JPH0441437A - 液体浮遊性中空材料 - Google Patents

液体浮遊性中空材料

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JPH0441437A
JPH0441437A JP2147071A JP14707190A JPH0441437A JP H0441437 A JPH0441437 A JP H0441437A JP 2147071 A JP2147071 A JP 2147071A JP 14707190 A JP14707190 A JP 14707190A JP H0441437 A JPH0441437 A JP H0441437A
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Yasuhiko Nakamura
康彦 中村
Norito Shimono
法人 下野
Masumi Ueda
植田 眞澄
Hirokazu Makita
牧田 浩和
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬品や診断剤、動物薬、魚病薬、飼料、食品
などの分野における製品の担体として有用な液体浮遊性
中空材料に関するものである。
従来技術ならびに解決課題 液体浮遊性材料は種々の分野において有用であり、その
開発は特に医薬品や診断剤、動物薬などの分野における
重要な課題を解決する。例えば、医薬品の分野について
いえば、胃において作用する薬物が胃の中に長く留り、
完全に利用されることが要請される。薬物が胃をすみや
かに通過し、騙に送られたのでは所期の目的は達成でき
ない。
薬物などを胃内に長期にわたり滞留させることは種々の
方法が検討されている。冑滞留性製剤としては胃液浮遊
性製剤と特開昭63−101332に開示されているよ
うな消化粘膜付着性製剤とが知られている。
胃液浮遊性製剤は、■軽材質製剤■胃内中空形成性製剤
および■中空製剤に分類される。
軽材質製剤は、比重が1以下の材料でもって製剤化した
もので特公昭63−8084、特開昭61−24612
0、同63−243036、特開平1−79109、同
1−16715などの特許明細書に開示されている。
胃内中空形成性製剤は発泡剤ならびに泡を製剤内部に留
めるための膜成分とから基本的に構成され、胃液と接触
して発泡することにより初めて中空を形成し、浮力を獲
得するもので、特開昭52−18418、同6]−28
6322、同82−195323、同62−20720
8など多数の特許明細書に開示されている。しかし、こ
れらの胃内中空形成性製剤には、発泡剤の使用量の検討
、膜の胃液透過性の検討、発泡のコントロール、発泡剤
と薬物との遮断といった課題があり、製剤はいきおい複
雑な構造となる。また胃酸過多症や無酸症の患者では発
泡の強さを異にし、一定の浮力が得られない。この場合
にはクエン酸の如き発泡補助剤を用いなければならず、
構造は更に複雑となる。従って、到底、大量生産に向か
ないことが多い。なお、胃内中空形成性製剤は、最初か
ら製剤内部に空間を設けたものではない。
中空製剤は最初から中空材料を用い、その内部または表
面に薬物などを介在せしめたものである。
特公昭55−12411には、中空材料の外皮に薬物を
含有せしめた胃内浮遊型固形持続性製剤が開示されてい
る。ここにお9る中空材料としては硬カプセルや軟カプ
セル、あらかじめ発泡させたスチロールや米(ライス)
などが用いられている。しかし、これらの中空材料はも
ろ(、その表面に薬物を介在させることが容易でない。
また、いずれもよく知られた既存ものを転用しているに
すぎない。
特開昭63−220口には、浮力をもたせるための空間
を残すように薬物を硬カプセルに充填した製剤が開示さ
れている。この製剤は先に挙げた特公昭55−1241
1開示の硬カプセル製剤において、カプセル表面に薬物
を介在せしめる困難さを改善したものである。
特開昭62−145014には、複数の空間を内包する
発泡せしめたエチルセルロースの小球物のa面または内
部に薬物を配合させた製剤が開、示されている。この製
剤は剤形を小型化した点では評価されるが、ここで用い
られている中空剤は古くからよく知られた材料を転用し
ているにすぎない。
■特公平1−57086には、ゲル化剤、油脂および薬
物の混合物を融解し、放冷することにより製造された微
細な空間を多数内包する製剤が開示されている。また、
■特開平1−2243)1には、キトサンと薬物の弱酸
性溶液を不活性溶媒に分散し、これに重炭酸ソーダを加
えて発泡せしめ顆粒となした製剤が開示されている。更
に■アドバ/ス イ/)7−マシユテイクス アンド 
ファーマシュチカル テクノロジー(第1頁、1989
年)にはマイクロバルーンと呼ばれる中空製剤が開示さ
れている。このマイクロバルー7はオイドラギ・7トR
8の如きアクリル酸系共重合体と薬物とを有l!溶媒に
溶解し、これを水に分散してエマルシヨンとなし、中空
粒子を析出せしめるもので、薬物は最初から外皮中に含
有されている。これら■、■および■の製剤は薬物と他
の成分とで中空製剤を一挙に製造するも”のであり、薬
物が他の成分から受ける影響について常に配慮しなけれ
ばならない。
従って、使用できる薬物と他の成分の選択に制限を受け
る。
そこで、本発明者らは、液体に浮遊させるための新規な
中空材料を創製すべく種々検討し、大量生産が容易で、
かつ、種々の分野で利用できる本発明の中空材料を開発
した。
なお、特開昭59−193901には、水相lモノマー
相/水相エマルジ9ンを重合せしめ、洗浄することによ
り製造される平均粒径が0.5〜50μで、かつ、見掛
は比重が1以下であり、その内部に球状の空間を佇する
化粧品基剤として任用な球状重合体が開示されている。
この球状重合体は小さい粒子であることが特徴であり、
粒子径が50μを越えると化粧料として塗布した時の異
物感(ザラザラ感)が強くなると指摘しており、液体浮
遊性材料としての利用を意図したものではない。
本発明の構成 本発明は次の0〜Φの諸性状からなる液体浮遊性中空材
料(以下、中空材料ということもある)およびその製造
方法ならびにこれを利用した液体浮遊性製品に関する。
本発明の中空材料の性吠 0平均径が約0.1mm以上であり、 [F]水不溶性物質からなる外皮と中空部から構成され
、全体がほぼ気球状であり、 0中空部は単数のほぼ球形の空間であり、0外皮は多孔
性であり、 ■水中に投入し撹拌しないとき、少なくとも24時間に
わたって浮遊しつづけ、 Φ平均径が4mm以下であるときは該中空材料を他の賦
形剤とともに打錠しても該中空材料の浮遊性が残存する
6 本発明の中空材料は、通常、気球状であり、その平均径
は約0.1mm以上であり、平均径は極めて大きな幅を
とりつる。平均径の上限は特に限定できないが、約30
m mであってもかまわない。しかし、実用面からすれ
ば、平均径は約10m m以下、好ましくは0.1〜4
mm1特に好ましくは0.5〜1.5mmの範囲内にあ
る。本発明の中空材料は水不溶性物質からなる外皮と中
空部から構成され、全体は′iF通はぼ気球状である。
中空材料が大きいときには全体として錠剤吠の形態をと
ることもある。中空部は、通常、単数のほぼ球形の空間
であり、無定形の多数の空間を内包する発泡スチロール
や発泡ライスの如き材料とは明らかに区別される。外皮
は多孔性の水不溶性物質から構成され、そこには薬物の
如キを用物質を含まない。外皮の構成成分である水不溶
性物質としては、水、特に酸性の水に溶解しないか、低
い溶解度を持った膜形成性物質であれば、いずれでもよ
り、例えば薬学的に許容されるエチルセルロース、メチ
)k セ)kロースの如きセルロース類:オイドラギッ
ト(ロームファーム社)なる商品名で市販されているメ
タアクリル酸エチル−メタアクリル酸塩化トリメチルア
ノモニウム、メタアクリル酸−メタアクリル酸エチル、
メタアクリル酸−アクリル酸エチル、メタアクリル酸ジ
メチルアミノエチル−メタアクリル酸メチルの如きアク
リル酸系共重合体;ステアリン酸マグネシウム;ボリシ
ングワックス(フロイントM栗−)なる商品名で市販さ
れているカルナウバロウ、ラブリワックス−101(7
0インド産業■)なる商品名で市販されている硬化ヒマ
シ油、ラブリワックス−1028や同103 (フロイ
ント産業軸)なる商品名で市販されている硬化ナタネ油
の如きワックス類;す。−トーシュガーエステル(三菱
化成食品)なる商品名で市販されているシz@脂肪酸エ
ステルの如き脂溶性物質;またはこれらの混合物などが
その例として挙げられ、特にエチルセルロースが好適で
ある。本発明の中空材料は、水中に投入し撹拌しないと
きは、少なくとも24時間にわたって浮遊しつづけ、ま
た、その平均径が約4mm以下であるときは他の賦形剤
とともに通常の圧力下で打錠したとき、中空部が変形す
ることはあっても、その浮遊性は残存する。
本発明の中空材料の表面にワックス類などのコーチング
層を設ければ、その機械的強度は更に大きくなる。
本発明の中空材料は、水可溶性物質からなる芯物質の表
面に水不溶性物質の膜を被覆し、ついで水にて内部の芯
物質を溶出せしめることにより容易に製造できる。従っ
て、芯物質の形状ならびにその寸法に応じた形状と大き
さの中空材料が形成されることになる。水可溶性物質と
しては、水に溶解するものであればいずれもが用いられ
、ショ糖、乳糖、77ニフト、ソルビット、キシリット
、デキストロース、製菓用砂糖などの糖類が特に好まし
く用いられ、このほかアカシア;アスコルビン酸やクエ
/@、リンゴ酸、安息香酸、EDT^のような有機酸お
よびその塩:塩化ナトリウムや重曹、メタ重亜i酸ナト
リウムのような無機塩類;カボマー;クロロブタノール
;サッカリンおよびその塩;ジェタノールアミン;セト
リミド;ゼラチノ:チメロサール;デキストリン;ヒド
ロキシエチルセルロースやヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウムのようなセルロスi導体;
プロピルパラベン;プロピレングリコールアルギネート
:ボピドン;ポリエチレングリコール;ポリオキシエチ
レンステアレート;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル;ホリビニルアルコール;ボロクサマー:ラ
ウリル硫酸ナトリウムなどが用いられる。芯物質は水可
溶性物質を結合剤の如き補助成分とともに造粒したり、
火剤や錠剤の製法と同様な方法により製造できる。
フロインド産業柚から市販されているノンバレル103
と呼ばれるシg糖のみからなる球形顆粒や7ノバレル1
01 点呼ばれるシミ糖とトウモロコシデンプンの混合
物からなる球形顆粒を用いるのが便利である。水不溶性
物質は先に挙げたものが用いられ、多孔性で連続層とな
るように芯物質の表面に被覆される。被覆は、粉末コー
チング法や溶液コーチング法などの方法によりなされ、
特に前者が好適である。粉末コーチング法は、芯物質に
結合剤溶液をスプレーしながら水不溶性物質の粉末を散
布する方法であり、溶液コーチング法は水不溶性物質や
結合剤などを含むコーチング液を芯物質にスプレーする
方法である。ここにおける結合剤としては白糖のような
糖類やヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロス、ヒドロキシプロピルセルロース、エ
チルセルロース、メチルセルロースのようなセルロース
誘導体のほかプルランやでんぷん、ポリビニルピロリド
ン、ゼラチン、アラビアゴムなどが挙げられる。内部の
芯物質は水で、通常は十分量の熱湯で溶出される。溶出
は完全に行う必要はなく、目的に応じて加減することが
できる。次に材料を乾燥することにより、先に説明した
性状を存する本発明の中空材料が製造できる。
このように本発明の中空材料の製造方法は、材料の選択
の幅が広く、有用物質の性状と関係なく、しかも厳格で
ない操作条件下に工業的規模で実施できる。
なお、本発明の中空材料の浮力は、芯物質の大きさの調
節や芯物質の溶出の程度の調節(すなわち中空部の大き
さの調節)、外皮材料の選択とその厚さの調節、外皮に
おける孔の大きさと数の調節などにより容易に制御でき
る。孔の大きさとその数は、例えば中空材料の表面、に
更に水不溶性物質でコーチングするとか、粉末コーチン
グ条件を変えることにより制御できる。
かくして得られる本発明の中空材料は各分野の製品の担
体として有用である。これらの製品は、本発明の中空材
料の表面に有用物質層を設けることにより製造できる。
例えば、このような製品は本発明の中空材料の表面を種
々の有用物質でコーチングすることにより製造できる。
コーチングは、先に述べた粉末コーチング法や溶液コー
チング法によりなされる。コーチングされた有用物質層
の表面には、必要に応じて、更に造膜成分でコーチング
してもよい。例えば、有用物質の液体への放出を遅らせ
たいときや「用物質の苦味を遮蔽したいときは、とドル
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
、エチルセルロース、メチルセルロース、硬化とマシ油
、硬化ナタネ油、カルナウバaつ、アクリル酸系共重合
体、ステアリン酸マグネシウム、シg轄脂肪酸エステル
、タルクなどの徐放性造膜成分でコーチングされる。
また、シロップで糖衣を施すこともできる。
有用物質としては、如何なるものでもよいが、例えばイ
ツトメタシンやイブプロフェン アセトアミ/フェアな
どの鎮痛剤、α−キモトリプシ/のような消炎酵素、マ
レイン酸クロルフェニラミンや塩酸ンフェ7ヒドラミン
などの抗ヒスタミン剤、ニフェジピンや硝酸インソルビ
ド プロプラフ0−ルなどの循環器用剤、ジギタリスや
ジゴキシンなどの強心剤、ニトログリセリンや塩酸ババ
ベリンなどの血管拡張剤、パルプロ酸ナトリウムのよう
な抗てんかん剤、テオフィリンのような抗喘息剤、エリ
スロマイシンのような抗生物質等の薬物をはじめとして
ピマリンのような魚病薬、シ□糖、デンプン、ヨーグル
トコート/、チョコレート等の食品用基剤などが挙げら
れる。
具体例 次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例 1 芯物質たる1000gのノンバレル103(20〜24
メツシュ;粒径0.7〜0.8mm)を遠心流動型コー
チング造粒装R(CF−Granulator ; 7
 Clインド産業)で転勤させ、これに4.55%エチ
ルセルロース(ECCO2/エタノール溶液(結合剤)
を約15m I /分の速度でスプレーしながら200
gの粉末エチルセルロース(E C10,80メツシユ
パス)を7g1分の速度でホフバーより散布して被覆を
行なう。
被覆材料をIOK gの熱湯中に入れ30分間撹拌する
この操作を3回繰り返した後、70℃で24時間乾燥し
て本発明の中空材料236gを得る。本品の性吠は次の
とおりである。
外  観  白色球吠顆粒 平均粒径  0.8〜0.9mm 浮 力 本品1gを100 m lの水中に入れて放置したとこ
ろ24時間以上にわって 浮遊しつづけた。また、油性カラ スプレーで赤色に色付けをした本品 10gを40gの微結晶セルロース(アビセル)と混合
し、これを圧力1500kg/ c dで打錠し、その
1個を 100m1の水中に投入したところ、浮遊 しながら直ちに崩壊が始まり、はと んどの赤色材料(本品)が浮遊した。
実施例 2 粒径が0.8〜1.2 m mのノンバレル103(1
4〜20メツシユ)を用いるほかは実施例1と同様に処
理して平均粒子径が約0.9〜1.3mmの中空材料を
得る。
実施例3 粒径が0.4〜0.5mmのノンバレル103(32〜
42メツシユ)を用いるほかは実施例1と同様に処理し
て平均粒子径約が0.5〜0.6mmの中空材料を得る
実施例 4 乳[60g、 18gの微結晶セルロース(アビセルP
HIOI) 、 20gの低f換度ヒドロキシプロピル
セルロース(L−RPC’Iおよび結合剤たる1gのヒ
ドロキンプロピルセルロース()IPC−L)を用いて
常法により打錠用顆粒を調製し、1gのス・テアリン酸
マグネンウム(滑沢剤)とともに打錠(1,5)y/c
m’)L、径が4mmの錠剤となす。この錠剤1000
g −t−CF−Granulator上で転勤させ、
4.55%エチルセルロース/エタ/−ル溶液をスプレ
ーしなから、80メツシユ パスのエチルセルロース粉
末200gを散布する。この被櫟錠剤を実施例1と同様
に熱湯処理をして径が約5〜t3mmの中空材料を得る
実施例 5 80gの乳糖、18gのアビセルP)1101および2
gのヒドロキンプロピルセルロース1PC−L)からな
る混合物を用い日本薬局方(11版)に従って直径的4
mmの火剤を調製し、これを芯物質として実施例4と同
様に処理して直径が5〜6mmの中空材料を得る。
実施例 6 7ノバレルの代わりに0.1〜0.2mm(80〜+0
0メツシユ)のグラニュ糖1000gを用いるほかは実
施例1と同様に処理して平均粒子径が02〜03mmの
中空材料を得る。
実施例 7 ノンバレルの代わりにタブレットーズ(乳糖からなる打
錠用顆粒:太陽化学、32〜48メソシユ)を用いるほ
かは実施例1と同様に処理して平均粒子径か05〜0.
6mmの中空材料を得る。
実施例 8 7ノバレルの代わりに湿式球形造粒法により製造した2
0〜24メツシユのマンニットの球形粒子を用いるほか
は実施例1と同様に処理して平均粒子径が0.8〜0.
9mmの中空材料を得る。
実施例 9 エチルセルロース粉末の代わりにメチルセルロース粉末
ヲ、*た、エチルセルロース/エタノール溶液の代わり
にメチルセルロース/、エタノール溶液を用いるほかは
実施例1と同様に処理して平均粒子径が0.8〜0.9
mmの中空材料を得る。
実施例 10 1000 gの7ンパレル103(32〜42メツシユ
)をCFGranu Iator上で転動させ、これに
4.55%エチルセルロース(E C10)’/エタノ
ール溶液(結合剤)を約15m l /分の速度でスプ
レーしながら200gのラブリワックス101(硬化ヒ
マシ油)を散布して被覆を行なう。被覆物を熱湯中に入
れ、ゆっくりと撹拌する。この操作を3回繰り返した後
、70℃で24時間乾燥して、平均粒子径が0.5〜0
.6mmの中空材料を得る。
実施例 11 ノンバレル103(32〜42メツシユ)の代わりにノ
ンバレル103(14〜20メツシユ)を、ラブリワッ
クスlotの代わりにステアリン酸マグネシウムをそれ
ぞれ用いるほかは実施例10と同様にして平均粒子径が
0.9〜1.5mmの中空材料を得る。
実施例 12 ノンバレル+03(32〜42メツシユ)の代わりにノ
アバレル+03(14〜20メツシユ)を、ラプリワフ
クスの代わりにリョートーシュガーエステルS−370
(シマ糖脂肪酸エステル二三菱化成食品)をそれぞれ用
いるほかは実施例1Oと同様にして平均粒子径が0.9
〜1.5mmの中空材料を得る。
実施例 13 エチルセルロース粉末の代わりにオイドラギットR8粉
末ヲ、また、エチルセルロース/エタノール溶液の代わ
りに5.0%オイドラギフト/ジクロルメタン溶液を用
いるほかは実施例1と同様に処理して平均粒子径が0.
8〜0.9mmの中空材料を得る。
実施例 14 実施例1で得た中空材料22gをCF−Granula
torで動転させ4.55%エチルセルロースEC−1
0/エタノル溶液(結合剤)を約15m l /分の速
度でスプしながら107gの粉末パルプロ酸ナトリウム
を8g1分の速度でホッパーより落下させてコーチング
を行い、60℃で24時間乾燥して顆粒を得る。
この顆粒に26gのラブリワックス101およびステア
リン酸マグネシウム102gを前記と同様にして粉末コ
ーチングし、次いで同様にして乾燥し中空徐放性パルプ
ロ酸ナトリウム粒剤を得る。この粒剤は日本薬局方(1
1版)のパドル法(50r p m s水900 ml
)による溶出テストにおいて、パルプロ酸ナトリムの溶
出に約10時間かかり、その間、はぼゼロ次の溶出バタ
ー7を示した。
実施例 15 実施例14で製造した徐放性パルプロ酸ナトリウム粒剤
200gと790gのアビセルPHIOIをよく混合し
、10gのステアリン酸マグネシウム(滑沢剤)を用い
て打錠(約15トン/cm’)L、胃液浮遊性パルプロ
酸ナトリウム徐放錠を得る。
実施例 16 実施例1で得た中空材料50gをCF−Granu 1
atorで転動させ、単シロップを結合剤としてグラニ
ュ糖(粉糖) 200 gおよびヨーグルフート70.
5g 。
食用青色1号染料0.2gからなる混合物を散布しフー
チングをする。本品はコーヒーや紅茶、スープなどに加
えて浮遊させ、視覚や味、香気を楽しむものである。
実施例 17 実施例1で得た中空材料50gをCP−Granula
torで転動させ、5%ヒドロキシプロピルセルロース
(RPC−L 、 20g相当量)を結合剤としてトウ
モロコシデ/ブ:/180gおよび水産用ピマリノ20
gからなる粉末混合物を散布しコーチ7グをする。本品
は魚病桑であり、水面上に浮遊する。
特許出願人   大日本製薬株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の諸性状からなる液体浮遊性中空材料:[a]
    平均径が約0.1mm以上であり、 [b]水不溶性物質からなる外皮と中空部から構成され
    、全体がほぼ気球状であり、 [c]中空部は単数のほぼ球形の空間であり、[d]外
    皮は多孔性であり、 [e]水中に投入し撹拌しないとき、少なくとも24時
    間にわたって浮遊しつづけ、 [f]平均径が4mm以下であるときは該中空材料を他
    の賦形剤とともに打錠しても該中 空材料の浮遊性が残存する。
  2. (2)平均径が4mm以下である請求項1記載の液体浮
    遊性中空材料。
  3. (3)水不溶性物質がエチルセルロース、メチルセルロ
    ース、アクリル酸系共重合体、ステアリン酸マグネシウ
    ム、ワックス類、ショ糖脂肪酸エステル類またはこれら
    の混合物である請求項1または2記載の液体浮遊性中空
    材料。
  4. (4)水可溶性物質からなる芯物質の表面に水不溶性物
    質の膜を被覆し、ついで水にて内部の芯物質を溶出せし
    めることを特徴とする請求項1記載の液体浮遊性中空材
    料の製造方法。
  5. (5)水可溶性物質が主として糖類である請求項4記載
    の液体浮遊性中空材料の製造方法。
  6. (6)請求項1記載の液体浮遊性中空材料の表面に有用
    物質層を設けた液体浮遊性製品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998003203A1 (fr) * 1996-07-19 1998-01-29 Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. Particules poreuses insolubles dans l'eau, constituees de substances biocompatibles et leur procede de production
JP2002528482A (ja) * 1998-10-30 2002-09-03 エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー 長期胃内滞留時間を有する膨張性胃内保持治療システム
JP2008283868A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Taisho Pharmaceutical Co Ltd ショ糖脂肪酸エステル含有飲料
WO2009023014A1 (en) * 2007-08-13 2009-02-19 Alpharma, Inc. Emamectin compositions and methods
JP2018508209A (ja) * 2015-02-25 2018-03-29 テート アンド ライル イングリーディエンツ アメリカズ エルエルシー 自由流動性食用組成物

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