JPH044124A - インテークマニホールドの製造方法 - Google Patents

インテークマニホールドの製造方法

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JPH044124A
JPH044124A JP2104230A JP10423090A JPH044124A JP H044124 A JPH044124 A JP H044124A JP 2104230 A JP2104230 A JP 2104230A JP 10423090 A JP10423090 A JP 10423090A JP H044124 A JPH044124 A JP H044124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
intake manifold
product
cavity
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2104230A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Ishihara
秀俊 石原
Joji Kasugai
条治 春日井
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH044124A publication Critical patent/JPH044124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、混合気を自動車等のエンジンに供給する際
の流路となるインテークマニホールドに関し、特に、軽
量化が図れる合成樹脂製のインテークマニホールドの製
造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、合成樹脂製のインテークマニホールドとしては、
特開昭58−82059号公報に記載されているものが
知られている。
この従来公報に記載されているインテークマニホールド
は、熱可塑性ポリエステルから形成されつぎのように製
造されていた。
まず、低融点合金である錫−ビスマス合金からなる中子
を製造しておき、その中子をインテークマニホールドを
射出成形やトランスファー成形等により成形する成型用
型にセットする。
そして、その成型用型に熱可塑性ポリエステルを注入し
く法人圧力は39MPa <400にgf/an’〉程
度)  インテークマニホールドを成形する。
その後、中子とともにインテークマニホールドを離型さ
せて、所定温度の油槽内に入れる。その際、中子はその
油槽内で流動化状態となり、インテークマニホールドか
ら中子が除去されることとなる。
そして、流動化した中子を再利用するために回収すると
ともに、油槽内からインテークマニホールドを取り出せ
ば、所定の製品を得ることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来の合成樹脂製のインテークマニホールドは上述のよ
うに製造されており、軽量化を図れるものの、次のよう
な課題があった。
すなわち、成形後、中子を取り除く必要があり中子除去
作業の工数に加え、油槽等の設備が必要となって、イン
テークマニホールドのコストを上昇させることとなって
いた。
また、中子に低融点合金からなるものを利用しているこ
とから、その中子の重量が重く、成形用型へのセット等
の取り扱いが不便となって作業能率を低下させ、製造工
数の増大を招き、インテークマニホールドのコストアッ
プの一因となっていた。
さらに、この低融点合金は高価なために再利用する必要
があり、油槽内に回収装置等が必要となって、−層イン
テークマニホールドのコストを上昇させることとなって
いた。
この発明は、上述の課題を解決するもので、簡単かつ容
易に製造でき、製造工数・コストを低減させることがて
きるインテークマニホールドを提供することを目的とす
る。
く課題を解決するための手段〉 本発明のインテークマニホールドは、上記課題を下記構
成により解決するものである。
混合気をエンジンに供給する際の流路となる合成樹脂製
のインテークマニホールドを製造するに際して、 中子を成形用型にセットして形成される製品キャビティ
に、該キャビティ容量より少ない量の成形材料を注入し
、その直後に、ガスを単独で又は成形材料を注入しなが
ら吹き込んでインテークマニホールド本体を成形する、
ことを特徴とする。
〈発明の作用・効果〉 この発明のインテークマニホールドの製造方法は、基本
的にインテークマニホールド本体(以下「製品本体」略
すことがある。)を成形用型の製品キャビティに、該キ
ャピテイ容量より少ない量の成形材料を注入し、ガスを
吹き込んで成形するいわゆる「ガス・インジェクション
」 (特公昭57−14968号公報等参照)により行
なうため、即ち、注入成形時、中子に負荷される最大圧
力が4.9〜9.8MPa (50〜100Kgf10
n’)と低いため、中子の耐圧性が要求されない。この
ため、中子として砂等の容易に除去可能なものや、成形
後除去不要な製品の一部となる中空樹脂成形品を使用可
能となる。
すなわち、この発明に係るインテークマニホールドは、
低融点合金からなる中子を使用することなく製造でき、
さらに従来必要であった中子の除去装置・回収装置等が
不要となり、コストを低減して製造できる。
また、成形用型へ中子をセットする場合に、その中子が
軽量であり、その中子を取り扱う作業能率を低下させる
こともない。
したがって、この発明に係るインテークマニホールドは
、簡単かつ容易に製造でき、製造工数・コストを低減さ
せることができる。
なお、本発明の関連技術として、インテークマニホール
ドにおいて、その流路内周面が中空樹脂成形品から形成
され、該中空樹脂成形品の外周部位に反応射出成形によ
り形成される補強層が配設されて構成されているものが
開示されている。
しかし、反応射出成形の場合、二液硬化形の合成樹脂材
料に限定されるとともに、補強性充填剤の上限配合量も
、ミキシング時の流動性の見地から大きくてきす、さら
には、成形品における面精度も大きくてきす、面精度を
要求される流路接続フランジ部のガスケット座面は後仕
上げを必要とした。
これに対して、ガスインジェクションの場合、成形材料
に限定されず、かつ、補強性充填剤の上限配合量も大き
く、材料の設計自由度が大幅に拡大する。さらには、ガ
スインジェクションによる成形品の面精度は高く、面精
度を要求される流路接続フランジ部の後仕上げが不要と
なる。
〈実施例〉 以下、本発明の製造方法の一例を区側に基づいて説明す
る。
(1)第1・2図に示す構成のインテークマニホールド
1を製造する場合を例に採り説明する。
従来と同様に、上部より順に、サージタンク部4とボー
ト部7とからなり、サージタンク部両側には、一方に盲
フランジ部5、他方に入口フランジ部6が形成され、ポ
ート部先端には出口フランジ部8が形成されている。
サージタンク部4における人口部Iから各ポート部フ先
端の出口部Oまで、混合気を通過分配させる流路1aが
形成されている。
盲フランジ部5は、サージタンク部4をエンジンルーム
内の所定のブラケット等にボルト等を利用して接続させ
るものであり、入口フランジ部6は、サージタンク部4
後部の人口部工を図示しないスロットルボディからの流
路と接続させるものであり、出口フランジ部8は、4本
の各ボート部7をそれぞれ図示しないシリンダヘッドの
各シリンダ部に接続させるものである。
このインテークマニホールド1は、流路1a内周面を構
成する中空樹脂成形品である中子2と、その中子2の全
周部位にいわゆるガスインジェクションで成形される製
品本体3とからなる構成である。そして、製品本体3を
ガスインジェクションで成形するため、成形時、吹き込
みガスが製品キャビティ全体に回り込みやすいように、
各ボート部7の軸線方向に平行なリブ部(厚肉部)9か
複数本形成されている。そして、リブ部9には空洞9a
が形成される。さらに、このリブ部9は製品全体の補強
的作用も奏する。
80次に、上記構成のインテークマニホールドの製造方
法を説明する。
(1)まず、インテークマニホールド1の流路内周面を
構成し製品の一部となるる中子2を予めブロー成形等に
より調製しておく。
■中子2は、第1〜4図に示すように、サージタンク部
4の内周面を形成するタンク内面部2aと、各ボート部
7の内周面を形成する4本のボート内面部2bとを備え
た中空樹脂成形品である。
そして、第3・4図に示すように、成形用型11へのセ
ットを考慮し、サージタンク内面部2aの前後両端と、
各ポート内面部2bの先端とに、最終製品形状の外方へ
突出するセット凸部2C・2d・2eが形成されている
なお、これらセット凸部2C・2d・2eのうち、盲部
となるセット凸部2Cを除いたセット凸部2d・2eは
、ガスインジェクション成形後に切除されて、入口部!
及び出口部0となるものである。ちなみに、この中子2
の形状は、従来の低融点合金から形成される中子と略同
形としており従来の中子も同様なセット凸部を備えてい
た。
■この中子2の成形は、所望により補強材としてのガラ
ス繊維等を混入されたポリプロピレン、ポリアミド、ポ
リエステル等の合成樹脂材料で、通常、ブロー成形等に
より行なう。そして、中子の成形肉厚は、成形圧に耐え
るものならよく、材料により異なるが、通常、2.5〜
5■とする。
■中子の成形材料は、製品本体3との接着性の見地から
は、製品本体3と成形材料と溶融接層可能なものが望ま
しい。他方、耐ガソリン性、耐熱性等の見地からは、中
子に耐ガソリン性の良好な、ポリエステル等の合成樹脂
材料を、製品本体を耐熱性の良好でかつ形状保持能の高
い、ガラス繊維補強ナイロン等の合成樹脂材料を使用す
ることが望ましい。この場合は、中子の表面を接着剤処
理しておく。
■また、ブロー成形の際のエア吹き込み部位は人口部又
は出口部を構成するために切断される予定の部位のセッ
ト凸部2d又は2eとする。
(2)この製品本体3を形成する成形用型11は、第5
図に示すように、それぞれ固定型12と可動型13とを
備えている。固定型12と可動型13とは、型締め時に
、所定の製品キャビティ14を形成する製品キャビティ
半割り面12a・13aと、中子2におけるセット凸部
2C・2d・2eがそれぞれ嵌合する保持凹部15、・
・・を形成する半割り円柱状の凹部が、タンク部形成キ
ャビティ面両側およびポート部形成キャビティ面端面に
連続して形成されている。
(3)上記成形用型の可動型13に、上記中子2を、そ
のセット凸部2c、2d、2eを各保持凹部15・・・
に保持させてセットする。
その後、第5図に示すように型締めして、形成されるキ
ャビティlla内へ図示しないスプルーランナー及びゲ
ートを経て所定の材料を、該キャビティ容量より少ない
量を注入し、その直後に同じ注入口からガスを単独で又
は成形材料を注入しながら吹き込んでインテークマニホ
ールド本体(製品本体)3を成形する。なお、ガスの吹
き込みは、材料流路から独立した流路で行なう構成とし
てもよい。
このとき、成形に適するよう、成形用型11や中子2を
80℃程度に加温しておくことが望ましい また、成形時(材料注入時ないしガス吹き込み時)の最
大圧力が2.9〜9.8MPa (30〜100 kg
f/cm’ )程度であることから、中子2が変形する
ことはない。
そして成形後、離型させ、製品本体3から突圧している
中子2におけるセット凸部2d・2eを切除すれば、所
定のインテークマニホールド1を得ることができる。
したがって、このインテークマニホールド1では、軽量
な製品の内周部を構成し製品の一部となる中子2を成形
型にセットし、ガスインジェクションにより製品本体3
を形成し、成形後にセット凸部2d・2eを切除する簡
単な作業だけで、簡単かつ容易に製造できる。
また、このインテークマニホールド1では、流路1aの
内周面を形成する中子2がブロー成形により形成されて
おり、その内周面を平滑にすることが容易であり、イン
テークマニホールド1の吸気性能を向上させることがで
きる。
さらにまた、従来の中子を使用した場合の製造において
は、中子が除去される際、その成形用型へのセット用の
セット凸部も除去されるため、サージタンク部4におけ
る前部の位置にめくら蓋等を配設して、中子が除去され
た部位を塞ぐ必要があった。しかし、このインテークマ
ニホールド1では、サージタンク部4の前部では、第2
図に示すように、中子2の袋状のセット凸部2Cがその
まま配置されるため、従来必要であった盲蓋を形成する
作業を不要にすることができる。
また、実施例では、ボート部7が略90度曲がる形状の
ものを示したが、他にボート部7の形状が複雑に曲がっ
ていたり、ボート部7の中間部位に内径を犬きくしてい
る部位が形成される形状であっても、その中子2を、ブ
ロー成形等によって対応させた形状に容易に形成して対
処でき、インテークマニホールド1自体の形状の制約を
無くすことができる。そのため、通した吸気路の設定が
容易に行なえ、エンジン性能の向上やエンジンルーム内
でのインテークマニホールド1の配置自由度向上を図る
ことができる。
ちなみに、中子2を1回のブロー成形で行なえないよう
な場合には、複数のプロー成形品を溶着・接着等の手段
により液密に接合させて対処すればよい。
さらに、上記実施例では、中子2の外周部位全面に製品
本体3を形成したものの製造方法を示したが、第6図に
示すようなインテークマニホールド21の製造方法にも
適用可能である。
即ち、中子22の肉厚を相対的の厚くしておき(3〜6
mm)、強度を相対的に要求される部位、即ち、盲フラ
ンジ部25および人口フランジ部26を僅えたサージタ
ンク部24と、ボート部先端の出口フランジ部28を製
品本体23としたものである。
この構成の場合には、中子22の外周部位全体に製品本
体23が形成されておらず、軽量化、材料費低減を図る
ことができる。なお、30は、サージタンク部24と出
口フランジ部28とを連結する連結部であり、この連結
部30は、各ポート部270表面に当接されて配置され
ており、この連結部30は、サージタンク部24と出口
フランジ部28との製品本体23を成形時に連続した1
つのキャビティで同時に形成できるように配設したもの
である。そのため、成形用型にゲートを2つ設けるよう
にして、連結部30を形成せずに、サージタンク部24
と出口フランジ部28とを独立させて成形してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すインテークマニホー
ルドの断面図であり、第2図のI−I断面図、 第1図Aは第1図のA−A線拡大断面図、第2図は同実
施例の斜視図、 第3図は同実施例の中空樹脂成形品の斜視図、′tSJ
図は同実施例の中空樹脂成形品の一部切欠斜視図、 第5図は同実施例のガスインジュクション成形に使用す
る成形用型の型締め時の断面図、第6図は他の実施例を
示す底面図である。 1・・・インテークマニホールド、 1a・・・流路、 2.22・・・中子(中空樹脂成形品)、3.23・・
・インテークマニホールド本体(製品本体)、 4・・・製品キャビティ。 埋

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 混合気をエンジンに供給する際の流路となる合成樹脂製
    のインテークマニホールドを製造するに際して、 中子を成形用型にセットして形成される製品キャビティ
    に、該キャビティ容量より少ない量の成形材料を注入し
    、その直後に、ガスを単独で又は成形材料を注入しなが
    ら吹き込んでインテークマニホールド本体を成形する、 ことを特徴とするインテークマニホールドの製造方法。
JP2104230A 1990-04-19 1990-04-19 インテークマニホールドの製造方法 Pending JPH044124A (ja)

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