JPH0441233A - ラベル - Google Patents
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- JPH0441233A JPH0441233A JP2147952A JP14795290A JPH0441233A JP H0441233 A JPH0441233 A JP H0441233A JP 2147952 A JP2147952 A JP 2147952A JP 14795290 A JP14795290 A JP 14795290A JP H0441233 A JPH0441233 A JP H0441233A
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はラベルに係り、特に電子レンジに使用すること
のできる容器に取り付けられるラベルに関する。
のできる容器に取り付けられるラベルに関する。
食品、飲料、調味料等の内容物を充填したままで電子レ
ンジに使用することのできる容器は、内容物が電子レン
ジで調理されることにより温度が上り、これにより容器
の温度も上るため、容器を手で取り扱うことができるよ
うに断熱性が要求される。一方、容器に充填されている
内容物が酸化等により劣化するのを防止するため、容器
にはガスバリアー性等の特性も要求される。したがって
、電子レンジ用の容器に用いることのできる材料が制限
され、容器の製造コストが高くなるという問題があった
。そこで、断熱性は考慮せずにガスバリアー性等の特性
を備えた所望の容器を選定し、この容器の外側に発泡樹
脂シートからなるラベルを貼付け、この発泡樹脂シート
により容器に断熱性を付与することが行われた。しかし
、容器の形状に追従してラベルを貼付けることが困難で
あり、ラベルにしわが発生し易いという欠点があった。
ンジに使用することのできる容器は、内容物が電子レン
ジで調理されることにより温度が上り、これにより容器
の温度も上るため、容器を手で取り扱うことができるよ
うに断熱性が要求される。一方、容器に充填されている
内容物が酸化等により劣化するのを防止するため、容器
にはガスバリアー性等の特性も要求される。したがって
、電子レンジ用の容器に用いることのできる材料が制限
され、容器の製造コストが高くなるという問題があった
。そこで、断熱性は考慮せずにガスバリアー性等の特性
を備えた所望の容器を選定し、この容器の外側に発泡樹
脂シートからなるラベルを貼付け、この発泡樹脂シート
により容器に断熱性を付与することが行われた。しかし
、容器の形状に追従してラベルを貼付けることが困難で
あり、ラベルにしわが発生し易いという欠点があった。
このため、熱収縮させることにより容器に密着した状態
で取り付けることができる熱収縮性を有した発泡フィル
ムからなるラベルが開発された。
で取り付けることができる熱収縮性を有した発泡フィル
ムからなるラベルが開発された。
しかし、従来のこのようなラベルは電子レンジ使用に対
する耐性、あるいはレトルト殺菌処理に対する耐性が考
慮されていないという問題があった。また、このような
耐性を有していても、ラベルの表面平滑性等の点から容
器の内容物を表示するような鮮明な印刷が困難であると
いう問題もあった。これに対処するために、予め鮮明な
印刷を行った透明フィルムを発泡樹脂シートに積層した
構成の積層ラベルを用いた場合、積層ラベルの熱収縮時
における発泡樹脂シートの熱収縮率と透明フィルムの熱
収縮率との違いにより、熱収縮後の積層ラベルにしわが
生じたり、印刷外観が低下するという問題があった。
する耐性、あるいはレトルト殺菌処理に対する耐性が考
慮されていないという問題があった。また、このような
耐性を有していても、ラベルの表面平滑性等の点から容
器の内容物を表示するような鮮明な印刷が困難であると
いう問題もあった。これに対処するために、予め鮮明な
印刷を行った透明フィルムを発泡樹脂シートに積層した
構成の積層ラベルを用いた場合、積層ラベルの熱収縮時
における発泡樹脂シートの熱収縮率と透明フィルムの熱
収縮率との違いにより、熱収縮後の積層ラベルにしわが
生じたり、印刷外観が低下するという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑み創案されたものであり、
電子レンジでの使用に必要な断熱性と、鮮明な印刷とを
備えたラベルを提供することを目的とする。
電子レンジでの使用に必要な断熱性と、鮮明な印刷とを
備えたラベルを提供することを目的とする。
上述のような課題を解決するために、本発明は熱収縮に
より容器の側壁に密着固定されるラベルにおいて、前記
ラベルは熱収縮率がほぼ等しい延伸樹脂フィルムと発泡
樹脂シートとを前記延伸樹脂フィルムが外側層となり前
記発泡樹脂シートが内側層となるように積層された構造
であり、前記延伸樹脂フィルムの前記発泡樹脂シートと
の積層面に印刷層を有するような構成とした。
より容器の側壁に密着固定されるラベルにおいて、前記
ラベルは熱収縮率がほぼ等しい延伸樹脂フィルムと発泡
樹脂シートとを前記延伸樹脂フィルムが外側層となり前
記発泡樹脂シートが内側層となるように積層された構造
であり、前記延伸樹脂フィルムの前記発泡樹脂シートと
の積層面に印刷層を有するような構成とした。
容器の側壁に巻き回されたラベルは、加熱されて熱収縮
するが、このラベルは熱収縮率がほぼ等しい延伸樹脂フ
ィルムと発泡樹脂シートとの積層体からなっているため
均一な熱収縮が起こり、ラベルにしわが発生することは
なく、また、延伸樹脂フィルムに予め設けられた印刷層
は好ましくない歪みを受けることがないので、ラベルは
鮮明な印刷を備えることができる。
するが、このラベルは熱収縮率がほぼ等しい延伸樹脂フ
ィルムと発泡樹脂シートとの積層体からなっているため
均一な熱収縮が起こり、ラベルにしわが発生することは
なく、また、延伸樹脂フィルムに予め設けられた印刷層
は好ましくない歪みを受けることがないので、ラベルは
鮮明な印刷を備えることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明のラベルの概略断面図である。
第1図において、ラベル1は延伸樹脂フィルム2と発泡
樹脂シート3とを接着剤層4を介して積層した構造であ
る。本発明では、延伸樹脂フィルム2と発泡樹脂シート
3は、その熱収縮率、特に延伸樹脂フィルム3の延伸方
向での熱収縮率がほぼ等しいものである。これは、ラベ
ル1の巻き回し方向と延伸樹脂フィルム3の延伸方向を
一致させて容器側壁に巻き回したラベルを熱収縮により
容器に密着固定する際、ラベル1に収縮歪みが起きてし
わが発生するのを防止するためである。このように延伸
樹脂フィルム2の熱収縮率と発泡樹脂シート3の熱収縮
率をほぼ等しくする調整は、通常、発泡樹脂シート3の
発泡倍率を制御することにより行われる。また、延伸樹
脂フィルム2と発泡樹脂シート3は、同じ樹脂から成形
されることが好ましい。このようなラベル1としては、
延伸ポリスチレン(○PS)フィルムと発泡ポリスチレ
ン(P S)シートとを、あるいは延伸ポリプロピレン
(OPP)フィルムと発泡ポリプロピレン(P P)シ
ートとを積層したラベルがある。延伸樹脂フィルム2と
発泡樹脂シート3とを積層する接着剤層4は、公知のウ
レタン系接着剤等を用いることができる。より具体的に
は、OPSフィルムと発泡PSシートとをドライラミネ
ートしたラベル1の場合、発泡PSシートの発泡倍率は
3〜10倍程度、このましくは5倍程度であり、OPS
フィルムの厚さは20〜80μm1発泡PSシートの厚
さは150〜300μm1ラベル1の総厚は180〜3
90μm程度である。また、OPPフィルムと発泡PP
シートとをドライラミネートしたラベル1の場合、発泡
PPシートの発泡倍率は2〜5倍程度、このましくは3
倍程度であり、OPPフィルムの厚さは20〜60μm
1発泡PPシートの厚さは140〜200μm1ラベル
1の総厚は170〜270μm程度である。
樹脂シート3とを接着剤層4を介して積層した構造であ
る。本発明では、延伸樹脂フィルム2と発泡樹脂シート
3は、その熱収縮率、特に延伸樹脂フィルム3の延伸方
向での熱収縮率がほぼ等しいものである。これは、ラベ
ル1の巻き回し方向と延伸樹脂フィルム3の延伸方向を
一致させて容器側壁に巻き回したラベルを熱収縮により
容器に密着固定する際、ラベル1に収縮歪みが起きてし
わが発生するのを防止するためである。このように延伸
樹脂フィルム2の熱収縮率と発泡樹脂シート3の熱収縮
率をほぼ等しくする調整は、通常、発泡樹脂シート3の
発泡倍率を制御することにより行われる。また、延伸樹
脂フィルム2と発泡樹脂シート3は、同じ樹脂から成形
されることが好ましい。このようなラベル1としては、
延伸ポリスチレン(○PS)フィルムと発泡ポリスチレ
ン(P S)シートとを、あるいは延伸ポリプロピレン
(OPP)フィルムと発泡ポリプロピレン(P P)シ
ートとを積層したラベルがある。延伸樹脂フィルム2と
発泡樹脂シート3とを積層する接着剤層4は、公知のウ
レタン系接着剤等を用いることができる。より具体的に
は、OPSフィルムと発泡PSシートとをドライラミネ
ートしたラベル1の場合、発泡PSシートの発泡倍率は
3〜10倍程度、このましくは5倍程度であり、OPS
フィルムの厚さは20〜80μm1発泡PSシートの厚
さは150〜300μm1ラベル1の総厚は180〜3
90μm程度である。また、OPPフィルムと発泡PP
シートとをドライラミネートしたラベル1の場合、発泡
PPシートの発泡倍率は2〜5倍程度、このましくは3
倍程度であり、OPPフィルムの厚さは20〜60μm
1発泡PPシートの厚さは140〜200μm1ラベル
1の総厚は170〜270μm程度である。
そして、延伸樹脂フィルムの発泡樹脂シートとの接着側
の面には、予めグラビア印刷等により裏面印刷が行われ
て印刷層5が設けられている。これにより、延伸樹脂フ
ィルムと発泡樹脂シートとの間に鮮明な印刷層を設ける
ことができる。このようなラベル1は、発泡樹脂シート
3側を内側とし延伸樹脂フィルム2の延伸方向を巻き回
し方向として容器に熱収縮により密着固定される。
の面には、予めグラビア印刷等により裏面印刷が行われ
て印刷層5が設けられている。これにより、延伸樹脂フ
ィルムと発泡樹脂シートとの間に鮮明な印刷層を設ける
ことができる。このようなラベル1は、発泡樹脂シート
3側を内側とし延伸樹脂フィルム2の延伸方向を巻き回
し方向として容器に熱収縮により密着固定される。
ラベル1の容器の側壁への密着固定は、容器に内容物を
充填して容器の開口部を密封し、この容器にレトルト殺
菌等の殺菌処理を施した後に行うアフターラベル方式と
することができる。また、内容物を充填する前の容器に
ラベル1を密着固定するプレラベル方式としてもよい。
充填して容器の開口部を密封し、この容器にレトルト殺
菌等の殺菌処理を施した後に行うアフターラベル方式と
することができる。また、内容物を充填する前の容器に
ラベル1を密着固定するプレラベル方式としてもよい。
プレラベル方式では、ラベル1は容器とともにレトルト
殺菌等の殺菌処理を受けることになり、この場合、ラベ
ル1はOPPフィルムと発泡PPシートとをドライラミ
ネートしたラベルが好ましい。これは、oPSフィルム
に比べOPPフィルムの軟化点が高く、レトルト殺菌に
よるラベルの好ましくない変形、しわ発生を防止するこ
とができるためである。
殺菌等の殺菌処理を受けることになり、この場合、ラベ
ル1はOPPフィルムと発泡PPシートとをドライラミ
ネートしたラベルが好ましい。これは、oPSフィルム
に比べOPPフィルムの軟化点が高く、レトルト殺菌に
よるラベルの好ましくない変形、しわ発生を防止するこ
とができるためである。
つぎに、第2図乃至第4図を参照して本発明のラベルの
容器への密着固定の一例を説明する。
容器への密着固定の一例を説明する。
ラベル1は、第2図に示されるように長尺シートとして
発泡樹脂シート3#Iを内側にし延伸樹脂フィルム2の
延伸方向を巻き回し方向として容器11の側壁12に巻
き回される。ここで、容器11は開口部13を密封する
蓋材14をフランジ部15に剥離可能に融着されて有し
ている。ラベル1を容器11の側壁12に巻き回す際、
ラベル1の発泡樹脂シート3面または容器の側壁12の
いずれかにホットメルトタイプの接着剤がスポット状に
塗布されている。図示例では、ラベル1の発泡樹脂シー
ト3面にホットメルトタイプの接着剤7がスポット状に
塗布されている。そして、ラベル1は所定の長さでカッ
トされて両端部1aを溶剤系接着剤あるいはヒートシー
ルにより接合される。第3図はこの状態を示す斜視図で
あり、ラベル1はホットメルトタイプの接着剤7を介し
て容器11の側壁12に予備固定されている。このとき
、ラベル1の延伸樹脂フィルムの延伸方向は巻き回し方
向と平行である。このようにして予備固定されたラベル
1は、加熱されて熱収縮し容器11の側壁12に密着固
定される。第4図はラベル1が密着固定された容器11
を示す下方からの斜視図である。なお、熱収縮のための
加熱条件は、ラベルの材質に応じて適宜決定することが
できる。
発泡樹脂シート3#Iを内側にし延伸樹脂フィルム2の
延伸方向を巻き回し方向として容器11の側壁12に巻
き回される。ここで、容器11は開口部13を密封する
蓋材14をフランジ部15に剥離可能に融着されて有し
ている。ラベル1を容器11の側壁12に巻き回す際、
ラベル1の発泡樹脂シート3面または容器の側壁12の
いずれかにホットメルトタイプの接着剤がスポット状に
塗布されている。図示例では、ラベル1の発泡樹脂シー
ト3面にホットメルトタイプの接着剤7がスポット状に
塗布されている。そして、ラベル1は所定の長さでカッ
トされて両端部1aを溶剤系接着剤あるいはヒートシー
ルにより接合される。第3図はこの状態を示す斜視図で
あり、ラベル1はホットメルトタイプの接着剤7を介し
て容器11の側壁12に予備固定されている。このとき
、ラベル1の延伸樹脂フィルムの延伸方向は巻き回し方
向と平行である。このようにして予備固定されたラベル
1は、加熱されて熱収縮し容器11の側壁12に密着固
定される。第4図はラベル1が密着固定された容器11
を示す下方からの斜視図である。なお、熱収縮のための
加熱条件は、ラベルの材質に応じて適宜決定することが
できる。
このようなラベル1の容器11の側壁12への密着固定
は、容器11の搬送路に沿って、容器11の側壁12ヘ
ラベルを巻き回して予備固定を行う工程と、熱収縮によ
る密着固定を行う工程とを配置することにより、一連の
工程で容易に容器へのラベルの取り付けが行える。また
、ラベル1を密着固定したことにより、容器11は断熱
性が付与され、電子レンジで調理した後に容器を手で取
り扱うことができ、また内容物の保温機能も備えること
になる。
は、容器11の搬送路に沿って、容器11の側壁12ヘ
ラベルを巻き回して予備固定を行う工程と、熱収縮によ
る密着固定を行う工程とを配置することにより、一連の
工程で容易に容器へのラベルの取り付けが行える。また
、ラベル1を密着固定したことにより、容器11は断熱
性が付与され、電子レンジで調理した後に容器を手で取
り扱うことができ、また内容物の保温機能も備えること
になる。
なお、本発明のラベルを密着固定する対象の容器11は
、充填する内容物の種類、容器の使用条件、容器に要求
されるガスバリアー性等の特性に応じて、熱可塑性樹脂
、紙、熱可塑性樹脂と紙との積層体、熱可塑性樹脂と紙
と金属箔との積層体等の材料を使用することができる。
、充填する内容物の種類、容器の使用条件、容器に要求
されるガスバリアー性等の特性に応じて、熱可塑性樹脂
、紙、熱可塑性樹脂と紙との積層体、熱可塑性樹脂と紙
と金属箔との積層体等の材料を使用することができる。
熱可塑性樹脂を使用した容器としては、例えばポリプロ
ピレン樹脂(PP)、エチレン−酢酸ビニルアルコール
共重合体(EVOH)等を射出成形したもの、ある1、
1はPP/EVOH/PPの3層共押出シシートを真空
成形、圧空成形等により2次成形したもの等がある。こ
のような容器の形状は適宜決定することができる。また
、内容物が充填された容器11の開口部13を密封する
蓋材14は、容器11に要求されるガスバリアー性等の
特性と、容器11のフランジ部15との融着適性が要求
される。例えば、容器11が上述のPP/EVOH/P
Pの3層構成である場合、蓋材14はポリエチレンテレ
フタレート樹脂(PET)/ナイロン樹脂(NY)/ポ
リプロピレン樹脂(P P)の3層構成としてもよい。
ピレン樹脂(PP)、エチレン−酢酸ビニルアルコール
共重合体(EVOH)等を射出成形したもの、ある1、
1はPP/EVOH/PPの3層共押出シシートを真空
成形、圧空成形等により2次成形したもの等がある。こ
のような容器の形状は適宜決定することができる。また
、内容物が充填された容器11の開口部13を密封する
蓋材14は、容器11に要求されるガスバリアー性等の
特性と、容器11のフランジ部15との融着適性が要求
される。例えば、容器11が上述のPP/EVOH/P
Pの3層構成である場合、蓋材14はポリエチレンテレ
フタレート樹脂(PET)/ナイロン樹脂(NY)/ポ
リプロピレン樹脂(P P)の3層構成としてもよい。
この場合、PET層は蓋材に適度の腰を与え、PP層は
容器11のフランジ部15と融着されて易開封層の作用
をなす。また、NY層はバリアー性を有するが、NY層
の代わりにアルミニウム箔を用いてもよい。
容器11のフランジ部15と融着されて易開封層の作用
をなす。また、NY層はバリアー性を有するが、NY層
の代わりにアルミニウム箔を用いてもよい。
実 験 例
つぎに、実験例に基づき本発明をさらに詳細に説明する
。
。
実験例−1
ラベル、容器、蓋材を下記の構成として、第2図乃至第
4図に示されるように容器の側壁にラベルを密着固定し
た。
4図に示されるように容器の側壁にラベルを密着固定し
た。
eラベル:OPSフィルムと発泡PSシートとをドライ
ラミネートしたラベル OPSフィルム・・・25μm(裏印刷あり)発泡PS
シート・・・170μm 発泡PSシートの発泡倍率・・・5倍 ・容器: PP/EVOH/PP(7)3層構造φ蓋
材:PET/NY/PPの3層構造P E T−12a
m NY ・・・ 15 μm PP ・・・40 μm 上記のラベルは、容器に内容物を充填し蓋材により開口
部を密封し、この容器にレトルト殺菌(110℃、45
分間)を施した後に容器の側壁に密着固定した。ラベル
の熱収縮は100℃、1分間で行った。
ラミネートしたラベル OPSフィルム・・・25μm(裏印刷あり)発泡PS
シート・・・170μm 発泡PSシートの発泡倍率・・・5倍 ・容器: PP/EVOH/PP(7)3層構造φ蓋
材:PET/NY/PPの3層構造P E T−12a
m NY ・・・ 15 μm PP ・・・40 μm 上記のラベルは、容器に内容物を充填し蓋材により開口
部を密封し、この容器にレトルト殺菌(110℃、45
分間)を施した後に容器の側壁に密着固定した。ラベル
の熱収縮は100℃、1分間で行った。
作成された容器のラベルは容器基部に良好に密着固定さ
れており、またOPSフィルムに施した裏印刷は鮮明な
状態が維持されていた。
れており、またOPSフィルムに施した裏印刷は鮮明な
状態が維持されていた。
また、この容器の蓋材を剥離し、ポリプロピレン樹脂を
射出成形した有人キャップで容器の開口部を覆い、電子
レンジで調理を行ったが、ラベルの密着固定状態は良好
であった。
射出成形した有人キャップで容器の開口部を覆い、電子
レンジで調理を行ったが、ラベルの密着固定状態は良好
であった。
実験例−2
ラベルを下記のラベルとし、このラベルを内容物を充填
する前の容器に実験例−1と同条件で密着固定した。
する前の容器に実験例−1と同条件で密着固定した。
藝うベル:OPPフィルムと発泡PPシートとをドライ
ラミネートしたラベル OPPフィルム・・・20μm(裏印刷あり)発泡PP
シート・・・140μm 発泡PPシートの発泡倍率・・・3倍 密着固定されたラベルの状態および電子レンジで調理さ
れた後のラベルの状態は、実験例−1と同様に良好であ
った。
ラミネートしたラベル OPPフィルム・・・20μm(裏印刷あり)発泡PP
シート・・・140μm 発泡PPシートの発泡倍率・・・3倍 密着固定されたラベルの状態および電子レンジで調理さ
れた後のラベルの状態は、実験例−1と同様に良好であ
った。
比較例−1
ラベル発泡倍率を2倍およびラベル発泡倍率を11倍と
した他は実験例−1と同様にして容器にラベルを固定し
た。
した他は実験例−1と同様にして容器にラベルを固定し
た。
しかし、容器に固定された各ラベルは熱収縮時の歪みに
より発生したしわが見られた。
より発生したしわが見られた。
比較例−2
ラベル発泡倍率を1.5倍およびラベル発泡倍率を6倍
とした他は実験例−2と同様にして容器にラベルを固定
した。
とした他は実験例−2と同様にして容器にラベルを固定
した。
しかし、容器に固定されたラベルは熱収縮時の歪みによ
り発生したしわが見られた。
り発生したしわが見られた。
以上詳述したように、本発明によればラベルは熱収縮率
のほぼ等しい延伸樹脂フィルムと発泡樹脂シートとの積
層体からなっているので、熱収縮時に均一な収縮が生じ
、しわの発生が防止されて良好な状態で密着固定され、
さらに、延伸樹脂フィルムに設けられた印刷層にも熱収
縮時の過度の歪みが作用しないので、ラベルは鮮明な印
刷を維持することができる。
のほぼ等しい延伸樹脂フィルムと発泡樹脂シートとの積
層体からなっているので、熱収縮時に均一な収縮が生じ
、しわの発生が防止されて良好な状態で密着固定され、
さらに、延伸樹脂フィルムに設けられた印刷層にも熱収
縮時の過度の歪みが作用しないので、ラベルは鮮明な印
刷を維持することができる。
第1図は本発明のラベルの概略断面図、第2図は容器の
側壁にラベルが巻き回される状態を示す斜視図、第3図
は容器の側壁にラベルが予備固定された状態を示す斜視
図、第4図はラベルが密着固定された容器を示す下方か
らの斜視図である。 1・・・ラベル、2・・・延伸樹脂フィルム、3・・・
発泡樹脂シート、4・・・接着剤層、5・・・印刷層、
11・・・容器、12・・・側壁、13・・・開口部、
14・・・蓋材、15・・・フランジ部。
側壁にラベルが巻き回される状態を示す斜視図、第3図
は容器の側壁にラベルが予備固定された状態を示す斜視
図、第4図はラベルが密着固定された容器を示す下方か
らの斜視図である。 1・・・ラベル、2・・・延伸樹脂フィルム、3・・・
発泡樹脂シート、4・・・接着剤層、5・・・印刷層、
11・・・容器、12・・・側壁、13・・・開口部、
14・・・蓋材、15・・・フランジ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱収縮により容器の側壁に密着固定されるラベルに
おいて、 前記ラベルは熱収縮率がほぼ等しい延伸樹脂フィルムと
発泡樹脂シートとを前記延伸樹脂フィルムが外側層とな
り前記発泡樹脂シートが内側層となるように積層された
構造であり、前記延伸樹脂フィルムの前記発泡樹脂シー
トとの積層面に印刷層を有することを特徴とするラベル
。 2、前記延伸樹脂フィルムは延伸ポリプロピレンフィル
ムあるいは延伸ポリスチレンフィルムであり、前記発泡
樹脂シートは発泡ポリプロピレンシートあるいは発泡ポ
リスチレンシートであることを特徴とする請求項1記載
のラベル。 3、前記ラベルは、容器の側壁に巻き回され接着剤を介
して予備固定され熱収縮により密着固定されることを特
徴とする請求項1または2記載のラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2147952A JP2978531B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2147952A JP2978531B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | ラベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441233A true JPH0441233A (ja) | 1992-02-12 |
JP2978531B2 JP2978531B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=15441790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2147952A Expired - Fee Related JP2978531B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978531B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0667234A1 (en) * | 1994-02-15 | 1995-08-16 | Owens-Illinois Labels Inc. | Multilayer label material |
-
1990
- 1990-06-06 JP JP2147952A patent/JP2978531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0667234A1 (en) * | 1994-02-15 | 1995-08-16 | Owens-Illinois Labels Inc. | Multilayer label material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2978531B2 (ja) | 1999-11-15 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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