JPH0441080Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441080Y2
JPH0441080Y2 JP1985053449U JP5344985U JPH0441080Y2 JP H0441080 Y2 JPH0441080 Y2 JP H0441080Y2 JP 1985053449 U JP1985053449 U JP 1985053449U JP 5344985 U JP5344985 U JP 5344985U JP H0441080 Y2 JPH0441080 Y2 JP H0441080Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
handle
sealed
packaging bag
base patch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985053449U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61169036U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985053449U priority Critical patent/JPH0441080Y2/ja
Publication of JPS61169036U publication Critical patent/JPS61169036U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441080Y2 publication Critical patent/JPH0441080Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、特に米穀類あるいは塩のような粒
状物や粉状物を内部に収容し、その上端開口縁部
を巻込んだ状態で袋口を密封して提供するような
密封包装用袋に使用される提手部材に関する。
従来の技術 従来、米穀類あるいは塩などの粒状物や粉状物
を収容し、かつその袋口を密封して提供するよう
な密封包装袋には提手部材が設けられていなかつ
た。したがつて、そのままの状態では持ち運びに
不便であつたため、販売店では別の手提げ袋を提
供し、その袋の中に前記密封包装袋を入れて持ち
帰り易いようにしていた。ところが、これでは別
の手提げ袋を新たに準備しなければならず、不経
済である。そこで、例えば第5図および第6図に
示すように、下向き略コ字状に形成した一対の提
手帯45,45の両下端45a,45aを、袋体
48の袋口48cより少し下方の外側部に設けた
取付帯41により固定することが考えられる。こ
の袋体48の袋口48cは、第6図に示すよう
に、袋体48上部の巻込縁部48aを巻込んだ
後、熱融着することによつて密封されるものであ
る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような提手部材Eを有する
袋体48にあつては、その提手帯45が袋口密封
作業の邪魔になつてその作業を能率良く行うこと
ができないという不都合がある。また、袋口密封
後の状態にあつても、第6図に示すように、提手
帯45,45が袋体48の上端より突出した状態
となるため運搬、保管の際に嵩張るのみならず、
店頭において商品を陳列する際にも外観体裁に劣
るという難もある。
この考案は、上述の問題点に鑑みなされたもの
であつて、袋体の袋口密封作業に何等支障を与え
ることなく、また袋体に取付けた状態において、
袋口の密封前後を問わず嵩張らず、しかも外観体
裁の良好な密封包装袋用提手部材を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 而して、この考案は、密封用包装袋の袋口巻込
縁部に沿つてその外側面に貼着され、上記巻込縁
部を巻込んで袋口を密封した状態においてその密
封された包装袋の上端縁部の綾線に、幅方向の中
間部が一致した状態として使用される帯状の密封
包装袋用提手部材であつて、 裏面がその全面を貼着部となされた軟質合成樹
脂製シートからなるベースパツチと、幅方向の中
間部に長手方向に沿つて所定長の切欠部が形成さ
れた同じく軟質合成樹脂製シートからなる提手形
成部材とよりなり、 該提手形成部材が前記ベースパツチ上に配置さ
れ、かつ少なくとも前記提手形成部材の両端部が
前記切欠部両端からそれぞれ長手方向両端に向か
つてV字状にベースパツチに融着され、前記切欠
部の両側に、両端がベースパツチに斜めに融着さ
れた一対の提手部を有するものとなされているこ
とを特徴とする密封包装袋用提手部材を要旨とす
るものである。
軟質合成樹脂材料としてはポリエチレンが好適
に用いられる。
実施例 以下この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
第1図ないし第4図は、この考案の実施例に係
る提手部材Aを示すものであつて、裏面がその全
面を貼着部となされた長方形のベースパツチ1上
に、これと同形同大の提手形成部材2を重ねて適
宜融着し、外観が一枚のシート状に形成されてな
るものである。これらは、いずれも軟質合成樹脂
製のシートであつて、その材料としてはポリエチ
レンが好適に用いられる。
提手形成部材2は、その幅方向の中間部に長さ
方向に沿つて所定長の細長い切欠部3が形成され
ると共に、その両側に該切欠部3より長く、しか
も平行に切目4,4が形成されたものである。そ
して該提手形成部材2の両側部が前記切目4,4
の外側において前記ベースパツチ1に帯状に融着
されると共に、同形成部材2の両端部が前記切欠
部3の両端からそれぞれ長手方向両端に向つてV
字状となるように切欠部3の端部と切目4の端部
とを結ぶ線に沿つてベースパツチ1に帯状に融着
されている。図中6,7はそれぞれ融着部を示
す。而して、前記切欠部3の両側に両端が斜めに
融着された一対の提手部5,5を有するものとな
されている。このように提手部5両端の融着部7
を斜め外方に形成することによつて、その融着部
7にかかる荷重がその全幅に亘つて均一化され、
提手部5が耐荷重性に優れたものとなる。
この提手部材Aは、第3図に示すように、袋体
8の袋口巻込縁部8aに沿つてその外側面に貼着
して使用されるものである。ベースパツチ1は、
その裏面がその全面を貼着部となされたもので、
裏面の全面に塗布された接着剤層を介して袋体8
に貼着されている。もつとも、あらかじめベース
パツチ1の裏面に感温性接着剤層を形成してお
き、加熱することにより袋体8に貼着するように
しても良い。
この袋体8の袋口密着作業は、第4図に示すよ
うに、前記提手形成部材2の切欠部3が稜線8b
と一致するように前記巻込縁部8aを巻き込み、
熱融着して行われる。
而して、この提手部材Aの提手部5,5が、そ
の密封された袋体8の上部綾線8bを介して両側
に位置するものとなされている。
この両提手部5,5は、使用時にはそれ自体の
有する柔軟性によつて袋体8の上方に持ち上げら
れて相互に接しあるいは重なつた状態となつて使
用される。
考案の効果 この考案に係る密封包装袋用提手部材は、上述
のとおり、密封用包装袋の袋口巻込縁部に沿つて
その外側面に貼着され、上記巻込縁部を巻込んで
袋口を密封した状態においてその密封された包装
袋の上端縁部の綾線に、幅方向の中間部が一致し
た状態として使用される帯状のシート状物である
から、密封前の包装袋に貼着された状態でも提手
部が突出せず、自動充填作業および袋口密封作業
を何等支障なく行うことができる。加えて嵩張ら
ないことより運搬、保管に好都合であるのみなら
ず、袋口密封後に包装袋を陳列する際にも外観体
裁を良好に保ちうる。
また、いずれも軟質合成樹脂製シートのベース
パツチと提手形成部材とよりなり、提手形成部材
がベースパツチ上に配置され、かつ両者が融着さ
れてなるものであるから、その製作が容易であ
り、量産に適するものであつて製造コストの低減
化を図りうる。
更に、上記提手部が軟質合成樹脂製シートから
なるものであるから、使用時においては適度に伸
びて何等不都合なく使用されうる。
この提手部材のベースパツチは、その裏面が全
面に亘つて貼着部となされたものであるから、貼
着面積を十分大きくとることができる。従つて、
十分な貼着強度が得られ、使用時に包装袋よりベ
ースパツチが剥がれにくいばかりか、このベース
パツチによつてその全面に引張り荷重が分散され
るので耐荷重性に優れたものとなる。
また、少なくとも提手形成部材の両端部が、該
形成部材の幅方向の中間部に長手方向に沿つて形
成された切欠部材両端からそれぞれ長手方向両端
に向かつてV字状にベースパツチに融着され、上
記切欠部材の両側に、両端がベースパツチに斜め
に融着された一対の提手部材を有するものとなさ
れ、この提手部が、密封された包装袋の上端縁部
の綾線を介して両側に位置した状態として使用さ
れるものであるから、使い勝手が良好であるばか
りか、提手部を持つて持ち運びする際に荷重が提
手部の両端融着部の全幅に亘つて均等に分散され
る。従つて、提手部の両端を幅方向に平行に融着
した場合のように、その両端融着部の一端縁に荷
重が局部的にかかつて該一端縁より裂けてしまう
というような不都合を回避し得、もつて提手部の
耐荷重性を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は一部切欠全体斜視図、第2図は
第1図−線の断面図、第3図は包装袋の袋口
巻込縁部に貼着した袋口密封前の状態を示す全体
斜視図、第4図は包装袋の袋口密封後の使用状態
を示す全体斜視図である。第5図および第6図は
従来品を示すもので、第3図および第4図に対応
する全体斜視図である。 1……ベースパツチ、2……提手形成部材、5
……提手部、7……融着部、8……密封用包装袋
(袋体)、8a……袋口巻込縁部、8b……綾線、
A……提手部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 密封用包装袋の袋口巻込縁部に沿つてその外
    側面に貼着され、上記巻込縁部を巻込んで袋口
    を密封した状態においてその密封された包装袋
    の上端縁部の綾線に、幅方向の中間部が一致し
    た状態として使用される帯状の密封包装袋用提
    手部材であつて、 裏面がその全面を貼着部となされた軟質合成
    樹脂製シートからなるベースパツチと、幅方向
    の中間部に長手方向に沿つて所定長の切欠部が
    形成された同じく軟質合成樹脂製シートからな
    る提手形成部材とよりなり、 該提手形成部材が前記ベースパツチ上に配置
    され、かつ少なくとも前記提手形成部材の両端
    部が前記切欠部両端からそれぞれ長手方向両端
    に向かつてV字状にベースパツチに融着され、
    前記切欠部の両側に、両端がベースパツチに斜
    めに融着された一対の提手部を有するものとな
    されていることを特徴とする密封包装袋用提手
    部材。 (2) 軟質合成樹脂材料がポリエチレンである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の密封包装袋用
    提手部材。
JP1985053449U 1985-04-09 1985-04-09 Expired JPH0441080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053449U JPH0441080Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053449U JPH0441080Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169036U JPS61169036U (ja) 1986-10-20
JPH0441080Y2 true JPH0441080Y2 (ja) 1992-09-28

Family

ID=30574323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985053449U Expired JPH0441080Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441080Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2531180Y2 (ja) * 1989-04-28 1997-04-02 株式会社 山形グラビヤ 缶用包装袋
DE20311386U1 (de) * 2003-07-25 2003-10-16 Bischof & Klein Verpackungsbehälter aus Kunststoffolie

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604916U (ja) * 1983-06-23 1985-01-14 横河電機株式会社 計器用バランスウエ−ト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604916U (ja) * 1983-06-23 1985-01-14 横河電機株式会社 計器用バランスウエ−ト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61169036U (ja) 1986-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4539705A (en) Bag with carrying handle
CA2537408C (en) Multi-handled sealed bag
US4765477A (en) Package for individual, disposable sanitary articles and a method of manufacturing such a package
US5971613A (en) Bag constructions having inwardly directed side seal portions
JPH0441080Y2 (ja)
US3348761A (en) Hangable packaging receptacle
EP1176104A2 (en) Bag with handle for packing bulk products
WO1990008708A1 (en) Bandlike packing material
US3884411A (en) Carton handle
JPS59187505A (ja) 吊り下げ部成形包装方法及びその装置
JP3005754U (ja) 合成樹脂製の包装用袋
JPH11130089A (ja) 通気性包装袋
JPS6025419Y2 (ja) 密封包装袋
JPS5927385Y2 (ja) 開閉自在な袋
JPS6025418Y2 (ja) 密封包装袋
JP2537579Y2 (ja) ジッパー付き袋
JPH0235650Y2 (ja)
CA1220173A (en) Bag with carrying handle
JPS644701Y2 (ja)
JPS6232430Y2 (ja)
JPS601615Y2 (ja) 合成樹脂フイルム製の袋
JPH0344691Y2 (ja)
JPS5855149Y2 (ja) 包装体
JPS607337Y2 (ja) 粘稠物質用袋
JPS644696Y2 (ja)