
仕方が問題になる。
面側の下ケース1bを不透明にした場合、上述の
ような利点を有するが、テープ走行方向の表示の
仕方が問題になる。
すなわち、テープカートリツジを従来通り裏返
してA面とB面とに切り替えるときは上下ケース
1a,1bの外表面にA面表示とB面表示とを表
示しておけば足りる。ところが、オートリバース
仕様のプレイヤに使用するときは、A面向けでプ
レイヤーにセツトしたとき正巻方向は判るが、テ
ープ3が逆巻方向に走行すると表示とテープ面が
一致せずその走行方向が判らなくなつてしまうか
らである。
してA面とB面とに切り替えるときは上下ケース
1a,1bの外表面にA面表示とB面表示とを表
示しておけば足りる。ところが、オートリバース
仕様のプレイヤに使用するときは、A面向けでプ
レイヤーにセツトしたとき正巻方向は判るが、テ
ープ3が逆巻方向に走行すると表示とテープ面が
一致せずその走行方向が判らなくなつてしまうか
らである。
本考案の目的は、かかる従来の不便を無くし、
上ケース1aを透明にして専らオートリバース用
にしたときでも、テープ3の正巻方向、逆巻方向
が上ケース側のみからでも簡単に判別できるよう
にすることにある。
上ケース1aを透明にして専らオートリバース用
にしたときでも、テープ3の正巻方向、逆巻方向
が上ケース側のみからでも簡単に判別できるよう
にすることにある。
すなわち、本考案ではカートリツジケース1が
透明な上ケース1aと、不透明な下ケース1bと
を突き合わせて一体的に結合してなるテープカー
トリツジを前提とする。かかるテープカートリツ
ジはオートリバース仕様のプレイヤに装填される
ことを専ら予想しているが、必ずしもこれに限定
されるものではない。
透明な上ケース1aと、不透明な下ケース1bと
を突き合わせて一体的に結合してなるテープカー
トリツジを前提とする。かかるテープカートリツ
ジはオートリバース仕様のプレイヤに装填される
ことを専ら予想しているが、必ずしもこれに限定
されるものではない。
そのうえで、本考案では下ケース1bの内面上
における左右のテープ満巻径rの領域内の一方に
A面テープ走行方向の表示10を、他方にB面走
行方向の表示11をそれぞれ施したことを特徴と
するものである。
における左右のテープ満巻径rの領域内の一方に
A面テープ走行方向の表示10を、他方にB面走
行方向の表示11をそれぞれ施したことを特徴と
するものである。
これらの表示10,11は、ハブ3の円滑回転
およびテープ3の円滑走行を期すためにケース内
に介装されるフリクシヨンシート9上に印刷等で
施すことを予想している。その場合、該シート9
のテープ3に面する側に、あるいは下ケース1b
の内面に面する側のいずれに印刷してあつてもよ
いが、テープ3の摺接を受けて容易にはがれない
ようにするためにはフリクシヨンシート9を透明
にしてその下ケース1bの内面に面する側に印刷
しておくことが望まれる。尤も、フリクシヨンシ
ート9のテープ3に面する側に表示10,11を
印刷してもよく、その場合の該シート9は不透明
であつてもよい。
およびテープ3の円滑走行を期すためにケース内
に介装されるフリクシヨンシート9上に印刷等で
施すことを予想している。その場合、該シート9
のテープ3に面する側に、あるいは下ケース1b
の内面に面する側のいずれに印刷してあつてもよ
いが、テープ3の摺接を受けて容易にはがれない
ようにするためにはフリクシヨンシート9を透明
にしてその下ケース1bの内面に面する側に印刷
しておくことが望まれる。尤も、フリクシヨンシ
ート9のテープ3に面する側に表示10,11を
印刷してもよく、その場合の該シート9は不透明
であつてもよい。
また、これらの表示10,11は下ケース1b
の内面に直接に施してもよいし、該下ケース1b
の内面に貼着されるラベルなどの部材に施してあ
つてもよい。
の内面に直接に施してもよいし、該下ケース1b
の内面に貼着されるラベルなどの部材に施してあ
つてもよい。
以上のようにした本考案によれば、下ケース1
bの内面の左右にA面走行方向表示10とB面走
行方向表示11とを並べて施してあり、これらの
表示10・11はテープ満巻rの径領域内に納ま
るようにしてあるため、透明な上ケース1aの外
部からみてA面走行のときはA面テープ走行方向
の表示10が見え、A面に巻き取つたときにはB
面のテープ走行方向の表示11が露出するのでB
面の走行でこの方向も一見して判るという利点を
有する。
bの内面の左右にA面走行方向表示10とB面走
行方向表示11とを並べて施してあり、これらの
表示10・11はテープ満巻rの径領域内に納ま
るようにしてあるため、透明な上ケース1aの外
部からみてA面走行のときはA面テープ走行方向
の表示10が見え、A面に巻き取つたときにはB
面のテープ走行方向の表示11が露出するのでB
面の走行でこの方向も一見して判るという利点を
有する。
図面はフイリツプス型のテープカートリツジを
例示している。これのカートリツジケース1はプ
ラスチツク製の上下ケース1a,1bを突き合わ
せてねじ等で一体的に結合してなり、内部左右に
駆動軸挿入孔2,2を有し、これら軸挿入孔2,
2上にテープ3が巻かれるハブ4,4を可回転に
配置してある。テープ3は一方のハブ4から繰り
出され、ケース前面の左右に開口した消去ヘツ
ド・ピンチローラ挿入口5,5,およびその中央
に開口した録再ヘツド挿入口6を通つて他方のハ
ブ4に巻き取られる。
例示している。これのカートリツジケース1はプ
ラスチツク製の上下ケース1a,1bを突き合わ
せてねじ等で一体的に結合してなり、内部左右に
駆動軸挿入孔2,2を有し、これら軸挿入孔2,
2上にテープ3が巻かれるハブ4,4を可回転に
配置してある。テープ3は一方のハブ4から繰り
出され、ケース前面の左右に開口した消去ヘツ
ド・ピンチローラ挿入口5,5,およびその中央
に開口した録再ヘツド挿入口6を通つて他方のハ
ブ4に巻き取られる。
上ケース1aはポリスチレンなど透明性の良い
プラスチツク材料で成形し、テープ3のみが際立
つて見えるようテープ領域を透明なままに残し、
それ以外の前方部7および後方部8にシボ加工を
施してある。
プラスチツク材料で成形し、テープ3のみが際立
つて見えるようテープ領域を透明なままに残し、
それ以外の前方部7および後方部8にシボ加工を
施してある。
下ケース1bはポリスチレンに耐衝撃性などを
確保するためにブタジエンゴムなどを充填した不
透明プラスチツク材で成形する。
確保するためにブタジエンゴムなどを充填した不
透明プラスチツク材で成形する。
下ケース1bの内面とテープ3との間には、テ
ープ走行およびハブ4の回転を円滑にするための
フリクシヨンシート9を介在させる。このフリク
シヨンシート9は透明にして下ケース1bの内面
に面する側にB面テープ走行方向の表示11とA
面テープ走行方向の表示10とを左右に並べて印
刷してなる。この表示10,11は第1図または
第4図に示すような形で、テープ満巻径rの領域
内に納まるように施す。なお、図示するフリクシ
ヨンシート9には上記表示10,11のほかに、
テープ残量目盛と装飾模様を兼ねる縦縞12が印
刷されている。
ープ走行およびハブ4の回転を円滑にするための
フリクシヨンシート9を介在させる。このフリク
シヨンシート9は透明にして下ケース1bの内面
に面する側にB面テープ走行方向の表示11とA
面テープ走行方向の表示10とを左右に並べて印
刷してなる。この表示10,11は第1図または
第4図に示すような形で、テープ満巻径rの領域
内に納まるように施す。なお、図示するフリクシ
ヨンシート9には上記表示10,11のほかに、
テープ残量目盛と装飾模様を兼ねる縦縞12が印
刷されている。
図示例のように上ケース1aとテープ3との間
にもフリクシヨンシート13を介装する場合はこ
れを透明なものにすることは言うまでもない。
にもフリクシヨンシート13を介装する場合はこ
れを透明なものにすることは言うまでもない。
しかるときは、透明な上ケース1aから見て左
側のハブ4にテープ3が巻き取られたA面使用状
態ではフリクシヨンシート9上の右側のA面テー
プ走行方向の表示10が見え、逆に右側のハブ4
にテープ3を巻き取るとフリクシヨンシート9上
の左側のB面テープ走行方向表示11が見えるこ
とになる。
側のハブ4にテープ3が巻き取られたA面使用状
態ではフリクシヨンシート9上の右側のA面テー
プ走行方向の表示10が見え、逆に右側のハブ4
にテープ3を巻き取るとフリクシヨンシート9上
の左側のB面テープ走行方向表示11が見えるこ
とになる。
なお、下ケース1bの内面にこれが成形に際し
て前記表示10,11を直接に入れたり、成形後
に入れてもよい。その場合にフリクシヨンシート
9,13が存在するときはこれを透明にしてお
く。また、下ケース1bの内面にラベルを貼着
し、このラベルに前記表示10,11が印刷され
た実施形態にすることもできる。
て前記表示10,11を直接に入れたり、成形後
に入れてもよい。その場合にフリクシヨンシート
9,13が存在するときはこれを透明にしてお
く。また、下ケース1bの内面にラベルを貼着
し、このラベルに前記表示10,11が印刷され
た実施形態にすることもできる。
第1図ないし第3図は本考案に係るテープカー
トリツジの第1実施例を示しており、第1図は内
部の平面図、第2図は外観斜視図、第3図は中央
縦断正面図である。第4図は本考案の別実施例を
示すテープカートリツジの内部平面図である。 1……カートリツジケース、1a……上ケー
ス、1b……下ケース、9……フリクシヨンシー
ト、10……A面テープ走行方向の表示、11…
…B面テープ走行方向の表示。
トリツジの第1実施例を示しており、第1図は内
部の平面図、第2図は外観斜視図、第3図は中央
縦断正面図である。第4図は本考案の別実施例を
示すテープカートリツジの内部平面図である。 1……カートリツジケース、1a……上ケー
ス、1b……下ケース、9……フリクシヨンシー
ト、10……A面テープ走行方向の表示、11…
…B面テープ走行方向の表示。
Claims (1)
- カートリツジケース1が透明な上ケース1aと
不透明な下ケース1bとを突き合わせて一体的に
結合してなり、下ケース1bの内面上における左
右のテープ満巻径rの領域内の一方にA面テープ
走行方向の表示10を、他方にB面テープ走行方
向の表示11をそれぞれ施してあることを特徴と
するテープカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10753585U JPH0441511Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10753585U JPH0441511Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215188U JPS6215188U (ja) | 1987-01-29 |
JPH0441511Y2 true JPH0441511Y2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=30983904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10753585U Expired JPH0441511Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441511Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP10753585U patent/JPH0441511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6215188U (ja) | 1987-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0441511Y2 (ja) | ||
US4585123A (en) | Status-displaying device for video tape storage jackets | |
US4532566A (en) | Tape cassette | |
KR890002051Y1 (ko) | 자기테이프 카세트 | |
JPH03134879A (ja) | テープカートリッジ | |
JPH0722782Y2 (ja) | テープカセット | |
JPH01312791A (ja) | 磁気テープカセツト | |
JPS606902Y2 (ja) | テープカセツト | |
JPH0722783Y2 (ja) | テープカセット | |
JPS6339722Y2 (ja) | ||
JPH04115384U (ja) | テープカートリツジ | |
JP3380974B2 (ja) | テープカートリッジの保護ケース | |
JPH0536229A (ja) | テープカセツト | |
JPH0419643Y2 (ja) | ||
JPS6336052B2 (ja) | ||
JPH0419638Y2 (ja) | ||
JPH01133282U (ja) | ||
JPH01175845U (ja) | ||
JPS6437977U (ja) | ||
JPS58140588U (ja) | テ−プカセツト | |
JPH0336851U (ja) | ||
JPH0389590U (ja) | ||
JPH0431486U (ja) | ||
JPS63163955U (ja) | ||
JPS61219679A (ja) | インクリボンカセツト |